2019年9月26日(木)発売の、PS4, Xbox One, ニンテンドースイッチ, PC向けシューティングゲーム『CONTRA: ROGUE CORPS』。
※北米でのリリース日は2019年9月24日(火)となっています。
『CONTRA(魂斗羅)』シリーズとは、1987年に第一弾がアーケードゲームで登場して以来、長年にわたって世界中で人気を誇っている見下ろし型シューティングゲームです。完全新作である今作では、シリーズの魅力は残しつつ、対戦・協力プレイ、育成・収集・強化などのゲーム要素が大幅に強化されています。
ハード | PS4, Nintendo Switch, Xbox One, PC |
メーカー | コナミホールディングス, トイロジック |
価格 | 5,000円(税抜) |
ジャンル | シューティングゲーム |
プレイ人数 | 1~8人(ローカル・オンライン対応) |
リリース日 | 日本語版:2019年9月26日(木)
北米版:2019年9月24日(火) |
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あらすじ:
エイリアン戦争終結の2年後、決戦の地となった戦場跡に謎の領域「ダムドシティ」が出現する。
そこは「フィーンド(悪鬼)」と呼ばれる不気味で残忍なクリーチャーたちがはこびる狂気に満ちた世界だった。
混沌の中現れた5人のならず者たち・・・「ROGUE CORPS」。
お世辞にも正義の味方には見えない彼らの目的は人類の平和か、はたまた「ダムドシティ」に埋蔵されたお宝を狙った一攫千金か・・・ともあれ世界の命運は彼らに託された。
従来シリーズと比較して、武器・キャラクター強化等のやり込み要素が非常に充実しており、リプレイ性の高いゲームとなっています。
また、全ミッションについて最大4人までの協力プレイが可能。対戦モードに至っては、最大8人での白熱するオンラインバトルを楽しむことが出来ます。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Hobby Consolas -伝統的なユーモアを受け継いだ作品
Score:74点
4人の愛らしいキャラクター達によって織りなす物語には、魂斗羅シリーズ特有のユーモアが健在です。最大4人でのローカル協力モードでは、キャンペーンモード以上に難しいが、非常に楽しい探索ミッションの数々をプレイすることが出来ます。
一方で、キャンペーンモードで協力プレイが出来ないのは残念です。また、破壊可能な要素には限りがあり、フレームレート低下の発生や、カメラワークの問題など、技術的に様々な問題を抱えているゲームでもあります。
GOODな点
- 魂斗羅シリーズ特有のユーモアが備わっている
- 楽しいマルチプレイモード
BADな点
- いくつかの技術的な問題
- キャンペーンモードで協力プレイが出来ない
- フレームレート低下が発生する
- 破壊可能な要素は限られている
Hardcore Gamer -魂斗羅の本質を維持した、とても楽しいゲーム
Score:70点
本作は、ノンストップの虐殺(バトル)とブラックユーモアを備えた、最高にバカげたゲームです。キャラクター、敵、シナリオは全てバカげていますが、それがゲームをとても楽しいものにしています。
従来の魂斗羅シリーズを好きなプレイヤーであれば、本作でもたくさんの楽しさを見つけることが出来ます。
原文
GOODな点
- プレイスタイルに応じて武器をカスタマイズ可能
- バカげたキャラクター・敵・シナリオ
- PvPモードが楽しい
- 魂斗羅シリーズの本質を維持したゲーム性
BADな点
- 4人ローカル協力プレイでは、画面上で何が起こっているのか分からない
Everyeye.it -全体的にバランスが未調整
Score:50点
本作のコンテンツ量は、従来シリーズと比較すると長い方で、様々な難易度オプション等により20時間は遊べるゲームとなっています。
一方で、武器・キャラクター・敵などのバランスは、ほとんど未調整と言っていいほど酷いものです。また、敵キャラクターの頻繁な再利用や、劣悪なグラフィックなども加わり、エンディングクレジットに到達する頃には、満足感よりもフラストレーション(不満)を強く感じます。
GOODな点
- 安定したフレームレート
- 長続きするコンテンツ量
BADな点
- キャラクターモデルが不出来
- 敵キャラクターの使いまわし
- 全体的にバランスが未調整でイライラする
