2020年3月20日(金)発売の、ニンテンドースイッチ向けコミュニケーションゲーム『あつまれ どうぶつの森』(英題:Animal Crossing: New Horizons)。
本作は、スローライフな町づくりを楽しめる『どうぶつの森』シリーズの最新作です。
従来作では引っ越し先の村での暮らしや、住民とのコミュニケーションを楽しめましたが、今作では何もない "無人島" を舞台に、ゼロから作り上げるという新たなテーマの作品となっています。
ハード | Nintendo Switch |
発売元 | 任天堂 |
価格 | 5,980円+税 |
ジャンル | コミュニケーションゲーム |
プレイ人数 | 1~8人(オンライン対応) |
リリース日 | 2020年3月20日(金) |
このゲームについて:
これまでのどうぶつの森シリーズでは「村」が主な舞台だったが、本作ではシリーズ初の無人島 を舞台としている。
プレイヤーは、商店や不動産業を営んでいた「たぬきち」が新たに始めた事業「たぬき開発」による「無人島移住パッケージプラン」に参加し、手つかずの島でたった2匹のどうぶつと共に一から生活をはじめることになる。
島で入手した素材で新たなアイテムを作成するシステム「DIY」など様々な新要素が追加されている。
また、おすそわけプレイによってシリーズ初となる同じ島に住むプレイヤーの同時プレイに対応している(最大4人まで)
今作では "一から作り上げる" がコンセプトとなっており、各種の道具から住む家に至るまで、島の材料を使ってゼロから手作りしていきます。
▼各道具にはレシピがあり、島で採取した材料を使ってクラフトしていく。
島を発展させていくと、次第に外部から色々な仲間が集まってきて賑やかな町になっていきます。
自分好みに島を発展させていくも良し、浜辺を眺めたり探索してノンビリ過ごすのも良しと、まるでマインクラフトのように自由度の高いゲームとなっています。
また、島には春夏秋冬の移り変わりがあり、季節によって天気・植物などが様々な変化を見せます。
そして今作では、最大8人までのマルチプレイ(ローカル&オンライン対応)が可能です。
友だちやオンライン上のフレンドと一緒に町を発展させたり、ゲームをして楽しむことができます。
また、ニンテンドースイッチ1台のみで、最大4人まで一緒に遊ぶことも可能です。
※画像参照:公式サイト
ただし、その場合は人数分のコントローラーが必要です。
自分の島には住民(ユーザー)が8人まで住むことができるため、家族みんなで無人島で生活しても楽しいかもしれませんね!(゚∀゚)
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
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海外メディアの評価スコア&レビューコメント
CGMagazine -本作のすべてが好き
Score:100点
今作ではできることが非常に多く用意されており、過去作ではできなかった建物の設置場所の指定、道路舗装、地形の変更など、あらゆることが自由にできるようになっています。
地平線や空・海の風景なども息を呑むほど素晴らしく、景色を眺めているだけでも何時間もプレイし続けられます。
本作をプレイする上でスイッチは最適なプラットフォームであり、ちょっとした空き時間に携帯モードでプレイするのは最高です。
私は本作の見た目・ゲーム性などすべてが好きで、プレイしている最中は幸せになれます。
まさしく老若男女にオススメしたいゲームであり、待った甲斐がありました。
GOODな点
- 建物の場所や、道路のルートなど、地形に関する操作も自由に可能
- できることが非常に多い
- 美しいグラフィック
- 時間ごとに変化する楽しい音楽
- スイッチでのプレイに最適なゲーム性
- 何時間もプレイし続けられる中毒性
BADな点
- 特に無し
Daily Star -"新たに開拓していく" というコンセプトが革命をもたらした
Score:100点
今作の "島を開拓する" というコンセプトは革命的です。
崖の風景が気に入らなけらば削ったり、川が邪魔であれば流れる方向を変えたりと、島の地理まで自由にカスタマイズしていくことが出来ます。
小石や枝、雑草などの天然資源をクラフトして道具を作っていき、フレンドたちと一緒に島を開拓していく作業は実に楽しいです。
オンラインへの接続も簡単であり、多人数が同時に参加してもパフォーマンスへの目立った影響はありませんでした。
そして島の開拓が進むにつれて、個性豊かな住民も増えていきます。
毎日がエキサイティングな冒険に満ちたゲームです。
GOODな点
- "新たに開拓していく" というコンセプトが、シリーズに革命をもたらした
- 鮮やかな島の情景
- テンポの良いゲーム進行
- 家族みんなでワイワイ遊べる
- 老若男女の誰もが楽しめるゲームデザイン
BADな点
- パーティプレイ時に、フォロワー(参加者)がアイテムを拾ったり、インベントリにアクセスできない点が厄介
COGconnected -夜が更けるまで充電器に繋いでプレイ!
Score:92点
今作はシリーズ全体を通して最高の体験かもしれません。
テントを張り、釣り、収穫し、果物を食べ、住民を募集し、店を建て、インフラ関係を整え、近所の人とおしゃべりして.... 等々
とにかく出来ることが多すぎて、途中で止められなくなります。
私はこのシリーズ作品で夢中になったことはありませんでした。
しかし今作では、毎晩充電器を繋ぎ続けて、夜が明けるまでプレイしています。
GOODな点
- できることが沢山ある
- (島や町などの)カスタマイズ要素が、新たなレベルに達した
- 永遠にプレイできるコンテンツ
- 途中で止められなくなる中毒性
- 夜が更けるまで充電器に繋いでプレイ!
