以前の記事で、macOSにて廃止が決定しているiTunesに代わる、オススメのiPhone管理ソフトとして『DearMob iPhoneマネージャー』を紹介しました!
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DearMob iPhoneマネージャーはiTunesよりもシンプルで操作も非常に簡単、また、機能も豊富に揃った管理ソフトです。
ソフト名 | DearMob iPhoneマネージャー |
開発元 | Digiarty Software, Inc. |
対応言語 | 日本語/英語/ドイツ語/中国語 |
対応OS | windows:7,8,vista,10Mac OS(X): 10.8/10.9/10.10/10.11/10.12/10.13 |
体験版 | あり(機能制限付き) |
対応データ・機能 | 写真/音楽/ビデオ/バックアップ/ファイル/ファイル暗号化/連絡先/Podcast/電子書籍/音声/着信音/アプリ/メッセージ/カレンダー/USBメモリー |
※ソフトの詳細は紹介記事をご覧ください。
今回は『DearMob iPhoneマネージャーの主機能の一つである、
『写真データのバックアップ&管理機能』
について、使い方&どのようなことが出来るのか、を紹介していきます!
DearMob iPhoneマネージャーで写真データをラクラク操作!
今までiPhone内に保存されている画像を取り出したり、逆にPCからiPhoneに入れたりするときはiTunesの"写真同期機能"を使う必要がありました。
でもiTunesの同期機能って非常に使いづらいんですよね。アルバムごとにチェックを入れる必要があったり、画像を1枚1枚選択して入れることが出来なかったりと、不満に思っていた方も多いと思います。
▼iTunesの写真同期画面。アルバムごとでしか画像を同期できず使いづらい...。
しかしDearMob iPhoneマネージャーでは、画像のバックアップ&データの出し入れを非常に簡単に行うことが出来ます!
データ転送速度も速く、たとえ100枚もの4K写真データでもわずか8秒で双方向に転送が可能です。
また、iOS 11から新たにサポートが開始された高圧縮画像ファイルフォーマット『HEIC』のプレビュー、エクスポート、JPG変換にも対応しています。
DearMob iPhoneマネージャーにiPhoneを接続
写真を管理するために、まずiPhoneをPC(DearMob iPhoneマネージャー)に接続します。
iPhoneが未接続の時点では、DearMob iPhoneマネージャーを立ち上げるとホーム画面の左上に『未接続』の表示が出ています。
ここでUSBケーブルでiPhoneをPCに接続すると、ホーム画面に『接続したiPhoneの名前』『バッテリー残量』『iOSバージョン』が表示されるようになります。
この状態でiPhoneがDearMob iPhoneマネージャーに正常に接続されており、端末内のデータを管理することが出来ます。
iPhoneを接続した状態で、ホーム画面の『写真転送』アイコンをクリックします。
するとiPhone内の『写真』アプリに保存されている画像データが、以下のようにサムネイル付きでズラッと表示されます。ちなみに何ギガバイトもの大量の画像データでも数秒で読み込むことが可能です。
分類・ソート機能で画像が見つけやすい
DearMob iPhoneマネージャーの画像管理画面では、読み込まれた画像がiPhoneで見た時と同じように、フォルダごとに階層分けされています。
▼管理画面の左枠内にフォルダごとで階層分けされている
▼フォルダ一覧の下にある『+(プラス)』ボタンを押すと、新たにフォルダを作成することも可能。
またメニューバーの『グループ分け』から画像データを『日ごと』『月ごと』『年ごと』でソートすることができます。
これらの分類・ソート機能により、画像データが見つけやすく、管理しやすいものになっています!
写真データの取り出し(エクスポート)&バックアップ
写真データの取り出し(エクスポート)方法について解説します。
iPhoneを接続した状態でDearMob iPhoneマネージャーの画像管理画面を開き、iPhoneからPCへ取り出したい画像をクリックで選択します。
選択した画像は黄色のチェックマークが入るので、すべて選択し終えたらメニューバーの『エクスポート』をクリックします。
▼.HEIC ⇒ .JPGに変換して出力も可能
『エクスポート』をクリックすると、ものの数秒で画像が出力されます。これが早いのなんのって、何枚選択してもホントに一瞬で書き出しが終わるのでビックリします( ゚д゚)スゲェ...
