最近では、実物の貨幣を使わず、スマホやクレジットカードなどによる "キャッシュレス決済" が主流になってきていますね!
▼レジに置かれた端末にクレジットカードをかざすだけで、支払いを完了できるタッチ決済。
米国や中国など、多くの国・地域ではすでにキャッシュレス決済が日常の中で一般化しており、実際に貨幣や硬貨を取り出して支払うことの方が少ないです。
日本においても、新型コロナウイルスの影響により "タッチ決済" をはじめとするキャッシュレス決済が急速に普及しつつあります。
そのような中、日本・東京の企業である "株式会社EVERING(エブリング)" が、さらに便利なタッチ決済を実現するための次世代スマートリング『EVERING(エブリング)』の一般販売を、2021年10月より開始しました!
届いたばかりのVisaタッチ決済対応指輪『EVERING』を早速使ってみました!充電いらずでいつでもタッチ決済できるめちゃ便利ツール。
支払い時に店員さんの「何やってんだコイツ」⇒「えっ!なにそれ!?」って感じの反応が毎回面白いです(*´∀`)笑#スマートリング #EVERING pic.twitter.com/96KrVbdYSe— ふかふか(ゲマステ!- Gamers Station) (@FukaFuka295) October 14, 2021
▼指輪型の決済ツール
『EVERING(エブリング)』は、指輪型の決済ツールです。
見た目は完全に指はそのものであり、4.5 ~ 13(USサイズ)の大きさのバリエーションが用意されています。
▼材質は非アレルギー素材のジルコニアセラミックを採用しており、金属アレルギーなどがある方でも安心して装着できます。
EVERINGは VISA決済(タッチ決済)に対応したプリペイド型の決済ツールであり、専用のスマホアプリを経由してチャージした分だけ、決済に利用することができます。
スーパーマーケットやコンビニ、デパート、飲食店や自販機など、VISAのタッチ決済に対応している店舗であれば、EVERINGを利用した決済を行うことができます。
▼指輪をレジの決済端末にかざすだけで、あっという間に支払い完了!VISAクレジットカードをそのまま指輪型にしたものと考えると良いでしょう。
専用のスマホアプリに紐づけたクレジットカードを用いて、指輪にチャージします。チャージに対応しているクレジットカードブランドは以下の通り。
【対応カードブランド(記事執筆時点)】
- VISA
- JCB
- Mastercard
- American Express
- Diner
EVERINGにはバッテリーや電池などは内蔵されておらず、充電や電源を一切なしで利用し続けることができます。
クレジットカードよりもコンパクトな大きさで、指に装着できるため携行性に極めて優れています。
またスマホのように、充電切れの心配をする必要もありません。
まさに次世代の決済ツールと言えるスマートリングとなっています!
今回、提携先より本製品のレビューを依頼されたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます。
製品本体および付属品
EVERINGは、現時点(記事執筆時点)において、開発元の公式販売ページより購入することが可能です。
購入前に、必ず販売ページの注意事項に目を通してください。
また、指輪サイズは4.5 ~ 13(USサイズ)までのバリエーションが用意されています。販売ページには指の太さに対応するサイズの選び方などが紹介されているので、自宅の巻き尺などを使って最適なサイズを注文しましょう。
▼ちなみに、私は11サイズを選びました。
▼実際に届いたときの様子。
▼EVERINGの入った小箱と、取り扱い上の注意点が書かれた用紙が入っています。よく目を通しておきましょう。
▼小箱を開けると、指輪がスッポリと収まっています。
▼小箱の下にも取扱説明書が入っています。
▼アクティベーション方法など利用上の注意点が詳しく書かれているので、よく確認しておきましょう。
内容物一覧
- EVERING本体
- お買い上げ明細書(返品・交換連絡票付き)
- EVERING説明カード
- 取扱説明書
EVERINGの外観
EVERING(指輪)自体は非常にシンプルな見た目となっています。
▼余計な装飾なども一切ありません。
▼ジルコニアセラミック製の外観は光沢が見られ、手触りもツルツルしています。
高級感はありませんが、安っぽさも感じられません。良い感じに目立たないデザインになっているのではないでしょうか。
▼なお、非常に見えづらいですが、内側にはサイズ表記(私の場合は "11" )と、VISAのロゴが薄っすら印字されています。
実際にはめてみた様子
実際に指にはめてみました!
▼どうでしょうか、結構似合ってる?(*´∀`)
▼手を大きく振ってもズレ落ちない程度の密着感が理想的ですね。
▼シンプルな見た目のおかげでオラついているようには見えないため、職場などにはめていっても問題ないと思います。
私は指にはめて使用していますが、ヒトによってはネックレスにして首からぶら下げてみても良いかもしませんね!
