2021年10月12日(火)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向け協力型ゾンビFPSゲーム『BACK 4 BLOOD』(バック・フォー・ブラッド)通称:B4B。
本作は、『Left 4 Dead』シリーズ制作陣が手掛ける新作の協力型ゾンビFPSゲームです。
人類のほとんどが殺されるか、寄生虫“デビルワーム”に感染している壊滅的な世界を舞台に、最大4人で仲間と協力してストーリーや高難度のミッションをクリアしていきます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Turtle Rock Studios |
価格 | スタンダード・エディション:8,580円(税込) デラックス・エディション:11,550円(税込) アルティメット・エディション:12,430円(税込) |
ジャンル | 協力型ゾンビFPS |
プレイ人数 | 1~8人(オンライン協力・対戦プレイ対応) |
リリース日 | 2021年10月12日(火) |
このゲームについて:
『Left 4 Dead』シリーズの制作陣が新たに贈るスリリングな協力型FPS、『Back 4 Blood』。本作では人間の死体を宿主として繁殖する極めて危険なパラサイトであり、残り僅かな人類さえをも飲み込もうとする「リドゥン」との壮絶な戦いが待ち受けます。人類が絶滅の危機に瀕する中、リドゥンを根絶し、世界を取り戻せるかは、あなたにかかっています。
人間の死体を宿主として繁殖する極めて危険なパラサイト『リドゥン』によって滅亡の縁に立たされた世界を舞台に、"クリーナー" と呼ばれるスペシャリストたちが集結し、リドゥンから世界を取り戻すために戦っていきます。
本作では最大3人のフレンドと一緒に、計4人でのオンライン協力プレイが可能となっています。ストーリーモードや高難易度ミッションを、仲間と一緒に攻略していきましょう!
また、クリーナー側とリドゥン側とで分かれて戦う、最大8人でのPvP(対戦)モードも用意されています。
まったく新しいローグライトなカードシステムの採用されており、プレイするたびに異なる展開が待ち受け、緊迫感あふれる戦闘が味わえます。
プレイヤーのアクションに応じて最大6メートルにまで変異するボスなど、絶えず手強くなる凶悪なリドゥンの大群を相手に、手に汗握る戦いや多様性に満ちたゲームプレイを常に楽しむことが可能です。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
MGG Spain -Left 4 Deadの完全な進化形
Score:82点
本作の協力プレイモードは非常に楽しく、フレンド達と一緒にストーリーや難易度の高いミッションの数々をクリアしていくのは、とても強い達成感があります。
各ゲームを開始する前には能力アップ(リロード速度改善、ダメージ増加など)効果のあるカードを選んでデッキを組むしステムが用意されており、進むにつれてゲームプレイの多様性が増していきます。
武器や道具のカスタマイズ要素も豊富であり、ステージ攻略中に即興で効果的な道具を創り上げる場面はテンションが上がります。
そして発売時点で非常に多くの遊べるコンテンツが用意されているほか、今後アップデートでさらなるDLCの追加が予想されるため、コンテンツ寿命も長いゲームとなっています。
Left 4 Deadの完全な進化形とも言える作品です。
良かった点
- とても楽しい協力プレイ
- 多様性のあるカードシステム
- 武器などの豊富なカスタマイズ要素
- 多くのコンテンツボリューム
悪かった点
- BOTのAIは頭が悪すぎる
- L4Dほどの緊張感は無い
Hobby Consolas -友達と遊ぶのがとても楽しいゲーム
Score:80点
本作は、友達やフレンドと一緒に遊ぶのがとてつもなく楽しい作品です。大量のゾンビ相手に銃火器をぶっ放していく体験は実に白熱します。
幅広い難易度オプションも用意されており、シューティングゲーム初心者からベテランまで、常に満足度の高いゲームプレイが可能となっています。
何より、各ミッションごとにランダム性と多様性を追加するカードシステム(能力強化等)のおかげで、毎回異なる内容のゲームプレイを楽しむことができます。
コンテンツにも拡張性があり、今後DLCなどの配布によってどんどん拡張されていくでしょう。
Left 4 Deadの正統な後継作とも言える、可能性を含んだ作品です。
良かった点
- フレンドと遊ぶのはとても楽しい
- 多様性を追加するカードシステム
- 拡張性のあるコンテンツ
- 幅広い難易度オプション
悪かった点
- PvPモードはやや面倒
- シングルプレイのみではすぐに飽きるかもしれない
PlayStation Universe -友達と一緒に遊ぶにはうってつけの作品
Score:80点
本作は優れたゾンビホラーゲームであると同時に、素晴らしい協力型FPSゲームでもあります。
各ステージは細部まで作り込まれており、敵の配置など、常にフレンド達と緊張感を感じつつプレイできる設計がなされています。
カードシステムも深みのあるシステムであり、ゲームプレイに多様性を与えることで、何度プレイしても飽きづらい工夫がなされています。
そして何より、大量の敵たちとの銃撃戦は実に白熱する体験です。PS5版ではデュアルセンスコントローラの機能(ハプティックフィードバック、アダプティブトリガー)を上手く活用することで、銃撃時のトリガーの重さや反動などを感じ取ることができて、没入感と迫力が増します。
友達と遊ぶ協力プレイシューティングゲームを探しているのであれば、まさにうってつけの作品です。
良かった点
- 優れた協力FPSゲームプレイ
- 活気のある作り込まれたステージの数々
- 深みのあるカードシステム
- 様々なタイプの敵キャラ
