2021年11月9日(火)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けビジネスシミュレーションゲーム『ジュラシック・ワールド・エボリューション2』(Jurassic World Evolution 2)。
本作は、2018年にFrontierから発売されて大ヒットした、没入感あふれる革新的経営シミュレーション『ジュラシック・ワールド・エボリューション』の続編です。
映画『ジュラシック・ワールド: 炎の王国』の主要キャラクターたちと共に、恐竜たちの保護や管理、隔離に取り組んでいきます。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Frontier Developments |
価格 | 通常版:6,290円(税込) デラックスエディション:7,200円(税込) |
ジャンル | ビジネスシミュレーション |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2021年11月9日(火) |
このゲームについて:
2018 年に Frontier が送り出した革新的な経営シミュレーション『ジュラシック・ワールド・エボリューション』の待望の続編『ジュラシック・ワールド・エボリューション2』には、映画『ジュラシック・ワールド』シリーズ (英語版) のキャストが声優を務める最新のストーリー キャンペーン、 エキサイティングな新機能、魅力たっぷりな 4 種類のゲームモード、そしてさらに拡充された迫力満点の恐竜たちが盛りだくさん。
キャンペーン モードを通してパーク運営をマスターしよう。新作ストーリーの舞台となるのは、『ジュラシック・ワールド: 炎の王国』の衝撃的なイベントに続く世界。イアン・マルコム博士 (日本語版声優: 大塚芳忠 - 英語版声優: Jeff Goldblum)、クレア・ディアリング (日本語版声優: 林真里花 - 英語版声優: Bryce Dallas Howard) など、映画の登場人物たちと共に、アメリカ大陸に散った野生の恐竜の保護、飼育、管理に挑戦できる。
今作では、『ジュラシック・ワールド: 炎の王国』の後に続く、新規ストーリーが描かれます。イアン・マルコム博士やクレア・ディアリングなど、映画に登場した人物たちと共に、アメリカ大陸に散った野生の恐竜を保護、飼育、管理していきます。
前作より増してエキサイティングになった新機能、魅力的な4種類のゲームモード、そして拡充された迫力満点の恐竜たちなど、充実したコンテンツが用意されています。
進化したツールと多彩なオプションでパークを管理。カスタマイズ可能な新施設を建設し、科学者を雇い、ゲストや恐竜たちが望むパークを作り上げていきましょう。
サンドボックスモードでは自由な建設、チャレンジモードでは腕試しを楽しむことが可能。
また、映画の過去作のシーンを再訪してシーンを書き換える、"もしも(if)" を体験できるカオス理論モードも用意されています。
そして今作では待望の翼竜や海生爬虫類、ファンに人気の恐竜など、75 種以上の恐竜が登場。リアルさを増した恐竜たちが、縄張りを支配し、争い、環境に賢く適応する様を鑑賞できます。生物工学により、恐竜の色を変えることや、ゲノム操作で特性をアンロックするなどやり込み要素も抜群。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
TheSixthAxis -よりスケールが大きく、システムが改良されたジュラシックワールド最新作
Score:90点
今作では、前作に増してスケールが大きく、改良されたジュラシックワールドシミュレーションを楽しむことが出来ます。
施設のカスタマイズの幅はより一層増しており、恐竜の管理から施設を訪れる人々を楽しませるコンテンツ作りまで、やりごたえのあるシミュレーションを楽しむことが可能となっています。
恐竜たちは見た目がリアルなだけでなく、動きや仕草などの多様性が増しており、本当に生きているかのような存在感を放つようになりました。
そしてストーリー自体も、『ジュラシック・ワールド: 炎の王国』に続く興味深い内容となっており、ジュラシックワールド好きであれば間違いなく楽しめるコンテンツとなっています。
考えうる限り、最高の続編であると言えるでしょう。
良かった点
- 強化された管理システム
- 興味深い映画の続編の物語
- 多様性があってリアルな恐竜たちの動き
- 施設のカスタマイズが楽しい
悪かった点
- ストーリーは少し短い
We Got This Covered -アクセスしやすくなり、深みも増した施設管理シミュレーション
Score:90点
今作では、施設管理システムやカスタマイズ機能がより利用しやすくなっています。
そのおかげで快適にパークのアトラクションや施設を構築できるようになっており、理想の巨大パークを造り上げていく中毒性の高い体験を楽しむことが出来ます。
またチャレンジモードでは限られた予算や時間の中で特定の条件を満たしていくチャレンジングな遊び方が可能です。一方サンドボックスでは、シムシティのような気楽な気分でパークづくりや鑑賞を楽しむことが出来るなど、幅広い楽しみ方を提供しています。
興味深いストーリーのほか、多くのアンロック要素も用意されており、コンテンツボリューム的にも満足度が高いです。
ジュラシックワールドの世界観を最大限に堪能できる作品となっています。
良かった点
- よりアクセスしやすくなった施設管理機能
- 中毒性の高い施設営業シミュレーション
- やりがいのあるチャレンジモード
- 多くのアンロック要素
- 興味深いストーリー
悪かった点
- デュアルセンスコントローラのスピーカー機能を活用できていない(無線通信に応用すべきだった)
Game Rant -膨大なコンテンツ量
Score:90点
今作における施設管理システムは前作以上に深みを増しており、運営のかなり詳細な部分にまで手を入れることが可能となっています。
電気柵の電源を確保するための燃料を調達したり、建物のデザインをカスタマイズ、そして研究・開発を進めるための科学者を雇って管理するなど、やるべきことは膨大であり、多忙な一方でやりがいを感じることも出来るでしょう。
