- 大人数が参加するウェブ会議で使えるマイクスピーカーが欲しい!
- 周囲のノイズ(環境音)を拾わないようにしたい
- Bluetooth・バッテリー搭載のワイヤレス使用が可能なものがイイ
最近は新型コロナウイルスの影響により、遠隔地のオフィスとオンラインで繋ぎ、モニターごしに会議を行う『ウェブ会議』(もしくはリモートミーティング)という形態が広く普及しつつあります。
▼時間・場所を選ばずに相談ごとを行うことが可能。
リモート会議において一般的に必須となっているツールは、以下の通りです。
- モニター
- ウェブカメラ
- マイクスピーカー
この中でも特に、コチラ側の声と相手側の声のやり取りをするための『マイクスピーカー』は非常に重要です。
下手なマイクスピーカーを購入してしまうと、周囲の雑音・ノイズ(環境音や空調音など)を拾ってしまい、相手側に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
また、10人を超える大人数でウェブ会議を催す際に、マイクから遠い位置に居る話者の声を明瞭に拾うことが出来ず、相手側に意見が中々伝わらない事態にもなりかねません。
間違ったマイクスピーカー選びのせいで、重要なウェブ会議でストレスを感じるようなことになってしまうのは、絶対に避けたいところですよね。
そこで今回は、大人数が参加するウェブ会議に最適なマイクスピーカー『eMeet M220』について紹介していきます!
多人数Web会議にオススメ!ノイズ・エコーキャンセリング搭載マイクスピーカー
今回紹介する『eMeet M220』は、
- 周囲の雑音をシャットアウトする "ノイズキャンセリング機能"
- 複数人の声の反響を軽減する "エコーキャンセリング機能"
の2つの機能を搭載した高性能マイクスピーカーが2台セットになった商品です。
製品名 | eMeet M220 |
ブランド | EMeet |
製品寸法 | 12.5 x 12.5 x 2.7 cm |
製品重量 | 209 g |
電源 | リチウムイオン電池(USB充電式)2600mAh |
連続使用時間(バッテリー駆動時) | 最大12時間 |
接続方法 | USB, Bluetooth |
『eMeet M220』は、EMeet社が開発するマイクスピーカーの中では最上位モデルとなります。
本商品には高性能マイクスピーカーが2台付属しており、連結して機能アップを図ることが可能になっています。
▼2台を付属のステレオミニプラグケーブルで繋ぐことにより、集音範囲および会話ボリュームを底上げすることが可能。
この接続機能により、10人以上が円卓を囲んでリモートミーティングを行う際も、参加者全員の声をまんべんなく拾うことが出来ます。
▼もちろん各スピーカーを2つの場所でバラバラに使用しても構いません。
バッテリー駆動&Bluetooth接続によるワイヤレス使用も可能であり、あらゆる場面に対応できる便利な製品となっています。
そしてこの "eMeet" マイクスピーカーの目玉は、何と言っても周囲のノイズを完全シャットアウトする独自技術『Voice IA』。
▼雑音の多いオープンなスペースでも、ヒトの声だけを自動認識して相手側へ明瞭に伝えることができます。
まさに高品質なウェブ会議を実現するためにはうってつけの製品となっています。
この度、開発元であるEMeet様より本製品を提供いただいたので、実際に使用してみた感想を元にレビューしていきたいと思います。
▼なお、ウェブ会議にて映像も届けたい場合は、同社の製品である『eMeet C980pro』が、相性が良くてオススメです。
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製品の外観および付属品
まずは本製品の外観、および付属品について紹介していきます。
▼製品の箱外観。
▼フタを開けると、専用ポーチに入った製品本体と説明書一式が。
▼付属品をすべて取り出した様子
▼コード類一式
本製品の同梱物は以下の通りです。
同梱物一覧
- スピーカー本体 ×2
- 専用ポーチ ×2
- USB Type-C ケーブル ×2
- ステレオミニプラグケーブル ×3
- Bluetooth接続用 USBアダプタ ×2
- 説明書(日本語対応)
- 保証カード一式
スピーカー本体は1つあたりたったの209グラムとなっており、非常に軽いためカバンに入れておいても気になりません。
▼付属するマイクスピーカーは2つとも全く同じ仕様です。
▼付属のチャック付きポーチに入れて持ち運ぶことが可能。
▼本体表面の各種ボタン。タッチ操作式になっている。
▼電源ボタンを2~3秒ほど長押しすると、フチが青く点灯して電源が入ります。
▼本体側面のポート一覧。外部との音声入出力に対応しているほか、付属のUSB Type-Cケーブルによる給電が可能。
▼本体裏面のフチ部分は滑り止め用のゴム製となっており、ある程度傾斜のあるデスク上でも滑り落ちることはありません。
このように、非常にコンパクトかつ洗練されたデザインとなっています。
上部の操作ボタンも必要最低限のものに絞られているため、初めての方でも簡単に扱うことが出来ます。
実際に『eMeet M220』を使ってみた感想
それでは、実際に製品を使ってみた感想について紹介していきます!
