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『エグゾプライマル』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ

2023年7月14日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けオンライン専用チーム対戦型マッシヴアクションゲーム『エグゾプライマル』(EXOPRIMAL)。

本作は、歴史上最凶の「恐竜」を人類最強の「エグゾスーツ」で打破する、オンライン専用のチーム対戦型マッシヴアクションゲームです。

「ロール」という役割に特化した近未来の「エグゾスーツ」を身に纏い、圧倒的な量で押し寄せる恐竜災害に立ち向かっていきます。

ハード PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC
開発元 カプコン
価格 通常版(ダウンロード版):7,990円(税込)
通常版(パッケージ版):8,789円(税込)
デジタルデラックスエディション:8,990円(税込)
ジャンル オンライン専用チーム対戦型マッシヴアクション
プレイ人数 最大10人
リリース日 2023年7月14日(金)

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このゲームについて:

西暦2040年─突如出現する恐竜の群れによって、街や人々が襲撃される事象、
すなわち「恐竜災害」が世界各地で発生し、人類は危機に瀕していた。

だが、アイビウス社が開発した新世代AI「リヴァイアサン」により、恐竜災害が起きる場所を特定する「恐竜予報」が可能となり、さらに、恐竜に対抗するための最新鋭パワードスーツ「エグゾスーツ」の開発が進められていた。

エグゾスーツを身に纏い、恐竜を駆逐する人類の希望「エグゾファイター」。
あなたはこれからアイビウス社のファイター適正試験を受け、「エグゾファイター」として、人々を恐竜災害から守る戦いに身を投じることになる。

西暦2040年、突如出現する恐竜の群れによって街や人々が襲撃される事象、すなわち「恐竜災害」が世界各地で発生。プレイヤーらは恐竜に対抗するための最新鋭パワードスーツ「エグゾスーツ」を身にまとい、「エグゾファイター」として、人々を恐竜災害から守る戦いに身を投じることになります。

エグゾスーツには「ロール」という役割があり、大きくわけて「アサルト」、「タンク」、「サポート」の3種類。戦闘中、いつでもスーツチェンジできるので、チーム編成や戦闘の状況に応じてエグゾスーツを変更し、ミッションを達成しましょう。

メインモード「ディノサバイバル」は、5人のプレイヤーが1つのチームとなり、チーム同士で競い合う5vs5の「対戦型PvE」となっています。

相手チームのファイターを直接攻撃するシチュエーションが発生することもあれば、相手チームと協力して10人のファイターで強敵に挑むこともあるなど、バリエーション豊かなミッションが用意。

「ディノサバイバル」を遊ぶことで、ストーリーが進展するだけでなく、プレイヤーやスーツのレベルを上げる経験値やスーツをカスタマイズできるコスメティックアイテムなど、さまざまな報酬を得ることができます。

本作はオンライン専用ゲームですが、発売時点でパーティ作成のクロスプレイは、以下の3つのプラットフォーム群内に制限されています。

  • Xbox ネットワーク(Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Micosoft Store))のフレンド同士
  • PlayStation™Network (PlayStation®5、PlayStation®4)のフレンド同士
  • Steam(PC)のフレンド同士

開発元によると、いずれは別プラットフォーム間でのパーティープレイ実装を検討中である、としています。

そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?

現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!

※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。

海外メディアの評価スコア&レビューコメント

Finger Guns -爽快で楽しい時間を提供するゲーム

Score:70

海外レビュアー

カプコンの新作アクションゲーム「エグゾプライマル」には、恐竜と戦う刺激的な世界が広がっています。このゲームは楽しい時間を提供してくれます。無尽蔵の恐竜と都市高速道路で戦うという壮観なゲームプレイは、ビジュアルもサウンドも楽しめます。

