2020年の年末商戦期に発売予定の次世代ゲーム機『プレイステーション5（PS5）』と『Xbox Seires X（XSX）』。
※PS5については、現時点（記事投稿時点）で外観は明らかにされていません。
▼Xbox Series Xの外観
この2種類のゲーム機は既にハードウェアの仕様（スペック）が明らかになっており、2つを比較した表について、世界中のゲームフォーラムで話題となっています。
▼ハードウェアの仕様（スペック）比較表 ※2020年4月判明分
| 機種 |  |
 |
|---|---|---|
| CPUアーキテクチャ | AMD Zen 2 Custom | AMD Zen 2 Custom |
| CPU | 8コア/ 16スレッド@ SMTで最大3.5 GHz | 8コア@ 3.8 GHz（SMTで3.6 GHz @ 16スレッド） |
| GPUアーキテクチャ | AMD RDNA 2 Custom | AMD RDNA 2 Custom |
| GPU | 36 CU @最大2.23 GHz（10.28テラフロップス） | 52 CU @ 1.825 GHz（12.155テラフロップス） |
| メモリ（RAM） | 16 GB GDDR6 / 256-bit bus | 16 GB GDDR6 / 320-bit bus |
| メモリ帯域幅 | 448 GB / 秒 | 10 GB @ 560 GB / 秒、6 GB @ 336 GB / 秒 |
| 内部記憶装置 | 825 GB SSD Custom | 1 TB NVMe SSD Custom |
| I / Oスループット | 5.5 GB / 秒（raw）, 8-9 GB / 秒（圧縮） | 2.4 GB / 秒（raw）, 4.8 GB / 秒（圧縮） |
| 拡張可能なストレージ | NVMe SSD拡張ベイ | 1 TB NVMe拡張カード（専用） |
| 外部記憶装置 | USB HDDサポート | USB 3.2 HDDサポート |
| 光学式ドライブ | 4K UHD ブルーレイ | 4K UHD ブルーレイ |
| ビデオ | HDMI 2.1（4K / 120 Hz, 8K, VRRをサポート） | HDMI 2.1（4K / 120 Hz, 8K, VRRをサポート） |
| 空間オーディオ | ソニー テンペスト3D AudioTech | ドルビーアトモス, DTS：X, Windows Sonic |
| ポート | 現時点で未定 | HDMI 2.1出力, 3x USB 3.2, イーサネット, ストレージ拡張スロット, 電源入力 |
当然ですが、いずれの新機種も、前世代機（PS4, XB1）と比較して全体的な性能が格段に向上しています。
では2つの機種同士を比較するとどうか、と言われると、とび抜けて大きな差は無いものの、GPUに関してはXSXの方が、数値的には2割ほど格上のスペックとなっていますね。
また、CPUのアーキテクチャに関してはどちらも同じものを使用していますが、XSXの方が若干高めのスペックとなっています。
| PS4 | XSX（Xbox Series X） | |
| CPU | AMD Zen 2 Custom 最大3.5GHz | AMD Zen 2 Custom 最大3.8Ghz |
| GPU | 36 CU @最大2.23 GHz（10.28テラフロップス） | 52 CU @ 1.825 GHz（12.155テラフロップス） |
対してPS5では、"現時点のどのPCよりも高速であるSSD" を搭載すると述べられており、それが事実であれば、XSXをも遥かに凌ぐ読込み（処理）速度を実現できることになります。
あとは筐体の排熱性能など、数値だけでは一概に比較できない点もありますが、表の数値だけを見ると、単純なスペック自体はXSXが若干勝っているようです。
この2機種のスペック比較について、海外ゲーマー達はどのように反応しているのでしょうか？
海外ユーザーの反応（リアクション）コメントを、いくつか紹介していきます！
※海外ゲームフォーラム（Polygon.com 等）におけるコメントを抜粋しています。
海外ユーザーの反応（リアクション）コメント：
海外GAME FORUMにて
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PS5の新コントローラー『DualSense』に対する海外の反応
日本時間の2020年4月8日（水）に、ソニー・インタラクティブ・エンターテイメントより、プレイステーション5（PS5）向けの新コントローラー『DualSense（デュアルセンス）』の見た目が公開されま ...
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これ以上のグラフィックの向上は期待してないから、ロード速度とかのパフォーマンス面に期待してるよ
スペック差より独占ゲームを重視する意見が多数
以上が、海外フォーラムにおける外国人ユーザーの主な意見（抜粋）でした。
独占ゲームに対する期待の声が多数
新機種がリリースされる時期はいつも、国内外問わず、各ハードウェアのファン同士がネット上で言い争っている様子が多く見受けられます。
しかしPS5とXSXに関しては、ハードのスペック差よりもむしろ、独占ゲームタイトル次第でハードを選ぶよ！という冷静な意見が多く見られました。
各スペック値にはそれぞれ優劣はあるものの、結局は遊べるゲーム次第であり、フレームレートや処理速度の微々たる差なんて気にしないというユーザーもいました。
私もその点については同意見ですね。
PS3とXbox360、PS4とXbox Oneをすべてプレイしてきましたが、同じゲームを両機種でプレイし比べてみた際でも、スペックの差なんてほとんど実感できませんでした。
今の時代、メーカー陣営ごとに分かれてハードのスペックで言い争うのは時代遅れであり、自分に最も合ったゲーム体験を提供してくれるハードを選ぶべきだと思います。
価格について心配の声もチラホラ
一方で、メーカー希望小売価格に対する心配の声もありました。
両機種ともにかなりのスペックを積んでおり、同等スペックのPCを購入しようとすると10万円ほどはかかります。
そのため、多くの海外ゲーマーは499ドル（約5万円）～ 599ドル（約5万5千円）あたりの価格になるのでは？と予想していました。
個人的には、PS4の初期価格と同様の4万円ほどで収まってくれると助かるのですが...（´・ω・｀）
新たな体験に期待！
いずれにせよ、多くの海外ゲーマーはスペック自体よりも、新たなゲーム体験に大きな期待を寄せている様子でした。
私としても、新コントローラーのアダプティブトリガーや、3Dオーディオ、レイトレーシングなどの次世代技術についてとても楽しみにしています。
今後のさらなる発表が待ち遠しいですね！(ﾟ∀ﾟ)
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