2020年9月2日（水）発売の、PC向け歴史ストラテジーゲーム『Crusader Kings IIIInertial Drift』（クルセイダーキングス3）。
本作は、世界中で人気の高い戦略ゲーム『Crusader Kings』シリーズの最新作です。
中世ヨーロッパを中心とした広大な世界を舞台に、封建君主として戦争・外交・陰謀などを通じて一族の反映を目指していくRPG風の歴史ストラテジーとなっています。
| ハード | PC |
| 開発元 | Paradox Development Studio |
| 価格 | 5,150円（税込） |
| ジャンル | 歴史ストラテジー |
| プレイ人数 | オンラインマルチプレイ対応 |
| リリース日 | 2020年9月2日（水） |
このゲームについて：
Paradox Development Studio が、史上最も人気の高い戦略ゲームの続編をお届けします。
Crusader Kings IIIは、歴史を舞台にした戦略ゲームの流れを受け継ぐゲームであり、王家を繁栄に導くための様々な方法が多数採用されています。
ゲーム開始時点では、ヴァイキングが活躍した867年と、ノルマン・コンクエスト直前の1066年が用意されており、当時のあらゆる君主から好きなキャラクターを選んでプレイすることができます。
ゲームの舞台はヨーロッパ以外にも、中東・インド・アフリカの一部地域を含んでいます。
君主としての自身の生きざまを体験することができ、キャラクターの世代交代を経験しながら一族の歴史を築いていく壮大な歴史ストラテジーゲームとなっています。
そして今作ではシリーズ初となるマルチプレイにも対応。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
Gamersky -全ての要素が綿密に絡み合って機能している
Score：100点
本作では戦争・陰謀・一族・信条・権力闘争など全ての要素が綿密に絡み合っており、リアルな君主一族の歴史に没入することができます。
システムは一見複雑で難しいように感じますが、初心者向けのやさしいチュートリアルが用意されているほか、ある程度慣れると全ての要素が見えてきます。
インテ―フェースは前作より簡潔で直観的なものに生まれ変わり、ビジュアルの鮮やかさも増しました。
コンテンツボリュームも膨大であり、人間ドラマに満ちた素晴らしいゲームです。
良かった点
- より簡潔で直観的になったインターフェース
- ユーザーにやさしいチュートリアル
- 全ての要素が綿密に絡み合って機能している
- リアルで鮮やかな君主の歴史を追体験（ロールプレイング）
- 鮮やかになったグラフィック
- 豊富なコンテンツ量
悪かった点
- 特に無し
GameSpew -全てが進化した最新作
Score：100点
今作は前作に比べ、世界がより広大になったうえに相変わらず膨大なコンテンツ量を搭載。その一方でロード時間は短くてスムーズなため、ストレスを感じることもありません。
システムとインターフェースも全体的に見直された結果、よりプレイアビリティに優れたデザインへと洗練されています。
ビジュアルはよりゴージャスになっており、キャラクター達により感情移入できるようになりました。
相変わらず各要素が複雑に絡み合っており、没入感の高い君主体験を実現しています。
これこそまさにシリーズファンが待ち望んでいたものすべてを含んだ作品です。
良かった点
- 読み込み速度が非常に早い
- 洗練されたシステムとユーザーインターフェース
- ゴージャスなビジュアル
- 膨大なコンテンツ量
- より広大になった世界
- 深みのあるキャラクター育成
悪かった点
- 特になし
PC Gamer -常に変化し続ける世界
Score：94点
本作のゲーム内世界は常に動き続けており、まるで現実世界のようにどこかで何かしらの出来事が起きています。
そのような世界へプレイヤーの決定で大きな影響を与えることが出来るのは実に爽快な体験であり、宗教を広めて影響を見てみるなど、色々なことが出来て楽しいです。
君主の施政上の問題や、ストレス管理など大変な面もありますが、それらを乗り越えて一族を反映させることが出来ると大きな達成感を感じます。
このレビュー記事を書いている今でもすぐにゲームに戻りたくなるほど、中毒性の高いゲームです。
良かった点
- 常に変化をもたらすゲームシステム
- 達成感があり、没頭できるゲームプレイ
- プレイヤーの決定が世界に大きく影響する
悪かった点
- 特に無し
TheSixthAxis -プレイヤー自身が成長し、体験を向上できる作品
Score：90点
元々から評価の高かった『Crusader Kings」シリーズですが、今作では前作までの良かった点を継承しつつ、あらゆる面の要素が強化されたことで、より没入感の高まった君主体験が可能です。
非常に広大なワールドマップではひねりのある楽しいストーリーが展開します。
前作からの課題であったインターフェース面は見直された結果、初心者でも扱いやすい仕様となりました。
ただし、チュートリアルの時点で結構複雑なシステムを詰め込まれるため、最初は苦労するかもしれません。
良かった点
- 没入感の高まった君主体験
- 非常に広大なワールドマップ
- 大規模な宗教システム
- ひねりのある楽しいストーリー
- 優れたインターフェース
悪かった点
- チュートリアルは情報が多すぎて混乱する
- 一部のストレスを伴う展開
総評：全ての要素が綿密に絡み合った大規模ストラテジー
総合Score：91点
GOODな点
- より簡潔で直観的になったインターフェース
- ユーザーにやさしいチュートリアル
- 全ての要素が綿密に絡み合って機能している
- 豊富なコンテンツ量
- 深みのあるキャラクター育成
- 達成感があり、没頭できるゲームプレイ
BADな点
- チュートリアルは情報が多すぎて混乱する
- 一部のストレスを伴う展開
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Crusader Kings IIIInertial Drift』についての海外メディアの感想となります。
より遊びやすくなったシリーズ最新作
今作では前作までで評判の良かった要素を継承しつつ、すべての要素のクオリティを高めることで、より没入感のある君主体験が可能なゲームになっていると、いずれのレビュアーからも非常に高い評価を付けられています。
特に今まではインターフェース面が課題でしたが、今作では操作画面が刷新され、各機能へのアクセシビリティが改善されたことで、初心者でも扱いやすいインターフェースへと進化しています。
ゲーム内の要素はすべてが綿密に絡み合っており、情勢は常に動き続けます。
そのような世界の中でプレイヤーが君主として何をすべきかを考え、一族を上手く繁栄に導くことが出来ると、とても大きな達成感を味わえるとのこと。
全体的に完成度の高い歴史ストラテジーとなっているようです。
チュートリアルから情報量が物凄い
ただし、非常に多くの要素からゲームが成り立っている分、チュートリアルの時点から結構な情報量を詰め込まれることになります。
そのため、まったくの初心者の方は多少なりとも混乱するかもしれないとのこと。
しかし、一度慣れてしまえばすぐに世界全体を俯瞰して見ることが出来るようになるため、あまり身構える必要はないと述べられています。
非常にクオリティの高い君主体験が可能
上記で紹介したように、あらゆる要素が高クオリティに作り込まれた、没入感の高い君主体験が可能な歴史ストラテジー作品となっています。
一見難しそうに感じるかもしれませんが、1つ1つの要素を少し理解するだけで、他の要素も連鎖的に腑に落ちるようになっています。
君主として一族の歴史を築く壮大なストーリーを、是非体験してみてはいかがでしょうか！(ﾟ∀ﾟ)
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