2022年10月28日(金)発売の、PS4, PS5, ニンテンドースイッチ, Xbox One, XSX|S, PC向けアクションアドベンチャーゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』のDLC(ウィンターズ エクスパンション)。
本作は、2021年5月に発売され、世界中で大ヒットしたアクションアドベンチャーゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』のダウンロードコンテンツ(DLC)です。
ヴィレッジ本編とDLC “ウィンターズ エクスパンション”、“トラウマパック”の2種がセットになった『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』も販売されます。
▼ヴィレッジ本編とDLC “ウィンターズ エクスパンション”、“トラウマパック”の2種がセットになったお得パック
ハード | PS4, PS5, Nintendo Switch, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Capcom |
価格 | ウィンターズ エクスパンション(DLC単体):2,000円(税込) ゴールドエディション(本編+DLC):5,991円円(税込) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2022年10月28日(金) |
このゲームについて:
あの事件から16年…
イーサンの愛娘であるローズマリー・ウィンターズは健やかに成長していた。
だが、生まれ持った特殊な“力”に悩まされるローズは、その力を封じるために
菌根の記憶の世界、すなわち“意識の世界”へと飛び込むことを決意する。辿りついたのは、これまでの現実とはかけ離れた異常な世界。
それは、菌根が吸収した”あの村”の記憶の集合体だった。「シャドウズ オブ ローズ」は三人称視点でのプレイ。
フィールドすらも脅威となる危険な“意識の世界”での恐怖を存分に味わうことができるだろう。
バイオハザード ヴィレッジのDLC『ウィンターズ エクスパンション』を遊ぶためには、『バイオハザード ヴィレッジ』本編が必要です。
※通常バージョンのDLCには通常verの本編が、ZバージョンのDLCにはZ verの本編が必要となります。
DLCで追加されるコンテンツは、以下の通りです。
DLC追加コンテンツ一覧
- TPS(三人称視点)でイーサンが戦う姿を見ながら本編を楽しめる『Third Person Mode』
- 個性豊かな操作キャラクター3人(クリス・レッドフィールド、ハイゼンベルク、
ドミトレスク夫人)が追加された『The Mercenaries Additional Orders』 - イーサンの愛娘「ローズ」の成長後を描いた新シナリオ『Shadows of Rose』
新規シナリオ「シャドウズ オブ ローズ」では、本編から16年後を舞台に、イーサンの愛娘である "ローズマリー・ウィンターズ" が生まれ持った特殊な “力” を封じるための物語を楽しむことが出来ます。
なお、同日にはヴィレッジ本編とDLCの内容、そして追加コンテンツ「トラウマパック」がすべて収録された『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』も販売されます。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Twinfinite -とても楽しくて、恐ろしい体験の延長
Score:90点
このDLCで新たな主人公として操作できるローズマリー・ウィンターズは魅力的なキャラクターであり、彼女を中心に描かれる新たなストーリーが楽しめるのは、実に嬉しいです。
三人称視点でプレイできるTPSモードは、本編に新しい体験を提供するモードであり、クリア済みの方でも楽しむことが出来るでしょう。
そしてドミトレスク夫人など新たなプレイアブルキャラクター3人を操作できる『The Mercenaries Additional Orders』は、実にやりがいのある面白いコンテンツとなっています。
ヴィレッジ本編をプレイした方であれば、購入する価値のあるDLCです。
良かった点
- 本編の続きの物語を体験できる
- ローズマリー・ウィンターズは魅力的なキャラクター
- 新しい体験を提供する三人称視点モード
