2019年9月24日(火)発売の、Nintendo Switch向け三人称アクションゲーム『Star Wars: Jedi Knight II: Jedi Outcast』(スターウォーズ ジェダイナイト II:ジェダイ アウトキャスト)。
※本作は、2002年にPC向けに発売したPCゲームを、ニンテンドースイッチ向けに対応させたゲームです。
追放されたジェダイであるカイル・カターンを操作し、フォースとライトセイバーの力を駆使して敵に立ち向かっていく3人称アクションゲームとなっています。
ハード | ニンテンド―スイッチ, |
開発元 | Aspyr Media、Inc. |
価格 | 9.99ドル(約1,000円)※ダウンロード販売のみ |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2019年9月24日(火) |
このゲームについて:
物語の舞台は、ジェダイの帰還(エピソード6)の8年後。元ジェダイであり、現在はほぼダークサイドに飲み込まれてしまった新共和国兵士 "カイル・カターン" の目線で進行する。
ダークサイドに堕ちてしまった元ジェダイ "カイル・カターン" が主人公となり、ジェダイ・シスの両方の力を駆使して戦うアクションゲームです。
映画でおなじみのライトセーバーによる華麗な剣技も再現されています。また、エピソード6の後の世界観でストーリーが描かれるため、原作ファンにとっては是非プレイしておきたい一作です。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Hobby Consolas -安くて長く遊べるゲームを探している方にオススメ
Score:78点
本作のグラフィック(キャラクターモデル・テクスチャ等)は、綺麗になったとはいえ流石に時代を感じます。
しかし、多くのミッションと、記憶に残るライトセーバーでの戦いの楽しさは、未だに健在です。オンライン機能が無いのが残念ですが、安くて長く遊び続けられる楽しいゲームを探している方には、うってつけのゲームです。
GOODな点
- 多彩なミッションの数々
- 楽しいライトセーバーでの戦い
- 手ごろな価格
- 素晴らしいサウンドと視覚的な雰囲気
BADな点
- Joy-Conの操作性は少し悪い
- オンラインモードの削除
- グラフィック(モデル・テクスチャなど)には時代を感じる
Nintendo Life -最高のスターウォーズアクション
Score:60点
本作のスターウォーズ(戦闘)アクションは素晴らしく、特にライトセーバーを使った戦いは最高です。
一方で、本作には忍耐力を限界まで試される5つのミッションがあり、これらの存在により、ゲーム自体のペースが落ちてしまっています。
また、楽しかったマルチプレイヤーモードが取り除かれてしまった点は非常に残念です。あと、たまに保存データのバグにも遭遇しました。
GOODな点
- ライトセーバーの戦闘は最高
- 作り込まれた物語と、途中で出会う素晴らしいキャラクター達
- 映画の効果音が使用されている
BADな点
- 一部、プレイするのに苦痛を伴うミッションが存在
- 楽しかったマルチプレイヤーモードが削除されている
- データセーブ時にバグが発生し、ホーム画面がクラッシュすることがある
NintendoWorldReport -懐かしい作品がスイッチでプレイできる
Score:60点
2002年に発売された本ゲームの懐かしさを思い出したい方にとっては、今回のスイッチ版はオススメできます。ただし、初めて今作をプレイする人は、あくまで2002年のゲームであるといくことを念頭に置いておかなければいけません。
カットシーンやナレーションは非常に古臭く感じます。そして本作で最もイライラする点は、簡単なことで死ぬにもかかわらず、手動セーブ式だということです。
GOODな点
- スターウォーズの世界観が良く表現されている
- 懐かしい作品がスイッチでプレイできる
BADな点
- ゲーム導入時のシューティング要素が邪魔
- ゲームデザイン自体が古い
- プレイ中に特定の指示などが無い
Nintendo Enthusiast -ゲーム導入部のシューティング要素は不要
Score:60点
キャラクターモデルとテクスチャは、オリジナルから変更されていません。しかし、グラフィックは全体的にシャープになり、フレームレートも60fpsで安定します。
本作のライトセーバー戦は、スターウォーズゲームの中で最高の出来となっています。しかし、それだけにゲーム開始時のシューティングフェーズは、非常に邪魔なものになっています。
そして、本作にオンラインモードが搭載されていない点については、古参プレイヤーは腹を立てることでしょう。評価の高かった要素だけに、残念です。
原文
GOODな点
- 流動的で楽しいライトセーバーの戦闘
- ビジュアルがシャープになり、(ゲーム機の)パフォーマンスも安定
- 新鮮な主人公で楽しい
BADな点
- 手動セーブシステムと、チェックポイントの少なさ
- マルチプレイヤーモードが無い
- ガンプレイ(ゲーム導入部のFPS視点プレイフェーズ)は古臭くて不出来
総合評価(トータルスコア)
総合Score:64点
GOODな点
- ライトセーバーの戦闘が楽しい
- 手ごろな価格
- 素晴らしいサウンドトラックと効果音(映画のものを使用)
- シャープになったグラフィック
- 作り込まれたストーリー
- 安定したフレームレート
BADな点
- ゲーム性自体は古い
- オンラインモードが無くなった
- ゲーム序盤のシューティング要素は邪魔
- セーブ時にバグが発生することがある
- 手動セーブシステムの煩わしさ
- チェックポイントが少ない
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『Star Wars: Jedi Knight II: Jedi Outcast』についての海外メディアの感想となります。
本作は元々ライトセーバーを使った戦闘が高評価を得ており、スイッチ向けに移植された本作でも、その楽しさは健在なようです。
グラフィックも、キャラクターモデルやステージのテクスチャ自体は当時のままですが、全体的にシャープで見やすくなっているようです。
一方で、オリジナル版で評価の高かったオンラインモードが実装されていない点については、各レビュアーとも不満を示していました。
また、本作ではゲーム序盤において、一人称のシューティング要素が含まれているのですが、それが退屈なうえに延々と続くため、早くライトセーバー戦をさせろ!と低評価をつけるレビュアーもいました。
結局のところ、全体的にオリジナル版の楽しさを受け継いだ作品となっているようです。スターウォーズ好きの方なら楽しめる作品になっています!(゚∀゚)