10月6日(現地時間)にMicrosoftの主催でWindows10のデバイス発表会が開かれました。
そこでの一番の目玉はやはり、E3 2015でもマインクラフトを用いた技術デモを披露して来場者をアッと驚かせた、
"AR(オーグメンテッド・リアリティ)" を実現するヘッドマウントディスプレイの...
Hololens(ホロレンズ) でしょう!
前回の公開デモでは、壁に映像を流すホログラムのスクリーンを出現させたり、ホログラムのロボットを動かして見せたり していました。
※ Hololensに関して詳しく解説している記事はコチラ↓
しかし今回のデモでは、ホロレンズ装着者がホログラムで作りだされたモンスター(?)達と バンバン 戦う といった、より直接的に、そしてよりゲーム性の増したホロレンズの使い方が披露され、多くの大人たちがかつてゲーム少年だった頃に持っていたであろう夢 の実現に一歩近づいた印象を与えました!
バトルデモの様子
※ 少し重いのでご注意ください
やりてええぇぇぇ!
(゚∀゚)
前回に比べゲーム性を大きく魅せた技術デモとなっていますね。これはホロレンズを用いたゲーム開発の活発化が予期されますね。
それにしても流石Microsoftの技術・・・もうホントにドラえもんの世界ですね。っていうかドラえもんにも似たようなゲームがあった気が・・・
ちなみに現時点のホログラムはホロレンズ装着者にしか見えていません。(映像はホログラムの映る特殊なカメラで撮影されています)
しかし初期型でこのクオリティでしたら、今後間違いなくHMDを装着せずとも皆が裸眼でホログラムを観ることのできる時代がくるでしょうね。
(確かDoCoMoの未来技術予想だと、2020年にはホログラムが一般化すると予想されていたと思います)
2016年が次世代技術元年か!?
今回の発表会で、ホロレンズの開発者向けエディションが3000ドル(約35万円)で2016年第1四半期(4月~6月)に販売される ことが発表されました。
35まんえん・・・まあ開発者向けキットなので当然と言えば当然の価格でしょうけど、まさかOculus Riftの開発者向けキットより 高額になるとは思ってはいませんでした。(ホロレンズ自体にCPUが内蔵されているのもあるでしょうが)
恐らく一般向けエディションの販売は早くて2016年終盤~2017年上半期といったところでしょうか。今からでも待ち遠しいですね( ´∀`)
それにしても、PlaystationVR(SCE)やOculus Rift(Oculus)に代表されるVR(バーチャルリアリティ)機器の 一般向け販売を来年に控える中、AR(拡張現実)機器であるホロレンズの具体的な発売日もが決定するとは・・・
2016年はまさにAR・VRによる 次世代技術元年 となるでしょうね。
これら次世代技術の普及により、ゲーム分野だけでなく生活の中の身の回りの事象にも応用されるようになり、 東京オリンピックが開かれる頃には "バーチャルリアリティ内で旅行" "ホログラムで会議出席" なんてことが 当たり前になってるかもしれませんね。
あ、でもそれだと風邪引いても研究室の進捗報告サボれねぇ・・・('A`)