2022年2月4日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けオープンワールド型ホラーゲーム『Dying Light 2 Stay Human』(ダイイングライト2 ステイ ヒューマン)。
本作は、2015年にPS4, Xbox One, PC, Switch向けに発売されたオープンワールド型ホラーゲーム『Dying Light(ダイイングライト)』の続編です。
人類の98%が死滅した文明崩壊後の世界を舞台に、パルクールスキルを駆使してゾンビやモンスター達からの生き残りを目指します。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Techland |
価格 | 通常版:8,778円(税込) デラックスエディション:10,978円(税込) アルティメットエディション:13,178円(税込) |
ジャンル | オープンワールド型ホラー |
プレイ人数 | 1~4人(マルチ協力プレイ対応) |
リリース日 | 2022年2月4日(金) |
このゲームについて:
20年以上前、ハランで人類はウイルスと戦い、そして負けた。今、我々は再び敗北に直面している。人類最後の大規模移住地の1つ、「シティー」は争いによって分裂し、文明は再び暗黒時代へと逆戻りしてしまった。それでも人類には、希望がある。
さすらい人の君にはシティーの運命を変える力がある。ただしその並外れた能力には大きな代償が。解釈不可能な記憶に悩まされる君は、真実を探し求め…気がつけば作戦地帯にいた。腕を磨いて敵を倒し、味方を作ろう。頑強な拳と機転が必要だ。権力を振りかざす者の裏に隠された邪悪な秘密を解き明かし、どちら側につくかを見定めて、己の運命を切り開け。ただし自ら取ったアクションの行く末がどこであれ、決して忘れてはいけないことが1つある。それは、人間であること。
今作では広大なオープンワールドを舞台に、パルクールアクションを駆使して数々の高低差やスポットを探検しながら、異なる道や隠れ通路を発見していきます。
ゲーム中には昼・夜のサイクルが存在しており、ゾンビたちは陽の光を避けますが、日が沈むとモンスターは巣から出て自由にさまよい、狩りを開始します。夜になるのを待ち、ゾンビの暗い隠れ家に潜入していきましょう。
1人でじっくりとストーリーを進めるのはもちろん、最大4人の協力プレイも用意。自分でゲームを主導、または他のプレイヤーのゲームに参加して、自分とは違う選択がストーリーをどう展開させるか見届ける楽しみ方も可能となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Hobby Consolas -オープンワールドゾンビゲーの決定版
Score:95点
本作は、広大で細部まで作り込まれたオープンワールド、バリエーション豊かなモンスター達、堅実なアクションなど全ての要素が高いクオリティで詰め込まれたオープンワールドゾンビゲーとなっています。装備や能力を強化してより強力なモンスター達を打倒していくというRPG的な要素もシッカリと確立されています。
パルクールアクションの出来も相変わらず素晴らしく、スピーディーな動きでマップ上を縦横無尽に駆け回っているとこの上ない爽快感があります。
全体的なボリュームも膨大で、すべてのミッションを完了するには数百時間を費やす必要があるでしょう。
そして何より、プレイヤーの決定がゲーム内に大きな影響を与えるため、シングルプレイはもちろん、マルチプレイで他人の選択しによってもたらされる変化を観るのも楽しいです。
今までプレイした中で、最も野心的なゾンビゲームの1つであると言えます。
良かった点
- 興味深い物語
- ユニークなアクション&戦闘
- プレイヤーの決定がステージやNPCに大きく影響
- スピーディーなパルクールアクション
- 膨大なボリューム
悪かった点
- E3 2019の公開映像よりグラフィック品質が低下
- いくつかのバグ
PlayStation Universe -あらゆる点で前作からステップアップした続編
Score:90点
今作の広大なオープンワールドは建物の隅々まで詳細に作り込まれており、時にはランダムイベントも発生するため、探索するのがとても楽しいです。
スキル・能力などのアンロック要素も充実しており、全体的に満足度の高いコンテンツボリュームとなっています。
技術面に関しては、ビジュアルだけでなくサウンドのデザインも素晴らしいクオリティであり、恐怖と焦燥感をこれまで以上に煽ってきます。
戦闘の戦略性も高く、場面に応じて適切な武器やスキルを選択してうまく立ち回ることが出来ると、非常にやり甲斐を感じます。
あらゆる点で前作からステップアップした続編であると言えます。
良かった点
- 膨大なボリューム
- 楽しい探索
- 戦略的な戦闘
- 素晴らしいサウンドデザイン
- 美しいビジュアル
- やり甲斐のあるアンロック要素
悪かった点
- 特に無し
Atomix -前作ファンが待ち望んでいた作品
Score:88点
今作は、前作のすべての要素を改善し、ゲームプレイをさらに洗練させており、まさにダイイングライトのファン皆が待ち望んでいた最新作となっています。
スムーズなパルクールアクションと戦術性の高い戦闘とを組み合わせることで、常に満足度の高いゲームプレイを楽しむことが出来ました。
広大なオープンワールドにはやる事、探索要素などがたくさん用意されており、隅々まで探検するやり甲斐があります。
たまにフレームレート低下などは発生するもの、カットシーンを含め、全体的にビジュアルは優れた品質であると言えます。
