- 4K / 60FPSで高画質撮影がしたい
- 手振れ防止・防水機能がほしい
- できるだけコンパクトな筐体のものがいい
- そして出来るだけ安いものが欲しい!
最近は、撮影した写真・動画をインターネット上に公開する個人が増加しており、高性能カメラの人気が高まりつつあります。
『撮影なんてスマートフォンでいいじゃん!』なんて思われがちですが、キチンとしたカメラで撮影した4K / 60FPS動画とスマホ動画を観比べてみると、その違いは一目瞭然です。
▼特に遠景・夜景の撮影時には非常に大きな差が出ます。
ただし、4K /60FPS撮影対応ともなると高価格かつ大型になりがちで、初めてカメラを購入する方には敷居が高いですよね。
そこで今回は、4K /60FPS撮影・手振れ補正・防水など全ての機能を搭載しつつ非常にコンパクト、かつ約1万円で購入可能なコンパクトアクションカメラのエントリーモデル『MUSON MAX1』、実際に利用した感想を元に紹介していきます!
コンパクトカメラのエントリーモデル『MUSON MAX1』
『MUSON MAX1』は、コンパクトかつ高性能、そして高コストパフォーマンスを実現したコンパクトカメラのエントリーモデルとして人気の製品です。
製品名 | MUSON MAX1 |
メーカーブランド | MUSON |
画面サイズ | 2インチ |
レンズ | 6層レンズ(170度超広角) |
ビデオ解像度 | 4K 60fps/ 4K 30fps/ 1080P 120fps/ |
撮影機能 | タイムラプス、リアル4K高画質、6軸EISの手振れ補機能付き |
Wi-Fi 機能 | 有り |
電源 | バッテリー充電式(1350mAH) |
本体サイズ | 約60 x 30 x 26mm |
本体重症 | 約60グラム(防水ケース付き:約140グラム) |
横6センチ・縦3センチという非常にコンパクトな筐体ながら、主要な機能をすべて搭載している高性能カメラです。
▼片手でつまめるサイズ
また、付属のケースに格納した状態で利用することで防水機能が付与され、40mの深度までの水中でも使用することが出来ます。
耐衝撃性もあるため、激しい動きのあるアクティビティ時にも安心して利用できます。
※ただしケースに入れている時は音声録音はできません。
価格も約1万円となっており、"低価格・コンパクトさ・高性能" の全ての要素が揃った、まさに万能カメラであると言えます。
この度、開発元であるMUSON様より本製品を提供いただいたので、実際に使用してみた感想を正直にレビューしていきたいと思います。
製品本体および同梱物
▼外箱はこんな感じ
▼フタを開けると、本体・白い箱・保証書一式が確認できる。
▼防水ケースを外すと、製品本体が現れます。
▼白い箱の中身をすべて取り出した様子。
▼カメラを自転車やヘルメットなどに取り付けるための、アクセサリー(器具)を組み立てるパーツ一式が入っています。
本製品の同梱物は以下の通りです。
同梱物一覧
- MUSON MAX1 本体
- 説明書・保証書一式
- 防水ケース
- アクセサリー組み立て用パーツ一式
- 専用ストラップ
- 持ち運び用ポーチ
▼製品の正面。電源ボタンを長押し(2秒以上)することで本体が起動します。また、1回押すことで撮影モードが切り替わります(動画モード → 写真モード → 再生 / 設定)。
▼本体上部。動作表示ランプと録画ボタンが用意。
▼本体右側面。メニュー操作時に使用するUP/DOWNボタン。
各ボタンには以下の機能が付与されています。
- UPボタン:拡大 / Wi-Fi切り替え / 上操作
- DOWNボタン:縮小 / 下操作
▼本体左側面。充電時に使用する『Micro USBポート』、映像と音声を外部出力する『HD出力ポート』『マイクポート』、そして映像録画用の『マイクロSDカードスロット』が用意されています。
※なお撮影を開始するためにはマイクロSDカードが必要ですが、本製品には付属しないため、別途購入しておく必要があります。
▼4K映像撮影のため、最低でも64GB以上のカードを推奨します。
▼そして本体裏面のスクリーン。超広角レンズにより最大170度の映像が撮影可能です。
▼本体底部にはバッテリー収納口が。バッテリー劣化時にはコチラから交換できます。
誰でも簡単操作!シンプルなメニュー画面
本製品のメニュー画面は、アイコンが数個並んでいるだけのシンプルなものです。
ビデオ・写真撮影時の解像度は、以下の中から設定できます。
解像度設定
写真解像度:
- 20M
- 14M
- 10M
- 8M
ビデオ解像度:
- 4K 60fps
- 4K 30fps
- 1080p 120fps
- 1080p 60fps
- 1080p 30fps
- 720p 240fps
撮影データの閲覧から各種設定までを非常に簡単に行うことが出来るため、デジカメ初心者でも迷うことなく扱うことが出来ます。
スマホアプリから遠隔操作も可能
また本製品にはWi - Fi機能も搭載されており、専用アプリ『iSmart DV』を利用して本体と接続することで、スマホから写真・動画撮影を遠隔操作することも可能です。
実際に使用した感想
それでは、『MUSON MAX1』を実際に使用した感想について紹介していきます。
ポケットにも入る!持ち運びに適したサイズ
上記でも紹介したように、本製品は片手で摘まめるほどの大きさで、すべての付属パーツを装着してもポケットに入るほどのサイズです。
▼付属の持ち運び用袋にすっぽり入れることが可能。
このおかげで、どこに持ち運んでも支障をきたさず、ストレスに感じることもありません!
