モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink C24FP1K モニター』を発売しました。
FHD解像度の24型モニターであり、HDR対応、何より最高75Hzのリフレッシュレートに対応するなど、1万円台のモニターとしては比較的優れたスペックのモデルとなっています。ブルーライトカット機能なども用意されており、ゲーミングから作業用モニターとしてもオススメです。
▼同時期に発売された165Hz対応のゲーミングモデルについては、こちらの記事でレビューしています。
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『Jlink E24FP1K』レビュー!高コスパな165Hz対応ゲーミングモニター
モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink E24FP1K ゲーミングモニター』を発売しました。 FHD解像度の24型モニターであり、HDR対応、何より最高165Hzのリフレッシ ...
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今回はこの『Jlink C24FP1K ゲーミングモニター』について、提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきます!
ブランド | Jlink |
メーカー | UNIONMAN TECHNOLOGY CO., LTD. |
型名 | C24FP1K |
ディスプレイサイズ | 24インチ |
解像度 | 1920×1080(FHD)HDR対応 |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 3000:1 |
輝度 | 250cd/m² |
視野角 | 178度 |
色域 | sRGB98% |
リフレッシュレート | 最高75Hz |
応答速度 | 5ms(GTG) |
スピーカー | 非搭載 |
インターフェース | ・HDMI2.0 ×1 ・VGA ×1 ・3.5mm Audio out ×1 ・電源ポート |
付属品 | ・取扱説明書 ・HDMIケーブル ・電源アダプタ ・スタンド ・ベース |
調整範囲 | チルト:-5°~ 15° |
本体サイズ | 540.04×415.72×195mm |
全体重量 | 約4.2kg |
発売時期 | 2022年8月 |
今回紹介する『Jlink C24FP1K』は、フルHD解像度・75Hzリフレッシュレートで描画される美しく滑らかな映像を楽しめるモニターです。
通常価格は税込1~1.5万円前後と非常にリーズナブル。
本体サイズは540.04×415.72×195mm、全体重量は約4.2kgと比較的コンパクトかつ軽量で場所移動もラクラク行うことが出来ます。
VAパネルで構成されたディスプレイは発色が良く、プレイヤーに臨場感あふれる映像体験を提供します。178°の広視野に対応しており、見る角度によって色やコントラストの変化は少なく、どの角度からでも鮮やかな映像を堪能することが可能。
HDR対応、従来のモニターに比べ3000:1の高コントラストを実現しており、明るい部分と暗い部分がクッキリと描画分けされるため、リアルで深みのある色合いの映像を演出することが出来ます。
最高75Hzのリフレッシュレートに対応しており、一般的なモニターと比べて遥かに滑らかな描写が可能になるため、動きの速いシーンやゲーミング時において映像が遅れたり残像が生じるのを抑えることが出来ます。
5ms(GTG)の高速応答により遅延のない映像を提供。コンマ数秒の反応が求められるシューティングゲームなどにおいても、満足度の高いゲームプレイが可能となっています。
sRGB98%の広色域対応により、カラフルで鮮明な色合いを実現。動画・画像編集などのクリエイティブ用途にも適した設計です。
そしてただ映像が美しいだけでなく、目の疲れを低減するための「ブルーレイカット機能」「フリッカーレス機能」を搭載。長時間のゲーミングや作業を行った場合でも目への過負担を避けることが出来るでしょう。
筐体背面には充実したポート類が用意されており、最新ゲーム機やPCなど、幅広いデバイスとの接続に対応可能です。
▼前傾・後傾は-5度~15度まで対応。
【インターフェース構成】
- HDMI2.0 ×1
- VGA ×1
- 3.5mm Audio out ×1
- 電源ポート
以上の通り、リーズナブルな価格に対してハード面・ソフト面ともにゲーミングに適した設計がなされた、高コスパなモニターとなっています!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- 取扱説明書
- HDMIケーブル
- 電源アダプタ
- スタンド
- ベース
▼説明書は日本語にも対応しています。
▼電源アダプタのサイズは比較的小さいです。
▼モニターを支えるスタンド&アーム。
モニター本体
▼モニター本体。540.04×415.72×195mmの比較的コンパクトなサイズ。
▼背面の様子
▼背面中央にはVESAマウント取り付け用のビス穴が空いています。
▼背面下部には電源ボタン 兼 操作スティックが用意。
▼右下には電源ポート、HDMI2.0×1、VGAポート×1、3.5mmオーディオ出力ジャックが用意。盗難防止用ロック穴も用意されています。
▼そして下部中央にはスタンド取付用のポートも用意されています。
スピーカーは非搭載のため、サウンド出力には外部スピーカーが必要な点に注意してください。
▼個人的にオススメのスピーカー
モニタースタンドの取り付け(設置方法)
モニタースタンドの取り付け方は 非常に簡単です。
モニター裏面のアームにスタンドを挿入して取り付けます。
そしてスタンド下部にベースを取り付けます。
れだけの手順で組み立ては完了です!
