モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink E24FP1K ゲーミングモニター』を発売しました。
FHD解像度の24型モニターであり、HDR対応、何より最高165Hzのリフレッシュレートに対応するなど、2万円前後のゲーミングモニターとしては優れたスペックのモデルとなっています。ブルーライトカット機能なども用意されており、ゲーミング用はもちろん、作業用モニタとしてもオススメです。
▼同時期に発売された2K解像度・165Hz対応の27インチモデルについては、こちらの記事でレビューしています。
-
『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』レビュー!2K解像度・165Hz対応の高コスパモデル
モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』を発売しました。 2K解像度の27型モニターであり、HDR、何より最高165Hzのリフレッシュレー ...
続きを見る
今回はこの『Jlink E24FP1K ゲーミングモニター』について、提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきます!
【セール概要】
- 有効期限:2022年10月20日(木)まで
- 割引額:9,000円OFF
※1購入者あたり1回のみ有効
ブランド | Jlink |
メーカー | UNIONMAN TECHNOLOGY CO., LTD. |
型名 | E24FP1K |
ディスプレイサイズ | 24インチ |
解像度 | 1920×1080(FHD)HDR対応 |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 3000:1 |
輝度 | 250cd/m² |
視野角 | 178度 |
色域 | sRGB106% |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 4ms(GTG) |
スピーカー | 非搭載 |
インターフェース | ・HDMI2.0×2 ・DP1.4×2 ・Audio out×1 |
付属品 | ・取扱説明書 ・HDMIケーブル ・電源アダプタ ×1 |
調整範囲 | チルト:-5°~ 20° |
本体サイズ | 539.9 × 319.4 × 44.0mm |
本体重量 | 約4.07 kg |
発売時期 | 2022年8月 |
今回紹介する『Jlink E24FP1K』は、フルHD解像度・165Hzの高リフレッシュレートで描画される美しく滑らかな映像を楽しめるゲーミングモニターです。
通常価格は税込2~3万円前後であり、記事執筆時点でAmazon商品ページにて9,000円OFFクーポンが配布されています。
本体サイズは539.9 × 319.4 × 44.0mm、重量は約4.07kgと比較的コンパクトなサイズ。
IPSパネルで構成された高解像度ディスプレイは、プレイヤーに臨場感あふれる映像体験を提供します。上下左右178°の広視野に対応しており、見る角度によって色やコントラストの変化は少なく、どの角度からでも鮮やかな映像を堪能することが可能。
HDR対応、従来のモニターに比べ3000:1の高コントラストを実現しており、IPSパネルによって明るい部分と暗い部分がクッキリと描画分けされるため、リアルで深みのある色合いの映像を演出することが出来ます。
165Hzの高リフレッシュレートに対応しており、一般的なモニターと比べて遥かに滑らかな描写が可能になるため、動きの速いシーンやゲーミング時において映像が遅れたり残像が生じるのを抑えることが出来ます。
4msの高速応答により遅延のない映像を提供。コンマ数秒の反応が求められるシューティングゲームなどにおいても、満足度の高いゲームプレイが可能となっています。
sRGB106%の広色域対応することで、カラフルで鮮明な色合いを実現している。ゲーミングだけでなく、動画・画像編集などのクリエイティブ用途にも適した設計です。
そしてただ映像が美しいだけでなく、目の疲れを低減するための「ブルーレイカット機能」「フリッカーレス機能」を搭載。長時間のゲーミングや作業を行った場合でも目への過負担を避けることが出来るでしょう。
筐体背面には充実したポート類が用意されており、最新ゲーム機やPCなど、幅広いデバイスとの接続に対応可能。
【インターフェース構成】
- HDMI1.4 ×2
- DP1.2 ×2
- 3.5mm Audio out ×1
以上の通り、ハード面・ソフト面ともにゲーミングに適した設計がなされた、高性能モニターとなっています!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- モニター本体
- 電源アダプタ
- ユーザーマニュアル
- HDMIケーブル
- スタンド
▼説明書は日本語にも対応しています。
▼電源アダプタのサイズは比較的小さいです。
▼モニターを支えるスタンド部分。
モニター本体
▼モニター本体。
ディスプレイ部分の大きさは539.9 × 319.4 × 44.0mmで、重量は約4kgほど。片手でも十分に持ち運べるほどの軽さです。
▼背面の様子
▼背面下部には電源ボタン 兼 操作スティックが用意。
▼モニターを支えるアーム部分は本体と一体化しています。
そして背面下部にはポートが集約されています。
▼電源ポート、HDMI1.4ポート×2、ディスプレイポート(DP)1.2 ×2、3.5mmオーディオポートが用意。
スピーカーは非搭載のため、サウンド出力には外部スピーカーが必要な点に注意してください。
▼個人的にオススメのスピーカー
モニタースタンドの取り付け(設置方法)
モニタースタンドの取り付け方は 非常に簡単です。
モニター裏面のアームにスタンドを挿入して取り付けます。
▼挿入後、底部のネジをドライバーで締めて固定しましょう。
これだけの手順で組み立ては完了です!
