2024年3月22日(金)発売の、PS5向けオープンワールドアクションRPG『Rise of the Ronin』(ライズオブローニン)。
本作は、世界中で人気の高い「仁王」や「NINJA GAIDEN」を開発した“Team NINJA”が贈る、戦闘重視のオープンワールドアクションRPGです。
CEROレーティング「D」版に加えて、より表現の激しいCEROレーティング「Z」版が用意されています。
ハード | PS5 |
開発元 | Team Ninja |
価格 | スタンダードエディション CERO「Z」版:8,980円(税込) スタンダードエディション CERO「D」版:8,980円(税込) デジタルデラックス版 CERO「Z」版:9,980円(税込) デジタルデラックス版 CERO「D」版:9,980円(税込) |
ジャンル | オープンワールドアクションRPG |
プレイ人数 | 1~3人 |
リリース日 | 2024年3月22日(金) |
このゲームについて:
『仁王』や『NINJA GAIDEN』を開発した“Team NINJA”が贈る、戦闘重視のオープンワールドアクションRPG。戦乱で引き裂かれた19世紀の日本で壮大な旅を始めよう。
1863年、日本。徳川幕府による治世が始まってから300年、突然現れた黒船によって日本は混乱の渦に呑まれた。戦乱、疫病、政情不安による混乱の最中、名もなき浪人が己の道を切り開く。
本作は、徳川幕府による圧政が始まってから300年、突然現れた黒船によって混乱の渦に呑まれた1863年の日本が舞台となります。
戦争、疫病、政治不安による混乱の最中、名もなき浪人として、この時代に渦巻く戦乱と政変の中、己の道を切り開いていきます。
西洋と東洋が衝突するオープンワールドで、歴史上の重要人物やさまざまな人物たちと出会い、激動の時代を体験しましょう。どんな判断を下すか、誰に味方するかで物語は変化します。歴史上で重要な人物を暗殺するのか、守り抜くかなどの重大な決断を下していき、自分だけの歴史を作ることができます。
近接武器や銃火器など多彩な武具が用意されており、どんなプレイスタイルでもシンプルで奥深い戦闘を楽しむことができます。
なお、本作は最大3人でのオンラインマルチ協力プレイに対応しており、仲間と協力してメインストーリーミッションをプレイすることができます。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
PlayStation Universe -アクションRPG好きであれば絶対にプレイすべき作品
Score:95点
本作は、Team Ninjaがこれまでに手掛けた中で最も野心的なタイトルだと言えます。
史実の出来事をベースに、復讐と悲劇の物語を織り交ぜながら、壮大で惹き込まれるストーリーが展開されます。彩なキャラクターカスタマイズが可能で、プレイヤーごとに全く違うプレイスタイルを楽しめるようになっています。
ビジュアル面に関しても、横浜や江戸などの都市の密度の高い描写には目を惹かれます。本作のオープンワールドは、様々なNPCとアクティビティで溢れており、探索が非常に楽しいです。さらに、キャラクターとの絆を深めていくシステムや、多彩なサイドミッションも用意されており、夢中になって遊ぶことができました。
戦闘に関しても、Team Ninja特有の挑戦的で満足度の高い体験となっています。
アクションRPG好きであれば絶対にプレイすべき作品です。
良かった点
- アクションRPGファンにオススメの作品
- 史実の出来事と、復讐と悲劇とを交えた深いストーリー
- 多彩なキャラクターカスタマイズ
- 多様性のあるプレイスタイル
- 密度の高い都市描写と、様々なNPC、活動が豊富なオープンワールド
- キャラクターとの絆を深めるシステムと充実したサイドミッション
- 挑戦的で満足感のある戦闘システム
悪かった点
- グラフィックの質はあまり高くない
- アニメーションの粗さ、フレームレート低下、画面のちらつきなどの問題が目立つ
Gamersky -Team Ninjaがこれまでに制作した中で最も壮大なストーリーを楽しめる作品
Score:85点
本作は、Team Ninjaがこれまでに制作した中でも最も壮大で、成熟したストーリーを楽しめる作品です。
従来の作品の良さを受け継いでおり、「Wo Long」ほど単純ではなく「仁王」ほど難しくはないといった、バランスの良い仕上がりになっています。
本作では日本の幕末時代を背景に物語が展開され、横浜、江戸、京都の3つの地域を探索していきます。オープンワールドのクオリティは同スタジオの今までの作品と比べて大きく進化しており、明るい日差しや緑豊かな野原など、印象的な風景を多く楽しめます。自動ナビゲーション機能や愛馬を呼び出す機能など、探索を便利にする機能も充実しています。