ゲームの中核はPvP/PvEモードで、恐竜を倒すというシンプルな目標が設定されていますが、その中で多くの戦術が生まれます。また、ストーリー要素は限定的ですが、ゲームプレイ中に解除されるファイルやオーディオログなどを通じて、物語の背景情報が明らかになります。

その一方で、このゲームの目玉は10種類のエグゾスーツです。各スーツは特定の役割を持ち、それぞれ独自のスキルや戦略が必要です。これにより、チームのバランスと戦術がゲームの勝敗を左右します。

各エグゾスーツのレベルアップにより、コスメティックアイテムや能力強化モジュールが解放され、プレイヤーのモチベーションを高めます。本作は、ある人にとっては微妙なゲームかもしれませんが、特定のゲーマーにとっては、爽快で楽しい時間を提供するゲームだと言えます。

原文

良かった点

  • 安定したパフォーマンス
  • マルチプレイヤーオンラインプレイと物語をうまく組み合わせている
  • ダイナミックなクラスシステムと多様なエクソスーツ能力
  • シンプルながらも楽しいゲームプレイ
  • ビジュアルとオーディオ体験は壮観で、エンターテイメント価値が高い

悪かった点

  • 物語とキャラクターの対話は、時折笑えるほどぎこちない
  • コンテンツのバラエティが不足
  • 唯一のモードで何度も同じことを繰り返すことになる
  • バトルパスシステムは、ゲームの価格と限られたコンテンツを考慮すると不適切
  • チームバランスが不均衡であるとき、PvP戦は酷いものになる

Gamereactor UK -素晴らしいメカ、興味深い世界観、ワクワクするようなアクションが詰まっている

Score:60

海外レビュアー

本作に初めて足を踏み入れたとき、期待したすべてがこのゲームには詰まっていました。素晴らしいメカ、興味深い世界観、そしてワクワクするようなアクションなどです。一部問題点はありますが、数々の面白さは私の期待を満たしました。

プレイヤーはエクソファイターとして、10種類のエグゾスーツのパイロットとなり、恐竜を倒す任務を負います。設定は独特ながら、大仰なキャラクターやB級アクション映画のようなプロットが用意されており、次に何が起こるのかを知りたくなる魅力があります。

チームメイトと共に恐竜の大群を撃つ、あるいは敵チームと対決するなど、このゲームは一見単純ながら、ビジュアル面では楽しみがたくさん詰まっています。各エクソスーツはビジュアルが素晴らしく、特異な能力とプレイスタイルを持っています。

しかし、本作の中心的なゲームプレイは、その興奮度が物語の設定ほど高くはありません。恐竜の大群と戦うという絶えず繰り返されるプレイは退屈に感じられることもあります。それでも、チーム対戦の最終局面やボス戦は混沌として楽しめます。

全体的に、本作は期待ほどには高みに達しないかもしれませんが、新たなマルチプレイ体験を求めるプレイヤーにとっては魅力的なゲームと言えるでしょう。

原文

良かった点

  • 魅力的でエキサイティングなアクション
  • 興味を惹かれるストーリー
  • 視覚的に魅力的で、それぞれに独自の能力とプレイスタイルがあるエクソスーツ
  • ダイナミックで派手なエフェクト
  • デザインの優れたメカ達
  • ゲームの最終部分やボスとの戦闘は楽しい

悪かった点

  • 恐竜を倒すアクションが退屈
  • 恐竜の大群との戦いが平凡で感じられることが多い
  • マッチが単調で似たようなパターンばかり
  • ゲームバランスの調整に問題があり、一度リードを許すと巻き返すのが非常に難しい
  • マッチの結果は最初の数分で決まってしまう感じがある

Hey Poor Player -いくつかの大きな問題があるため、すぐにはオススメしづらい

Score:60

海外レビュアー

本作は基本的には面白いゲームで、特に人類対恐竜というコンセプトは注目されています。しかし、これが我々が待っていたディノクライシスの復活ではなく、いくつかの大きな問題があるため、すぐにはオススメしづらいです。

