2022年11月22日（火）発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けシューティングアクションゲーム『Gungrave G.O.R.E』（ガングレイヴ ゴア）。
本作は、韓国のStudio IGGYMOBが贈る、スタイリッシュな三人称アクションシューティングです。
"GUNGRAVE" 自体は2002年から続くシリーズであり、アニメ版も放送されるなど人気を博しました。
| ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
| 開発元 | IGGYMOB |
| 価格 | 7,480円（税込） |
| ジャンル | アクションシューティング |
| プレイ人数 | 1人 |
| リリース日 | 2022年11月22日（火） |
このゲームについて：
情け容赦ないアンチヒーローが撃って撃って撃ちまくる、復讐と愛と忠誠の物語『Gungrave G.O.R.E.』。東洋と西洋のゲームデザインの良さを併せ持った、美しい三人称アクションシューティングを体感せよ！
G.O.R.E
情け容赦ないアンチヒーロー、“復活のガンマン”は究極の殺人マシンだ。逃げも隠れもせず、立ちはだかる敵をひたすら排除する！スタイリッシュなガンアクションで敵を圧倒せよ
「スタイリッシュな三人称シューティング」x「近接格闘術」―流れるような超絶アクションで敵を粉砕せよ！ 無限の弾を撃ちだす「ケルベロス」と変幻自在のEVO“ひつぎ”で、最高のダメージとスタイルを生み出す驚異的なコンボを繰り出せ！復讐を果たせ
復讐、愛、忠誠の壮大かつ感動的な物語を味わえる、プレイ時間12時間以上にも及ぶストーリモードは、ガングレイヴ初心者から古参ファンまで楽しめる！目を奪う景色
実際の場所に基づいた、ダークな雰囲気が漂う未来の東南アジアを舞台にした壮大な冒険。
主人公である「グレイヴ（ブランドン）」が「ミカ」とともに「エル・アルカンヘル」というシード（強化薬物）撲滅組織を立ち上げ、麻薬組織「レイブンクロウ」の牛耳る「スカム・ランド」に潜入していきます。
プレイ時間12時間以上にも及ぶストーリモードは、ガングレイヴ初心者から古参ファンまで楽しめる内容となっています。
本シリーズはド派手なガンアクションがウリであり、リロードの概念がない二丁拳銃「ケルベロス」を用いて、とにかく相手に銃弾をぶち込んでいきます。
ステージ制が採用されており、最終エリアには強力なボス敵も登場。何度も繰り返しプレイして、高スコアを目指す楽しさもあります。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
GAMES.CH -実に中毒性と爽快感の高いガンアクション
Score：84点
本作は、実に中毒性と爽快感の高いガンアクションを楽しめるシェーディングゲームです。
襲い来る敵たちに無数の弾丸を撃ち込む感覚は中毒性があり、ストレス解消にもなるでしょう。
従来シリーズ作を踏襲したセルシェーディングのグラフィックも見栄えが良く、素晴らしいサウンドトラックと併せてゲーム内の世界に魅了されました。
主人公を含め、登場キャラクター達はいずれも魅力的な存在です。
2002年から続く "Gungrave" シリーズを現代へ見事に蘇らせた最新作となっています。
良かった点
- スタイリッシュで爽快なアクション
- 魅力的なキャラクター達
- ビジュアル・サウンドの両面で魅了される
- ストレス解消になる
- セルシェーディングのグラフィック描画
悪かった点
- マルチプレイ要素が非搭載
- ゲームプレイは非常に反復的
- 最小限のRPG要素
Destructoid -絶え間なく弾丸が飛び交う、エキサイティングなシューティングアクションゲー
Score：70点
本作は、常に銃弾が飛び交うエキサイティングな戦場を楽しむことの出来るアクションシューティングゲームです。
ガンアクションに加えてコンボ技、特殊能力など多彩な戦闘アクションを交えたゲームプレイは実に面白く、時間を忘れて夢中になることが出来ました。
ビジュアルやアートスタイルなどは20年前のシリーズ初作品の雰囲気を継承しており、当時からのファンであれば魅了されることでしょう。
所々で粗が目立つもの事実ですが、絶え間ない緊張感を味わうことの出来る、王道的なアクションシューティング作品であると言えます。
良かった点
- 常に銃弾が飛び交うエキサイティングな戦場
- 多様性のある戦闘アクション
- 20年前の作品の雰囲気を継承
- 楽しいゲームプレイ
悪かった点
- 幾つかのバグ（チェックポイントが機能しない、など）
- ステージ設計＆登場する敵キャラに似たものが多い
Hobby Consolas -シンプルだが病みつきになるゲームプレイ
Score：65点
本作は、良くも悪くも昔ながらのアクションシューティングゲームであると言えます。
とにかくスタイリッシュなアクションで弾丸を撃ち込み続けるというゲームプレイは、シンプルですが病みつきになります。
ビジュアルや演出、ゲーム性などは2002年の初代作を思い出す出来であり、ガングレイブ シリーズが好きならきっと楽しめる内容だとは思います。
ただ、現代の他の現行機向けの作品と比べると、グラフィックや操作性など技術的な面で荒さが目立つと言わざるを得ません。
PS2時代そのままの「昔ながら」のアクションゲームです。
良かった点
- シンプルだが病みつきになるゲームプレイ
- 良くも悪くも昔ながらのアクションシューティングゲーム
- ガングレイブ シリーズが好きならきっと楽しめる内容
悪かった点
- グラフィックの質は低い（PS2並み）
- 操作性など、いくつかの技術的な面で粗が目立つ
Gameshub -古き良き？ダークゴシックシューター
Score：60点
根本的なゲームプレイ自体は激しく、エキサイティングで楽しいと言えるでしょう。
