2023年2月22日(水)発売の、PS5(PlayStation VR2)向けアクションアドベンチャーVRゲーム『Horizon Call of the Mountain』(ホライゾン コール・オブ・ザ・マウンテン)。
※本作を遊ぶには「PlayStation 5」および「PlayStation VR2」が必要です。
本作は、PlayStation VR2(PS VR2)を装着し、人気アクションアドベンチャーゲームシリーズ『Horizon(ホライゾン)』の世界に入り込んだかのような体験が出来るVRゲームです。
矢を射ったり、素材からアイテムを作成したりする動作もVR内の直感的な操作で行うことが可能。4K HDRビジュアルでHorizonの美しい世界を堪能することが出来ます。
ハード | PS5 ※PlayStation VR2が必要 |
開発元 | Firesprite |
価格 | 7,980円(税込) |
ジャンル | VR, アクションアドベンチャー |
VRプレイスタイル | シーテッド、スタンディング、ルームスケール |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2023年2月22日(水) |
このゲームについて:
PlayStation VR2で新たな冒険に乗りだし、目の前に広がる「Horizon」の世界を体験しよう。美麗なグラフィックと最新PS VR2 Senseコントローラーの革新的機能で、「Horizon」の世界に入り込んだかのような体験が待っている。
贖罪を求めるカージャ族の元戦士「レイアス」の視点を通して、カージャ王国の険しい山々を登り、機械獣にまつわる新たな秘密を暴き、名誉を回復して人々を救おう。道中、アーロイをはじめとするおなじみの顔ぶれや新しいキャラクターとの出会いが待ち受ける。
『Horizon Call of the Mountain』で、自然あふれる大地を旅しよう。
本作では、PS VR2でホライゾンの世界に入り込み、鮮明な映像と独特の没入感と感動を味わうことが出来ます。
プレイヤーはカージャ族の元戦士「レイアス」の視点を通して、カージャ王国の険しい山々を登り、機械獣にまつわる新たな秘密を暴き、名誉を回復して人々を救っていきます。
道中では、アーロイをはじめとするおなじみの顔ぶれや、新しいキャラクターとの出会いが待っています。
ヘッドマウントディスプレイによる鮮明な4K HDRビジュアルに加えて、専用コントローラ『PS VR2 Senseコントローラー』に備わっているフィンガータッチ機能、ハプティックフィードバック機能、アダプティブトリガー等がもたらす直感的で没入感のある操作が可能。
ステレオヘッドホンを差し込めば、Tempest 3Dオーディオ技術により、音がプレイヤーの位置や頭の動きにダイナミックに適応。音の聞こえた場所までもがわかるなど、驚くほどリアルなサウンドでゲームの世界に没入できます。
息を呑むほど美しい『Horizon Call of the Mountain』の自然を360度で堪能し、左右のPlayStation VR2 Senseコントローラーを使って周囲の環境と触れ合いましょう。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Telegraph -PS VR2の可能性を示すVRコンテンツ
Score:100点
本作はPS VR2の技術デモとしての側面と、スタンドアロンのVRゲームとしての側面を両立した作品として成功しています。
実際、PS VR2のローンチタイトルとしてリリースされた本作では、今まで多くのVRゲームを遊んできたプレイヤーをも驚かせるほど、壮大で没入感のある体験が可能です。
ルームスケールのトラッキング精度は抜群であり、プレイ中にHMDおよびSenseコントローラーのトラッキングがおかしくなることはなく、没入感は高いレベルで維持されていました。
Senseコントローラーでは、現実と同様の感覚で直感的な操作が可能です。レバーを引いたり、果物を口にしたりと、VR空間内には掴めるオブジェクトが多数用意されており、色々と試すのが実に楽しかったです。
ゲームクリアまでは10時間程度でした。
PS VR2の可能性を示すVRコンテンツだと言えるでしょう。
良かった点
- 高精度なトラッキング
- この上ない没入感
