2020年2月14日(金)発売の、PS4向けゲームクリエイティブプラットフォーム『Dreams Universe』(ドリームズ ユニバース)。
※アーリーアクセス版は2019年4月22日より配信されています。
本作は、自分が想像する通りの自由な世界を、ゲーム内で再現することのできる "ゲームクリエイティブプラットフォーム" と言うジャンルのゲームです。『リトルビックプラネット』などで有名な "Media Molecule" が開発を手掛けています。
ゲーム内でゲームを作る、といったことも可能です。
▼動画で紹介されているのは、すべて素人が『Dreams Universe』を使って作成したものです。
ハード | PS4 |
開発元 | Media Molecule |
価格 | パッケージ版:4,900円+税 ダウンロード版:5,390円(税込) |
ジャンル | ゲームクリエイティブプラットフォーム |
プレイ人数 | 1~4人 |
リリース日 | 2020年2月14日(金) |
このゲームについて:
『Dreams Universe』とは ゲーム、キャラクターや音楽など様々なコンテンツを自由に作れるゲームクリエイティブプラットフォームです。
また、他のプレイヤーがシェアした作品をプレイして楽しんだり、編集して自分自身の作品に活用したりすることも可能です。楽しく、直感的に、オリジナルのコンテンツを創作し、コミュニティへ共有することで、あなたの想像を形にしましょう。
世界中のプレイヤーが作り上げたコンテンツを好きなだけ遊んでいただけるので、とことん遊ぶのもよし、遊びからクリエイションのアイディアを得るもよし、『Dreams Universe』のコミュニティとの交流が本作の魅力の一つです。
マインクラフトをさらにリアルにしたような、非常に自由度の高いクリエイティブ系ゲームであり、どんな世界観でも再現することができます。
制作した作品はオンライン上で他プレイヤーと共有できるほか、公式のコミュニティでクリエイター同士の交流を図ることも可能です。
アーリーアクセス版は2019年4月より配信されており、すでに多くの作品が公開されています。
製品版では、アーリーアクセス版でのフィードバックを元に、様々なツール・要素・チュートリアルなどがアップグレードされています。
また、ストーリーモード『アートの夢』も追加されており、アーリーアクセス版とは異なった遊び方が可能になっています。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
God is a Geek -革新的なゲーム
Score:100点
本作は革新的なゲームであり、好きなもの・想像したものを自由に作成して楽しむことが出来ます。驚くほど広大で、アイデアに満ちたゲームです。
システムやツールが数多く用意されており、最初は難しく感じるかもしれませんが、よくできたチュートリアルのおかげで誰でもすぐに基礎を理解することが出来ます。
そして他クリエイターと交流することが出来る『コミュニティ』はとても暖かく歓迎してくれて、クリエイトに役立つ様々なヒントを得ることが出来ます。
全てのゲーマーに、ぜひ夢の世界へ飛び込んでほしいと願います。
GOODな点
- 広大な作成システム
- 素晴らしいコミュニティ
- 美しいグラフィック
- よくできたチュートリアル
- 楽しいストーリーモード
BADな点
- 特に無し
Push Square -気が遠くなるほどの多様性に満ちた作品
Score:100点
本作はここ数年で最も革新的なゲームの一つです。自分で好きなものを作ることが出来るだけでなく、他人の作品を通して想像力を追求することも出来ます。
ひとたびコントローラーを握ると、音楽を作って、ステージを設計して、キャラクターを作り上げることに何十時間も夢中になります。他人が作成したコンテンツの一部を借りることもできるため、初心者でも素晴らしい作品を作ることが出来ます。
製品版で新たに追加されたストーリーモードも素晴らしい出来になっており、本作の魅力を上手に伝えています。
リトルビックプラネットを大幅に上回る自由度があり、想像力を示すという点においては、PS4で最高のゲームの一つです。
GOODな点
- 無限に近い創造の自由度を提供する
- 他クリエイターの作品を見るのが非常に楽しい
- 素晴らしいストーリーモード
- 全体的に優れた説明
- 分かりやすいチュートリアル
BADな点
- 時間泥棒
- 時々作成に手間がかかる
Everyeye.it -アイデアの宝庫
Score:90点
本作はただのゲームではなく、巨大なクリエイティブワークショップであると言えます。アイデアの宝庫のようなゲームであり、刺激的なコンテンツの数々を視聴したり、遊んだり、作成したりすることができます。
アーリーアクセスの時に出た意見が、製品版では見事に反映されており、よりアクセシビリティの向上したゲームとなっています。
コミュニティシステムはクリエイター同士を繋げると同時に、各自を刺激し、モチベーションをサポートするのにも役立っています。自信の想像力を表現するのに、これほどまでに適した環境はありません。
ただ、デュアルショックコントローラ―での操作は少し疲れるため、できれば2本のPS Moveを使って制作にあたることをオススメします。
そうすることで、コンテンツ作成ツールの可能性を最大限に活用することが出来ます。
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GOODな点
