2020年11月11日(水)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX, PC向けアクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリード ヴァルハラ』(Assassin's Creed Valhalla)。
本作は、ユービーアイソフトの人気アクションゲーム『アサシンクリード』シリーズの、12作目にあたる最新作です。
現行世代機(PS4・XB1)と次世代機(PS5・XSX)でのマルチプラットフォームとなっており、次世代機版ではより進化したアサシンクリードのオープンワールドを堪能することが出来ます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX, PC |
開発元 | Ubisoft Montreal |
価格 | 通常版:8,400円+税 ゴールドエディション:12,000円+税 アルティメットエディション:14,400円+税 コレクターズエディション:24,000円+税 |
ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2020年11月11日(水) |
このゲームについて:
舞台はヴァイキングの侵攻が活発だった9世紀のヨーロッパ。 プレイヤーは戦士団のリーダー・エイヴォルとして新たな定住の地を求め、イングランドの4つの王国(ウェセックス、ノーサンブリア、イースト・アングリア、マーシア王国)へとヴァイキングの民を導くことになる。
本作のタイトルにもなっている「ヴァルハラ(Valhalla)」は、世界の終焉「ラグナロク」に備えて北欧神話の主神・オーディンが戦士を招聘する館を意味する言葉。 ヴァイキングの間では「勇猛に戦った戦士は死後ヴァルハラに招かれる」という伝承に従い、戦い抜いて討ち死にする事が最上の名誉とされていた
今作はヴァイキングの一員として、9世紀のヨーロッパを舞台に戦いと冒険を繰り広げます。
広大なオープンワールドでは様々なクエストをこなしたり、遺跡を探索して財宝を探し当てたりと様々なアクティビティを楽しむことが可能。
素材を集めて武器・装備を強化したり、特殊なスキルを発動させたりとRPG要素も色濃くなっています。
次世代機版では4Kグラフィックでプレイすることができ、PS5版ではデュアルセンスコントローラのハプティックフィードバック機能にも対応しているため、ゲーム内の感覚をリアルな振動で感じ取ることが出来ます。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Daily Star -シリーズの新たな成功
Score:100点
本作は9世紀のヴァイキングという新たな舞台において、見事に成功を果たしました。
次世代機の性能で描かれるヨーロッパの風景は実に美しく、印象的で何度も足を運びたくなるロケーションが多数存在しています。
各地にはクエストや探索要素が用意されているほか、ランダムイベントなどで住民たちとの交流もできるため、これまで以上にワールド全体が生命感に溢れています。
そしてプレイヤー自身の選択でゲーム進行が大きく変化していくため、高い没入感を提供すると同時に、何度も周回したくなる楽しさがあります。
PS5・XSXが発売された暁には、絶対にプレイすべき作品です。
良かった点
- 活き活きとしたワールド
- ゲームに影響を与える多くの選択肢
- 何度もプレイしたくなるコンテンツ
- 美しいグラフィック
- 印象的な風景の数々
- 魅力的なストーリー
悪かった点
- 特に無し
Hey Poor Player -今年プレイした中で最も楽しい作品の1つ
Score:90点
本作のスキルツリー(育成)要素および能力のカスタマイズ要素は非常に作り込まれており、プレイヤーごとに全く異なったスタイルのキャラクターを育て上げることが出来ます。
広大で美しいオープンワールドの冒険は刺激的で、各地に何百を超えるイベント、隠しボス戦、遺跡、そして収集要素が用意されており、RPGとしてのクオリティも高いです。
プレイヤーの選択によって展開やエンディングが分岐するため、クリア後も再度遊び直したくなる面白さがあります。
今作は、私が今年プレイした中で最も面白い作品の1つです。
良かった点
- 奥深いスキルツリー(育成)システム
- 豊富なアンロック要素(戦闘能力など)
- 刺激的な冒険
- 何度もプレイしたくなるエンディング分岐
- 何百ものイベント
- 膨大な収集要素
悪かった点
- 現行世代機(PS4・XB1)版ではフレームレート低下が多々発生する
JeuxActu -未知の土地を探索するワクワク感
Score:85点
北欧神話を取り入れたストーリー、および古き良き欧州の風景が広がるオープンワールドは今までにない雰囲気を醸し出しており、新鮮な気分で楽しむことが出来ました。
ワールドはいずれのロケーションも非常に美しく、未知の土地を新たに訪れる際にはとてもワクワクします。
戦闘は基本的に残酷ですが迫力があり、ヴァイキングの荒々しさを存分に堪能することが出来ます。
ストーリー展開および道中の探索など、全体的な展開もスムーズであり中だるみすることはありません。
ボリュームも膨大であり、長期的に遊び続けることのできるコンテンツとなっています。
良かった点
- 美しいグラフィック
- 豊富なコンテンツ量
- 北欧神話を取り入れたストーリー
- 残忍で迫力のある戦い
- スムーズな冒険の進行