- デュアルセンスコントローラの機能を活用(PS5版)
悪かった点
- ストーリー性はほとんどないに等しい
- ソロプレイで進行不可になる等のバグ
- 武器から別の武器へアタッチメントの交換ができない
COGconnected -満足度の高い銃撃戦
Score:79点
本作はLeft 4 Deadを彷彿とさせる作品ですが、差別化を図るためのいくつかの工夫がなされています。
例えばカードシステムは各マッチごとに適度なランダム性を与え、毎回のゲームプレイが単調になるのを防いでくれます。
また銃撃戦ではCODシリーズのようにスムーズなガンプレイが楽しめるようになっており、PS5版ではデュアルセンスコントローラのおかげで、没入感も増しています。
各ステージとも攻略するのが楽しい設計となっており、フレンドと一緒に隅々まで探索するのも面白いです。
シングルモードは魅力に欠けますが、協力プレイでは、Left 4 Deadに負けず劣らずの楽しい体験が可能でしょう。
良かった点
- 満足度の高い銃撃戦
- 面白いカードシステム
- 各ステージの優れた設計
- 没入感を高めるデュアルセンスコントローラの機能(PS5版)
悪かった点
- いくつかのバグ
- やり甲斐に欠けるシングルモード
- 発売時点においてコンテンツに深みが足りない
Finger Guns -Left 4 Deadほどの魅力は無い
Score:70点
本作における協力プレイは間違いなく楽しい体験であり、大量のゾンビたちとの銃撃戦も白熱して満足度が高いです。
各ステージはいずれも素晴らしいデザインがなされており、ゾンビゲーとしての雰囲気も見事に演出できていると言えます。
一方で、本作の原点となった『Left 4 Dead』ほどの魅力は無いと感じました。確かに色々と差別化するための要素は用意されていますが、そこまで革新的に感じるものではありません。
また途中までゲームプレイが簡単だと感じていたら、途中から急に難しくなって失敗しまくるなど、難易度曲線が適切に設定されていないように感じました。
Left 4 Deadが好きな方であればプレイする価値はあるでしょう。しかしいくらか改善の余地がある作品となっています。
良かった点
- 満足感の高い銃撃戦
- 楽しい協力プレイ
- 素晴らしいデザインのステージの数々
- 優れた雰囲気
悪かった点
- 徐々に反復的に感じてくる
- 独自のアイデンティティに欠ける
- 不規則な難易度曲線
- ストーリー性はほとんどない
総評:Left 4 Deadの正統な後継作とも言える、楽しい協力型ゾンビFPSゲーム
総合Score:79点
GOODな点
- とても楽しい協力プレイ
- 多様性を与えるカードシステム
- 武器などの豊富なカスタマイズ要素
- 多くのコンテンツボリューム
- 幅広い難易度オプション
- 活気のある作り込まれたステージの数々
- デュアルセンスコントローラの機能を活用(PS5版)
BADな点
- BOTのAIは頭が悪すぎる
- シングルプレイのみではすぐに飽きるかもしれない
- 徐々に反復的に感じてくる
- 独自のアイデンティティに欠ける
- 不規則な難易度曲線
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『BACK 4 BLOOD』についての海外メディアの感想となります。
とても楽しい協力プレイが体験できるゾンビFPS
本作における最大4人での協力プレイは、率直に言ってとても楽しいと評価されており、友人やフレンドと一緒に遊ぶにはまさにうってつけの作品であると述べられています。
各ステージとも細部まで作り込まれており、大量のゾンビが出現する銃撃戦もやり甲斐のある難易度となっているため、常に緊張感のあるCo-opプレイを楽しめるとのこと。
豊富なパーツでカスタマイズした銃火器を使って敵を倒すのは満足度が高く、PS5版ではデュアルセンスコントローラのおかげで、トリガー重さや反動などをじかに感じられて没入感が高まります。
そして各マッチにおいて利用できる能力を付与するためのカードシステムは、ゲームプレイに程よい多様性を与えており、毎回のマッチが単調に感じるのを防ぐことができていると好評です。
Left 4 Deadと比べて革新的な要素に欠ける
一方で、確かにカードシステムなど差別化を図る要素は実装されているものの、Left 4 Deadと比べて革新的な要素に欠けるとも述べられていました。ゲームプレイ自体がLeft 4 Deadに似たり寄ったりであり、もう少し差別化を図るか、斬新なアイデアを取り入れてほしかったという意見もありました。
また、シングルモードのみではゲームプレイが単調に感じて刺激に欠けるため、すぐに飽きてしまうかもしれないとのこと。
他には、BOT(AI)の頭が悪い、難易度調整が下手などの指摘が見受けられました。ここら辺の点に関しては、今後のパッチで修正されると嬉しいですね。
協力プレイゲーを探している方にはうってつけ!
いずれにせよ、『面白い協力プレイゲームを探している方にはうってつけの作品』であるとして、いずれのレビュアーからも比較的高い評価を付けられている作品です。
最大4人での協力プレイ、そして最大8人でのPvP戦はいずれも白熱するゲームプレイが可能であり、何度でも遊びたくなる中毒性もあるとのこと。
コンテンツも満足度の高いボリュームとなっており、今後配信されるDLC次第では、長期に渡って寿命が延びるであろうとも予想されています。
Left 4 Deadが好きな方であれば、ハマることができるだろうと評価されています。
リア友やフレンドと一緒に遊ぶゲームを探している方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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