2021年11月5日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けFPSゲーム『Call of Duty: Vanguard』(コール オブ デューティ ヴァンガード)略称:CoDV。
本作は、世界的な人気を誇るシューティングゲーム『Call of Duty(COD)』シリーズの最新作です。
第二次世界大戦の様々な戦場を舞台に、戦争末期の新たな脅威に立ち向かう特殊部隊が誕生するというオリジナルストーリーが展開されます。
また、シリーズ恒例のゾンビモードやオンラインモードも当然用意されています。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Sledgehammer Games |
価格 | Standard Edition:8,690円(税込) Cross-Gen Edition:9,680円(税込) Ultimate Edition:13,090円(税込) |
ジャンル | ファーストパーソンシューティング |
プレイ人数 | キャンペーン:1人 マルチプレイヤー:最大48人 |
リリース日 | 2021年11月5日(金) |
このゲームについて:
【キャンペーン】
高い実績を誇るCall of Duty®シリーズがCall of Duty®: Vanguardで帰ってくる。プレイヤーはヨーロッパの東部戦線、西部戦線、太平洋、北アフリカを舞台に勝利を掴むため戦い、第二次世界大戦に多大な影響を及ぼす戦闘を体験できる。
【マルチプレイヤー】
全戦線での総力戦となるCall of Dutyならではのマルチプレイヤーでその力を証明し歴史を刻もう。特殊部隊の始まりをその目で確かめよう。プレイヤーは実在した第二次世界大戦時の武器を手に、新たな地で戦いに臨む。
今作の時代設定は第二次世界大戦となっており、太平洋での空中戦、フランスでの降下作戦、スターリングラード防衛戦での正確無比な狙撃、北アフリカの戦線を打ち砕く強行突破など、歴史上の数々の激戦を体験することが出来ます。
没入感の高いシングルプレイモードはもちろんのこと、最大48人での総力戦を楽しめるマルチプレイモードも用意。コアマルチプレイヤー用に設計された16種類を含む20種類のマップが登場し、多様性のある試合が可能となっています。
そしてシリーズ恒例の人気コンテンツである "ゾンビモード" も用意。最大4人での協力プレイが可能であり、ダークエーテルの魔法を利用し、ナチスの親衛隊上級大佐の率いるアンデッドに立ち向かっていきましょう!
なお本作はクロスプレイに対応しており,ハードウェアの垣根を越えたプレイが可能となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
App Trigger -今までで最高のCOD作品の1つ
Score:95点
今作に登場する重火器は、実に素晴らしいバランスで設計されています。前作では操作時に重火器が重く感じられ、それがストレスとなっていました。しかし今作ではリアルさとアクセシビリティのバランスが程よく調整されており、爽快感のある射撃体験を実現しています。
グラフィックとサウンドなど技術面でのクオリティは非常に高く、シングルモードでは没入感の高いストーリーを楽しむことが出来ました。
そして何より本作のメインコンテンツはマルチプレイモードでしょう。従来作に増して戦略性が強化されており、多くのアンロック要素も用意されているため、気がつくと100時間を超えるほど夢中になってプレイし続けていました。
総合的に見て、今までで最高のCOD作品の1つであると言えるでしょう。
良かった点
- 素晴らしいグラフィックとサウンド
- バランスの良い重火器
- 中毒性の高いマルチプレイモード
- 多くのアンロック要素
- 深みのあるストーリーモード
悪かった点
- オンライン時の待ち時間が長い(回線の問題?)
- 発売時点でゾンビモードのコンテンツが不足している
PlayStation LifeStyle -映画のようなストーリーモード
Score:85点
今作のストーリーモードは第二次世界大戦を新しい角度からアプローチしており、深みのある物語と魅力的なキャラクター達によって、まるで映画を操作しているかのような気分で楽しむことが出来ました。
マルチプレイモードではユニークなデザインのマップが数多く登場し、自分の好みの戦闘スタイルで最適な戦術を考えていく過程は、とても楽しくで中毒的な体験でした。
6 vs 6 や 24vs24 など複数の対戦モードを選択することも可能なため、混沌とした大人数バトルから緊張感のある少数精鋭バトルまで、対戦方法を自由にカスタマイズできる点も嬉しいです。
発売時点で人気のゾンビモードが収録されているほか、今後のアップデートで多くのコンテンツが追加されることが予想されます。
しばらくの間、夢中になって遊び続けられる作品であると言えます。
良かった点
- 魅力的なキャラクター達
- 映画のようなストーリーモード
- マルチプレイモードのユニークなマップデザイン
- ゾンビモードを収録
- 発売後にも多くのコンテンツが配信予定
悪かった点
- キャンペーンのゲームプレイはありきたり
- ゾンビモードのゲームプレイループは徐々に反復的になる
Hardcore Gamer -マルチプレイモードのコンテンツが今まで以上に充実
Score:80点
今作におけるストーリーモード、マルチプレイモード、ゾンビモードはいずれも高いクオリティで作り込まれています。
特にマルチプレイモードでは、3ダースを超えるバリエーションの重火器、数十以上のアタッチメント、スキンなど多くのアンロック要素、16つのPvPマップなど、収録されているコンテンツの量はローンチ時点で今まで以上に充実しています。いずれのコンテンツもクオリティが高いです。
マップデザインは実に魅力的かつ多様性があり、いずれの試合も高い戦略性をもって臨めるため、何度プレイしても飽きることなく楽しめました。6v6から24v24まで調整できる新しい機能も嬉しい追加です。
