2020年1月16日(木)発売の、PS4, Xbox One, PC(Steam)向け悟空体験アクションRPG『ドラゴンボールZ カカロット』。
※XBOX One版はダウンロード版のみの販売となります。また、PCは海外Steamのみでの配信となります。
本作は、人気アニメ・漫画『ドラゴンボール』シリーズの主人公 "孫悟空" を操作して、広大なドラゴンボールの世界を冒険するアクションRPGです。修行・探索・レベルアップといったRPG要素に加え、食事や採集・釣りといったユニークな要素も満載。また、原作者の鳥山明 氏が本作に際して新たに設定を起こしており、新規キャラクターも登場します。
ハード | PS4, Xbox One(ダウンロード版のみ), PC(海外Steam) |
開発元 | サイバーコネクトツー |
価格 | 7,600円+税 |
ジャンル | 悟空体験アクションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | PS4, XB1版:2020年1月16日(木) PC(Steam):2020年1月18日(土) |
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このゲームについて:
自らが「孫悟空」となり、悟空が辿った物語を追体験していく、「ドラゴンボールZ」を一から辿るアクションRPG。超人的なバトル、舞空術や筋斗雲による空中散策、大量の料理が並ぶ食事など、あらゆる面から悟空を体験できる作品になっている。
「ドラゴンボールZ」で描かれた数々の激闘を体感しよう!襲い来る無数の気弾や、大地が崩壊するほどの激しい猛攻をかいくぐる、今までのドラゴンボールゲームにはなかった、命がけの死闘を繰り広げろ!
闘うだけが悟空じゃない!釣りをしたり、動物、時には恐竜まで狩るなんてことも!
広大なエリアを舞空術で飛び回って、様々なイベントを体験しよう!
従来のドラゴンボールのタイトルとは一線を画した本作は、悟空を操作して広大なワールドを駆け回り、ハンティング・採集・釣り・食事と言った、RPG要素が強く前面に押し出された作品となっています。
さらには、本作完全オリジナルのキャラクターである『ボニュー』も登場。
もちろん肝心の戦闘要素自体もパワーアップしており、『ドラゴンボールZ』で描かれた数々の死闘を体感することができます。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GAMINGbible -すべてのDBファンが待ち望んでいたゲーム
Score:90点
本作はRPG要素が強く、ゲームを進めるにつれてキャラがレベルアップし、様々なアクションが可能になります。多くの能力をアンロックして各ファイターをカスタマイズし、より強くしていくことができます。
また、ストーリー自体もドラゴンボールZの世界観を踏襲したものになっており、長年に渡ってゲーム化されてきたにも関わらず、新鮮で時代を超越した物語を追体験することができます。
各キャラとのやり取り、アイテム収集、釣りやキャンプファイヤーの要素など、サブ要素はどれも楽しく魅力的なものばかりです。
まさにすべてのDBZファンが待ち望んでいたものです。
原文
GOODな点
- 鮮やかで色彩豊かなグラフィック
- 各キャラとの会話、アイテム収集、釣り、キャンプファイヤーなどのサブ要素がいずれも楽しく魅力的
- 新鮮で時代を超越した物語
- 多くのアンロック要素&強化要素
- 迫力のある戦闘演出
BADな点
- 特に無し
Areajugones -ファンにとっての必需品
Score:85点
メインストーリ―の合間に、サイドミッションや会話、探索要素などが継続的に供給される、非常に多様かつユニークな進行システムになっています。
原作アニメのようなグラフィックで描かれる戦闘も、非常にダイナミックで迫力があり、飽きることがありません。
サウンドトラックはアニメ版のものが合間合間で流れており、『百科事典』システムではこれまでの物語に登場した人物やオブジェクト、映像などを閲覧することができ、DBファンであれば垂涎もののゲームとなっています。
GOODな点
- アニメを動かしているかのようなグラフィック
- ダイナミックで迫力のある戦闘
- 主題歌が流れる
- 多くのセカンダリミッション
- 興味深い進行システム
- ファンなら垂涎ものの『百科事典』
BADな点
- キャラクターモデルはそれほど洗練されていない
- ロード時間が長い時がある
Hobby Consolas -ドラゴンボールファンへの真の贈り物
Score:85点
原作の激しい戦闘シーンの数々がゲームでも再現されており、初めてテレビで観た時の興奮を思い起こさせてくれます。ただし、気づきにくいものの幾つかの点でポリゴンが荒い箇所もありました。
ワールドは非常に広大かつ繊細に作り込まれており、恐竜が闊歩していたり、自動車が行き交っていたりと生命に満ち溢れています。
また本作の『コミュニティ』システムは非常に独創的であり、各キャラクターの特定の能力を効果的にカスタマイズすることができる画期的なものとなっています。
ひとつのオープンワールドアクションRPGとして見ても、非常に魅力的な一作です。
GOODな点
- 膨大なコンテンツ量
- 忠実に再現された物語
- オープンワールドアクションのロールプレイングゲームとしても非常に魅力的
- 作り込まれた詳細なワールド
BADな点
- グラフィックには多少改善が必要
- いくつかのサイドミッションと敵は退屈
Multiplayer.it -ゲーム内で再建された鳥山明の世界
Score:78点
本作は鳥山明の世界観をゲーム内で完全に再建しており、そこにRPGとアクションの要素を盛り込んだ素晴らしいゲームとなっています。