▼ユーザーの『ピクチャ』フォルダ内に『DearMobiPhoneManager』というフォルダが生成され、ここに.HEIC形式および.JPG形式で出力される
- 画像を選択
- エクスポートをクリック
このたった2ステップの操作だけで、簡単にiPhone内の好きな画像を取り出してPC上に保存(バックアップ)しておくことができます。
iTunesと比べると非常にシンプルかつ簡単だということがわかると思います。
パスワード付き暗号化データとして保存可能
またDearMob iPhoneマネージャーでは、データをパスワード付きで暗号化出力することも出来ます。パスワード付きでデータを保存しておくことにより、他の人に勝手にデータを覗き見られることを防ぎます。
暗号化するには、メニューバーの『エクスポート暗号化』をクリックします。
すると以下の画面が出現します。
ここで赤枠内にチェックを入れ、設定したいパスワード※を入力し『OK』ボタンをクリックします。
※パスワードは8ケタ以上の英数字で構成され、大文字+小文字を含んでいる必要があります。
※パスワードを忘れると自身もデータが見られなくなるので注意してください。
パスワードの設定が完了したら、データを暗号化したいファイル種別にチェックを入れます。
最後に右下の『OK』をクリックしたら、暗号化の設定は完了です。
この状態で出力(エクスポート)されたデータは、再びDearMob iPhoneマネージャーでパスワードを入力してデータを復元するまで閲覧することが出来なくなります。
他の人に決して見られたくないデータがある場合に役に立つ機能です。
写真データをiPhoneに取り入れる(同期する)
今度は写真データをPC ⇒ iPhoneに取り入れる(同期する)方法について紹介します。
まず画像管理画面の左枠で、画像を保存したいフォルダを選択します。
ここで注意したいのは、左側に鍵マークの付いたフォルダは、保存先として選択できません。
もし『全部のフォルダに鍵マークが付いてる(´・ω・`)』という方は、下の方にある『+(プラスマーク)』のボタンをクリックして、新しくフォルダを作成してください。
▼新しく作成したフォルダは鍵マークが付かず、データの保存先として選択できます。ちなみに私は『DearMob』という名前で作ってみました。
保存先のフォルダを選択した状態で、メニューバーの『写真追加』をクリックします。
ウィンドウが開くので、iPhoneに追加したい画像を選択し『開く』をクリックします(複数選択可能)
すると選択した画像が、管理画面上に表示されるようになります。
この状態ではまだiPhone内に画像は追加されていません。
画像をiPhone内に追加するには、右下の『同期』ボタンをクリックします。同期自体はすぐに完了します。完全に終了するまで、iPhoneのケーブルを抜かないように注意してください。
同期が終わると、画面に『完了』の文字が出ます。
試しにiPhoneの『写真』を確認してみると、先ほどDearMob iPhoneマネージャーで作成した『DearMob』フォルダの中に、追加した画像が保存されていることが分かります。
このようにDearMob iPhoneマネージャーでは、写真データを出力&バックアップするだけでなく、好きな画像をiPhone内に簡単に取り込むこともできるのです!
DearMob iPhoneマネージャーの『写真』管理機能まとめ
DearMob iPhoneマネージャーの画像管理&バックアップ機能について、まとめると以下のようになります。
- インターフェースがシンプルで使いやすい
- 写真データの読み込み、転送が高速
- .HEIC拡張子に対応
- 写真データの出力(エクスポート)および追加(同期)が簡単に行える
- 暗号化出力に対応
出力・追加・削除といった操作を、写真1枚1枚で簡単に行うことができ、さらにデータの読み込みも非常に高速。iTunes時代に感じていたストレスとはもはや無縁です。
macOSを利用していてiTunesの代替ソフトを探している方や、iTunesの使いづらさにストレスを感じている方には是非おすすめしたいソフトです。無料体験版があり、製品版も30日の返金保証期間が設けられているため、まずは試してみることをおすすめします。
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