BADな点
- 音楽がほとんどの場面で静かすぎる
- ゲームが楽しくなってくるまで、少し時間がかかった
-
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Game Informer -複数プレイヤーで島を共有するのが楽しい
Score:90点
今作には出来ることが非常に多く用意されているだけでなく、いずれの要素に関してもかなり深く作り込まれています。
例えば私は、博物館に生き物の標本を寄付することに、非常に熱心になることができました。
そして何と言っても、フレンドの島を訪ねることがとても楽しいです。
個性的な島のデザインを見ることができるだけでなく、フレンドとアイテムを取引したり、その島でしか買えない商品が店で売られていたりと、興味深い要素がたくさんあります。
毎日が新たな発見の連続です。
GOODな点
- 長くプレイし続けられるゲーム設計
- 見るべきこと、やるべきことが沢山ある
- いずれの要素もかなり深く作り込まれている
- 複数のプレイヤーが同じコンソールで島を共有できるのが楽しい
- 友人の島を訪れるのが面白い
BADな点
- 画面共有プレイは、『画面が煩雑になる』『特定のプレイヤーしかインベントリにアクセスできない』等の点でオススメできない
- ストーリー自体は単純
Critical Hit -現実よりも遥かに魅力的な世界
Score:85点
本作は、世界が今まさに必要としているような、とてつもなく楽しいゲームです。
愛らしいグラフィックで描かれる世界では、化石の収集、釣り、昆虫の捕獲、果物の栽培など、やりたいことは何でもできます。
自分の行動によって町(島)もリアルタイムに変化していきます。
そして、それらを自分のペースで自由に行うことが出来るため、プレイする度に心からリラックスできるゲームです。
GOODな点
- やりたいことが何でもできる
- リアルタイムで町に変化が起こる
- 今までプレイした中で、一番リラックスできる
- 現実よりも遥かに魅力的な世界
- 愛らしいデザイン
BADな点
- ゲーム初期ではツールがすぐに壊れるため、少しイライラする
- たまにカメラワークによって風景が見づらくなることがある
- 項目を選択する際に、クリックが多すぎると感じることがある
GAMINGbible -自分のペースで最高の島の生活を送ることが出来る
Score:80点
本作は非常に美しいゲームであり、楽しいサウンドトラックも相まって、今年の最もリラックスできるゲーム体験ができました。
カスタマイズ(開拓)の自由度は驚異的で、島で起こることはすべてプレイヤーの行動次第です。
マルチプレイでは新たな発見をフレンドと共有できるなど、非常に楽しいものになっています。
私は本作を2週間プレイし続けましたが、すでに数人の村人が移り住み、豪華な博物館、ローカルなお店、そして市庁舎などを持つ街へと成長しました。
現在は、時間をかけてローンを払い、植物に水をやるなどして、自分のペースで最高の島の生活を送っています。
ただしゲームの性質上、物事がリアルタイム(現実時間)ベースで進行するため、1日にほんの数時間しかプレイできない人にとっては辛いゲームかもしれません。
原文
GOODな点
- 季節ごとのイベントが楽しみ
- 美しいグラフィック
- 楽しいサウンドトラック
- 自分のペースでリラックスしてプレイできる
- リアルタイムで変化していく楽しさ
- 嬉しさを共有できるマルチプレイ
BADな点
- ゲームを1日に数時間しかプレイできない人にとっては、辛いかもしれない
総合評価(トータルスコア)
総合Score:92点
GOODな点
- 老若男女の誰もが楽しめるゲームデザイン
- 美しいグラフィック
- 楽しいサウンドトラック
- 現実よりも遥かに魅力的な世界
- 今までプレイした中で、一番リラックスできる
- やりたいことが何でもできる
- 友人の島を訪れるのが面白い
- いずれの要素もかなり深く作り込まれている
BADな点
- ゲームを1日に数時間しかプレイできない人にとっては、辛いかもしれない
- ゲームが楽しくなってくるまで、少し時間がかかった
- ゲーム初期ではツールがすぐに壊れるため、少しイライラする
- 画面共有プレイは、『画面が煩雑になる』『特定のプレイヤーしかインベントリにアクセスできない』等の点でオススメできない
- 音楽がほとんどの場面で静かすぎる
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『あつまれ どうぶつの森』についての海外メディアの感想となります。
全体的に非常に高評価を得ている作品となっており、特に "自由度の高さ" と "リラックスできる雰囲気" については、いずれのレビュアーも絶賛していました。
出来ることが多い点についても、ただ表面的にボリュームが多いだけでなく、各要素がいずれもかなり深く作り込まれているため、ちょっとした昆虫採集だけでも熱中することが出来ると述べられています。
島で起きることすべてが自分たちの行動によるものなので、本当に島を開拓している気分にもなれるようです。
グラフィックも美しく、愛らしいデザイン、楽しい音楽も相まって、プレイする度に笑顔になれるとのこと。
そしてマルチプレイでは、他プレイヤーの作った島を見学したり、一緒に開拓したり、アイテムの取引を行うことが出来ます。
特に今作では島の地形自体をいじることができるため、プレイヤーごとに全く異なった島の個性が出ており、見ているだけで楽しいとも述べられています。
一方で、島の開拓の初期のサバイバル段階では、壊れやすいツールを使ってひたすら収集に明け暮れるため、少しイライラしたという意見もありました。
楽しくなってくるまで時間がかかったという意見もあり、この辺りは、最初のコツコツと作業する段階を楽しめる人とそうでない人によって、評価が分かれそうですね。
また、一台のスイッチを使った画面共有プレイ時では、参加プレイヤーにインベントリへのアクセス制限がかかってしまう点について、不満がちらほら見られました。
なにはともあれ、総評としては老若男女だれもが楽しめるゲームとなっています。
新進気鋭の開拓者として一大都市を築くのも良し、ローンの支払いに怯えながらニート生活を堪能するのも良しの、非常にマイペースなゲームです。
現実に疲れ果てた方は、ぜひ今作で苦しみの無い世界を築いてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)