戦闘に関しては3つの難易度から選択可能であり、最高難度が「仁王」に近く、他の難易度では技を繰り返していれば大半の敵を倒すことができます。全体的な難易度は従来作品よりもやや優しめと言えます。
そして何より、物語は本作の大きな魅力の1つです。没入感のある幕末の雰囲気や、深みのあるストーリー展開、魅力的なキャラクターなどにより、非常に印象的な体験を提供しています。
良かった点
- 魅力的で深みのあるストーリー
- 「仁王」や「Wo Long」などの良い点を凝縮
- 複数の難易度オプションが用意
- 素晴らしいオープンワールドの情景
- 移動に役立つ機能が充実
- 没入感のある幕末の世界観
悪かった点
- リプレイ性を高めるエンドコンテンツが不足(DLCに期待)
- 「仁王」などと比べて難易度が低く、物足りなく感じるプレイヤーもいるかもしれない
- オープンワールドの設計自体は平凡
Worth Playing -プレイするにつれて戦闘と探索の楽しさが増していく作品
Score:80点
本作は序盤のチュートリアルが終了すると、一気に探索の範囲が広がり、広大なオープンワールドを自由に探索できます。後半になるにつれて激しい戦闘やサイドクエストが楽しくなっていき、ゲームプレイがより魅力的なものに感じられてきます。
戦闘は「仁王」や「Wo Long」に基づいており、様々な武器タイプやスタイルを駆使し、時にはパリィで窮地を脱するなど、シンプルながらも深みのある戦闘システムとなっています。ステルスアクションも優れており、戦闘とのバランスがとれています。
本作は最初こそスローテンポで退屈な展開を見せますが、プレイするにつれて満足度の高い戦闘や魅力的な探索を楽しめるようになっていき、単なるオープンワールドゲーム以上の面白さを堪能できる作品となっています。
良かった点
- 激動の時代の日本を舞台とした、興味深い世界観
- 自由に広大なオープンワールドを探索できる楽しさ
- 後半になるにつれて戦闘や探索が楽しくなる
- 戦闘システムはシンプルながらも深みがある
- ステルスアクションと戦闘のバランスがとれている
悪かった点
- ある程度の知識がないと、物語が理解しづらい
- 物語が断片的で、登場人物が現れたり消えたりする
- ゲーム序盤の展開がスローテンポで、最初の印象が悪い
- 弱い敵との戦闘は単調に感じられる
- キャラクターモデルやマップ環境のビジュアルクオリティは低い
Hardcore Gamer -Team Ninjaがこれまでに制作した中で最も惹き込まれる物語
Score:80点
本作では、Team Ninjaがこれまでに制作した中で最も惹き込まれる物語が展開されます。魅力的なキャラクター達による政治的陰謀や壮大な戦いを含む、惹き込まれるストーリーとなっています。横浜、江戸、京都といった美しく再現された広大なオープンワールドを探索できる点も魅力の1つです。
本作における戦闘は、「仁王」や「Wo Long」のようにエキサイティングで満足度の高いものとなっており、アニメーションも爽快で迫力があります。難易度設定が複数用意されているため、カジュアルなゲーマーは物語中心の楽しみ方を、ベテランゲーマーは「仁王」のようにやりごたえのある戦闘体験を楽しむことができます。
物語、オープンワールドの探索、アクション満載の戦闘など、現行世代機のパワーを最大限活用した作品となっています。
良かった点
- 満足度の高い優れた戦闘
- これまで以上に野心的で惹き込まれるストーリー
- 横浜、江戸、京都など美しい場所を探索できる
- 楽しくて満足度の高い決闘
- カジュアルからベテランゲーマーまで楽しめる難易度オプション
悪かった点
- プレイヤーの選択が物語に大きな影響を与えない
- ストーリーミッションのバリエーションが少ない
- 狭い場所でのカメラワークに問題あり
- 同盟関係やスキルツリーが複雑すぎる
Variety -潜在能力を十分に活かしきれていない作品
Score:50点
本作は多くの期待を集めたTeam Ninjaの最新作ですが、いくつかの問題点を抱えています。
物語は革新性に欠けており、主人公や味方キャラクターの個性も欠けています。プレイヤーのゲーム中の選択肢が物語進行にほとんど影響を与えないため、選択要素の重要性にも欠けています。
戦闘システムは複雑でありながら、戦闘は反復的であり、敵の種類も限られていて変化が感じられません。
さらに、オープンワールドで出会うNPC達のサイドミッションも単調で、新鮮さを感じさせるものがほとんどありません。
