最近は『プレイステーション5(PS5)』や『Xbox Series X(XSX|S)』など、非常に美しい4K映像でゲームを楽しむことの出来るデバイスが増えてきましたね!
▼もはや現実と見まがうほど進化したグラフィック。
みなさんご存じの通り、4K映像を楽しむには、4K(3840×2160)解像度に対応したディスプレイが必要となります。
しかし初めて4Kモニターを購入する方は、どの製品(モデル)を選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
また、外出先でも高画質なゲームを楽しみたい!という方もいると思います。
そこでオススメするのが、設置場所をとらず、持ち運びにも適した『GMK Xpanel2 モバイルモニター』です!
▼4K対応・15.6インチディスプレイ搭載モニター
メーカー | GMKTEC |
発売時期 | 2021年6月 |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
解像度 | 4K(3840×2160)HDR&FreeSync対応 |
リフレッシュレート | 60Hz |
スピーカー | 2W一体型スピーカー ×2 |
タッチ操作 | 対応 |
入力インターフェース | USB Type-C ×2 HDMI ×1 OTG ×1 3.5mmオーディオポート ×1 |
『GMK Xpanel2 モバイルモニター』は、15.6インチ・4K HDR対応のディスプレイを搭載した、持ち運び可能なモニター(ディスプレイ)です。
▼タブレット端末のように、片手で持てるほどのコンパクトさ。
10 bitのIPSパネルを採用しており、ゲームから映画などの映像メディアに至るまで、非常に美しいグラフィックで楽しむことが可能となっています。
▼HDR(High Dynamic Range:ハイダイナミックレンジ)対応のため、自然で色鮮やかな映像表現が可能。
本体には2機のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されており、スタンドアローンでサウンドを楽しむことも可能。
モニター側面には『USB Type-C』や『HDMI』『USB OTG』といったポートを備えているため、ゲーム機のみならずPCやスマートフォン、タブレット端末などの映像出力にも対応しています。
▼画面のミラーリングも可能。
また重力センサーを搭載しており、画面の向きを変えることで、スマホやタブレットのように垂直 ⇔ 水平表示を切り替えることが出来ます。
▼PC用の拡張サブモニターとしても活躍!
そしてディスプレイは10点タッチ操作に対応しており、各種オプション項目の調整から、接続デバイスのタッチ操作まで、指で直感的に操作することが出来ます。
以上のように、数あるモバイルモニターの中でもハイエンドモデルとして位置付けられる製品となっています。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を元に、良かった点・悪かった点などを分かりやすく紹介していきます!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼フタを開けるとモニターがスッポリ収まっています。
▼モニターの下には、付属品の入った小箱が詰まっています。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- モバイルモニター本体
- 説明書
- クリーナークロス
- mini HDMI ケーブル
- Type-C to Type-C ケーブル ×2
- USB-A to Type-C ケーブル
- USB-B to Type-C ケーブル
- 充電用アダプタ
▼説明書は日本語に対応しているため、使い方などは簡単に理解できると思います。
そして本製品には、非常に充実したケーブル対が付属しています。
▼各種変換ケーブル一式が揃っている。
▼モバイルモニター用のmini HDMI ケーブルも用意。
これによって、本製品購入後すぐに、幅広いデバイスに接続して使用することが可能です。
モバイルモニター本体
▼モバイルモニター本体。画面の縁(ベゼル)の幅が狭いため、15.6インチの大きなディスプレイに対して、比較的コンパクトな筐体サイズとなっています。
▼筐体はアルミ製ボディとなっており、見た目も手触りも高級感があります。
▼本体重量は約1.5キログラム弱といったところ。片手でも十分に持ち続けられる軽さです。
本体の厚みは、最も厚い部分で1.5センチほど、薄い部分で0.8ミリほどでした。
▼カバンに入れて持ち運んでも支障にならないコンパクトさ。
▼本体右側面。画像左から『電源ボタン』『USB OTG』『3.5mmオーディオジャック』が用意。
スマホやタブレット端末などをモバイルモニターと直接接続したい場合は、OTGポートを利用しましょう。対応するデバイスでは、端末側からモニターへの給電も可能です。
▼本体左側面。画像左から『USB Type-Cポート』×2, 『mini HDMIポート』が用意。
▼本体下部には音声出力用のスピーカー穴が開いています。
裏面の開閉でスタンドとして機能
また、本体裏面の下部を開くことで、スタンドとして機能します。
▼0~90度の可動域をもつ折り畳みブラケット。
モバイルモニターを設置する際に別途のスタンド等を用意する必要が無いので、非常に便利です!
▼スタンドアローンで立て掛けることが可能。
実際に使ってみた感想
それでは、『GMK Xpanel2 モバイルモニター』を実際に使ってみた感想について紹介していきます!
なお、今回のレビューでは私が所有している プレイステーション5(PS5)に接続して使用してみました。
▼なお、ゲーム機等と接続する場合は、付属のmini HDMIケーブルを使用しましょう。
▼また本製品はバッテリーを内蔵していないため、モニター使用の際は常時コンセント(もしくは給電対応モバイル端末)からの給電が必要となります。
▼モニターが小さいため、こんな置き方もできる!
