2019年9月13日(金)発売の、PS4, Xbox One向けアイスホッケーゲーム『NHL 20』。
※現時点では、いずれも英語版のみとなっています。
NHL(ナショナルホッケーリーグ)は、EA Sportsが開発するアイスホッケーシミュレーションゲームシリーズです。シリーズ最新作となる今作では、Squad Battleなどの新たなモードが追加されたほか、NBC(アメリカの放送局)のスポーツ解説チームによる放送パッケージが収録されています。
ハード | PS4, Xbox One ※いずれも日本語未対応 |
販売元 | Electronic Arts |
価格 | 通常版:8,345円(税込)
デラックスエディション:9,327円(税込) アルティメットエディション:10,309円(税込) |
ジャンル | アイスホッケーゲーム |
プレイ人数 | 1~12人(オンライン対戦対応) |
リリース日 | 2019年9月13日(金) |
対象年齢(CERO) | A(全年齢対象) |
このゲームについて:
「NHL™ 20」に新シグネチャショットが追加され、お気に入りのNHLスター選手がさらにリアルに操作可能に。45種類以上のショットタイプも追加され、状況に応じて抜群の効果を発揮できるようになりました。
新実況パッケージを使えばあらゆるゲームモードで、最高の瞬間を臨場感いっぱいに楽しめます。新しい勝者総取り方式のEliminatorモードではソロでもチームでもプレイ可能。このモードで実況解説を楽しみながら勝利を掴みましょう。
NHL20では、前作以上に選手たちの動き方や表情に至るまで、あらゆる描画がリアルになっています。
また、45種類以上ものショットタイプが追加されたことで、シリーズ既プレイ者でも、今までとは異なった戦術やプレイスタイルで楽しむことが出来ます。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GameSpot -本物のホッケーゲーム
Score:90点
本作は優れた操作性、滑らかなモーション、数多くの楽しくて魅力的なモード、そしてホッケー文化に対する細部までのこだわりが含まれた、まさに本物のホッケーゲームです。
氷上でのゲームプレイは前作よりも飛躍的に滑らかになり、新たな解説者パッケージも加わって実際の試合のように感じられます。
GOODな点
- 優れた操作性
- 新しく楽しい放送パッケージ
- ホッケー文化の本質を捉えたゲーム性
- 正確な物理エンジン
- World of Chelアップデート
- ポンドホッケーのオフラインモードが追加
BADな点
- 選手のモデル(グラフィック)は前作とあまり変わらない
- プレイ時にスコアボックスが画面下に移動し、気が散る
Stevivor -NHL18からの決定的な改善であり、NHL19からのステップアップ
Score:85点
前作よりグラフィックは大幅に向上しており、プロの解説者を招いた新放送パッケージも追加されました。それにより、グラフィック・サウンドの両面で王者のゲームとなっています。また、プレイヤー同士のオンラインモードは楽しく中毒性があり、1日を丸々つぶしてしまいます。
GOODな点
- 待ち焦がれていた新しい放送パッケージと解説
- 向上したグラフィックおよびサウンド
- 中毒性のあるオンラインモード
BADな点
- アチーブメントリストがほとんど同じ
COGconnected -パックのシュート方法が大幅に改善
Score:85点
今作の最も重要な改善点は、プレイヤーやAIのシュート方法が大幅に変更されたことです。それにより、従来作品では見られていた非現実的で厄介な見た目のショットが一掃されました。また、数百もの新シューティングアニメーションが付かされたおかげで、今まで以上に試合がリアルで現実的な挙動になっています。
GOODな点
- これまで以上に没入感が向上したゲームプレイ
- 新しい放送パッケージ
- フランチャイズモードの改善
- AIの改善(非現実的なショットが改善された)
- 数百を超える新しいシューティングアニメーションの追加
- 非常に楽しい『World of CHEL』
BADな点
- 観客の顔が死んでおり、没入感が削がれる
- 解説チーム以外のすべてから生じる、感情の欠如
Attack of the Fanboy -完成度が高く非常に便利なトレーニングモード
Score:80点
NHLシリーズは元々完成度が高いため、今作における改善点・追加点にそこまで大きなものはありませんでした。
しかし、トレーニングモードである『Training Camp』について、今作は非常に良く仕上がっています。ホッケーはゲームでもマスターするのが難しいスポーツであり、適切に設計されたトレーニングモードは絶対に必要です。
今作のトレーニングモードでは知っておくべき事項をすべて練習することが出来ます。特定のスキルごとにカテゴライズされ、各テクニックを実行する前に、操作方法のビデオを確認することが出来て便利です。
GOODな点
- 新放送パッケージの追加
- 洗練されたインターフェース
- 向上したグラフィック
- 大幅なフランチャイズモードの改善
- 充実したトレーニングモード
BADな点
- ほとんどのコンテンツについて、大きな変更・追加は無かった
総合評価(トータルスコア)
総合Score:86点(XB1版)
総合Score:77点(PS4版)
GOODな点
- 新たに追加された解説放送パッケージ
- 正確な物理エンジン
- グラフィックとサウンドの向上
- 中毒性のあるオンラインモード
- シュート方法の改善&追加
- 充実したトレーニングモード
BADな点
- 観客席の顔が死んでおり生気を感じられず、没入感が削がれる
- 特段大きな追加 or 新規コンテンツは無い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『NHL 20』についての海外メディアの感想となります。
グラフィックが大幅に向上したほか、選手の動きもより滑らかになっています。また、プロの実況者による新しい解説音声パッケージが追加されたことにより、本当に現実のゲームをプレイしているかのような没入感があるとのこと。
トレーニングモードも充実しており、本シリーズ初心者でも、ビデオ付きの解説が用意されているため、十分に練習を積むことが出来るそうです。
逆に低評価点に関しては特になかったのですが、強いて言えば、観客席の人間の表情が死んでおり、アップで映ると生気を感じられないため没入感が削がれる、という意見もありました。やはり観客一人ひとりの表情を作り込むのは、どのスポーツゲームでも現時点では難しいようですね。
それでも全体的に高得点となっており、シリーズのみならず、アイスホッケーゲームの中でも決定版と言える出来に仕上がっているようです。アイスホッケー好きの方であれば、英語の勉強ついでにも是非本作を購入してみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)