- 巨大なクリエイティブワークショップ
- アイデアに満ちたコミュニティ
- 刺激的なコンテンツの数々
- PS Moveを利用することで、コンテンツ作成の可能性を最大限に活用できる
- 非常に理解しやすいチュートリアル
BADな点
- デュアルショックコントローラでの操作は少し疲れる
IGN -楽しむための無限の方法を提供するゲーム
Score:90点
本作では、たくさんの楽しみを作り、共有し、遊ぶことができます。コミュニティはまるで夢を繁栄させるソーシャルネットワークのようです。
非常に丁寧なチュートリアルでは、制作に関するすべての悩みを解決してくれます。製品版で新たに追加されたストーリーモードについても、驚くほど感情的で、作り込まれた内容に仕上がっています。
本作の面白い点は、他人の作品の一部のコンテンツを借りることができるため、自分の作った世界に他人のモンスターを配置して戦わせるなど、楽しむための無限の方法を提供しています。
ただし、デュアルショックコントローラ―では繊細な作成が難しいため、PS Moveを使用することをおすすめします。
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GOODな点
- 楽しむための無限の方法を提供するゲーム
- 夢を繁栄させることのできるコミュニティ
- 他人のコンテンツを借りて遊ぶことが可能
- 全ての悩みを解決してくれるチュートリアル
- 驚くほど感情的で作り込まれたストーリー
BADな点
- デュアルショックコントローラでの操作が困難(繊細な製作ができない)
Hobby Consolas -今までに見たことの無いほど素晴らしいツール
Score:88点
本作でどんなものでも作り上げることができる、というのは決して誇張ではありません。クリエイターの熱意と才能次第では、ゲームストーリーを創り上げることも可能です。その点ではセミプロ向けのクリエイターツールであるとも言えます。
コミュニティでは他のプレイヤーからインスピレーションを受けることができます。
製品版では素晴らしいストーリーモードが追加されているほか、アーリーアクセス版よりも更に洗練されたクリエイトが可能です。特にPS Moveを使用することで、直観的かつ繊細な操作が可能になります。
チュートリアルを終えてからも、各ツールの使い方をマスターするまでには結構な時間がかかるでしょう。しかし、個々のアイデアと才能によって、無限の広がりを見せるゲームとなっています。
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GOODな点
- 無限の可能性を秘めたゲーム
- 他ユーザーの作品を共有してプレイできる
- ストーリーを作り上げることが出来る
- どんなものでも製作可能
- PS Moveを使うことで、より直感的な操作が可能
BADな点
- ツールを使いこなせるようになるには、長時間の練習が必要
- PS Move と PS Cameraの操作が複雑
総合評価(トータルスコア)
総合Score:91点
GOODな点
- 美しいグラフィック
- 無限に近い創造の自由度を提供する
- 他クリエイターの作品を見るのが非常に楽しい
- 素晴らしいストーリーモード
- 分かりやすいチュートリアル
- アイデアに満ちたコミュニティ
- 刺激的なコンテンツの数々
- PS Moveを利用することで、コンテンツ作成の可能性を最大限に活用できる
BADな点
- 時間泥棒
- 時々作成に手間がかかる
- デュアルショックコントローラでの操作は少し疲れる
- ツールを使いこなせるようになるには、長時間の練習が必要
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Dreams Universe』についての海外メディアの感想となります。
アーリーアクセス版の頃からそうでしたが、全体的に非常に評価の高い作品です。
ゲームの中でマップ・ストーリー・ゲーム・音楽コンテンツなど、とにかく思いつくもの全てを再現できるだけの自由度があり、もはやゲームと言うよりも "クリエイティブツール" と呼べるかもしれません。
チュートリアルも非常に分かりやすいと高評価を得ており、各ツールの複雑な使い方も、すぐに理解することが出来ます。
コミュニティには他プレイヤーが作成した作品が溢れており、純粋に遊んで楽しむことができるほか、自身の作品に活かすためのインスピレーションを得ることが出来ます。
そして製品版となった本作には、新たに2~3時間ほどのストーリーモードが追加されています。このストーリーモード自体も、かなりしっかり作り込まれた内容とのことで、いずれのレビュアーも絶賛していました。
ほとんどのレビュアーが90点以上を付けているため、大きな不満点に関しては見当たりませんでした。
唯一挙げるとすれば、デュアルショックコントローラでの操作の煩雑さです。大規模なものを作るときなどには、アナログ操作がめんどくさいと述べるレビュアーもいました。
しかし、2本のPS Moveを使うことで、より直感的かつ繊細な表現ができるようになるため、多くのレビュアーはPS Moveでのプレイを推奨しています。
クリエイティブ系ジャンルの中では、非常に評価の高い一作となっています。
自分が想像する世界を表現し、世界中のプレイヤーたちと共有してみたい方は、是非プレイすることをオススメします!