街中から森林、電車内などステージ環境も多彩で、進むごとにステージ構造も複雑さが増していき攻略のし甲斐があります。
古き良きダークゴシックシューターの雰囲気には懐かしさが感じられ、ダージュオブケルベロスなど、2000年初頭のノスタルジックな気分に浸ることが出来ました。
しかし、2000年初頭を踏襲したゲームプレイも時代遅れに感じられ、アクションはすぐに繰り返し感が強くなります。
カットシーン中におけるキャラモデルをはじめ、全体的なビジュアルのクオリティも低いです。
楽しく大騒ぎできるアクションシューティング作品ですが、ゲームとして優れているとは言えません。
良かった点
- 激しくて楽しいゲームプレイ
- 多彩なステージ環境
- ゴージャスなビジュアル
- ノスタルジックな雰囲気
悪かった点
- アクションはすぐに繰り返し感が強くなる
- 時代遅れに感じられるゲームプレイ
- カットシーン等におけるビジュアル面での出来が悪い
Hey Poor Player -シリーズファンにもオススメできない作品
Score：40点
本作で唯一素晴らしかったのは、一部のステージで他プレイアブルキャラクターを操作可能である点です。
他の点に関しては、実に出来の悪い作品であると言わざるを得ません。刺激のないゲームプレイ要素、イライラするステージ設計、ゲームを壊すバグなど、あらゆる面で未完成な内容となっています。
操作性が悪いだけでなく、行動アニメーションのキャンセルが無く、回避行動時の当たり判定もいい加減です。
すべてのステージは一方通行の直線で、探索要素は皆無。収集品やショートカット等の要素も無く、ただエリアをコピペしただけの通路を進むだけです。不要な障害物も多く、上述した操作性の悪さも相まってイライラさせられました。
そして何より、バグの多さはとても酷いです。チェックポイントの不具合はまだ良い方で、進行上のエラー（条件を満たしても扉が開かない等）が生じた場合などには、再起動を余儀なくされます。
シリーズ未経験者は本作の質の低さにガッカリし、シリーズのファンはGungraveの名がどれほど地に落ちたかについて失望するでしょう。このクオリティに対して価格が高めである点も実に驚くべきことです。
良かった点
- 一部のステージで他プレイアブルキャラクターを操作可能
悪かった点
- クオリティに対して価格が高い
- 多くの酷いバグ（チェックポイントの不具合、進行上のエラー等）
- ストレスの溜まるステージ設計
- 不出来な操作性
- 平凡なゲームプレイ
総評：良くも悪くも昔ながらのガンアクションゲーを継承した作品
総合Score：60点
GOODな点
- スタイリッシュで爽快なアクション
- 魅力的なキャラクター達
- ストレス解消になる
- セルシェーディングのグラフィック描画
- 20年前の作品の雰囲気を継承
- シンプルだが病みつきになるゲームプレイ
BADな点
- 多くの酷いバグ（チェックポイントの不具合、進行上のエラー等）
- ストレスの溜まるステージ設計
- 不出来な操作性
- アクションはすぐに繰り返し感が強くなる
- グラフィックの質は低い（PS2並み）
- ステージ設計＆登場する敵キャラに似たものが多い
- マルチプレイ要素が非搭載
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Gungrave G.O.R.E』についての海外メディアの感想となります。
ストレス解消になる激しいガンプレイ
スタイリッシュなアクションで弾丸を撃ち込み続けるという本作のゲームプレイは、シンプルですが病みつきになります。圧倒的な火力で敵を屠っていく様はストレス解消になるとも述べられていました。
20年前の作品の雰囲気を継承したセルシェーディングのビジュアルや、ゲーム内の雰囲気を盛り上げてくれるサウンドトラックなど、演出面に関しては好評な意見が多数見受けられました。
登場キャラクター達も魅力的な存在であり、特定のステージでは他のプレイアブルキャラクターでプレイ可能など、シリーズファンにとって嬉しい要素も用意されているようです。
全体的にクオリティが低い
一方で、全体的にクオリティが低く、刺激のないゲームプレイ要素、イライラするステージ設計、ゲームを壊すバグなど、あらゆる面で未完成な内容であるとも指摘されていました。
操作性が悪い上、行動アニメーションのキャンセルが無く、回避行動時の当たり判定もいい加減とのこと。
すべてのステージは一方通行の直線で、探索要素は皆無。収集品やショートカット等の要素も無く、ただエリアをコピペしただけの通路を進むだけです。不要な障害物も多く、上述した操作性の悪さも相まってイライラさせられたと述べるレビュアーもいました。
そして何よりバグが多く、チェックポイントの不具合はまだ良い方で、進行上のエラー（条件を満たしても扉が開かない等）が生じた場合などには、再起動を余儀なくされるようです。
マルチプレイ要素が非搭載である点にがっかりするレビュアーもいました。
PS2時代のアクションシューティングの雰囲気が感じられる一作
あるレビュアーは本作について、『良くも悪くもPS2時代のアクションシューティングの雰囲気が感じられる一作』であると評価していました。
グラフィックや操作性、ゲーム性など多くの点で時代遅れに感じられる部分が目立つ一方で、それが逆にPS2時代のシリーズ作品の雰囲気を彷彿とさせ、心地よいノスタルジーが感じられるとの意見もありました。
バグなどの技術的な問題も多く報告されていますが、銃弾を撃ちまくるという根本的なゲームプレイ自体には好評な意見が多く、登場キャラクター達も魅力的でそこそこの没入感を楽しめるとのこと。
ダージュオブケルベロスなど、2000年代初頭のガンアクションゲーの雰囲気を再度味わってみたい方は、ぜひ試しにプレイしてみてはいかがでしょうか！
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