サイズが合わない場合は交換申請を
ちなみに、もしも届いた指輪のサイズが合わなかった場合、一度のみ、EVERINGの交換を申請することができます。
実は私も、1回目に13サイズを申請したのですが、はめて見ると大きすぎて全く合っていませんでした。
▼指の測り方を間違えたせいで、ぶっかぶか(´・ω・`)
そこで交換を申請して、現在の11サイズに変えてもらったのです。
とても親切なサービスですが、指輪のアクティベーションを行ってしまうと、その時点で交換は不可となってしまいます。
そのため、届いた時点ですぐに指輪サイズの確認を行うことを強くオススメします。
なお、交換自体は無料で行ってもらうことが可能です(送料は別途かかります)。
交換方法や条件などは、公式サイトに掲載されています。
- 交換方法を教えてください | EVERING 公式サイト
EVERINGのアクティベーション手順
EVERINGの利用を開始するためには、スマートフォンやタブレット端末に公式アプリをインストールする必要があります。
上の公式アプリをインストール後、起動するとアカウント登録画面が表示されます。
▼購入時に公式サイトで登録したアカウントとは異なります。新たに作成してください。
アカウント登録後、SMSによる認証を行う必要があります。
▼ここで、SMS認証が可能な端末(電話番号が割り振られたスマホ等)が必要になります。
認証完了後、EVERINGのアクティベーションが開始されます。ここを経ると指輪の交換が不可となってしまうので、サイズが合っているかを再度確認しておきましょう。
▼サイズが合わない場合は "中断して交換" へ。
指輪のアクティベーション方法は、『QRコードスキャン』と『アクティベーションコード入力』の2通りがあります。
『QRコードスキャン』の場合、購入時に小箱を包んでいたビニール袋にQRコードが張られているので、アプリのカメラで読み取りましょう。
『アクティベーションコード入力』の場合、商品出荷時、登録メールアドレス宛に送信されたメール本文にコードが記載されているので、そのコードを入力しましょう。
以上で指輪のアクティベーションが完了します!
手順自体はいたってシンプルなため、誰でも迷うことなく進められると思います。
あとは、EVERINGを使用する本人の情報を入力していきます。
クレジットカードからのチャージ
EVERINGで支払いを行うには、上述したように、アプリ経由でクレジットカードからチャージ(入金)する必要があります。
EVERINGのアクティベーションが完了すると、チャージに利用するクレジットカードの登録画面が表示されます。
チャージに利用できるクレジットカードブランドは、以下の通りです。
【対応カードブランド(記事執筆時点)】
- VISA
- JCB
- Mastercard
- American Express
- Diner
ちなみに私は、アメリカン・エキスプレスを利用しています。
- アメリカン・エキスプレス®・カード 一覧はコチラ(入会特典あり)
クレジットカード情報を登録すると、EVERINGへのチャージ(入金)が可能となります。
▼一か月間のチャージ上限額は合計12万円までです。
チャージ(入金)にあたり、手数料などは一切かかりません。チャージ金額は、登録クレジットカード宛に請求されます。
▼チャージが完了すると公式アプリ上にEVERINGの残高が表示されるようになります。
以上の手順で、EVERINGを用いた決済を行うことができるようになります!
実際に支払った時の様子
実際にEVERINGを指にはめて、デパートやコンビニなどで決済を行ってみました!
上述したように、VISAのタッチ決済に対応した店舗であれば、EVERINGによる支払いを行うことができます。
▼このマークがある店舗(レジ)が目印です。
まずはEVERINGを指にはめた状態で、店舗を訪れます。
あとは商品をレジに持っていき、支払い時に店員さんに対して『クレジットカードで』と伝えます。
すると店員さんがクレジットカードのタッチ決済を行う準備をしてくれるので、決済端末が光ったら、指をグーのカタチで端末にかざしましょう。
※場合によっては『カードタッチ決済で』と伝える必要もあります。
すると、クレジットカードをかざした時のように、瞬時に支払いを完了することができます!
▼実際に支払った時の様子
上動画を見ても分かるように、指を端末にかざした瞬間に決済が完了します。読み取り速度も速く、いちいちクレジットカードやスマホを取り出す必要もないため、とても楽です。
見た目的にも、この上なくスマートな決済方法であると言えます( ゚∀゚)カコイイ!!