Push Square -平凡なシューティングゲーム
Score:50点
本作のグラフィックはお世辞にも綺麗とは言えず、PS2並みとなっています。
また、扱いにくいアップグレードシステムは各キャラクターに若干の個性を追加することが出来ますが、やや面倒で混乱します。
ミッションも退屈なものばかりであり、本作はまさに "平凡" なシューティングゲームとなっています。ただ、パンダはとてもいいと思います。
GOODな点
- 見た目ほど悪くない、ユニークなキャラクター達
- 主人公の中にパンダがいる
BADな点
- いたって普通のシューティングゲーム
- グラフィックは良くない(PS2並み)
- ミッションはほとんど退屈
- 扱いにくいアップグレードシステム
CGMagazine -プレイすることはまさに拷問
Score:20点
本ゲームの出来は非常に悪く、マゾゲーマーに勧めることさえできません。プレイすることは拷問であるため、ジュネーブ条約を実質的に破っていることになります。
混乱を招くアップグレードシステム、再利用される敵の数々、そして何度も同じようなことを繰り返す戦闘などが含まれています。
装備についても、どのパーツをアップグレードしたらダメージを軽減できるか、適切な組み合わせなのかを示す指標が一切ないため、何も分かりません。
協力プレイモードでは、画面があまりにもゴチャゴチャしているため、自分がどこにいるのか、今何が起こっているのかを判断することも出来ません。
グラフィックもPS2レベル、サウンドトラックも何とも言えない出来になっています。
消費者がこのゲームをプレイしたいだろう、と考えているコナミの楽観主義を賞賛すべきです。どんな価格でも購入はオススメできません。
GOODな点
- 特に無し
BADな点
- 同じような敵キャラ、ステージ、戦闘の繰り返し
- PS2並みのグラフィック
- 他ゲームのパクリのようなサウンドトラック
- 扱いづらいアップグレード要素
- どこにいるのか分からなくなる協力プレイモード
総合評価(トータルスコア)
総合Score:51点(PS4版)
総合Score:55点(XB1版)
GOODな点
- 魂斗羅シリーズ特有のユーモア
- 楽しいマルチプレイモード
- 良い意味でバカげたキャラクター、敵、シナリオ
- 武器の豊富なカスタマイズ要素
- 安定したフレームレート
- 長続きするコンテンツ量
BADな点
- キャンペーンモードで協力プレイができない
- ローカル協力プレイでは、画面上で何が起こっているのか分からなくなる
- 敵キャラクターの頻繁な使いまわし
- グラフィックが悪い(PS2並み)
- 全体的にバランスが未調整
- ミッションはほとんど退屈
- 扱いづらいアップグレード要素
- クオリティの低いサウンドトラック
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『CONTRA: ROGUE CORPS』についての海外メディアの感想となります。
中々辛口のレビューが多かった印象です。
まず本作の良い点としては、伝統的な魂斗羅シリーズのゲーム性や、ユーモア要素が引き継がれていることです。楽しいキャラクター達によって織りなされる物語は、大半がばかげており、良い意味でのバカゲーとなっています。
また様々な難易度オプション、Coopモード、PvPモード等の実装により、何十時間もプレイし続けられるコンテンツ量になっているとのことです。
一方で、グラフィックについてはPS2レベル、サウンドトラックについては聞こえづらかったり、"MGSシリーズ" や "サイレントヒル" のパクリに聞こえる曲が流れているとのことで低評価を付けられています。
また、敵キャラクラーが頻繁に使いまわされる点や、折角のアップグレードシステムが非常に扱いづらい点についても、どのレビュアーも不満を述べています。
そして楽しいはずの協力プレイも、一つの画面上で複数人のキャラクターが大量の敵キャラに紛れて動き回るため、自分がどこにいるのか、何をしているのかが分かりづらいとされています。
以上のように、多くの欠点が指摘されているゲームとなってしまいました。
しかし、シリーズ特有のユーモア要素は多く含まれているため、魂斗羅シリーズが好きなゲーマーであれば、プレイしてみてもいいと思います(゚∀゚)
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