ストーリーは、さまざまな次元からエクソパイロットを集めて獰猛な恐竜との死闘に参加させるAI「リヴァイアサン」を中心に展開します。ストーリーの展開自体は面白く、途中で語られる物語はB級映画のようで、独特の世界観を作り出しています。

しかし、ゲームモードに関しては種類が少な過ぎます。新しいマップが開放されたり、敵のバラエティや難易度が上がったりすることで進行感を得ることができますが、最初の数時間はあまり魅力的ではなく、その時点で多くのプレイヤーを失う可能性があります。

エクソスーツには非常に多彩なラインナップがあり、各スーツが違ったゲーム体験を提供しますが、PvP環境では各スーツがバランスを欠いており、PvP戦がすぐに一方的な展開となってしまいます。

また、ゲームの進行はとても時間がかかり、各スーツのレベルアップが遅いため、自分だけのプレイスタイルを作り上げるのに時間がかかります。

結局本作は、出来の良いコアゲームプレイと豊富なエクソスーツのラインナップを持ちながらも、バランスの取れていないPvP、進行の困難さ、限定的なゲームモードなど、ゲーム自体が抱える問題が多すぎます。この問題が解決しない限り、「エグゾプライマル」が生き残ることは難しいでしょう。

原文

良かった点

  • ヒト対恐竜というコンセプトが面白い
  • ゲームプレイが楽しく、協力プレイで恐竜を倒す過程が楽しい
  • プレーヤーが引き込まれるストーリー
  • ゲーム内のエグゾスーツ(クラス)のバラエティが豊富で、異なる役割が用意されている
  • ゲームプレイとガンプレイがスムーズで直感的
  • 今後のコンテンツ追加に期待

悪かった点

  • リリース時点ではゲームモードが少なく、コンテンツが少ない
  • PvPにおいて、全体的なバランスが取れていない
  • 各スーツのレベルアップが遅く、キャラを育てるのに時間がかかる
  • バトルパスが存在し、その中でしか得られないコスメティックアイテムがある
  • 現状では、ゲームが楽しいにもかかわらず、一部の問題点がそれを覆してしまっている

TheGamer -閉塞感と繰り返しのマルチプレイヤーゲーム体験

Score:40

海外レビュアー

「エグゾプライマル」は、壮大な舞台と独特な設定を持つゲームでありながら、それを十分に活用することができていません。

ゲーム内での戦闘やキャラクターの個性的な能力は一部魅力的ですが、その創造性は開発元のカプコンが無理にトレンドを追いかけようとする結果、閉塞感と繰り返しのマルチプレイヤーゲーム体験へと導かれてしまいます。また、その試みは強烈な繰り返しの中で一層痛々しさを増すばかりです。

本作の最大の問題は、ストーリー進行の予測不可能さと単一のゲームモードの疲れるほどの繰り返しです。ストーリーは自然に進行することなく、繰り返しの任務を遂行することで紐解かれる形になっており、それがつまらないゲームへと変えてしまっています。また、一見楽しいように見えるエクソスーツの種類やカスタマイズ可能な能力も、限られたマップと同じ任務の繰り返しの中では意味をなさなくなってしまいます。

カプコンは優れたコンセプトを追求するよりも、トレンドを追いかけることを選択したため、本作はせっかくの優れたコンセプトを台無しにしています。今後の追加コンテンツ次第では体験が改善される可能性はありますが、現状ではプレイヤーがそれを待つだけの時間を持て余すほどの魅力があるとは思えません。

原文

良かった点

  • 豊富なエグゾスーツ
  • エグゾスーツのカスタマイズが可能
  • 各エグゾスーツには独自のレベリングシステムがあり、能力を完全に変えることが可能
  • スリリングな恐竜との戦闘