▼別のレジでも支払った様子
▼決済が完了すると、その都度アプリ上に通知が届きます。
クレジットカードやスマホではなく腕を差し出すため、初めは店員さんに『何やってんだコイツ(´・ω・`)』みたいな目で見られることがあります。
しかし決済が完了した瞬間に『え!マジで何それ!?(゚Д゚)』みたいなリアクションをとられることもあるので、結構楽しいです 笑。
EVERINGが届いてから数十回は支払いを行ってみましたが、今のところ一度も決済に失敗したことはありません。優れた認証精度を実現できていると思います。
支払い時の指のカタチに注意
なお、EVERINGを利用した支払い時には、指のカタチに注意する必要があります。
下画像のように、決済端末の認識面に対して並行に指をかざすと、決済(読み取り)に失敗することがあるようです。
そのため、支払う時は指をグーのカタチにして、決済端末の認識面に対して垂直に指をかざす方法が正解です。
せっかくカッコよく支払おうとして失敗すると結構恥ずかしいので、手の向きとカタチには注意しましょうね!
チャージ残高不足の場合は決済に失敗する
また、EVERINGにチャージされている残高が、支払額に対して不足している場合、決済に失敗します。
▼実際に失敗した時の様子
一応、EVERINGアプリには "オートチャージ機能" が用意されており、残高が設定金額を下回る場合、自動で決められた額を入金されるようにできます。
しかしオートチャージ機能は、あくまで "残高が決定額を下回ったタイミング" において入金が行われます。
そのため、残高不足のタイミングで入金される機能ではない点に注意してください。
決済に失敗しないためにも、支払い前にはアプリを確認するなど、EVERINGのチャージ残高には常に気を付けておきましょう。
チャージ可能額はアプリ上で確認可能
上述した通り、EVERINGはひと月で上限12万円までのチャージを行うことができます。
あといくらチャージできるのかは、アプリの "リング利用状況" より確認することが可能です。
なお、EVERING自体は合計100万円の利用額に達し次第、別のリングへの交換が必要となります(EVERING社から新しいリングが届きます)。
計100万円という上限額に対してどのように感じるかは人によって異なると思いますが、常日頃からキャッシュレス決済を主としている私個人としては、300万円くらいまで上限を上げてほしかったというのが正直な意見です。
ワンクリックで利用停止!紛失した場合でも安心
EVERINGの利用方法を見て気づいた方も多いと思いますが、EVERING自体は決済にに本人確認やパスワード入力などが一切必要ないため、誰でも使えてしまいます。
道端に落とした場合は、知らない第三者に使われてしまう場合もあります。
もちろん、この指輪(EVERING)自体が決済ツールだと知っている人は現時点でかなり限られていると思うので、不正利用される可能性は低いかもしれません。また、プリペイド式のため、入金した金額以上は利用されないというメリットもあります。
それでも、紛失した場合は心配になりますよね。
そのような時は、アプリ上からワンクリックでEVERINGの利用を停止することができます。
ただでさえ無くしやすいサイズなので、この機能があれば普段から安心して身に着けることができますね!
指輪型の次世代決済スマートリング『EVERING』
- 性能:(☆5)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆4.5)
- 価格(コスパ):(☆4.5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『EVERING』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 気軽に身に着けられる指輪型のデザイン
- 使用に充電や電源が不要
- 1回までサイズ交換が可能
- 実にスムーズで素早い決済が可能
- プリペイド式のためチャージ額以上に利用し過ぎない
- 紛失した場合でも安心の利用停止機能
悪かった点
- 上限チャージ額が少なめ(1ヶ月あたり12万円まで)
- 合計100万円利用ごとにリングの交換が必要
以上の通り、実にスムーズで素早い決済を行うことができる、次世代のスマートリングとなっています。
指にはめられる指輪型デザインのため、クレジットカードを持ち歩くよりもラクです。チャージした金額分のみ利用できるプリペイド式のため、クレジットカードのように無尽蔵に使ってしまうこともありません。
また使用にあたり充電や電源が不要なため、スマホのようにいちいちバッテリー残量を気にする必要も無いです。
そしてVISAのタッチ決済に対応している店舗(レジ)であれば、全国どこでも利用できるため、実用性も優れています。
一方で、チャージ上限額がひと月あたり12万円までと少なめであり、合計100万円分の決済を行った時点でリングの交換が必要になるなど、面倒な点もあります。あくまでちょっとした支払い用のツールとして利用すると良いでしょう。
いずれにせよ、今後は電車やバスなど公共交通機関の支払いにも対応することが予想されるため、利便性はますます向上していくでしょう。
まさに次世代の決済ツールであると言えます!気になっている方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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