- 豊富な謎解き要素
- 直感的な操作性
- 息を呑むほどのスケール感
悪かった点
- クライミングシーケンス(崖登り)が多い
Screen Rant -PS VR2を購入したら絶対にプレイすべき作品
Score:90点
本作のゲームループは戦闘とクライミングとに分かれていますが、非常に美しいビジュアルと、高精度なトラッキングによって、アドレナリンの出る体験を楽しむことが出来ました。
Senseコントローラーは現実の手の動きをリアルにVR空間に伝えることができ、矢筒から矢を引き抜き、弓を引き絞って放つといった一連の動作を、まるで現実と同じような感覚で行うことが可能となっています。
ゲームコンテンツ自体も堅実な内容となっており、ただのミニゲーム集ではなく、一つの独立したタイトルとして上手く機能しています。
肉付きの良いVRコンテンツであり、PS VR2を購入したら絶対にプレイすべき作品でしょう。
良かった点
- 非常に美しいビジュアル
- アドレナリンの出る体験
- リアルな手の動きを反映
- 楽しい戦闘
- 堅実なコンテンツ内容
悪かった点
- ゲームプレイループは多様性に欠ける
PlayStation Universe -クライミング、探索、戦闘に完全に没入できるVR作品
Score:90点
PSVR2による4K HDRビジュアルのおかげで世界は細部まで美しく表現されており、Senseコントローラーの機能も相まって、クライミング、探索、戦闘のすべてにおいて高い没入感で楽しむことが出来ました。
ただのVRミニゲームではなくストーリーまでしっかりと作り込まれているため、VRゲーム好きの方だけでなく、ホライゾンシリーズのファンにとっても遊ぶ価値のある作品です。
そして豊富なプレイオプションが用意されており、ルームスケールでのトラッキングから、一つの地点で立ったまま、座ったままでも遊べるよう設定を変更することも可能。幅広い遊び方が可能なように設計されています。
ホライゾンシリーズとVRゲーム好きの両方が楽しめる、非常に楽しいアクション アドベンチャーです。
良かった点
- 高い没入感
- 細部まで細かく表現される4K HDRビジュアル
- 感覚を直接伝えるSenseコントローラー
- 豊富なプレイオプション(ルームスケールトラッキングから座りプレイまで)
- 堅実なストーリー
悪かった点
- ゲーム自体は直線的
God is a Geek -複数のアクセシビリティオプションが用意
Score:80点
本作は優れたビジュアルとオーディオデザインによって、実に没入感のあるVR体験を楽しめる作品となっています。山々の景色、機械獣、そして人間までもが細部まで驚くほど詳細に表現されています。
Senseコントローラーを用いた操作も直感的でストレスが無く、水に飛び込んだり、崖からロープにジャンプしたり、多くの機械獣と戦うことはすべて楽しく、爽快感があります。
VR世界の中には多くのアクセス(触れることが)可能なオブジェクトが用意されており、現実と同じ感覚で触ったり、掴んだり、投げるなどの動作を試すことが出来ました。
本作で何より素晴らしいのは、複数のアクセシビリティオプションが用意されている点です。ルームスケールトラッキングで遊ぶ以外にも、一地点で立ったまま、座ったままプレイすることも可能な設定が用意されており、部屋の広さや酔いを考慮して自分好みに調節可能です。
PSVR2の今後の可能性を示すうってつけの作品となっています。
良かった点
- 優れたビジュアルクオリティ
- 素晴らしいサウンドデザイン
- 面白いストーリー
- 爽快感のある戦闘
- 探索が楽しい
- 複数のアクセシビリティオプションが用意
悪かった点
- クライミング(崖登り)はメンドクサイ
- ストーリー自体はあくまでサイドストーリーのような内容
Metro GameCentral -コンテンツボリュームに対して価格が高め
Score:60点
本作は、PSVR2の実力を示す技術デモとしては効果的な作品でしょう。
ヘッドセットとSenseコントローラーのすべての機能を効果的に活用しており、優れたグラフィックも相まって、移動から弓矢の使用まで高い没入感を実現できています。
一方で、クライミング(崖登り)が退屈であまり面白くない割に、クライミングシーンが多発する点はやや残念です。