悪かった点

  • ゲームがあまりにも単調で、一部は手抜き感がある
  • 提供される単一のゲームモードは数分で飽きてしまう
  • マップや目標のバリエーションがほとんどなく、何度も同じプレイを繰り返すことになる
  • ユーザーインターフェースが古臭い
  • トレンドを追いかけた結果、せっかくの優れたコンセプトを台無しにしている

総評:確かにユニークなコンセプトの作品だが、現状では多くの問題が存在

総合Score:58

GOODな点

  • ダイナミックなクラスシステムと多様なエクソスーツ能力
  • シンプルながらも楽しいゲームプレイ
  • ビジュアルとオーディオ体験は壮観で、エンターテイメント価値が高い
  • 興味を惹かれるストーリー
  • ダイナミックで派手なエフェクト
  • デザインの優れたメカ達
  • ゲームの最終部分やボスとの戦闘は楽しい

BADな点

  • リリース時点ではゲームモードが少なく、コンテンツが少ない
  • ゲームがあまりにも単調で、一部は手抜き感がある
  • 唯一のモードで何度も同じことを繰り返すことになる
  • 恐竜の大群との戦いが平凡で感じられることが多い
  • ゲームバランスの調整に問題があり、一度リードを許すと巻き返すのが非常に難しい
  • 各スーツのレベルアップが遅く、キャラを育てるのに時間がかかる
  • ユーザーインターフェースが古臭い

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※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。

以上が、『エグゾプライマル』についての海外メディアの感想となります。

いろいろなエグゾスーツを着こなして恐竜と戦うのが楽しい

本作は、それぞれが独自の能力をもった豊富なエグゾスーツが魅力的であると評価されていました。プレーヤーは、独自のレベリングシステムとモジュールを通じてエグゾスーツをカスタマイズすることができ、戦略の幅を広げることができるとのこと。

本作のストーリーには、一部の記憶に残る場面やユニークなキャラクター達が存在し、次の展開が知りたくなる魅力があると述べられていました。

チームメイトと共に恐竜の大群を撃つ、あるいは敵チームと対決するなど、このゲームは一見単純ながら、ビジュアル面では楽しみがたくさん詰まっています。特にチーム対戦の最終局面や、ボス戦は混沌として楽しめると好評な様子です。

ゲーム体験が一貫して単調・退屈に感じられる

一方で、本作はリリース時点でコンテンツが不足しているせいで、繰り返しのプレイになりがちとのこと。その結果、ゲーム体験が一貫して単調・退屈に感じられてしまうようです。

多種多様なエグゾスーツの存在が魅力的ではあるものの、スーツは同じゲームモードでしか試すことができず、これがプレイの退屈さを増幅しているようです。また、物語の進行はランダムかつ予測不能で、その結果、大規模なマッチやセットピースが期待できないという欠点があります。

さらに、プレイヤーはしばしばAI制御のボットと対戦することが多く、これはマルチプレイヤー体験を損ないます。プレイヤー同士のPvP戦に関しても、ゲームバランスの調整に問題があり、片方のチームに一度リードを許すと巻き返すのが非常に難しいと指摘されていました。

他には、ユーザーインターフェースの古臭さも問題だと述べられていました。

今後のコンテンツ発展に期待

様々な意見が見受けられましたが、『今後のコンテンツ発展に期待したい』という意見が多く見受けられました。

リリース時点ではコンテンツ量が圧倒的に不足しており、唯一のゲームモードで何度も同じようなゲームプレイを強いられるため、早くに飽きが来てしまうと述べられていました。

ゲームバランスの調整にも問題があり、PvP戦では多くの場合で一方的な試合展開になってしまうとのこと。

しかし、多種多様なエグゾスーツを使いこなし、自分だけの戦略を作り出すことで、これまでにない対恐竜戦闘体験が楽しめる点は好評です。テンポの良い戦闘と派手で印象的なビジュアルも魅力的。

今後のコンテンツ展開次第では体験が改善される可能性もあります。新たなマルチプレイ体験を求める方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!

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