2020年5月28日(木)発売の、PS4, Xbox One向けアクションゲーム『BAYONETTA&VANQUISH』(ベヨネッタ&ヴァンキッシュ)。
※海外では、2020年2月18日時点で既に発売されています。
本作は、PS3・Xbox360で発売されたクライマックス・アクションゲーム『BAYONETTA(ベヨネッタ)』と、シューティングアクションゲーム『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』の2タイトルの10周年を記念して、1本のソフトにまとめた作品です。
ハード | PS4, Xbox One |
発売元 | 株式会社セガゲームス |
価格 | 3,990円+税 |
ジャンル | BAYONETTA:クライマックス・アクション VANQUISH:シューティング・アクション |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2020年5月28日(木)※海外では2020年2月18日に発売されています。 |
このゲームについて:
オリジナル版からフレームレートや解像度が向上し、より滑らかな動きでゲームをプレイすることが可能!
さらに『BAYONETTA』は従来の英語ボイスに加えて日本語ボイスにも対応。
『VANQUISH』はダウンロードコンテンツとして配信されていた特殊武器「ブーストマシンガン」「レーザーキャノン」「アンチアーマーピストル」がオリジナル版から追加される。
"ベヨネッタ"、"ヴァンキッシュ" ともに、PS3・Xbox360版で発売された際は、その爽快なアクション性によって国内外から高い評価を受けた作品です。
今回発売される合作では、いずれのタイトルもPS4・Xbox One向けにリマスターされており、オリジナル版からフレームレート・解像度が向上した状態でプレイすることが出来ます。
また、ベヨネッタには英語ボイスだけでなく日本語ボイスも収録されています。
そしてヴァンキッシュにはDLCとして配信されていた武器が初めから追加されています。
未プレイの方はもちろん、既にプレイしたことのある方でも楽しめる内容となっているようです。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
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海外メディアの評価スコア&レビューコメント
The Games Machine -2つの傑作を鮮やかなグラフィックで楽しめる
Score:93点
本作では、10年前に発売された2つの傑作を、美しくなったグラフィックで楽しむことができる素晴らしい作品です。
2020年になった今プレイしても、アクションに古さは一切感じません。爽快なコンボを決めるのに成功した際などには、心臓がドキドキします。
これら2タイトルをプレイしたことがない、または最大限のクオリティでプレイし直したい方には非常にオススメしたい1作です。
GOODな点
- 2つの傑作を鮮やかなグラフィックで楽しめる
- 白熱する爽快なコンボ
- 未だに洗練されたゲーム性
- 手ごろな価格
BADな点
- グラフィックの安定化以外に、追加要素がない
We Got This Covered -10年経った今でも絶対的なアクションゲームであり続ける2作
Score:90点
これら2作品は、10年経った今でも絶対的なアクションゲームであり続けています。
ベヨネッタは、同ジャンルの中で最も滑らか&深みのある戦闘要素を備えています。
またヴァンキッシュは、不断のアクション要素により終始白熱したプレイが実現されています。
グラフィックも見栄えが良くなっており、ゲームの動作(パフォーマンス)自体もより安定しています。
アクションゲームの傑作をプレイしたい方には是非プレイしてもらいたい作品です。
GOODな点
- 10年経った今でも絶対的なアクションゲームであり続ける2作
- 再びプレイする価値のあるアクション性
- 見栄えの良くなったグラフィック
- 安定したパフォーマンス(フレームレート等)
BADな点
- ベヨネッタのQTE(クイックタイムイベント)は好きじゃない
Trusted Reviews -今でもプレイするのが楽しいゲーム
Score:90点
ベヨネッタ・ヴァンキッシュの2作品とも、今でもプレイするのが楽しいゲームです。
パフォーマンスおよびグラフィックの改善具合も素晴らしく、これらの傑作を最高の状態で、しかも手ごろな価格で楽しめる点には非常に満足です。
ヴァンキッシュは難易度によっては6時間ほどでクリアできるため、ボリュームには以前から賛否ありました。
しかし、1秒1秒が白熱する瞬間に満たされているため、アドレナリン出しっぱなしでプレイできるアクションゲームの傑作です。
GOODな点
- 今でもプレイするのが楽しいゲーム
- 手ごろな価格
- 最高の状態のグラフィックでプレイできる
- パフォーマンスおよびグラフィックの改善が素晴らしい
BADな点
- もう少し他にも追加要素があっても良かった
- 一部のシステムに関してはさすがに古臭く感じる
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Digital Chumps -むしろ現代の方が通用するヴァンキッシュ
