2020年2月4日(火)発売の、PS4, Xbox One, PC(Epic Games)向けアクションシューティング『Zombie Army 4: Dead War』(ゾンビアーミー4:デッドウォー)。
※日本語版の発売は2020年4月30日(木)となっています。
本作は『Sniper Elite 4』を手掛けたスタジオ "Rebellion" が開発する、ゾンビアクション・シューティングゲームです。『Sniper Elite』シリーズのように放った銃弾が敵を貫通する様子を見ることが出来るキルカメラ機能も搭載しており、より綿密で楽しい弾道計算が可能になっています。
ハード | PS4, Xbox One, PC(Epic Games) |
開発元 | Rebellion |
価格 | 6,480円+税 |
ジャンル | アクションシューティング |
プレイ人数 | 1~4人(オンライン対応) |
リリース日 | 2020年2月4日(火)※日本語版は2020年4月30日(木)予定 |
このゲームについて:
時は、1946年ヨーロッパ。
我らがレジスタンスは、ゾンビヒトラーを倒し地獄に叩き落としたはずだった。しかし、ゾンビたちは、より飢えた状態で復活を遂げていた……
無数の死体が浮かぶ運河で深淵に潜む恐怖と戦え! ゾンビ動物園を無事に脱出せよ! そして、進む先はさらなる闇へ……
人類未踏の地が眼前に広がる……生存者たちと協力して不穏なる計画の全貌を暴け!
本作は、ヒトラーがゾンビとして蘇った1946年のヨーロッパが舞台。
勢力を増しつつあるゾンビの群れに対抗するため、武器を調達&強化したり、時には仲間と一緒に協力しつつ、ゾンビたちを駆逐していきます。
全体的にホラーゲームの雰囲気は漂いつつも、どこかコミカルな演出も見受けられる作品です。
『Sniper Elite』シリーズではお馴染みの、放った弾道がスローモーションで描かれるキルカメラシステムも搭載。当たり所によって破損アニメーションが異なるので、綿密な狙撃を行う楽しさがあります。
通常のストーリーモードに加え、次々と湧き出てくるゾンビの群れから生き伸びれば生き延びるほど、マップが拡張していく『ホードモード(Horde Mode)』も実装。CODシリーズの "ゾンビモード" のようなサバイバルを楽しむことが出来ます。
また、武器・装備などのカスタマイズ要素のほか、コスチュームやエモート、挑発アクションなどのアンロック要素も豊富に用意されており、やり込み要素満載のゾンビゲームとなっています。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GamingTrend -銃声・キルカメラ・射撃が素晴らしい
Score:85点
本作では様々な武器を駆使してゾンビどもをなぎ倒していきますが、銃声・キルカメラなど射撃の要素が非常に良くできています。敵も強くてやりがいがあり、見た目的にもクール(ユニーク)なものばかりで楽しめます。
特にホードモードでは、友人たちと協力してプレイすると非常に白熱します。私も実際にフレンドと7時間ぶっ続けで遊んでしまう程ハマりました。
キャンペーン・ホードモードのいずれにおいても十分なコンテンツ量があり、シリーズの中でも非常に素晴らしい作品となっています。
GOODな点
- 素晴らしく力強い射撃
- 強くてデザインがクールな敵
- 白熱する『ホードモード』
- 友人とプレイするのが楽しい
BADな点
- 一部の敵、特に固まって行動する敵はソロで戦うのが面倒
- ローカルでの協力プレイに非対応(オンラインのみ)
Wccftech -多くの人が遊びやすい作品
Score:80点
本作は『Left 4 Dead』の続編のようなゲームを待ち望んでいたファンにとって、嬉しいものの一つです。
昨今では協力してゾンビの大群と闘うゲームは多くリリースされています。本作も同ジャンルの一つですが、素晴らしいキルカメラ機能、バリエーションに富んだ多くのマップとミッション、そして馬鹿げたユニークなストーリーによって、しっかりと個性を出しているゲームになっています。
ビジュアル及びパフォーマンス面においても安定しており、多くの人が遊びやすい作品に仕上がっています。特にオンライン協力時には、最大4人で白熱する戦闘を体験できます。
コンテンツ量も十分ですが、個人的にはホードモードはもう少しコンテンツを充実させても良かったと思います。
GOODな点
- バカげたユニークなストーリー
- 素晴らしいキルカメラシステム
- バリエーションに富んだマップとミッション
- 幅広い人に向いているゲーム
- 安定したビジュアルとパフォーマンス
- コンテンツ量が豊富
BADな点
- 他のゾンビアクションゲームと比べると、そこまで激しくない
- ソロプレイ時は、敵の多さにイライラする
- ホードモードのコンテンツ量はもう少し増やしても良かった
TheSixthAxis -友達とゾンビを撃ちたいのであれば最適なゲーム
Score:80点
本作は、徐々に緊張感を増していく、古典的だが堅実な、ゾンビアクションシューティングゲームです。
昔ながらの演出に加え、シリーズオリジナルのキルカメラ機能、そしていくつかの楽しいマップ・環境などがあり、友人と一緒にゾンビをなぎ倒していくのは非常に楽しいものです。
マガジンサイズの変更、スコープの改善、ショットガンの弾の種類など、カスタマイズ要素も豊富に用意されています。
全体的にテンポよく進行していき、ソロプレイに飽きたらホードモードをプレイする、といったループで長く遊び続けることが出来ます。
GOODな点
- 徐々に緊張感を増す、古典的なゾンビアクションシューティング
