当サイトでは以前の記事で、4万円台で約57.3万点のAnTuTuベンチマークスコアを記録した、高コスパ・高性能なAndroidタブレット『Xiaomi Pad 5』を紹介しました。
▼Qualcomm Snapdragon 860搭載の11インチ型Androidタブレット
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『Xiaomi Pad 5』レビュー!格安ながらハイエンド機種に迫る性能の高コスパAndroidタブレット
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『Xiaomi Pad 5』は通常のタブレット利用に加えて、専用のキーボードケース(キーボードカバー)を装着することで、ノートPCのような2-in-1利用が可能となります。
▼タブレットカバーにもなるキーボード付きケース
ブランド | シャオミ(Xiaomi) |
モデル名 | Xiaomi Pad 5 Keyboard Cover |
対応モデル | Xiaomi Pad 5 Xiaomi Pad 5 Pro |
接続方式 | 磁気接続 |
自動スリープ/解除機能 | 対応 |
素材 | ポリウレタン |
本体サイズ | 192 x 23 x 280mm |
本体重量 | 746 g |
キーボードとしてだけでなく、ディスプレイ部分を保護するタブレットケースとしての役割も果たす、便利なカバーです。
▼タッチパッドが非搭載な点がやや残念。ただサイズやデザインを考えると、実装が厳しいのは分かります。
マグネットでタブレット本体と吸着する仕組みとなっており、強固な吸着力を発揮する一方で、手軽にカバーを取り外すことも可能となっています。
▼『Xiaomi Pad 5』下部のポートをカバー中央の端子に接続することで、キーボードの利用が可能となります。
▼スタンドとしても機能します。
キーボードカバーを装着することで、タブレットの利用方法が格段に広がります。
ディスプレイを強固に保護する役割も果たしてくれるため、『Xiaomi Pad 5』と一緒に是非とも購入しておきたい一品です!
今回は、本製品を購入してみたので、実際に使用した感想について紹介してきます。
製品本体の外観
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- キーボードケース本体
- 説明書
▼キーボードケースの外観
▼キーボードはUS配列のみの対応となっています。
▼各キーの大きさは丁度よいサイズであり、指が大きめの私でも快適にタイプすることが出来ます。
▼本体重量は約700グラムと比較的軽く、タブレットに装着してもそこまで重みは増しません。
一見してスタイリッシュな外見であり、ポリウレタン製でサラサラとした手触りには、十分な高級感があります。
タブレットへの装着
本ケースはマグネット吸着式となっており、カバー部分に内蔵されたマグネットでタブレットに装着します。
マグネットによる吸着力は強く、使用中にケースが外れて落下することはありません。
▼磁石の力でガッチリとタブレットに吸着します。
▼ケースを閉じた様子。ノートブックのような見た目になります。
▼ディスプレイ部がカバーで保護されるため、持ち運びの際にも安心です。
▼カメラ部分は空いており、ケースを装着したままでの撮影が可能です。
▼ケースを閉じた様子。厚みが1センチ弱ほど増しますが、十分に薄型で、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。
▼ケース装着時でも各端子やボタン類が隠れることは無いため、タブレット自体の使用感を損ねることはありません。
キーボードの利用
続いて、実際にキーボードを利用してみます。
▼キーボードを利用する際は、タブレット下部のポートを、ケース中央の端子に接続します。
端子を接続しているときのみキーボードが利用可能になる(通電する)ため、待機時(非使用時)にタブレットの充電残量がキーボードに持っていかれることはありません。バッテリーの節約に貢献する優れた設計だと言えます。
▼キーボード接続時の様子
▼ケース自体がスタンドとしても機能します。
▼安定性は良好であり、使用中にタブレットが倒れてしまうことは一切ありませんでした。
自動スリープ/解除機能に対応
ちなみに『Xiaomi Pad 5』は自動スリープ/解除機能に対応しており、ケースを閉じると自動的にスリープ状態となります。
▼ケースを閉じると、電源ボタンを押さずとも、タブレット自体が自動的に消灯してスリープ状態となります。
▼逆にケースを開くと、自動的にスリープ状態が解除されます。
この機能のおかげで、ケースを閉じる際にタブレットが点いたままとなっており、バッテリーをいたずらに消耗させてしまう事態を防ぐことが出来ます!
キーボードレイアウトの変更が可能
キーボードケースを装着すると、設定アプリよりキーボードの各種設定を行うことが出来ます。
▼キーボードレイアウトの変更も可能
快適なタイピング性能
実際にキーボードを利用してみましたが、タイピング感はいたって快適です。
▼通常のノートPCと同じように、スラスラとタイプすることが出来ました。デフォルトでローマ字入力になっています。
押し込み感もあり、キチンとタイプ出来ていることを実感します。
▼1つ1つのキーの大きさも丁度よく、指の大きめな私でもミスタッチは起きづらいです。
ちなみに本記事も実際にXiaomi pad 5のキーボードを用いて執筆していますが、ストレスなくタイピングすることが出来ています。
▼ただしEnterキーが小さめであるため、初めは慣れが必要かもしれません。
▼Caps Lockキーも用意されているため、ローマ字入力と英語入力とを簡単に切り替えられます。
外出先でちょっとした仕事や作業を行いたい場合にも重宝するでしょう!
ゲームアプリにも対応可能
なお、キーボード操作に対応した一部のゲームアプリでも、キータイプでの操作が可能です。
▼『統合版マインクラフト』をキーボードで操作している様子。
タッチパッドが付いていないため、視点変更などはディスプレイタッチで行う必要がありますが、移動やアイテム選択などはキー操作で行うことが出来ました。
上手く活用することで、ゲーミングの効率を上げられると思います!
便利なショートカットキー
キーボードケースにはショートカットキーが用意されており、他のキーと組み合わせることで、様々な機能に即時アクセスすることが出来ます。
▼ショートカットキーと各キーを同時押しすることで、様々な機能にアクセスできます。
用意されているショートカットは以下の通り。
ショートカット一覧
- コントロールセンターを開く:ショートカットキー + M
- 最近のタスクを開く:ショートカットキー + Tab
- ロック画面を表示する:ショートカットキー + L
- スクリーンショット撮影:ショートカットキー + A
- 部分的なスクリーンショット撮影:ショートカットキー + Shift + A
- ホーム画面に戻る:ショートカットキー + D
- ホーム画面で右にスワイプ:Ctrl + >
- ホーム画面で左にスワイプ:Ctrl + <
- 通知シェードを表示:ショートカットキー + N
Xiaomi Pad 5の所有者は是非持っておきたい一品
- 性能:(☆5)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆4)
- 価格(コスパ):(☆4)
- 総合評価:(☆4)
今回紹介したXiaomi Pad 5の専用キーボードケースについて、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- スタイリッシュなデザイン
- 自動スリープ/解除機能に対応
- 快適なタイピング感
- 幾つかの便利なショートカットキーが用意
- 端子接続時のみキーボードに通電(バッテリー節約に貢献)
悪かった点
- 日本語配列非対応(英語配列)
- タッチパッド非搭載
以上の通り、デザイン的にも機能的にも優秀なキーボードケースとなっています。
キーボードが利用できるだけでなく、ディスプレイ部をカバーで保護したり、スタンドとしても機能します。
端子接続時のみキーボードが通電するため、バッテリー節約にも貢献する点はGood!
キーのタイピングは快適であり、便利なショートカットキーを活用することで高い作業効率を実現できるでしょう。
外出先でちょっとした仕事や記事執筆、資料作成などの作業を行いたい場合には重宝すると思います。
Xiaomi pad 5と是非一緒に購入しておきたい一品です!
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