- 長時間遊び続けられる寿命
悪かった点
- 現行世代機ではフレームレートが低下する
- シナリオの幾つかの場面が長すぎる
- 多少のバグ
JeuxActu -極限まで作り込まれた世界
Score:85点
本作におけるオープンワールドは、ただ広大なだけでなく、自然環境から建築物にいたるまで非常によく作り込まれています。
出来ることも多く、伝説の生き物を探したり、トレジャーハンターとして宝物を探したり、神秘的なロケーションを探索したりと楽しみが尽きません。
サイドクエストも多く用意されており、いずれも満足度の高い出来となっています。
何より素晴らしいのは、いずれの要素もゲームプレイを制限しておらず、プレイヤー自身が好きなタイミングで取り組むことが出来る点です。
本当にゲーム内で生活しているかのような没入感を生み出しており、何十時間も没頭することが出来ます。
良かった点
- めちゃくちゃ素晴らしい風景
- 作り込まれた自然環境と建築物
- 良い操作性
- 広大でやることが多いオープンワールド
- トレジャーハントが楽しい
- 満足感の高いサイドクエスト
- ストーリー展開に大きな影響を与えられる選択要素
悪かった点
- 全体的に難易度が低い
- 一部の課金要素
- スキルツリー(育成)が複雑すぎて分かりづらい
- いくつかの馬鹿げているサイドクエスト
Game Revolution -現行世代機(PS4・XB1)版において技術的な問題が散見される
Score:50点
本作では美しい自然と山々の風景が広がるオープンワールドを堪能することが出来、従来作とはまた異なった満足感を味わうことが出来ます。
育成システムの多様性のおかげで、様々な戦闘スタイルを楽しむことが出来るため、膨大な種類の敵キャラも併せて、ゲームプレイがワンパターンに感じることはありません。
一方で、現行世代機(PS4・XB1)版においてはクラッシュ、バグ、フレームレート低下などの問題が顕著であり、もはや次世代機でなければ本作を満足にプレイすることはできないでしょう。
また、肝心のオープンワールドに関してもロケーションやオブジェクトの使いまわしが多く、無理やり広げられた感があります。
ステルス要素はシリーズを追うごとに衰退しており、もはや "アサシン" クリードと言えるのかどうか甚だ疑問です。
良かった点
- 美しい自然と山々の風景
- 多様性のある戦闘スタイル
- 多くの種類の敵
悪かった点
- 頭の悪いAI
- 環境がいくつも使いまわされた、広すぎるオープンワールド
- クラッシュ、バグ、フレームレート低下などの問題(主に現行世代機において)
- ステルス要素はあまり発揮されない
総評:北欧神話が根付いた広大なワールドを探索する圧倒的なワクワク感
総合Score:85点
GOODな点
- ゲームに影響を与える多くの選択肢
- 何度もプレイしたくなるコンテンツ
- 美しいグラフィック
- 印象的な風景の数々
- 奥深いスキルツリー(育成)システム
- 何百ものイベント
- 膨大な収集要素
- 長時間遊び続けられる寿命
BADな点
- 一部の課金要素
- スキルツリー(育成)が複雑すぎて分かりづらい
- 多少のバグ
- 環境がいくつも使いまわされた、広すぎるオープンワールド
- クラッシュ、バグ、フレームレート低下などの問題(主に現行世代機において)
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『アサシン クリード ヴァルハラ』についての海外メディアの感想となります。
印象的なロケーションに満ちた美しいオープンワールド
次世代機の力で描かれるオープンワールドの風景は圧倒的に美しく、いくつもの印象的なロケーションが広がっているため、未知の地を訪れる際はいつもワクワクするとのこと。
ただ広いだけでなく、各地にはクエストや探索要素、隠しボス、ダンジョン攻略などの要素が無数に存在しているため、ありがちなスカスカオープンワールドにはなっていないようです。
キャラの育成に関しては、膨大な分岐を誇るスキルツリーが用意されており、プレイヤーごとに全く異なったキャラや戦闘スタイルを構築できます。
そしてストーリーはプレイヤーの選択次第で展開が分岐していき、マルチエンディング要素もあるため何度でもプレイしたくなる作品であると高く評価されていました。
現行世代機におけるパフォーマンスの問題
次世代機(PS5・XSX)では本作のパフォーマンスを最大限発揮できる一方で、現行世代機(PS4・XB1)においてはクラッシュ、フレームレート低下、テクスチャ貼り遅れなどの現象が起きると報告されており、性能の限界が感じられます。
本作を完全な状態で遊びたい場合には、次世代機版を選択することを強く推奨します。
その他、膨大な分岐を誇るスキルツリーが複雑すぎて分かりづらいなどの意見も見受けられました。
次世代機の力で描かれる広大な欧州の世界
いずれにせよ、いつものアサシンクリードとは一味異なった、新たな楽しさを提供している作品として、いずれのレビュアーからも非常に高い評価を得ている作品です。
物語・戦闘・育成・探索のいずれの要素に関しても高いレベルで作り込まれており、特にオープンワールドで未知の地を探索するのはこの上ないワクワク感を味わえるとのこと。
次世代機の力で描かれる広大で美しいオープンワールドを、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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