これらの要素により、『Rise of the Ronin』は、その潜在能力を十分に活かしきれていないと言わざるを得ません。
良かった点
- 詳細なキャラクリエイトが可能
- 複数の武器タイプが用意
- 独自性のある戦闘システム
- 楽しいサイドクエストがいくつか存在
悪かった点
- 無味乾燥なストーリー
- 選択肢があるものの、物語の展開への影響はほとんどない
- 戦闘は繰り返しになりがち
- 敵キャラのバラエティに欠ける
- ありがちなオープンワールドデザイン
総評:惹き込まれるストーリーとエキサイティングな戦闘を楽しめる、幕末オープンワールドアクションRPG
総合Score:76点
GOODな点
- アクションRPGファンにオススメの作品
- 史実の出来事と、復讐と悲劇とを交えた深いストーリー
- 多様性のあるプレイスタイル
- 密度の高い都市描写と、様々なNPC、活動が豊富なオープンワールド
- キャラクターとの絆を深めるシステムと充実したサイドミッション
- 挑戦的で満足感のある戦闘システム
- 「仁王」や「Wo Long」などの良い点を凝縮
- 複数の難易度オプションが用意
BADな点
- グラフィックの質はあまり高くない
- アニメーションの粗さ、フレームレート低下、画面のちらつきなどの問題が目立つ
- リプレイ性を高めるエンドコンテンツが不足(DLCに期待)
- オープンワールドの設計自体は平凡
- ゲーム序盤の展開がスローテンポで、最初の印象が悪い
- 戦闘は繰り返しになりがち
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Rise of the Ronin』についての海外メディアの感想となります。
「仁王」や「Wo Long」などの特徴を凝縮した作品
本作は、Team Ninjaがこれまでに制作した中でも最も壮大で、成熟したストーリーを楽しめる作品であると評価されていました。
日本の幕末時代を背景に物語が展開され、横浜、江戸、京都の3つの地域を探索していきます。オープンワールドのクオリティは同スタジオの今までの作品と比べて大きく進化しており、明るい日差しや緑豊かな野原など、印象的な風景を多く楽しめるとのこと。
戦闘に関しては3つの難易度から選択可能であり、最高難度が「仁王」に近く、他の難易度では技を繰り返していれば大半の敵を倒すことができるため、カジュアルゲーマーからベテランゲーマーまで、幅広いユーザー層が楽しめるようデザインされているようです。
惹き込まれる物語、広大なオープンワールドの探索、アクション満載の戦闘など、現行世代機のパワーを最大限活用した作品となっています。
作り込みの荒い部分が点在
一方で、作り込みの荒い部分が点在しているとも指摘されていました。
まずグラフィックの質はそこまで高くはなく、特にキャラクターモデルやマップ環境のビジュアルクオリティは低いと指摘されています。
ゲーム全体の流れに関しても、後半になるにつれて激しい戦闘や急展開する物語を楽しめるものの、ゲーム序盤は展開がスローテンポで、これといった魅力的な展開もないため、最初の印象が悪いと述べるレビュアーもいました。
他には、敵キャラのバラエティに欠ける、プレイヤーの選択が物語に大きな影響を与えない、リプレイ性を高めるエンドコンテンツが不足している(DLCに期待)といった意見も見受けられました。
アクションRPG好きにうってつけの作品
いずれにせよ、『アクションRPG好きにうってつけの作品』であるとして、多くのレビュアーからそこそこ高い評価を付けられていました。
本作は序盤のチュートリアルが終了すると、一気に探索の範囲が広がり、広大なオープンワールドを自由に探索できます。後半になるにつれて激しい戦闘やサイドクエストが楽しくなっていき、ゲームプレイがより魅力的なものに感じられるとのこと。
そして何より、物語は本作の大きな魅力の1つです。没入感のある幕末の雰囲気や、深みのあるストーリー展開、魅力的なキャラクターなどにより、非常に印象的な体験を提供しています。
戦闘に関しても、「仁王」や「Wo Long」のようにエキサイティングで満足度の高いものとなっており、アニメーションも爽快で迫力があります。難易度設定が複数用意されているため、カジュアルなゲーマーは物語中心の楽しみ方を、ベテランゲーマーは「仁王」のようにやりごたえのある戦闘体験を楽しむことができます。
幕末の日本を舞台とするオープンワールドアクションRPGを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか!
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