2023年2月22日(水)発売の、PS4, PS5, XboxOne, XSX|S, PC向けアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く 維新!極』。
本作は、2014年にリリースされた『龍が如く』シリーズのスピンオフ作品2作目『龍が如く 維新!』(PS4, PS3)のフルリメイク作品です。
龍が如く 維新!を現在の最新技術でゴージャスに生まれ変わらせ、さまざまな追加や調整を行った“極”タイトルとなっています。
ハード | PS4, PS5, XboxOne, XSX|S, PC |
開発元 | Ryu ga Gotoku Studios |
価格 | スタンダードエディション:7,689円(税込) デジタルデラックスエディション:8,789円(税込) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2023年2月22日(水) |
このゲームについて:
不朽の名作『龍が如く 維新!』が装い新たに登場!
本作では、“維新の英雄である坂本龍馬が、幕末最強の剣客集団・新選組に入隊していたら……”という壮大な物語が描かれます。
Unreal Engineで表現された美麗なグラフィックに加え、刷新されたシリーズオールスターキャラクターの共演、更に爽快感の増したバトルシステム、新規ミニゲーム等、あらゆる進化を遂げた「極」の名にふさわしいフルリメイク作品です。
本作は、『龍が如くシリーズ』のスピンオフ作品『龍が如く維新』のリメイク作品です。
これまで龍が如くシリーズ作品に登場していた桐生一馬が演じる「坂本龍馬」が主人公のストーリーとなります。
“幕末の京”という実際の日本にあった時代や場所を舞台に、坂本龍馬が、幕末最強の剣客集団・新選組に入隊していたら……という壮大な物語を楽しむことが出来ます。
無印版『龍が如く維新』と極版との主な違いは、以下の通りです。
無印版と極版との主な違い
- アンリアルエンジンを採用してグラフィックが進化
- 新規サブストーリーの追加
- カラオケ(歌声酒場)において新規楽曲が2曲追加
- バトルダンジョン専用だった隊士が闘技場等の一部を除き、いつでも使用可能に
その他、芸能人キャストの変更があります。
【新キャスト】
- 武市半平太:中野英雄
- 武田観柳斎:竹内 力
- 伊東甲子太郎:小沢 仁志
ビジュアルが大幅に進化したほか、かなりのキャストの声優が変更されており、無印版『龍が如く維新』をプレイし尽くした方でも新鮮な気分で再度遊べるリメイク版極となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
VG247 -ここ数年のシングルプレイヤーゲームの中で最も楽しいものの1つ
Score:100点
深みのある魅力的なキャラクター達によって織りなされるストーリーは、時間を忘れて夢中になれました。ゲームプレイに関しても中毒性が高く、気づいたら深夜まで遊びつくしていたほど、中毒性の高いコンテンツとなっています。
メインストーリーだけでなく、収集要素やバトルダンジョンへの挑戦、ミニゲームの数々といったサブ要素も豊富に用意されており、メインストーリーから脱線してサブコンテンツを何十時間も楽しむことが可能です。
そして本作の舞台となる「京」の街では、人々が会話し手を振り、商人が動き回り、夜になると酔っぱらいが通りをベラベラになってうろつくなど、非常に活き活きとした雰囲気を醸し出しており、この作品の世界に命が吹き込まれています。
ここ数年のシングルプレイヤーゲームの中で最も楽しいものの1つであり、お金を出す価値はあるでしょう。
良かった点
- 何十時間も遊べるミニゲームの数々
- 夢中になれるストーリー
- 中毒性の高いゲーム性
- 深みのある魅力的なキャラクター達
- 活き活きとした世界
悪かった点
- いくつかのバグ(一時的なフリーズ、メニューが表示されない等)が発生
Screen Rant -バランスが取れて楽しい戦闘
Score:90点
本作は龍が如くシリーズの中でもクオリティの高い作品であり、感情的でユーモアのある登場人物たちによって展開されるストーリーは一見の価値ありです。