- 新鮮な武器と攻撃方法
- いくつかの楽しいマップ・環境
- テンポの良い進行
- 豊富なカスタマイズ要素
BADな点
- オンライン協力時、チェックポイントは全てのプレイヤーがフラグを踏まないとセットされない。
- ホードモードは、他のゲームほど複雑ではない(単純)。
God is a Geek -ゾンビの種類が豊富で、新鮮さを感じる
Score:75点
本シリーズ特有の、スローモーションで弾丸が敵を貫く様を見ることが出来るキルカメラシステムは、依然として楽しめるものです。
各マップの環境も美しく詳細に作り込まれています。登場するゾンビに関しても、サメゾンビから爆弾ゾンビなどバリエーションが豊富になっており、新鮮さを感じつつプレイすることが出来ます。
各チャプターを最高スコアでクリアするとメダルなど報酬がもらえるため、やり込み要素も十分に含まれています。
ただし、ストーリーが少し薄味なのと、カスタマイズ要素が少なく感じる点については残念です。
GOODな点
- 依然として面白いスローモーションのキルカメラ機能
- 美しく、詳細に作り込まれたマップ環境
- ゾンビの種類が豊富で、新鮮さを感じる
- 豊富なやり込み要素
BADな点
- ストーリーは少し薄味
- カスタマイズオプションが少ない
GamesRadar+ -熱狂的な協力プレイシューティングを楽しみたい方にオススメ
Score:70点
本作のオンラインシステムは非常にスムーズに機能しており、マッチング開始から仲間を集めてプレイを開始するまでがあっという間なため、ストレスなくオンラインプレイを楽しむことが出来ます。
難易度も自由に選べるため、2人で気楽にプレイしたい場合や、4人で高難易度の白熱したプレイを楽しみたい時など、気分に応じて変更することが出来ます。Left 4 Deadのような、熱狂的なゾンビゲームをプレイしたい人にはうってつけです。
ただし、敵の沸き方(リスポーン方法)については多少調整が必要です。たまに、目の前にぱっと現れることがあるため、そのたびに萎えてしまいます。
GOODな点
- 中毒性のあるランキングシステム
- 優れたカスタマイズオプション
- 楽しく、悪趣味なストーリー
- スムーズなマッチメイキング
- 楽しく優れたオンラインプレイ
- 多彩な難易度オプション
BADな点
- 操作性は洗練されていない
- 敵の沸き方にはいくつかの修正が必要
GAMINGbible -シリーズファン以外にはあまりオススメできない
Score:50点
本作はオンライン協力プレイに非常に適したゲームであり、友人らと大群のゾンビと闘うモードは白熱します。シリーズお馴染みのスローモーションキルカメラ機能もあり、従来シリーズ作のファンであれば楽しめると思います。
一方で、ストーリーには深みがなく、キルカメラ以外には、他作と比べて特にこれといった目新しい点がありません。
シリーズのファンでもなく、本格的かつシリアスなゾンビゲームを求めている人にはあまりオススメはできないでしょう。
原文
GOODな点
- オンライン協力プレイに非常に適したゲーム
- 爽快感のあるキルカメラシステム
- トラップなどの要素が豊富
BADな点
- 深みの無いストーリー
- 特にこれといった目新しい点が無い
総合評価(トータルスコア)
総合Score(PS4版):71点
総合Score(XB1版):76点
GOODな点
- 強くてデザインがクールな敵
- 白熱する『ホードモード』
- 友人とプレイするのが楽しい
- バカげたユニークなストーリー
- 素晴らしいキルカメラシステム
- バリエーションに富んだマップとミッション
- 安定したビジュアルとパフォーマンス
- 豊富なカスタマイズ要素
- ゾンビの種類が豊富で、新鮮さを感じる
BADな点
- 一部の敵、特に固まって行動する敵はソロで戦うのが面倒
- ローカルでの協力プレイに非対応(オンラインのみ)
- 敵の沸き方にはいくつかの修正が必要
- 他のゾンビアクションゲームと比べると、そこまで激しくない
- 深みの無いストーリー
- 特にこれといった目新しい点が無い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Zombie Army 4: Dead War』についての海外メディアの感想となります。
大量に迫りくるゾンビを、友人らと協力して薙ぎ払うのが楽しい、オンライン協力プレイ特化型のゾンビゲームとなっているようです。
特に長時間生き残りをかけて戦う『ホードモード』については、7時間ぶっ続けて遊び続けてしまったレビュアーもいるほど、中毒性の高いコンテンツに仕上がっているとのこと。
シリーズ特有のキルカメラ機能に加え、武器のカスタマイズ要素も豊富に用意。敵ゾンビの種類もバリエーションが豊かになっており、過去作をプレイ済みの方でも新鮮な気持ちでプレイすることが出来ます。
一方で、敵の沸き方(リスポーン方法)が雑で、目の前に突然現れることもあるとのこと。
また、本作のストーリーに関してもユニークだと感じる人がいる一方で、深みが無く味気ないと、低評価を付ける人もいました。
そして一部のレビュアーは、他のゾンビゲームと比べて、これといった目新しさが感じられなかったという意見を述べています。このあたりの点については、同ジャンルの作品をどの程度プレイしてきたかによって、感じ方が変わるかもしれませんね。
いずれにせよ、オンライン協力プレイ時はかなり白熱した戦いが楽しめると、高評価を付けられています。
友達と、バカらしくも白熱したゾンビシューティングゲームを楽しみたい方には、ぜひオススメしたい一作です!