2019年8月30日（金）発売のPlayStation4（プレイステーション4）・PC（Steam）・Xbox One向けホラーアドベンチャーゲーム『THE DARK PICTURES - MAN OF MEDAN（マンオブメダン）』。
※PC（Steam）およびXbox One（ダウンロード版）の発売は8月30日ですが、PS4版は2019年内となっています。
"THE DARK PICTURES" シリーズは、複数の作品で構成されたブランチング・シネマチック・ホラーゲームです。今作『MAN OF MEDAN（マンオブメダン）』はその序章となっており、オンラインで協力プレイも可能です。
| ハード | PS4、PC（Steam）、Xbox One |
| ジャンル | ホラーアドベンチャーゲーム |
| プレイ人数 | 1～2人 |
| 発売日 | PS4版：2019年内
PC・Xbox One（DL版）：2019年8月30日（金） |
| 価格（税抜） | PS4版：未定
PC・Xbox One（DL版）：3,456円（税込） |
| CERO（対象年齢） | D（17歳以上） |
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THE DARK PICTURES: MAN OF MEDAN（マン・オブ・メダン）とは：
THE DARK PICTURESシリーズの第１弾ゲーム。南太平洋沖にダイビング旅行へと繰り出した5人の若者達。海に沈んだ、第2次世界大戦中の戦闘機が見られる絶好のダイビングスポットで楽しい休暇を過ごしていた。しかし、とある嵐の日を境に、彼らの旅行は突如として不吉なものへと変わる。
プレイヤーが操作するのは5人の若者達。様々な怪奇現象が巻き起こるマン・オブ・メダン号を舞台に生き残るため探索を行いながら、ゲームを進行していく。時折発生する、選択肢によって、彼らの生死につながる重大な結果が引き起こされることも。誰が生き残り、誰が死ぬのか。全てはプレイヤーの手に委ねられる。
幽霊船における若者たちの恐怖体験を描いた作品となっています。全てのプレイヤブルキャラクターに生と死の可能性があるため、『Detroit: Become Human』のように、登場人物の運命はプレイヤーの選択に委ねられています。
またオンラインモードも搭載されており、友人と2人で恐怖体験を共有したり、もしくは家で１つのコントローラを最大５人で共有して、一緒に物語を進める楽しさもあります。
今回は本作について、現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
DarkStation - 友人と恐怖体験を共有できる楽しさ
Score：90点
オンライン、もしくはオフラインで友人と一緒に恐怖体験を共有すると非常に楽しく、友人同士で家にゲーム機を持ち寄って遊んだ楽しさを思い出させてくれます。
原文
GOODな点
- 映画を操作できているかのようなリアリティ。
- 細かく作り込まれたセット、美しいグラフィック、そしてキャラクターモデルの出来が素晴らしい。
- プレイする人によって物語が全く違う方法に進むので面白い。
- ミスるとメインキャラが死ぬハラハラ感がある。
BADな点
- 急な操作を求められるにもかかわらず、フレームレートの遅れやフリーズが起こる場合がある。
Gameblog.fr - 新感覚の協力ホラーゲーム
Score：80点
新感覚の協力プレイが楽しく、ホラーアドベンチャーゲームの新しい可能性を提供している。グラフィックも綺麗だが、たまにテクスチャの貼り遅れや処理落ちが起こるなど、甘い点がある。
原文
GOODな点
- 非常に美しいグラフィック
- 良い恐怖が体験できる
- エンターテイメント性の高いゲームプレイング
- 友人との協力プレイ
BADな点
- たまに起こるレンダリングの遅れと処理落ち
- 時代遅れな雰囲気
- たまに操作性が悪くなる
Eurogamer Italy -プレイヤーが主体となって進めていく映画
Score：80点
これは受動的の楽しむゲームではなく、もはやプレイヤー自らが判断し、構築していく"映画"の楽しさを含んでいます。
GOODな点
- オンライン協力プレイが面白い
- プレイヤーが自ら判断して"映画"を組み立てていける楽しさ
BADな点
- トーチ（松明）が全く意味を成していないなど、役に立っていないゲーム要素が多い。