組み立て自体はシンプルでドライバーも必要ないため、誰でも簡単に設置できるようになっています。
▼実際に設置した様子。24インチのため、全体的にコンパクトなサイズに収まっています。
▼全体重量は約4kgほど。片手でも十分に持ち運べるほどの軽さです。
▼真上から見た様子。スタンドを取り付けた状態でも、あまりスペースを取りません。
▼側面から見た様子
▼前傾-5度, 後傾15度の範囲で調節可能です。
▼背面から見た様子。
このように、モニター自体はスタイリッシュなデザインとなっており、オシャレなオフィスからゲーミングデスクまで、あらゆる場所に溶け込むことができると思います。
ただし前傾・後傾が調節できるのみのため、角度や向きに関してはモニターごと動かして位置を調節する必要があります。
実際に使用した感想
それでは、実際に『Jlink C24FP1K』を使用した感想について紹介していきます。
色鮮やかなフルHD・HDR対応ディスプレイ
1920×1080(FHD)解像度・HDR対応ディスプレイで映し出される映像は綺麗で見やすいです。
ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画されるため、見やすくて目が疲れづらいです。
▼ベゼル幅が薄いため、複数台を連結してデュアルモニター化を図る場合にもうってつけです。
▼ベゼル幅は非表示部分を含めて約5mmほどの薄さ。
▼178度の広い視野角に対応しており、いずれの角度からでも鮮明に見えます。
▼YouTubeで4K動画を再生した様子。高い色域カバー率とコントラスト比によって、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができていました。
▼ディスプレイはVAパネルですが発色は良好であり、HDR対応もあって濃淡がクッキリと描画されており、深みと臨場感のある色合いを楽しめます。
気になる色ムラなども確認できませんでした。ゲーミング、動画視聴などでも満足度の高い映像体験が可能となっています。
豊富なオプション項目が用意
ディスプレイ背面下部のスティックを押し込むことで、メニュー画面が表示されます。
メニュー画面では、明るさ、コントラスト、色温度などの一般的なオプション項目が用意されています。
▼ブルーライト軽減機能が用意。
▼FreeSyncの項目も用意。
以上の通り、一般的なモニターの調節機能は漏れなく用意されています。
ただし、同ブランドの他モデルと比較すると、設定項目が少なめですね。あくまで価格相応といったところでしょうか。
そこそこ満足度の高いゲーミングが可能
ゲーミングに関しても試してみました。
▼PCゲームをプレイ。
▼最高75Hzのリフレッシュレートでプレイ可能です。
一般的な60Hzモニターと比べて、滑らかな映像でゲームを楽しむことが出来ます。
激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が増すこと間違いなしです!
▼深みのある色合いで、映像にも没入感が生まれています。
▼続いてPS5と接続した場合。
▼出力情報。1920×1080(FHD)・60Hz・HDRで描画されます。
▼発色が良く、色合いの濃淡にも深みがあるため、1万円台の格安モニターの中でも満足度の高い映像体験が可能となっています。
このように、ウェブブラウジングや仕事、動画視聴からゲーミングまで、幅広い用途で活用できるモニターとなっています。
高コスパな165Hz対応ゲーミングモニター
- 性能:(☆4)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『Jlink C24FP1K』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 薄ベゼルのスタイリッシュなデザイン
- HDR対応で深みのあるカラフルな映像出力
- リーズナブルな価格
- 軽量な筐体
- 比較的コンパクトな筐体サイズ
悪かった点
- スピーカー非搭載
- 可動域は前傾・後傾のみ
- USBポートを非搭載
以上の通り、ゲーミングから仕事、動画視聴まで、幅広い用途に活用できる高コスパなモニターとなっています。
FHD解像度対応ディスプレイで描画される映像はクリアで、細かな文字まで鮮明に描画され見やすいです。ブルーライトカット機能や輝度調節機能も用意されており、目にも優しく作業用モニターとしても活躍するでしょう。
発色も良好。高コントラスト比やHDR対応により明暗にメリハリが生まれており、ゲーミングや動画視聴時に臨場感のある映像を楽しむことができます。
最高75Hzリフレッシュレート対応により、PCゲームや次世代ゲーム機において滑らかで遅延のないゲーミングを楽しむことが可能です。
ベゼル幅も5mmほどと薄いため、複数台を連結してデュアルディスプレイ化する用途にも適しています。
ただしスピーカーは非搭載のため、サウンド出力には外部スピーカーが必要な点に注意してください。
何はともあれ、1万円台のモニターとしては優れたスペックであり、同価格帯で実用的な性能のモニターを探している方にはぜひオススメしたい高コスパモデルと言えます!
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