USB または Bluetoothアダプタ接続ですぐに使用開始!
本製品は "プラグアンドプレイ" に対応しており、PC接続の際に専用のドライバやソフトウェアをインストールすることなく、すぐに使用を開始することが出来ます。
USBケーブル(有線)接続の場合
スピーカー本体の電源をONにした状態で、付属のUSBケーブルでPC側の端子と接続します。
これだけで使用準備が完了し、マイク&スピーカー機能が利用できるようになります。
Bluetooth(無線)接続の場合
同じくスピーカー本体の電源をONにした状態で、付属のBluetoothアダプタをPC側の端子に取り付けます。
こちらもこれだけで使用準備は完了です。
▼ちなみに、本体裏面を見ると対応しているアダプタの番号が書いてあります。このおかげで迷うことなく使用できますね。
このように、ただUSB接続を行うだけであっという間に使用準備が完了するので、PCに詳しくない方でも非常に簡単に扱うことが出来ます。
また、社用PCなどの、ソフトウェアやドライバを勝手にインストールできない端末で使用する際にも助かります。
2台を連結することで集音範囲を拡張
また、本製品は2つのスピーカー同士を付属のステレオミニプラグケーブルで繋ぐことにより、集音範囲を拡大することができます。
▼連結の際は、いずれも "OUT" 端子同士を接続する。
接続が完了すると、2つスピーカーの "マイク機能" および "スピーカー機能" が同期されます。スピーカー同士の距離が近くても反響(ハウリング)を起こすことはありませんでした。
これを利用することで、多人数が広い会議デスクを囲んでウェブ会議を行う際も、全員の声を広範囲にまんべんなく集音することができます。
▼付属の接続用ステレオプラグ(3メートル)を使えば、相当な範囲をカバーすることが可能。
音量ボリュームを目で確認できる
本製品は上部の音量調整ボタンをタップすることで、ボリュームの上げ下げが可能です。
その際、音量の大きさに応じてフチの青く点灯している範囲が変化するため、現在どの程度のボリュームであるかを簡単に把握することが出来ます。
▼音量が小さい場合
▼音量を最大近くにした場合
充電残量を目で確認できる
ボリュームと同じく、スピーカーの充電残量を目で確認することもできます。
電源を入れた状態で電源ボタンを軽くタップすると、残量に応じてフチの緑色の点灯範囲が変化します。
▼充電残量がほぼ100%の場合。
このように目で状態が確認できることで、ストレスなく利用することが出来ました。
ノイズキャンセリングが素晴らしい
そして実際に本製品を使用して、友人とのウェブ通話を試してみました。
本製品の実力を試すために、"ボイスIA機能" をONにした状態で、外からの騒音が鳴り響く部屋の中で通話することに。
結果としては、外部の騒音は全く相手側に伝わっておらず、私の声だけがクリアに聞こえてきたとのこと。
かなりウルサイ環境で使用したにもかかわらず、まるで静音環境で使用したかのようにノイズが遮断されており、あらためて本製品のノイズキャンセリング機能の強力さを実感することができました。
また、相手側の話し声も明瞭に伝わってきており、マイク・スピーカーのいずれの点においても高品質な状態を確保できていました。
重要な話し合いを行うウェブ会議の場でも、安心して利用することが出来るでしょう。
1人~数人程度の通話時には『eMeet OfficeCore M1』がオススメ
今回紹介した『eMeet M220』は、大人数でのウェブ会議に適した製品です。
一方で、1人から2,3人程度の通話に使用するマイクスピーカーを探している場合は、同社が開発する『eMeet Office Core M1』の方が、コストパフォーマンスが良くてオススメです。
コチラの方が価格が安く、かつ機能的にもM220と同等のクオリティを誇っています。
マイクスピーカーは2台も要らないなぁ... という方は、ぜひこちらを検討してはいかがでしょうか。
▼詳しくはコチラの記事で紹介しています。
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ストレスのない他人数ウェブ会議を実現!
今回紹介した『eMeet M220』の特徴をまとめると、以下の通りです。
製品の特長
- 高度なノイズ&エコーキャンセリング機能
- スタイリッシュかつシンプルなデザイン
- 有線・無線のいずれの接続方法にも対応
- 2台を連結して広範囲の集音が可能
- "プラグアンドプレイ" 対応で接続後すぐに使用開始
- 状態を目で確認できる
このように、高機能さと扱いやすさを両立させたマイクスピーカーとなっています。
とにかく取り回しが簡単で、何も考えずにただ接続するだけで使用を開始できるのは非常に便利だと感じました。
そして2台を連結して機能を拡張できるため、広い部屋で多人数ウェブ会議を行う時には、まさにうってつけの製品であると言えます。
ストレスのない高品質のウェブ会議を実現したい場合は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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