- いくつかのゲーム内処理が遅い
Trusted Reviews -プレイヤーの影響力が大きい
Score：70点
本作のストーリー設定自体はそこまで印象的なものではないが、記憶に残るキャラクター、テンポの良い展開、そして友人との協力プレイは素晴らしい楽しさをもたらしてくれます。
GOODな点
- 独創的な緊張感と恐怖
- キャラクターのキャスティングが良い
- プレイヤーの選択によって大きな影響がある
BADな点
- 全体的に少し短い
- 設定自体はそこまで刺激的ではない
Game Revolution -テンポが良く、興味をそそる謎を含んだストーリー
Score：70点
ストーリーには説得力がありテンポよく進行する。また興味をそそる謎も含まれているため、最後までプレイする価値は存分にあります。ただしテクスチャの貼り遅れなど、いくつかの技術的な部分で問題あり。
GOODな点
- 緊迫した不気味な雰囲気
- 多くの分岐ポイントにより膨大なパターンのストーリー進行が可能
- 説得力があり、テンポの良いストーリーと興味をそそる謎
BADな点
- 不安定なフレームレートとテクスチャ遅れ
- 開始時点の登場人物はかなりうっとおしい
- プレイヤーをうんざりさせるような、素早くジャンプしなくてはいけないシーンが山ほどある
IGN Italia -フレームレート遅延などグラフィック上の問題がある
Score：60点
ゲームの雰囲気はよくシナリオも興味深い。オンラインプレイ時は他人がどの選択を選ぶか、興味があって面白い。ただ映像処理（特にフレームレート遅延）の問題については、ゲーム性を大きく損なっているため改善する必要がある。
GOODな点
- 協力プレイ時における他人の選択が興味深い
- 雰囲気が良い
- 興味深いシナリオ
BADな点
- 操作しづらいコマンドシステム
- 選択肢を選ぶ時間が短すぎるため、自分の意志とは間違った方向に進めてしまうことがある
- フレームレート遅延など、グラフィック技術に問題がある
Gamer.no -『ジャンプの恐怖』が多すぎて安っぽく単調
Score：40点
実際にプレイしてると面白い瞬間はたくさんあり、グラフィックについても非常に良くできている。しかし、いきなりジャンプをしなければいけないタイミングがあるのだが、それが何度も何度も起こる（ジャンプの恐怖）。そういった演出の安さ・単調さがこのゲームからは感じられる。
GOODな点
- グラフィックが良い
- ゲームプレイ中は楽しい場面が何度もある
BADな点
- ジャンプタイミング（ジャンプの恐怖）が多すぎて、しかも操作も単調なため演出の安さを感じさせられる。
- キャラクターもシナリオフローも、この手のゲームに期待するレベルに追い付いていない。
総合評価（トータルスコア）
総合Score：70点
GOODな点
- グラフィック、マップの作り込みが良い
- オンライン、もしくは自宅でのオフライン協力プレイが楽しい
- 恐怖を感じられる雰囲気が良く出ている
- テンポの良いストーリー展開
BADな点
- テクスチャの貼り遅れ、フレームレート遅延など、ゲーム性を損なう技術的な問題が発生する
- ジャンプなど、単調なQTE（クイックタイムイベント）が山ほどある
※『総合スコア』は、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されています。
※ここで紹介している総合評価は記事執筆時点のものです。
以上が『THE DARK PICTURES - MAN OF MEDAN（マンオブメダン）』の、海外メディア評価のまとめとなります。
今作はホラーアドベンチャーゲームとしては珍しく、オンラインモードでの協力プレイに対応しています。また、自宅で友人と各5名のキャラクターを操作する協力プレイも可能であり、これらが高評価を得ています。また、グラフィックやマップの造り込みも良好なようです。
しかし一方で、急な操作を要求されるQTEでは致命的なフレームレート遅延・処理落ちなどが発生しているようで、いずれのレビューサイトもこの点を問題として挙げています。
ゲーム自体は選択肢が多く、進め方の自由度が高いため非常に面白い内容になっているみたいです！(ﾟ∀ﾟ) 今後のパッチなどで問題が修正されることを期待したいですね。
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