2021年9月24日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S向けのリーガルサスペンスアクションゲーム『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』(ロストジャッジメント)。
本作は2018年12月に発売された『ジャッジアイズ』シリーズの続編であり最新作となる作品です。セガの "龍が如くスタジオ" が制作を手掛けています。
国民的人気俳優の "木村拓哉(キムタク)" をモデルとした主人公を操作することが出来るため、通称『キムタクが如く』とも呼ばれています。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S |
開発元 | SegaSoft, Ryu ga Gotoku Studios |
価格 | 通常版:税込 9,119円 デジタルデラックスエディション:税込 13,519円 |
ジャンル | リーガルサスペンスアクション |
プレイ人数 | 1~2人(画面共有プレイ対応) |
リリース日 | 2021年9月24日(金) |
このゲームについて:
「ジャッジアイズ」シリーズ最新作となる『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』が、2021年9月24日(金)に世界同時発売!
国民的俳優・アーティストとして大活躍中の木村氏が、再びセガ「龍が如くスタジオ」と強力タッグを組み、本格リーガルサスペンスが描かれるアクション大作に帰ってくる。
本作では、キムタクをモデルとした主人公であり元弁護士の探偵 "八神隆之" となり、横浜で起きた殺人事件に端を発する一連の騒動の渦中に飛び込んでいきます。
東京・神室町に加え、新たなドラマが展開される舞台として横浜が登場。現実ソックリに再現された横浜の町を歩き回ることが出来ます。
探偵として事件の謎を追っていく中で「尾行」「チェイス」「変装」やアクロバティックな動きで敵地に潜入する「アスレチック」といった多彩な "調査アクション" が可能。龍が如くシリーズではお馴染みであった格闘バトルが楽しめるなど、アクション性も満載の作品となっています。
他にもダンス、ロボコン、暴走族といった多彩なミニゲームが用意されており、本編ストーリー以外にも楽しめるコンテンツが満載です。
▼音ゲーのようにリズムに合わせて楽しく踊れるダンスゲーム。
▼カスタマイズしたロボットで本格的なロボコンに挑戦!
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Screen Rant -コンテンツがぎっしり詰まった見事な続編
Score:100点
本作は、前作のほぼすべての要素を改善させており、コンテンツ自体も細部までぎっしり詰め込まれた見事な続編となっています。
物語は惹き込まれる内容となっており、登場するキャラクター達はいずれも人間味に溢れているため、最後まで没入感の高いゲームプレイが可能でした。
多くの新しい格闘&探偵アクションが追加されたことで、前作よりも出来ることが増えていてマンネリを感じることもありませんでした。
そして豊富なサブクエストやミニゲームが用意されており、いずれも作り込まれているため遊べるコンテンツがとても多いです。
前作よりあらゆる点で向上を果たし、なおかつシリーズのアイデンティティも維持できている優れた続編であると言えます。
良かった点
- 魅力的な物語
- 前作のほぼすべての要素を改善&向上
- 多くのミニゲーム
- 人間味のあるキャラクター達
- あたらしい格闘&探偵アクションの追加
- 優れたサウンドトラック
悪かった点
- 特になし
Siliconera -説得力のあるストーリー
Score:90点
本作にはサブミッションのほか、ミニゲームや収集要素など遊べるコンテンツが豊富に用意されており、説得力のあるストーリーのおかげでそれらのコンテンツが上手くまとめられています。
ストーリー自体も怒涛の展開を見せるため、最後まで目が離せませんでした。
ヤクザや裁判の絡んだストーリー以外にも高校を舞台とした物語も展開され、時にはプレイヤーが望まない展開も起こりますが、それがプレイヤーをより一層感情的にして物語へ惹き込みます。
全体的に、前作よりも洗練された作品となっています。
良かった点
- 膨大なコンテンツ
- 説得力のあるストーリー
- 楽しいミニゲームの数々
- 没入感の高い探偵シーケンス
悪かった点
- 特になし
PlaySense -多くのゲーマーが遊ぶべき作品
Score:90点
本作のストーリーはキャラクターの感情など細部に至るまで作り込まれているため、物語全体に説得力があって前作と同じくらいかそれ以上に面白い内容となっています。
探偵アクションに関する多くの追加&改善がなされたほか、全体的なゲームプレイが更に洗練されたおかげで、前作で感じていたフラストレーション(不満点)が大幅に削減されました。
オーディオ(サウンド)デザインも素晴らしく、切羽詰まった場面では激しく最適なBGMを流してくれるため良い感じに盛り上がります。
そして何より、ストーリー本編以外にもロボコンやダンス、レースなどのミニゲームが豊富に用意されており、遊べるコンテンツのバリエーションが豊かであるのはとても嬉しいです。
多くのゲーマーが是非プレイすべき作品であると言えます。
良かった点
- 説得力のあるストーリー
- より洗練されたゲームプレイ
- 探偵アクションに関する多くの改善
- 多くのコンテンツが用意