- やりごたえのある『The Mercenaries Additional Orders』
悪かった点
- コンテンツボリュームは短め
- 三人称視点モードでも、ムービー中は一人称に戻る
Atomix -追加エピソードのためだけでも2,000円出す価値あり
Score:85点
本DLCでは、ヴィレッジで描かれた素晴らしい物語の続きを楽しむことが出来ます。
ローズマリー・ウィンターズを主人公とした新エピソードでは、本編に負けず劣らずのハイレベルな緊張感と恐怖を味わうことができ、このエピソードのためだけでも2,000円は出す価値があります。
三人称視点モードで遊ぶのは楽しいですが、イーサンの顔が未だに見ることが出来ない点が個人的に残念でした。
そして『The Mercenaries Additional Orders』はやり込み甲斐のあるコンテンツとなっており、ハイスコアを目指して何度もチャレンジしたくなる中毒性があります。
既に完成度の高かったヴィレッジに、新たな楽しみを吹き込んでくれたDLCとなっています。
良かった点
- 楽しい三人称視点プレイ
- 素晴らしい物語の続きを楽しめる
- やり込み甲斐のある『The Mercenaries Additional Orders』
- ハイレベルな緊張感
悪かった点
- イーサンの顔を見ることは未だにできない
- 新エピソードは短い
Push Square -出来の良いローズの新エピソード
Score:80点
本DLCの最大の目玉は、なんと言ってもローズの新エピソードでしょう。
コンテンツ自体は短いもののクオリティが高く、非常に独創的なホラー演出による、強烈な恐怖を体験できるコンテンツとなっています。道中で用意されている謎解き要素も面白いです。
グラフィックも実にリアルで、パフォーマンスは常時60fpsで安定。
最高傑作の1つであるヴィレッジ本編の恐怖に魅了された方にとって、ぜひプレイすべきDLCとなっています。
良かった点
- バイオハザード本編の魅力を継承
- 独創的なホラー演出
- 楽しい謎解き要素
- 60fpsで安定したパフォーマンス
- 高品質なローズの新エピソード
悪かった点
- 新エピソード自体は非常に短い(2時間半ほど)
- 完全新規エリアはない(本編の使いまわし)
Everyeye.it -ヴィレッジの新たな楽しみ方をたくさん見つけられる
Score:70点
ヴィレッジ本編を堪能した方にとって、その後の物語である『Shadows of Rose』をプレイできるのは実に嬉しいことです。ただ、あっという間にクリアできてしまう点が残念です。
三人称視点モードは有意義な追加であり、『Shadows of Rose』をプレイした後に、本編を再び遊びたくなった方にはうってつけでしょう。
ただ、三人称視点モードにおける操作感が、バイオハザード2, 3と比べてやや硬く感じます。
絶対に必須とは言えないDLCですが、ヴィレッジ本編が好きなのであれば、きっと新たな楽しみ方をたくさん見つけられるでしょう。
良かった点
- ローズによる新エピソードを楽しめる
- 『The Mercenaries Additional Orders』によるプレイアブルキャラクターの追加
- 再び本編を遊びたくなる三人称視点モード
悪かった点
- 『Shadows of Rose』はあっという間に終わる
- 三人称視点モードにおける操作感が、バイオハザード2, 3と比べてやや硬く感じる
TheGamer -魅力に欠けるDLC
Score:40点
ヴィレッジ本編のゲームプレイは品質が高かったため、当然DLCのゲームプレイも楽しく高品質なものになっています。
三人称視点モードが追加されたことで、このTPS視点を好むプレイヤーには新たな選択肢が提供されました。
しかし、正直に言ってDLCとしての魅力は大きく欠けています。
三人称視点モード、『The Mercenaries Additional Orders』、そしてローズの新エピソードのいずれにおいても新マップ等は登場せず、ほとんどの要素が本編の使いまわしです。
折角の新エピソードは短く、ストーリーの内容自体もそこまで興味を惹かれるものではありませんでした。
このDLCは、私の今後の作品への期待を大きくすることはできませんでした。
良かった点
- 相変わらず楽しいヴィレッジのゲームプレイ
- 三人称視点モードの追加
悪かった点
- 本編のコンテンツの使いまわし(マップ等)
- 『Shadows of Rose』は短い
- 『Shadows of Rose』のストーリー内容は魅力に欠ける