▼本体重量も軽いため、壁掛けモニターとして使用しても良いでしょう。
非常に綺麗な4K・HDR対応グラフィック
本モニターは4K・HDR出力に対応しており、プレイステーション5などの4K対応デバイスに接続することで、非常に綺麗で色鮮やかな映像を堪能することが出来ます。
▼PS5接続時の映像出力詳細。4K・60Hz出力・HDR対応が出来ていることが確認できます。
際にいくつかのゲームをプレイしてみました。
▼PS5専用タイトル『デモンズソウル リメイク』をプレイした際の様子。
近くのオブジェクトはもちろん、遠景の建物に至るまで細部がクリアに描画されており、とても綺麗です。
またHDR対応により、非常に鮮やかな色合いを実現しています。
▼明暗の差がより顕著に描画されており、ゲーム内の雰囲気をより感じられるようになっている。
▼こちらは同じくPS5専用タイトル『FF7R インターミッション』をプレイした様子。全体的に違和感のない、自然な色合いで描画されます。
▼戦闘中のエフェクトやパーティクルなども非常に美しい!
▼こちらはシューティングゲーム(BF5)をプレイした際の様子。
60Hzのリフレッシュレートに対応しているため、反応速度が求められるFPSゲームなどでも問題なく高ランクを目指すことが出来るでしょう。
▼4K解像度のおかげで、遠方の敵プレイヤーまでクッキリと視認することが出来ます。
この通り、非常に綺麗で満足度の高い4K・HDR対応画質が楽しめるモバイルモニターとなっています。
もちろんゲームだけでなく、映画などの映像メディアを高画質で鑑賞したい場合にもオススメです!
高品質なスピーカー
上述した通り、本製品下部には2機のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されています。
サウンド出力方向が一方向のみであるため、流石に音に立体感はありません。
しかし音質自体は良好であり、中~高音域に関しては澄み渡ったクリアなサウンドを楽しむことが出来ます。
普通に映画やゲームを楽しむ分には、まったく支障のないスピーカー性能であると感じました。
ただ立体感に欠けるため、特にFPSゲームなどにおいては敵の位置を把握しづらくなり、立ち回りが不利になる恐れがあります。
もしも音にこだわりたい方は、別途外付けスピーカーを購入して、本機の3.5mmオーディオポートに接続することをオススメします。
▼オススメの高コスパ外付けスピーカー
スムーズで直感的なタッチ操作が可能
本製品のディスプレイはタッチ操作に対応しており、各種設定の変更などを指で行うことが出来ます。
▼ディスプレイの右下を2本指でタッチし、下にスクロールすることでメニュー画面が表示されます。
▼実際にタッチ操作を行っている様子
動画を観ても分かる通り、タッチ操作の反応性は良く、物理ボタンを連打するよりもスムーズで直感的な操作が可能です。
なお、スマートフォンやタブレット端末を接続した際は、モバイルモニター上で各種端末のタッチ操作を行うことも出来ます。
充実した設定項目
本製品の設定項目は充実しており、明るさやコントラストといった一般的な設定項目はもちろん、用途別のグラフィックモード切替機能も用意されています。
▼ゲームモードからFPSモードまで、用途に合わせた画質プリセットが用意。
▼日本語を含め、各言語に対応しています。また『FreeSync』機能も用意。
主な設定項目
- ボリューム
- 明るさ制御
- コントラスト調整
- 回転方向
- Type-C入力切替
- HDMI入力切替
- ボリューム調整
- 重力センサー切替
- 画質モード切替
- HDR切替
- FreeSync切替
ディスプレイへの映り込みが目立つ
背後に強い光源などがある場合、本製品のディスプレイが鏡のように反射して、映り込みが目立ってしまいます。
▼画像を見ても分かる通り、現実の背景がディスプレイへ映り込んでしまっています。
映像視聴にはそこまで支障のないレベルですが、気になる方にとっては無視できないかもしれません。
もしも気になる場合は、"映り込み防止フィルム" などを購入して貼り付けることをオススメします。
電源接続部が熱を持ちやすい
本製品を使用していて少し心配になったのが、電源接続部の熱です。
30分ほどモニターを使用した際に、USB Type-Cで給電している部分を手で触れると、結構な熱を感じました。
▼触れていられないほどではありませんが、かなり熱くなっています。
恐らく本製品はこの程度の熱であれば問題ないように設計されているとは思います。
ただし、室内温度が高くなる夏場や、熱のこもりやすい場所に設置する際などには、多少注意した方が良いかもしれません。
次世代ゲーム機用としてオススメの4Kモバイルモニター
- 性能:(☆4.5)
- デザイン:(☆4)
- 扱いやすさ:(☆4)
- 価格(コスパ):(☆4)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『GMK Xpanel2 モバイルモニター』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 非常に軽量かつコンパクトなデザイン
- 4K・HDR対応の美しいグラフィック
- 直感的なタッチ操作が可能
- バリエーション豊富なケーブル類が付属
- 充実したオプション項目
- 高音質なデュアルスピーカー
悪かった点
- ディスプレイを保護するためのカバー等が付属しない
- サウンドに立体感はない
- 電源接続部が熱を持ちやすい
- 画面への映り込みが目立つ
以上の通り、非常に美しい4K・HDR対応映像を楽しむことの出来る、ハイエンドモバイルモニターとなっています。
映画などの映像メディアの視聴にはもちろんのこと、PS5やXbox Series Xなど次世代ゲーム機を遊ぶためのモニターとしても最適です!
筐体自体が非常に軽くてコンパクトであるため、外出先に持ち運んでも邪魔にはならないでしょう。ただし、持ち運びを前提にしているのであれば、個人的にはディスプレイを守るためのカバー等が付属していてほしかったところです。
サウンド品質も良好であり、外付けスピーカー等が不要である点もGood。
そしてタッチ対応により、ストレスのない操作が可能となっています。
4Kモニターの購入を検討している方には、ぜひ候補の1つとしてオススメしたい一品です!
▼こちらのサイトでも紹介されています。
『GMK Xpanel2 モバイルモニター』レビュー | PS5など最新ゲーム機を4K画質でプレイ可能! | TikGadget
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