2019年9月10日(火)発売の、PS4, PC(Epic Gamesストア)・Xbox One向けホラーアドベンチャーゲーム『The Walking Dead: The Telltale Definitive Series』。
※PC版は日本語未対応です。また、PS4, Xbox版は海外版のみとなっています。
本作は、人気コミック『ザ・ウォーキング・デッド』をアドベンチャー化した『The Walking Dead: A Telltale Games Series』の完全版となります。シリーズの全シーズンの内容、およびDLC『400Days』、ミニシリーズ『The Walking Dead: Michonne』などがすべて含まれているほか、ゲームプレイに関する各点において改善が施されています。
ハード | PS4, Xbox One・PC(Epic Gamesストア)※いずれも日本語未対応 |
販売元 | Skybound Entertainment |
価格 | 49.99ドル(約5,000円) |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2019年9月10日(火) |
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このゲームについて:
本作には『The Walking Dead: A Telltale Games Series』の全シーズンおよびDLC「400 DAYS」、ミニシリーズ『The Walking Dead: Michonne』に加えて、いくつかのボーナスが収録されています。
- グラフィック機能の強化:
シーズン4の“Graphic Black”アートスタイルを過去の全シーズンにも適用。完全なダイナミックライティングも含む。- 舞台裏ボーナス:
開発者、声優、その他チームメンバーによるゲームの開発舞台裏。10時間を超える開発者のコメンタリーやその他制作資料も。- ゲームプレイの改善:
キャラクターパフォーマンス、リップシンク、およびその他ゲームプレイとUI機能の強化で完全な『The Walking Dead』体験。- 多くのデジタルボーナス:
全シーンから40曲以上を収録する音楽プレイヤー、アートギャラリー、音声再生可能な3Dモデルビュワー、新しい3Dフロントエンド(オリジナルのメニューと音楽も含む)
『The Walking Dead: The Telltale Definitive』シリーズは、舞台となる世界観は原作ノベル『ザ・ウォーキング・デッド』と同じですが、脚本は完全オリジナルとなっています。
登場人物もオリジナルキャラクター中心ですが、原作との共通人物も出現するなど、ファンサービスも豊富に含まれたアドベンチャーゲームとなっています。
上記のように、本作では今までのシリーズの内容がすべて含まれており、DLCやミニシリーズも含まれるほか、グラフィックやゲームプレイなど多数の点でプレイアビリティが向上しており、まさに完全版となっています。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Generación Xbox -シリーズの決定的な完全版
Score:92点
ライティング、車道エフェクト、描写、キャラクターのモデリングなど、グラフィック面では改善が施されており、従来シリーズの体験をより一層高めています。
全てのシリーズと追加コンテンツが含まれているため非常にボリュームがあり、普通にプレイしていくだけでも50時間を超えるほど遊び尽くせます。
GOODな点
- 全てのストーリーを遊ぶことが出来る
- 申し分のないサウンドトラック
- 10時間分以上の追加コンテンツ
- グラフィックの大幅な改善
BADな点
- 長いロード時間
- ゲームを中断させる小さなバグ
SomosXbox -改善されたグラフィックは、新鮮さをもたらす
Score:85点
改善されたグラフィックは4K映像並みの美しさとまでは言えないものの、全シリーズにおいて『Graphic Black』の(漫画調な)描画処理が施されているため、キャラクターと背景のグラフィックがより良く表現されるようになっています。
以前は多々見られたフレームレート低下の問題も解消されており、既プレイでも新鮮な気持ちで遊ぶことが出来ます。
GOODな点
- シリーズを通して遊ぶことが出来る
- 追加コンテンツの数々
- グラフィックの改善により、新鮮な気分になれる
BADな点
- 字幕に関していくつかのバグ
GameSpew -素晴らしい追加要素の数々
Score:80点
追加された要素は非常に素晴らしいものばかりです。
キャラクターギャラリーでは、お気に入りのキャラにポーズをとらせたりセリフを言わせることが出来ます。また、制作の舞台裏を映した映像も収録されており、ゲーム制作の様子を垣間見ることもできます。
そのほか、シリーズにおける140曲以上のサウンドトラックを聴くことが出来るなど、最高に充実した内容になっています。
GOODな点
- キャラクターギャラリーなど、数多くの追加要素
- グラフィックの改善
- フレームレートの改善
BADな点
- いくつかのバグ
- アチーブメントのポイントが1,000sしかない(Xbox版)
TheXboxHub -最高のストーリーが全て詰まった最終作品
Score:80点
2010年代における最高のストーリーがすべて詰まっており、50時間以上のコンテンツ量になっています。
フレームレート低下の問題も解消され、『Graphic Black』によるアメコミ風描画が施されたグラフィックは非常に魅力的です。本作をまだプレイしていない人は、強くおすすめします。
GOODな点
- 最高のストーリーが全て楽しめる
- バグとパフォーマンスの改善
- 大量のコンテンツ
BADな点
- 第3シーズンはイマイチ
- もっと深くまで踏み込んだ、開発者の解説が欲しかった
総合評価(トータルスコア)
総合Score:84点
GOODな点
- 最高のストーリーを全て遊ぶことが出来る
- グラフィックの大幅な改善
- 大量の追加要素(キャラクターギャラリー・制作映像の収録等)
- バグ・フレームレートの改善
- 50時間を超える、ボリューム満点のコンテンツ量
BADな点
- いくつかのバグ(字幕等)はまだ健在
- 長いロード時間
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『The Walking Dead: The Telltale Definitive Series』についての海外メディアの感想となります。
シリーズの集大成作品ともあって、前作までにおけるほぼすべての不具合が改善されています。また、グラフィックも原作コミック調の『Graphic Black』と呼ばれる描画になっており、既プレイ者でも新鮮な気持ちで遊ぶことが出来ます(オン / オフ選択可能)
また、キャラクターギャラリーや、制作秘話を収録した映像、好きなサウンドトラックを聴けるシステムなど、非常に多くの要素が追加されており、シリーズを全てプレイしてきたレビュアーでも、十分に楽しむことが出来る作品になっているようです。
ただ、途中で字幕が消えるなどの小さなバグが見られ、ロード時間が多少長い点がマイナスポイントとなっています。
しかし、いずれのレビュアーも大きな欠点は見つからなかったとしています。元々、本シリーズ自体の完成度が非常に高いため、それがすべて収録されており、かつ豊富な要素が追加されている今作は、まさにシリーズの決定版となっているようです。
『ザ・ウォーキング・デッド』シリーズが好きな方は、是非プレイしてみてはいかがでしょうか?日本語には対応していませんが、英語の勉強に丁度良いかもしれませんね(゚∀゚)
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