特に『百科事典』システムは完全なるファンブックとなっており、ドラゴンボールの世界観に関する膨大な資料を閲覧することができます。
メインストーリ―の他にも多くのサブミッションが用意されており、多少は反復的になりますが、それでも長時間遊び続けられるだけのコンテンツ量となっています。
DBZの世界を再度辿りたいファンにとっては非常にオススメできるゲームです。
GOODな点
- アニメを忠実に再現
- 熱狂的で壮観なバトル
- 長時間遊べる収集要素
- ゲーム内で再建された鳥山明の世界
- 膨大な資料が閲覧できる『百科事典』システム
BADな点
- RPG要素は洗練が足りない
- カメラワークが煩雑で見づらい
- 本筋のストーリーとサブキャンペーンは同じような内容が反復される
- プレイアブルキャラクターが少ない
Gamers Heroes -新規 or カジュアルなファンにとってオススメのゲーム
Score:75点
本作は、DBZの物語をなぞりつつ広大なワールドを探検するアクションRPGとなっており、昔ながらのディープなDBファン向けというよりも、新規 or カジュアルなDB好き向けのゲームであると言えるかもしれません。
流動的でスピード感と迫力のある戦闘が楽しめる一方で、登場人物との会話要素もふんだんに盛り込まれており、各キャラクターの関係性や性格をより深く知ることもできます。
収集要素は若干退屈な面もありますが、食事などのサブ要素に関してはRPGの面として楽しめる点も多々あります。
単純にアクションRPGとして楽しみたい方にとっては、うってつけのゲームです。
GOODな点
- 流動的でスピード感と迫力のある戦闘
- ドラゴンボールの世界観に没入できる
- 夢中になる物語
- 40時間ほどのボリュームのあるキャンペーン
- 料理など魅力的なサブ要素
- 各キャラクターの関係性や性格についてより深く知ることが出来る
BADな点
- 収集要素は反復的で退屈
- ディープなファンにとっては不満が見つかるかもしれない
Jeuxvideo.com -展開が早すぎて色々と端折られている部分がある
Score:65点
本作では美しいグラフィックで、スピード感と迫力のある戦闘が演出されます。直観的な操作が可能なため、物語に合わせて自然に捜査する手も熱くなってきます。
また、複数のキャラクターを操作して広大なワールドを駆け回ることが出来る点も楽しく、約35時間のボリュームで終始満足できます。
一方で、本作は原作を忠実に詰め込み過ぎたあまり、展開ペースが速すぎて、端折られている点が多々あります。そのせいで原作におけるいくつかの印象的なシーン(ピッコロの死、人造人間16号の死 など)の感動が薄れてしまっています。
ゲームシステムもいくつかの点で自体遅れな部分を感じるほか、会話も余分なものが多く、思わずスキップしていまいます。
GOODな点
- 美しいグラフィック
- 素晴らしいマップ構成
- 複数のキャラクター(悟空、ベジータ、ピッコロなど)がプレイできる
- 直観的な操作が可能
- オリジナルの音楽
- 約35時間のボリューム
- 興味深いサイドクエスト
BADな点
- アニメに忠実ではあるものの、展開が早すぎて色々と端折られている部分がある
- 特定のシーン(ピッコロの死、人造人間16号の死 など)に魂が感じられない
- 最終的にRPG要素はかなり制限される
- たくさんの余分な会話
- 一般的なバトルは退屈
- 時代遅れなシステム
総合評価(トータルスコア)
総合Score(PS4版):77点
総合Score(XB1版):74点
GOODな点
- ゲーム内で再建された鳥山明の世界
- 新鮮で時代を超越した物語
- 多くのアンロック要素&強化要素
- アニメを動かしているかのようなグラフィック
- ダイナミックで迫力のある戦闘
- ファンなら垂涎ものの『百科事典』
- 膨大なコンテンツ量
BADな点
- いくつかのサイドミッションと敵は退屈
- プレイアブルキャラクターが少ない
- ディープなファンにとっては不満が見つかるかもしれない
- たくさんの余分な会話
- アニメに忠実ではあるものの、展開が早すぎて色々と端折られている部分がある
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ドラゴンボールZ カカロット』についての海外メディアの感想となります。
本作は、カジュアルなDBファンと、ディープなDBファンとで評価が割れている印象です。
では鳥山明 氏が構築したドラゴンボールZの世界観がゲーム内で忠実に再現されており、その世界を各キャラクターで飛び回ることに喜びを感じるレビュアーが多くいました。
また、戦闘に関しては概ね評判が良く、スピーディーかつ迫力のある戦闘は視覚的にも楽しく、レベルアップや能力のアンロックといったRPG要素も相まって、満足できる出来に仕上がっているようです。
他にも、合間合間のサブミッションや、収集、釣り、食事といった要素も楽しく、カジュアルなDBファンとしては、一つのアクションRPGとして見ても満足できたとのことです。
一方で、昔ながらのファンの意見としては、原作を詰め込み過ぎた余り、展開が早く、重要な各シーンの感動が淡泊になってしまっていると述べられています。
また、収集などの要素はめんどくさいだけであり、会話も退屈でスキップを繰り返したと述べるレビュアーもいました。
しかし、ドラゴンボールの世界観をより深く知ることのできる『百科事典』システムに関してはいずれのレビュアーからも好評であり、この点だけを取っても、DBファングッズとして優秀な部類だと評価されています。
昔からのドラゴンボールファンだけでなく、ひとつのアクションRPGとしてゲームを楽しみたい方にとってもオススメできるゲームになっているようですね!
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