そして価格に対してコンテンツボリュームは短いです。クリアまで約8時間程度であり、エンドコンテンツ等もないため、一度クリアしたら再度プレイすることはないでしょう。
HMDの技術デモとしては確かに優秀ですが、デモの域を出ない作品となっています。
良かった点
- PSVR2の技術デモとしては効果的
- 素晴らしいグラフィック
- 高い没入感
- Senseコントローラーの機能を有効活用
悪かった点
- クライミングはあまり面白くない
- クライミングシーンが多すぎる
- 単純な戦闘
- コンテンツボリュームに対して価格が高め(8時間程度)
総評:PS VR2の実力を示す技術デモとしても、独立したVRゲームとしても完成度の高い作品
総合Score:79点
GOODな点
- PSVR2の技術デモとしては効果的
- 高い没入感
- 細部まで細かく表現される4K HDRビジュアル
- 素晴らしいサウンドデザイン
- Senseコントローラーの機能を有効活用
- 爽快感のある戦闘
- 複数のアクセシビリティオプションが用意
BADな点
- クライミング(崖登り)はメンドクサイ
- クライミングシーンが多すぎる
- コンテンツボリュームに対して価格が高め(8時間程度)
- ストーリー自体はあくまでサイドストーリーのような内容
- ゲーム自体は直線的
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Horizon Call of the Mountain』についての海外メディアの感想となります。
PS VR2とSenseコントローラーの魅力を堪能できる作品
本作は、PS VR2による4K HDRビジュアルと、Senseコントローラーによる没入感を高める機能の数々を全て有効活用しており、PS VR2の実力を感じるにはうってつけの作品であると述べられています。
ただのVRミニゲームではなくストーリーまでしっかりと作り込まれているため、VRゲーム好きの方だけでなく、ホライゾンシリーズのファンにとっても遊ぶ価値のある作品です。
ビジュアル・サウンドの両面でクオリティが高く、今まで多くのVRゲームを遊んできたプレイヤーをも驚かせるほど、壮大で没入感のある体験が可能とのこと。
Senseコントローラーを用いた操作も直感的でストレスが無く、水に飛び込んだり、崖からロープにジャンプしたり、多くの機械獣と戦うことはすべて楽しく、爽快感があります。
そして何より、複数のアクセシビリティオプションが用意されている点は好評でした。ルームスケールトラッキングで遊ぶ以外にも、一地点で立ったまま、座ったままプレイすることも可能な設定が用意されており、部屋の広さや酔いを考慮して自分好みに調節可能です。
あくまで技術デモの域は出ない
一方で、価格に対してコンテンツボリュームは短く、クリアまで約8時間程度。エンドコンテンツ等も特にないため、一度クリアしたら再度プレイすることはないと述べるレビュアーもいました。
ゲーム自体は直線的で、ストーリー自体はあくまでホライゾン本編のサイドストーリーのような内容であるとのこと。
これらの点から、あくまで技術デモの域は出ない作品であるとも指摘されていました。
他には、退屈で面倒なクライミング(崖登り)シーンが多発する点に不満の声が見受けられました。
PS VR2を購入したならプレイする価値のあるVRアクションアドベンチャー
いずれにせよ、『PS VR2を購入したならプレイする価値のあるVRアクションアドベンチャーゲーム』であるとして、多くのレビュアーからそこそこ高い評価が付けられていました。
ただのVRミニゲームではなくストーリーまでそこそこ作り込まれているため、VRゲーム好きの方だけでなく、ホライゾンシリーズのファンにとっても遊ぶ価値のある作品です。
豊富なプレイオプションも用意されており、ルームスケールでのトラッキングから、一つの地点で立ったまま、座ったままでも遊べるよう設定を変更できます。部屋の広さやVR酔いなどを考慮して、個人個人の好みに応じた遊び方が可能です。
何より、PS VR2による4K HDRビジュアルで表現された美しいVR世界は必見であるとのこと。
PS VR2のパワーを最大限実感したい方には、是非プレイしてほしいVRアクションアドベンチャーとなっています!
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