そしていずれのモードでもグラフィック・サウンド・フレームレートなどのパフォーマンスが安定しており、見栄えの良いグラフィックのおかげで没入感の高い戦争体験を楽しむことが出来ます。
ストーリーモードが短すぎるなどの欠点もありますが、依然として楽しいFPS作品であることには変わりありません。
良かった点
- コンテンツが豊富なマルチプレイモード
- 優れたマルチプレイモード
- 楽しいゾンビモード
- 魅力的なマップデザイン
- 洗練された操作性
- 優れたパフォーマンス
悪かった点
- ゾンビモードに多様性が欠ける
- キャンペーンモードが短すぎる
- キャンペーンの敵の多様性が不足している
God is a Geek -堅実なCOD最新作
Score:80点
第二次世界大戦を舞台とした今作の物語は、実に深みのある内容となっており、特にストーリー中に流れるカットシーンの数々は、もはや映画に匹敵するほど高いクオリティで作り込まれています。
コンテンツ自体に従来作と比べて特に目新しい点はないものの、ボリュームは充実しており、ストーリーモード・マルチプレイモード・ゾンビモード、そしてWarzoneとの連携により、幅広い選択肢が用意されています。
中でもマルチプレイモードは、膨大な数のマップとペースの良い展開、奥深い戦術性などによって従来シリーズ作に負けず劣らずの魅力的な内容となっています。
COD最新作としては、全体的に堅実なコンテンツ内容になっていると感じました。
良かった点
- 信じられないほど素晴らしいカットシーンの数々
- 楽しく中毒性の高いゾンビモード
- 深みのある物語(ストーリーモード)
- Warzoneとの連携
- 充実したコンテンツ量
悪かった点
- 特に目新しく刺激的な要素はない
- いくつかの武器は照準が不正確に感じる
VGC -第二次世界大戦の作品はウンザリ
Score:60点
今作におけるグラフィックやサウンドといった技術的なパフォーマンスは確かに優れています。特に顔のアニメーションなどは、もはや実写と見まがうクオリティです。
マルチプレイ用のコンテンツも楽しく遊びやすいものになっており、熾烈な多人数対戦に気が引ける場合は、友人らとゾンビモードで協力プレイを楽しむといった選択肢も用意されています。
一方で、キャンペーンモードのボリュームが不足しており、今までで最も短い内容です。
また、敵・味方AIの頭が依然として悪く、バグも多いため、しばしばおかしな動きを見せ没入感を損なう原因となっています。
そして何より、第二次世界大戦を舞台とするFPSゲームが多すぎてウンザリします。CODはあと数作品はさんでから、世界大戦系に戻るべきだったのではないでしょうか。
何はともあれ、コンテンツ自体にはまとまりがあり、それなりに楽しめる作品となっています。
良かった点
- 素晴らしいパフォーマンス
- 顔のアニメーションなど優れたビジュアル
- 楽しくて遊びやすいマルチプレイ用コンテンツ
悪かった点
- キャンペーンはこれまでで最も短い
- いまだにアタマの悪いAI
- 第二次世界大戦の設定はもうウンザリ
総評:充実したコンテンツを含む、堅実なクオリティのCOD最新作
総合Score:75点
GOODな点
- 素晴らしいグラフィックとサウンド
- 深みのあるストーリーモード
- 魅力的なキャラクター達
- 映画のようなカットシーンの数々
- 楽しく中毒性の高いゾンビモード
- 充実したコンテンツ量
BADな点
- キャンペーンのゲームプレイはありきたり
- ゾンビモードのゲームプレイループは徐々に反復的になる
- キャンペーンモードが短すぎる
- 特に目新しく刺激的な要素はない
- 第二次世界大戦の設定はもうウンザリ
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Call of Duty: Vanguard』についての海外メディアの感想となります。
映画を操作しているかのようなストーリーモード
今作におけるストーリーモードでは、第二次世界大戦を舞台とした深みのある物語が展開されます。
史実の魅力的な人物たちが登場するほか、見事な演出やカットシーンの数々、そして優れたグラフィックにより描かれる戦場の風景などによって、まるで映画を操作しているかのような没入感を味わえるとのこと。
また、マルチプレイモードでは発売時点でコンテンツ量が非常に充実しており、3ダースを超えるバリエーションの重火器、数十以上のアタッチメント、スキンなど多くのアンロック要素、16つのPvPマップなどのおかげで、中毒性の高いマルチプレイ体験を実現しています。
そのほか、ゾンビモードの収録やWarzonとの連携など、遊べる選択肢が数多く用意された作品となっています。
特に目新しく刺激的な要素はない
一方で、確かに本作のクオリティは高いものの、従来のCODシリーズと比較して、特に目新しく刺激的な要素がないとも指摘されていました。
また、せっかくの優れたキャンペーンモードにもかかわらず、4~5時間ほどでクリア可能な短いボリュームとなっている点にも、不満の声が多く見受けられました。
そして中には、第二次世界大戦の設定はもうウンザリであると述べるレビュアーもいました。BF5(バトルフィールドV)もWW2が舞台であったため、世界大戦系に辟易としている様子のレビュアーも少なくありませんでした。
FPSゲームのエントリーモデルとしてオススメの作品
いずれにせよ、全体的には堅実なクオリティのCOD最新作となっており、シリーズファンはもちろん、初めてFPSゲームを遊ぶ方にもエントリーモデルとしてオススメのコンテンツであると述べられていました。
ストーリーモードは短いもののクオリティは高く、映画を操作しているかのような感覚で楽しむことが出来ます。
また、ゾンビモードを含むマルチモードではコンテンツが充実しており、時間を忘れて遊び続けてしまうほど、中毒性の高い体験を提供しているようです。
次世代機(PS5・XSX|S)のパフォーマンスで描かれる第二次世界大戦を舞台とした激しい戦いを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか!
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