特にエキサイティングなのは戦闘です。剣術と銃術の両方のバランスが取れており、様々な技を活用して敵を倒すのは爽快です。クエストで技を増やしたり、隊士スキルを駆使したりなど、戦い方にも多様性があります。
オプション画面が表示されない不具合や、キャラクターモデルのポップインが多発するなど、パフォーマンス上の問題もありますが、このゲームの面白さに対して微々たる問題でしかありません。
シリーズの中でも過小評価されている「龍が如く 維新!」を、素晴らしくリメイクした作品となっています。
良かった点
- 楽しいストーリー展開
- 満足度の高い戦闘要素
- 感情的でユーモアのある登場人物たち
- 遊べるコンテンツの種類が多い
悪かった点
- キャラクターモデルのポップインが多発(いきなり出現したり消える現象)
- シーン中のキャラの表情がおかしくなることがある
- オプション画面が表示されない不具合が起きる
Gaming Nexus -遊べるコンテンツが盛りだくさん
Score:88点
本作には、とにかく遊べるコンテンツが盛りだくさんです。カラオケ、チキンレースの賭け、飲酒、釣り、ギャンブル、麻雀、伝統的な日本舞踊、さらにはうどんの作り方の学習まで可能であり、メインストーリーから外れて長時間夢中になることが出来ました。
戦闘は常に激しくてエキサイティングな体験であり、隊士カードの存在も相まって、常に多様性と変化のあるバトルを楽しめます。
そして何より、本作のストーリー展開には夢中にさせられます。いくつもの感情的なシーンを含んでおり、見事な声優の演技が、個性豊かな登場人物たちに命を吹き込んでいます。サイドクエストなどを遊んでいると、クリアまで40時間以上かかりました。
楽しいアクションと、素晴らしいストーリーを見事にミックスさせたアクションアドベンチャーゲームです。
良かった点
- コンテンツが盛りだくさん
- 激しくて楽しいアクション
- 夢中にさせる物語の展開
- 戦闘に多様性と変化を与える隊士カードシステム
- 編集機能を備えた本格的な写真モードも用意
- 素晴らしい戦友の演技
悪かった点
- 顔面アニメーションや一部テクスチャはPS4・PS3版を再利用している
- ビジュアルはそこまで劇的に向上しているわけではない
- カメラアングルがぎこちない(特に戦闘中)
Attack of the Fanboy -龍が如くスタジオがこれまでに出した中で最もユニークなタイトル
Score:80点
本作のストーリーは、前半こそスローペースで面白みに欠けますが、後半は爆発的なドラマ、衝撃的な事実、感情的な決闘に満ちており、龍が如くスタジオならではの時代劇を楽しむことが出来ました。
舞台となる京の街は活気に満ちており、少し道を進むだけで大量のサイドコンテンツを遊ぶことが出来るため、メインストーリーが中々進まなくなることが多々ありました。気まぐれにカラオケへ行ったり、サイドストーリーで登場人物たちとの友情をはぐくむなど、作中の世界に命を吹き込むコンテンツが充実しています。
本作は特に戦闘に重点を置いています。剣術と銃術はいずれも長所・短所があり、要領よく使い分ける必要があります。バトルダンジョンに挑戦して剣と銃を強化したり、隊士カードを集めるなど、驚くほど深みのあるシステムとなっています。
素晴らしい戦闘、感情的なストーリー、ユーモアに溢れたサイドコンテンツ、そして活気に満ちた京の街並みを含んだ作品であり、龍が如くスタジオがこれまでに出した中で最もユニークなタイトルだと言えるでしょう。
良かった点
- 素晴らしい戦闘
- ストーリー後半は興奮する展開が用意
- ユーモアに溢れたサイドコンテンツ
- 活気に溢れた京の街
- 夢中になるバトルダンジョン
悪かった点
- 前半はスローペースで面白みに欠ける
IGN -興味深いが、あくまでスピンオフに留まる作品
Score:70点
本作は、龍が如くシリーズ本編とは異なり、日本の幕末時代を舞台とした興味深い外伝作品です。
外伝とは言え、ストーリーはプレイヤーを夢中にさせる内容となっており、シリーズおなじみの豊富なサブアクティビティも用意されています。
剣と銃をベースとした戦闘スタイルも、多様性があって面白いです。