ダイイングライトのファンはもちろん、今まで本シリーズをプレイしたことのない方にとっても、見逃してはならないタイトルでしょう。
良かった点
- 前作をより洗練&改善した続編
- スピーディで心地よいパルクールアクション
- 広大で探索し甲斐のあるオープンワールド
- 魅力的なストーリー内容
- 優れたビジュアルデザイン
悪かった点
- ストーリーの終盤はやや駆け足気味
- いくつかの不具合(バグやフレームレート低下)
GameMAG -中毒性の高いゲームプレイ
Score:70点
正直言って、本作におけるグラフィックは平均的であり、AIの頭が弱いなどの技術的欠点もあります。
しかし気が付いたら再び本作をプレイしているという謎の中毒性があるのは間違いなく、多くの方がきっと好きになる作品であると言えます。
終末的な雰囲気の世界で織りなされるストーリーは興味深い内容であり、道中には様々なサイドクエストも用意されているため、プレイの幅は広いです。
戦闘やパルクールアクションに関しても、モーションが豊富なためワンパターンに感じることも無く、常に爽快感のあるゲームプレイが可能です。
そしてサウンドデザインは特に素晴らしく、作中における打撃の重さや衝撃、武器の発射音など全てがリアルに表現されているように感じます。
レビュー時にはオンラインが解禁されていなかったため試すことが出来ませんでしたが、フレンドと一緒にプレイしたら間違いなく楽しさが増すでしょう。
良かった点
- 興味深いサイドクエストの数々
- 終末的な雰囲気
- 幅広い戦略の余地
- バリエーション豊かなパルクールアクション
- 素晴らしいサウンドデザイン
- 中毒性の高いゲームプレイ
悪かった点
- グラフィックは平均的
- AIの頭が悪い
- 進展の遅いストーリー
Guardian -ストーリー・登場人物の魅力が皆無
Score:40点
確かに今作のコンテンツは圧倒的なボリュームであり、広大なオープンワールドと併せて長時間遊べるだけの内容が含まれています。
またパルクールアクションも爽快感があって楽しく、建物を次から次へと飛び越えていく体験は面白いです。
しかし、根本的なストーリー自体に全く魅力を感じないため、それらの利点が台無しにされていると感じました。
物語の展開や舞台背景(文明崩壊後)は数多のB級映画で観てきたようなありきたりの内容です。印象的な登場人物も存在せず、私はクリア後でもキャラクターのほとんどの名前を思い出すことが出来ませんでした。
核心となる物語自体が台無しになってしまった点は、実に残念です。
良かった点
- 膨大なコンテンツボリューム
- 爽快感のあるパルクールアクション
- やり甲斐のある探索&アップグレード要素
悪かった点
- 登場人物が魅力に欠ける
- 説得力のないストーリー
- ありきたりな物語の展開&舞台背景
総評:前作をより洗練&改善したオープンワールド型ゾンビゲーム
総合Score:79点
GOODな点
- 前作をより洗練&改善した続編
- 中毒性の高いゲームプレイ
- スピーディで心地よいパルクールアクション
- 広大で探索し甲斐のあるオープンワールド
- 興味深いサイドクエストの数々
- 素晴らしいサウンドデザイン
BADな点
- いくつかの不具合(バグやフレームレート低下)
- 魅力に欠けるストーリー
- グラフィックは平均的
- AIの頭が悪い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Dying Light 2 Stay Human』についての海外メディアの感想となります。
中毒性の高いパルクールアクション
今作は、前作のほとんどの要素を改善&洗練して受け継いだ最新作であるとして、多くのレビュアーから高い評価を受けています。
パルクールや戦闘などもクオリティが上がっており、中毒性の高いゲームプレイを楽しめるとのこと。
広大なオープンワールドには多くの武器・ツールやサイドクエストが用意されており、特にはランダムイベントも発生するため、隅々まで探索するのが面白いです。
サウンドデザインも優れており、作中の不気味な雰囲気からアクションの衝撃などがより伝わりやすくなったことで、ゲームプレイ全体に没入感が生まれていると評価されていました。。
ストーリー自体は賛否両論
一方で、グラフィックに関しては昨今のAAA級タイトルと比べると、特段優れているとは言えない平凡な品質であるとの指摘が見受けられました。
また、ストーリーについては賛否両論であり、興味深い内容であると述べるレビュアーもいれば、まったくのめり込むことが出来なかったと酷評するレビュアーもいました。
根本的なゲームプレイ自体は全体的に好評ですが、ストーリーや物語展開は人によって評価が大きく分かれそうなタイトルとなっています。
膨大なコンテンツボリュームでやり甲斐のあるゾンビゲー
いずれにせよ、『前作からあらゆる点で改善と進化を果たした最新作』であるとして、多くのレビュアーから高い評価を受けています。
特にパルクールをはじめとするアクションの評価は高く、戦略性の高い戦闘も相まって、何度でも遊びたくなるような中毒性があるとのこと。
広大なオープンワールドには多種多様なサイドクエストやランダムイベントが用意されており、全てを遊びつくすと数百時間以上はかかるほど、満足度の高いコンテンツボリュームとなっています。
前作ファンはもちろんのこと、まだダイイングライトを遊んだことのない方にもぜひオススメしたいゾンビゲーです!
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