総評:ヴィレッジ本編をもう一度遊びたくなる、新エピソード収録DLC
総合Score:73点
GOODな点
- 本編の続きの物語を体験できる
- ローズマリー・ウィンターズは魅力的なキャラクター
- 新しい体験を提供する三人称視点モード
- やりごたえのある『The Mercenaries Additional Orders』
- ハイレベルな緊張感
- 相変わらず楽しいヴィレッジのゲームプレイ
BADな点
- 三人称視点モードでも、ムービー中は一人称に戻る
- イーサンの顔を見ることは未だにできない
- 『Shadows of Rose』は非常に短い(2時間半ほど)
- 完全新規エリアはない(本編の使いまわし)
- 『Shadows of Rose』のストーリー内容は魅力に欠ける
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、バイオハザード ヴィレッジのDLC『ウィンターズ エクスパンション』についての海外メディアの感想となります。
ヴィレッジのファンに新たな楽しみ方を提供するDLC
本作の一番の目玉は何と言っても新エピソード『Shadows of Rose』であり、ヴィレッジ本編のその後の物語をローズの視点で体験できる興味深い内容となっています。
新エピソードの出来は良く、本編に負けず劣らずの恐怖感と、ユニークな謎解き要素が楽しめるとのこと。
TPSモードでは、三人称視点でイーサンが戦う姿を見ながら本編を楽しむことが可能。再び本編を遊びたいと思っている方にはうってつけのコンテンツとなっています。
そして3人の新キャラクター(クリス・レッドフィールド、ハイゼンベルク、ドミトレスク夫人)が追加された『The Mercenaries Additional Orders』はやりごたえのあるコンテンツであり、ハイスコアを狙って何度でも挑戦したくなる中毒性があるようです。
新エピソードは短い
一方で、せっかくの目玉である新エピソード『Shadows of Rose』ですが、コンテンツボリュームは短く、隅々まで探索しても約2時間半ほどでクリアできてしまうとのこと。
また完全新規エリアは登場せず、基本的に本編で訪れたロケーションが再登場するため、使いまわしであると不満を述べるレビュアーもいました。
その他、三人称視点モードでもイーサンの顔が見られないと残念がる声も見受けられました。
ヴィレッジ本編を楽しめた方にはオススメのDLC
いずれにせよ、『ヴィレッジ本編を楽しめた方にはオススメのDLC』であるとして、多くのレビュアーがそこそこ高い評価を付けていました。
新エピソード『Shadows of Rose』は確かにボリュームこそ少ないものの、恐怖感や謎解きといった要素のクオリティは非常に高いとの声が多く見受けられました。
また、新エピソードプレイ後は本編を再度遊びたくなったレビュアーが多くいたようで、その場合には追加された三人称視点モードがうってつけです。
ヴィレッジ本編を楽しみ尽くした方は、ぜひ本DLCでその延長を体験してみてはいかがでしょうか!
▼ヴィレッジ本編とDLC “ウィンターズ エクスパンション”、“トラウマパック”の2種がセットになったお得パック
▼こちらの記事もオススメ!
-
リマスター版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ
2022年10月21日(金)発売の、PS5, ニンテンドースイッチ, Xbox One, XSX|S, PC向けRPG『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(P5R リマスター版)。 本作は 2019年10月に ...
続きを見る
-
『A Plague Tale: Requiem』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ
2022年10月18日(火)発売の、PS5, ニンテンドースイッチ, XSX|S, PC向けアクションアドベンチャーゲーム『A Plague Tale: Requiem』(プレイグ テイル -レクイエ ...
続きを見る
-
『ベヨネッタ3』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ
2022年10月28日(金)発売の、ニンテンドースイッチ向けアクションアドベンチャーゲーム『ベヨネッタ3』(Bayonetta 3)。 本作は、四肢に銃を携えた魔女が、華麗なアクションで敵をねじ伏せる ...
続きを見る