一方で、神室町に比べて、京の街並みは派手な魅力に欠けると言わざるを得ません。街での楽しい夜を忘れて、祖父母の家で眠い週末を過ごすようなものです。
また、龍が如くシリーズ本編に対して、サブストーリーやサイドアクティビティの質が低く感じられました。面白くないとまでは言いませんが、多くが保守的な内容に感じられ、驚きや刺激に欠けています。
確かに興味深い作品ですが、あくまでスピンオフに留まる作品だと言えます。
良かった点
- 夢中にさせるストーリー
- 多数のサブアクティビティが用意
- 多様性のある戦闘スタイル
悪かった点
- 龍が如くシリーズ本編に対して、サブストーリーやサイドアクティビティの質が低い
- 神室町に比べて、京の街並みは派手な魅力に欠ける
- 興味深いが、あくまでスピンオフに留まる作品
総評:楽しいアクションと、素晴らしいストーリーを見事にミックスさせた維新リメイク
総合Score:82点
GOODな点
- 激しくて多様性のある戦闘
- 中毒性の高いゲーム性
- 活気に溢れた京の街
- ユーモアに溢れた豊富なサイドコンテンツ
- 夢中にさせるストーリー
- 感情的で楽しい登場人物たち
BADな点
- 龍が如くシリーズ本編に対して、サブストーリーやサイドアクティビティの質が低い
- 神室町に比べて、京の街並みは派手な魅力に欠ける
- ストーリー前半はスローペースで面白みに欠ける
- いくつかのバグ(一時的なフリーズ、メニューが表示されない等)が発生
- カメラアングルがぎこちない(特に戦闘中)
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『龍が如く 維新!極』についての海外メディアの感想となります。
活気に溢れた京の街で織りなされる、惹き込まれるストーリー
深みのある魅力的なキャラクター達によって織りなされるストーリーは、時間を忘れて夢中になれるほど惹き込まれる内容となっています。
メインストーリーだけでなく、収集要素やバトルダンジョンへの挑戦、ミニゲームの数々といったサブ要素も豊富に用意されており、メインストーリーから脱線してサブコンテンツを何十時間も楽しむことが可能とのこと。
カラオケ、チキンレースの賭け、飲酒、釣り、ギャンブル、麻雀、伝統的な日本舞踊、さらにはうどんの作り方の学習まで、とにかく遊べるコンテンツが盛りだくさん。サイドクエストなどを遊んでいると、クリアまで40時間以上かかるコンテンツボリュームとなっています。
特にエキサイティングなのは戦闘です。剣術と銃術の両方のバランスが取れており、様々な技を活用して敵を倒すのは爽快です。クエストで技を増やしたり、隊士スキルを駆使したりなど、戦い方に多様性があると好評な様子。
バグや不具合が目立つ
一方で、キャラクターモデルのポップインが(いきなり出現したり消える現象)多発する、オプション画面が表示されないなどの不具合(バグ)が報告されており、技術的な問題が指摘されています。
また、リメイク版となる本作では、PS4&PS3版と比べると確かにビジュアルの向上が見られるものの、顔面アニメーションや一部テクスチャは再利用されており、そこまで劇的にグラフィックが向上しているわけではないとのこと。
他には、戦闘中のカメラワークが悪い、ストーリー前半はスローペースで面白みに欠ける、神室町に比べて、京の街並みは派手な魅力に欠けるなどの意見が見受けられました。
龍が如くシリーズファンであれば必見の一作
いずれにせよ『龍が如くシリーズファンであれば必見の一作』であるとして、多くのレビュアーが高い評価を付けていました。
素晴らしい戦闘、感情的なストーリー、ユーモアに溢れたサイドコンテンツ、そして活気に満ちた京の街並みを含んだ作品であり、外伝的な作品と言えども、本編シリーズに負けず劣らずのクオリティとなっています。
メインストーリーだけでなく、収集要素やバトルダンジョンへの挑戦、ミニゲームの数々といったサブ要素も豊富に用意されており、メインストーリーから脱線してサブコンテンツを何十時間も楽しむことが可能。
龍が如くシリーズのファンで、維新!をまだ遊んだことのない方には、間違いなくオススメできるリメイク版となっています!
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