Score:85点
2作品ともグラフィックに磨きがかかっており、今プレイしてもアクション性に古さは一切感じません。
ただ、ベヨネッタのQTE(クイックタイムイベント)は悪意を感じ、当時の負の遺産であると言えます。
一方で、ヴァンキッシュに関しては、むしろ現代の方が通用するのではと感じます。
発売当時、オンライン非対応のソロ用ゲームとしてリリースされたヴァンキッシュに対して、多くの批判の声が上がりました。
しかし、"ソロ専ゲーム" というジャンルが受け入れられた現代においては、シングルプレイに特化したゲーム性が逆に高評価される点となっています。
GOODな点
- 光沢に磨きのかかったグラフィック
- むしろ現代の方が通用するヴァンキッシュ
- 今でも魅力的なバトルアクション
- 雰囲気自体は以前のまま楽しめる
BADな点
- 悪意のあるQTE(クイックタイムイベント)
BaziCenter -優れた芸術的なデザイン
Score:80点
ベヨネッタ、ヴァンキッシュの2作はいずれも素晴らしく、現代で求められる基準をも満たす高品質なゲームです。
特にベヨネッタに関して、ワールドや敵キャラの優れた芸術的なデザインは、綺麗になった解像度と滑らかなフレームレートによって、より見栄えの良いものになっています。
最近リリースされたゲームの中でも、この2作品に匹敵するゲームを見つけるのはなかなか難しいでしょう。
これらのアクションゲームを再体験することができるのは、非常に楽しいものです。
GOODな点
- 現在求められる基準を満たす、高品質のゲームプレイ
- 優れた芸術的なデザイン
- 綺麗な解像度と滑らかなフレームレート
BADな点
- 新しい追加コンテンツは無い
- 一部の音楽は魅力的でない
GamingTrend -ロード時間が短縮されたことによる弊害
Score:75点
本作では2タイトルについて、依然として素晴らしいスタイリッシュアクションを楽しむことが出来ます。
ベヨネッタに関しては、PS3版では不安定なフレームレートや白みがかったグラフィックが不評でしたが、今作で完全に改善されています。
ただし、いずれの2作についてもストーリーは淡泊であり、面白みに欠けます。
また、ベヨネッタはロード時間にアクションの練習をすることができましたが、今作ではロードが大幅に短縮されたおかげで、アクションの練習が出来なくなってしまっている点が、リマスター化の弊害の一つとして挙げられるでしょう。
GOODな点
- スタイリッシュで豊富なアクション要素
- 安定した60fps
- 最高の状態でプレイ可能
BADな点
- いずれもストーリーテリングの部分で劣っている
- ヴァンキッシュの混乱するポイントシステム
- ベヨネッタのロード時間が短くなった反面、練習できる場がなくなった
総合評価(トータルスコア)
総合Score(PS4版):85点
総合Score(PS4版):84点
GOODな点
- 10年経った今でも絶対的なアクションゲームであり続ける2作
- 見栄えの良くなったグラフィック
- 安定したパフォーマンス(フレームレート等)
- 手ごろな価格
- 現在求められる基準を満たす、高品質のゲームプレイ
- 優れた芸術的なデザイン
BADな点
- ベヨネッタのQTE(クイックタイムイベント)は好きじゃない
- もう少し他にも追加要素があっても良かった
- 一部のシステムに関してはさすがに古臭く感じる
- いずれもストーリーテリングの部分で劣っている
- ベヨネッタのロード時間が短くなった反面、練習できる場がなくなった
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『BAYONETTA&VANQUISH』についての海外メディアの感想となります。
ベヨネッタとヴァンキッシュの2タイトルはいずれも、PS3・Xbox360向けに発売された当時から非常に評価の高い作品でした。
いずれも10年経った今プレイしても、古臭さを全く感じさせないアクションゲームです。
その2タイトルを1つのソフトで遊ぶことができるため、全体的に高い評価を得ています。
特に、グラフィックの向上・フレームレート安定化の2点については、いずれのレビュアーからも好評でした。
この2作の洗練されたアクション性は『昨今リリースされたゲームでも匹敵するものはほとんど無いだろう』とまで述べるレビュアーがいるほど、改善されたパフォーマンスで滑らかな戦闘を楽しむことが出来ます。
また、約3,000円+αで購入できる価格についても、非常に手ごろであると好評です。
一方で、グラフィック等の改善以外に、追加要素・コンテンツが何も無い点については不満を述べるレビュアーもいました。
また、一部のゲームシステム(QTE等)に関してはさすがに古く感じるとも述べられており、流石に時代を感じさせる部分も残っているようです。
しかし、全体的には非常に評価の高い合作となっており、これらの傑作を完全な状態でプレイすることができると、絶賛するレビュアーが多くいました。
10年経った今でも評価の高いアクションゲームをプレイしたい、またはプレイし直したい方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)