ドライバーこそ必要ですが、組み立て自体はシンプルなため、誰でも簡単に設置できるようになっています。
▼実際に設置した様子。24インチのため、全体的にコンパクトなサイズに収まっています。
▼真上から見た様子。スタンドを取り付けた状態でも、あまりスペースを取りません。
▼側面から見た様子
▼前傾-5度, 後傾20度の範囲で調節可能です。
▼背面から見た様子。
このように、モニター自体はスタイリッシュなデザインとなっており、オシャレなオフィスからゲーミングデスクまで、あらゆる場所に溶け込むことができると思います。
ただし前傾・後傾が調節できるのみのため、角度や向きに関してはモニターごと動かして位置を調節する必要があります。
実際に使用した感想
それでは、実際に『Jlink E24FP1K』を使用した感想について紹介していきます。
色鮮やかなIPSパネル採用・HDR対応ディスプレイ
1920×1080(FHD)解像度・HDR対応ディスプレイで映し出される映像は綺麗で見やすいです。
ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画されるため、見やすくて目が疲れづらいです。
▼ベゼル幅が薄いため、複数台を連結してデュアルモニター化を図る場合にもうってつけです。
▼178度の広い視野角に対応しており、いずれの角度からでも鮮明に見えます。
▼YouTubeで4K動画を再生した様子。高い色域カバー率とコントラスト比によって、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができていました。
▼HDR対応のおかげで濃淡がクッキリと描画されており、深みと臨場感のある色合いを楽しめます。
気になる色ムラなども確認できませんでした。ゲーミング、動画視聴などでも満足度の高い映像体験が可能となっています。
豊富なオプション項目が用意
ディスプレイ背面下部のスティックを押し込むことで、メニュー画面が表示されます。
▼メニュー画面
▼メニューウィンドウ上部には、現在の映像出力情報が表示されています。
メニュー画面では、明るさ、コントラスト、色温度などの一般的なオプション項目が用意されています。
▼映像視聴用、FPSゲーム用など、用途別のプリセットも充実。
その他、ゲーミングに適した設定も充実しています。
▼FreeSync/G-Sync機能も用意。
▼ゲームアシストでは、タイマーやFPSカウンター、クロスヘアーなどが用意。
▼クロスヘアーを利用すると、好みのマークをモニター中央へ表示させることが出来ます。
▼シューティングゲームなどにおいて、射撃時の目印として役立ちます。
以上の通り、一般的な映像品質設定からゲーミング向けの機能まで、豊富な機能が用意されています。
活用の幅が広いという点も、本製品の優れた要素の1つですね。
▼なお、ユーザーごとに設定内容を保存しておくことも出来ます。
高リフレッシュレートで滑らかなゲーミングが可能
そして本製品最大の特徴として、高リフレッシュレートの滑らかな描画を楽しめる点が挙げられます。
▼PCゲーム『モンスターハンターライズ』プレイ時
▼165Hzの高リフレッシュレートでプレイ可能です。
▼FreeSync機能をONにしておくことで、モニター側も自動的にリフレッシュレートが同期されます。
一般的な60Hzモニターと比べて、非常に滑らかな映像でゲームを楽しむことが出来ます。
激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が増すこと間違いなしです!
▼続いてPS5と接続した場合。
▼デフォルトでは60Hzリフレッシュレートで出力されます。
PS5などの次世代ゲーム機では、対応タイトルでのみ100Hz以上のリフレッシュレートでプレイすることが可能です。
▼対応タイトルの1つである『レインボーシックスシージ』をプレイ。
▼ゲーム内設定で『パフォーマンス優先」を選択。
これにより、PS5でも120Hzでゲームを楽しめるようになります。
120Hzの高リフレッシュレートでプレイするゲームは非常に滑らかで遅延もなく、画面を激しく動かした場合でも酔いを感じづらいです。
▼咄嗟の反応を求められるゲームなどにうってつけ!
ゲームを本気で楽しみたい方にもオススメできるゲーミングモニターとなっています。
高コスパな165Hz対応ゲーミングモニター
- 性能:(☆4)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『Jlink E24FP1K』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 薄ベゼルのスタイリッシュなデザイン
- HDR対応で深みのあるカラフルな映像出力
- 最高165Hzの高リフレッシュレート対応
- 充実したメニュー・設定
- FreeSyn/G-Sync対応
- リーズナブルな価格
- 比較的軽量な筐体
悪かった点
- スピーカー非搭載
- 可動域は前傾・後傾のみ
以上の通り、ゲーミングから仕事、動画視聴まで、幅広い用途に活用できる高コスパなモニターとなっています。
FHD解像度対応ディスプレイで描画される映像はクリアで、細かな文字まで鮮明に描画され見やすいです。ブルーライトカット機能や輝度調節機能も用意されており、目にも優しく作業用モニターとしても活躍するでしょう。
HDR対応により、明暗にメリハリが生まれており、ゲーミングや動画視聴時に、映画館のような臨場感のある映像を楽しむことができます。
そして何より、最高165Hzリフレッシュレート対応により、PCゲームや次世代ゲーム機において、滑らかで遅延のないゲーミングを楽しむことが可能です。
ただしスピーカーは非搭載のため、サウンド出力には外部スピーカーが必要な点に注意してください。
何はともあれ、2万円台の165Hz対応モニターとしては優れたスペックであり、同価格帯で高リフレッシュレート対応のゲーミングモニターを探している方にはぜひオススメしたい高コスパモデルと言えます!
【セール概要】
- 有効期限:2022年10月20日(木)まで
- 割引額:9,000円OFF
※1購入者あたり1回のみ有効
▼こちらの記事もオススメ!
-
『Jlink D34QR4K』レビュー!144Hz対応の34インチ曲面ウルトラワイドモニター
新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅で仕事や作業を行う方々が増えてきましたね(テレワーク)。 自宅でPCを利用した作業を行うためには "モニター" が必要ですが、大量のデータや情報を扱う場合、 ...
続きを見る
-
『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』レビュー!2K解像度・165Hz対応の高コスパモデル
モニターメーカーであるJlinkは、2022年8月に『Jlink E27QP4K ゲーミングモニター』を発売しました。 2K解像度の27型モニターであり、HDR、何より最高165Hzのリフレッシュレー ...
続きを見る