- 優れたオーディオデザイン
- デュアルセンスコントローラの機能を活用(PS5版)
悪かった点
- やや時代遅れに感じ始める "龍が如く" のゲームエンジン
COGconnected -細部まで非常に詳細に作り込まれた世界
Score:85点
本作の舞台となるワールドは細部まで非常に詳細に作り込まれており、至る所にアクセサリーなどの収集品が隠されているため、探索するのがとても楽しいです。
全体的なビジュアルクオリティも高く、装備アイテムが見た目に細かく反映されるため、キャラクターを着せ替える楽しさもあります。
そして戦闘はいくつかの新アクションが追加されたほか、モーション(動き)の描画も滑らかになっており、爽快感が増しています。
収集品集めの他にもドローンレースやカジノ、ボクシング、ゴルフまで豊富なサブコンテンツが用意されており、この世界でやるべきことはたくさんあります。
"龍が如くスタジオ" のこれまでで最高の作品の1つであると言えるでしょう。
良かった点
- 滑らかな戦闘アクション
- 細部まで詳細に作り込まれたワールド
- 豊富なゲームプレイコンテンツ
- 見事なビジュアルクオリティ
- アクセサリーが見た目に反映される
悪かった点
- 探偵セクションは単純
- 子供時代の辛い思い出を呼び起こす可能性がある(いじめシーン)
Digital Trends -サブコンテンツはユニークさに欠ける
Score:60点
本作には向上した戦闘&探偵アクション、作り込まれたミニゲーム、惹き込まれるストーリーなど魅力的なコンテンツが多く用意されており、前作経験者でもある程度新鮮な気分で楽しむことが出来るでしょう。
一方で、本作のサブコンテンツにはユニークさが欠けていると感じました。
龍が如くシリーズのような作品は、シリアスな本編の一方で楽しいサブコンテンツを用意することで双方のバランスをとり、なおかつ主人公キャラクターの意外な一面を見せることで魅力をより一層引き立てることが出来ます。
しかし本作のサブコンテンツ(サブミッション)の数々は面白み(ユニークさ)に欠けており、笑いながら遊べるものが少なかったです。
そのせいで、主人公の魅力をイマイチ引き出せてないように感じました。
良かった点
- 向上した戦闘アクション
- 新しい楽しみ方のある探偵アクション
- 豊富なコンテンツボリューム(本編クリアまで30時間以上)
- 作り込まれたミニゲームの数々
悪かった点
- サイドクエストの内容は面白いものがあまりない
総評:細部まで作り込まれ、膨大なコンテンツが用意された魅力的な世界
総合Score:83点
GOODな点
- 前作のほぼすべての要素を改善&向上
- 人間味のあるキャラクター達
- 説得力のあるストーリー
- 膨大なコンテンツ
- 楽しいミニゲームの数々
- 優れたオーディオデザイン
- 細部まで詳細に作り込まれたワールド
BADな点
- やや時代遅れに感じ始める "龍が如く" のゲームエンジン
- 子供時代の辛い思い出を呼び起こす可能性がある(いじめシーン)
- サイドクエストの内容は面白いものがあまりない
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』についての海外メディアの感想となります。
人間味にあふれる魅力的なストーリー
本作のストーリーには人間味にあふれる魅力的なキャラクター達が登場するほか、先の展開が見えず、時には怒涛の展開を見せるため、前作に増して最後まで目が離せない内容となっています。
クリアまで30時間を超えるストーリー本編に加え、豊富な収集要素、作り込まれた多彩なミニゲーム、そしてキャラクターの深みを増すサイドクエストの数々も用意されており、全体的に見ると膨大なコンテンツが用意されているとのこと。
物語の舞台となる横浜の街並みは細部まで非常に細かく作り込まれており、風景を見つつ探索するだけでも楽しい街並みとなっています。
戦闘・探偵アクションのいずれにおいても新要素が追加されており、前作経験者でも新鮮な気分で楽しむことが可能です。
プレイヤーのトラウマを呼び起こす可能性のあるシーンに注意
本作に登場する街並みやオブジェクトは細かい作り込みが成されている一方で、グラフィックを描画する大元の "龍が如く" のゲームエンジンについて、昨今のAAA級タイトルと比べると若干時代遅れに感じるとも述べられています。
また、本作のストーリーはリアル指向で没入感の高い一方で、高校が舞台となる物語ではイジメなどのデリケートな題材を扱うシーンが多く登場するため、一部のプレイヤーにとってトラウマを呼び起こす可能性も指摘されていました。
長時間遊び続けられる "キムタクが如く" 最新作!
いずれにせよ、本作には膨大なコンテンツ・惹き込まれるストーリー・探索しがいのある街並みなどが含まれており、『ゲーマーであれば是非プレイしてほしい作品』と言われるほど高い評価を付けられていました。
前作と比べてストーリーやアクションなど多くの点で向上を果たしており、新しいミニゲームの数々も用意されているため、前作を遊びつくしたプレイヤーでも新鮮な気分で遊べる続編になっているとのこと。
アクションのクオリティも増しており、次世代機(PS5・XSX|S)版ではより滑らかな描画でゲームを楽しむことが可能です。
『龍が如くシリーズ』のファンや箱庭ゲームが好きな方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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