ストーリーモードに加えてサンドボックスモードやチャレンジモードも実装されており、コンテンツボリュームは抜群。
特に、過去作のシーンを訪れて歴史を書き換えてみることのできる『カオス理論モード』はとても面白い試みであり、ジュラシックシリーズのファンにとっては垂涎もののコンテンツとなっています。
ジュラシックワールド管理の楽しさを進化させた、優れた続編です。
良かった点
- 豊富な機能とコンテンツを収録
- 深みを増した施設管理システム
- 興味深いカオス理論モード
- 幅広い難易度オプション
悪かった点
- 膨大なシステムが、初心者に混乱を招きやすい
Vandal -あらゆる点で改善された続編
Score:82点
今作では、施設管理システムから各種操作方法、そしてインターフェースにいたるまで、あらゆる点で前作より大幅な改善が施された続編となっています。
グラフィックも向上したうえで、恐竜たちの動きも更に詳細かつリアルなものになっているため、活き活きとした恐竜たちの様子を楽しく観察することが出来るようになりました。
管理システムを始めとして理解すべき要素は膨大ですが、親切なチュートリアルや充実した難易度オプションのおかげで、初心者でも遊びやすくなっています。
キャンペーンモード自体は短くて不満足に感じる部分もありますが、チャレンジモードやカオス理論モードなど興味深いコンテンツが多々用意されているため、退屈に感じることは無いでしょう。
前作より確かな向上を果たした、面白く楽しいシミュレーション作品です。
良かった点
- 改善された恐竜の動き
- 興味深いカオス理論モード
- 改善されたグラフィック
- 分かりやすいチュートリアル
- 管理しやすくなった施設
- 優れたサウンドトラック
悪かった点
- いくつかの不具合
- キャンペーンモードは短くコンテンツ不足
Gamers Heroes -キャンペーンモードはコンテンツ不足
Score:55点
今作では、確かに前作から数多くの改善や新規要素の追加がなされています。
施設管理システムはより深みを増しており、建造できる施設の種類から、科学者やスタッフの雇用にいたるまで、やり込み甲斐のある数多くの要素が追加されました。
また、前作に引き続き、客視点でアトラクションを楽しめる機能は、相変わらず楽しいものです。
一方で、キャンペーンモード(ストーリー)に関しては明らかにコンテンツ不足で短く、とても満足できる内容ではありませんでした。
またパークの訪問者(NPC)の見た目のバリエーションが少なく、パークが繁盛するにつれて同じような人物が歩き回るようになるため滑稽に感じられます。
そして前作から不評だったインターフェースのゴチャゴチャ感が改善されていない点も残念です。特定の機能を探し出して利用するまでに、かなりの苦戦を強いられます。
確かに何時間も楽しめる続編ではありますが、定価以上の価値を期待してはいけないかもしれません。
良かった点
- 何時間でも楽しめるコンテンツボリューム
- 実際に客視点でアトラクションを楽しめる
- 豊富な施設カスタマイズ要素
悪かった点
- キャンペーンモードはコンテンツ不足
- NPCの見た目に多様性が欠けている
- インターフェースがゴチャゴチャして理解しづらい
総評:前作からあらゆる点で向上を果たした続編
総合Score:81点
GOODな点
- 多様性があってリアルな恐竜たちの動き
- 中毒性の高い施設営業シミュレーション
- 興味深いカオス理論モード
- 豊富な機能とコンテンツを収録
- 何時間でも楽しめるコンテンツボリューム
- 深みを増した施設カスタマイズ要素
BADな点
- 膨大なシステムが、初心者に混乱を招きやすい
- キャンペーンモードは短くコンテンツ不足
- NPCの見た目に多様性が欠けている
- インターフェースがゴチャゴチャして理解しづらい
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ジュラシック・ワールド・エボリューション2』についての海外メディアの感想となります。
中毒性の高い施設管理シミュレーション
今作では、施設管理システム、カスタマイズ機能を始めとする各種要素が前作から大きな改善を果たしており、全体的により中毒性の高い施設管理シミュレーション作品に仕上がっているとのこと。
施設管理に関しては人員の雇用や建物自体のデザインカスタマイズなど、深みを増したシステムになっています。
グラフィックが向上したほか、恐竜たちの動き(挙動)も多様性を増しており、リアルで活き活きとした恐竜たちを眺めているだけでも楽しめるようになっています。
そしてストーリーモードのほかにもチャレンジモードやサンドボックスモード、そしてカオス理論モードなど豊富な要素が用意されており、何時間でも遊べてしまうコンテンツボリュームになっているようです。
ストーリーモードは短め
一方で、せっかくの映画版の続きを描いたストーリーモードであるにもかかわらず、コンテンツ自体が短めである点に不満を述べるレビュアーも少なからず見受けられました。
また、今作には確かに多くの機能が実装されたものの、そのせいで管理要素が膨大になり、初心者に混乱を招いているとも指摘されています。インターフェースもゴチャついており、理解しづらいとのこと。
この手の作品を初めてプレイする場合、最大限に楽しむためにはある程度時間をかけて鳴れる必要があるかもしれませんね。
深みのあるビジネスシミュレーションゲーム好きには必見の一作
いずれにせよ『深みのあるビジネスシミュレーションゲームを探している方にはオススメの作品』であるとして、いずれのレビュアーからも高い評価を付けられていました。
ほとんどの点において前作より確かな向上を果たしており、前作プレイヤーにはもちろん、今作から初めてプレイする方にもオススメできるクオリティとなっています。
そしてゆったりと遊べるサンドボックスモードや、決められた条件下で目標を満たしていくチャレンジモードなど、ユーザーの好みに応じて多くのモードが用意されている点も嬉しいですね。
恐竜好きの方や、シミュレーションゲーム好きの方は、ぜひ本作を遊んでみてはいかがでしょうか!
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