高解像度で滑らかな映像が撮影可能
本製品を使用して実際に撮影された映像を紹介します。
▼市街地で撮影したようす。
かなり手振れが抑えられており、滑らかで高画質な映像で撮影できていることが分かります。
実際に自動車の通りが激しい場所などで撮影を行ってみましたが、マイクで録音されるノイズもかなり抑えられていました。
そして本製品はアクションカメラであるため、自転車・バイクなどに取り付けて撮影することにも対応しています。
▼付属パーツを利用することで、自動車・バイクやヘルメットにも装着可能。
車載で利用した場合も、振動がかなり抑えられていることが確認できます。
約1万円でこれだけの性能なので、もはや『Go Proなんて要らないんじゃ!?』と思えるほどの高コスパっぷりです。
夜間の撮影も問題なし
次に夜間に撮影した映像を紹介します。
この点は、スマホカメラと一番差が出る点だと思います。
本製品はSONYセンサーを搭載しており、晴天でも曇り空でも夜間でも、飾り気のない自然な色で録画を行うことが出来ます。
そのため、遠景の光なども潰れずに、自然な輪郭と発光を保ったまま撮影できていることが確認できました。
様々な場面に対応!非常に多くの機能が用意
本製品には非常に多くの機能が用意されており、様々な撮影シーンに対応することが出来ます。
主な機能一覧
- EV露出
- ループ録画
- タイムラプス
- 連続タイムラプス撮影
- スローモーション撮影
- 高速モーション
- 風雑音低減
- オートローライト
- 日付スタンプ
- ISO感度
- 連続撮影
- タイマー撮影
- 長時間露出
- 周波数変更
- 自動ホワイトバランス
- 各種エフェクト付与
- レンズ歪み補正
- スクリーンセーバー機能
- 運転モード
上記以外にも書ききれないほどの機能が用意されています。
まさにお値段以上の高機能さです!
マイクの集音性は微妙
ただし、本体マイクの集音性はあまり期待しない方が良いかもしれません。
周囲のノイズを軽減する一方で、人の話し声などを録音した際も若干聞き取りづらくなってしまいました。
もしも人の会話などを録音したい場合は、ピンマイクなどを別途用意すると良いでしょう。
手軽に4K撮影を行いたい場合にオススメ!
コンパクトアクションカメラ『MUSON MAX1』について、実際に使用してみた感想をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 持ち運びに適したサイズ・重さ
- 約1万円のリーズナブルな価格
- 4K/60FPS高画質かつ滑らかな撮影が可能
- 夜間でも綺麗
- 防水・耐衝撃ケースが付属
- バイク・自転車・ヘルメット等に取り付け可能なパーツが付属
悪かった点
- 集音性については微妙(特に人の声)
- 撮影を開始するためにメモリーカードを別途用意しておく必要がある
上記の通り、低価格・コンパクト・高機能 のすべての要素が揃った、アクションカメラのエントリーモデルとして最適な製品となっています。
4K / 60FPS撮影が可能であるだけでなく、防水・耐衝撃ケースや、自転車などに取り付け可能なパーツも一式揃っているため、別途アーム等を用意する必要もありません。
操作インターフェースも実にシンプルで、初めてデジカメを扱う方でもラクに操作できます。
『外出時に高画質な映像を手軽に撮影したい!』という方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)
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