- 大人数でのWeb会議で全員の声をクリアに拾いたい!
- 雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能が付いているスピーカーが欲しい!
新型コロナウイルスの影響により、最近では画面越しにオンラインで繋げた相手と会議を行う『Web会議(リモート会議)』が広まりつつあります。
この時、みなさんは "声" を相手に伝えるためにどのような機器を使用しているでしょうか?
おそらく大半の方は、ノートPCに搭載されているマイクを使用したり、家電量販店で購入した安価な価格のマイクを使用していると思います。
しかしこれらのマイクを使用すると、周囲のノイズまで拾ってしまい、通話相手にヒトの声が届かなかったり、雑音で不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
このようなことで知らずのうちに相手側との溝が生まれてしまうのは、極力避けたいところですよね。
そこで今回は、周囲のノイズ(雑音)を極力シャットアウトし、ヒトの声のみを認識してクリアに届けることのできるマイクスピーカー『eMeet OfficeCore M0』についてご紹介します!
多人数でのWeb会議にうってつけ!『eMeet OfficeCore M0』
『eMeet OfficeCore M0』は、記事執筆時点でAmazonのPC用マイク部門においてトップクラス(第4位)の人気を誇る製品です。
製品名 | eMeet OfficeCore M0 |
メーカーブランド | EMeet |
電源 | リチウムイオン(USB給電式) |
サイズ(L × W × H) | 80mm × 80mm × 42mm |
重量 | 286g |
集音範囲 | 360度 |
このeMeet OfficeCore M0には独自の音声信号処理技術を活かした『Voice IAモード』(ノイズリダレクション)という機能が搭載されており、周囲の雑音やノイズなどの会議を妨げる音をシャットアウトします。
そして4つの高性能AIマイクロフォンを備えており、360度どこから話しても音声をキャッチします。
10人程度までの会議に適しており、音響エコー除去機能やノイズリダクション技術によって、空調の動作する騒がしい環境でもヒトの声のみをクリアに拾ってくれます。
▼環境音を遮断して、ヒトの声だけを自動で判別。
なお、機能自体は以前紹介した『eMeet Luna』と同じような感じですが、今回紹介する『eMeet OfficeCore M0』の方がより軽量・コンパクトなサイズで、持ち運びに適した製品となっています。
この度、開発元であるEMeet様より本製品を提供いただいたので、実際に使用してみた感想を元にレビューしていきたいと思います。
製品本体および同梱物
▼外箱はこんな感じ
▼フタを開けると、製品本体がスッポリと入っています。
▼中身をすべて取り出した様子。
本製品の同梱物は以下の通りです。
同梱物一覧
- スピーカー本体
- USB Type-C ケーブル
- ステレオミニプラグケーブル
- 説明書(日本語対応)
- 保証書一式
▼本体上部のボタン。初めてでも使いやすいよう、極力シンプルなデザインとなっている。
▼本体側面。給電用のUSB Type-Cポートと、外部機器へ音声を出力するためのポートを搭載。
▼縦横の大きさは8センチしかなく、重さもたった280グラムのため、片手でラクラク掴み持つことが可能。
▼付属ケーブル①:外部音声出力用のステレオミニプラグケーブル。他のスピーカーへ音声を出力することが出来ます。
▼付属ケーブル②:給電用のUSB Type-C ケーブル。
このように、非常にコンパクトかつ洗練されたデザインの筐体となっています。
搭載されているボタンやポートも実にシンプルなので、PCにあまり詳しくない方でも簡単に扱うことが出来ます。
実際に『eMeet OfficeCore M0』を使ってみた感想
それでは、実際に製品を使ってみた感想について紹介していきます!
専用ドライバ不要!PCと接続して数秒後に使用開始できる
本製品はプラグアンドプレイに対応しており、本体とPCとをUSBケーブルで接続するだけで利用準備が完了します。
▼接続後すぐにマイクデバイスとして認識され、使用可能な状態に。
▼使用準備が完了すると、本体上部の輪が青色に光ります。
PCに専用ドライバ等をインストールする必要もないため、社用PCなど、ソフトのインストールに制限がかけられているPCでも問題なく使用することが出来ます。
マイクミュート時は赤く点灯
また、真ん中の "マイクミュート" ボタンが機能しているあいだは、上部の輪が赤く光ります。
これは何気に重要な機能です。
例えば、コチラ側がマイクミュートになっているにも関わらず気づかずに話し続けてしまった場合、相手に何も伝わっておらず、再度話すハメになるといった事態を防ぐことが出来ます。
遠くの話し声でもクリアに届けることが可能
そして実際に、友人とのSkype・Line通話時に本製品を使用してみました。
- 普通に会話してみた場合
- PCからウルサイBGMを流してみた場合
- 3メートルほど距離をとって話してみた場合
- 気持ち小声で話してみた場合
上記のように、さまざまな条件で会話の品質を確認してみました。
結果的に、いずれの場合でも相手側に話し声が明瞭に伝わっていることが確認できました。
特に騒音制御が素晴らしく、マイクの近距離でかなりのボリュームの音楽を流したり、扇風機の風が思いっきり当たる環境にマイクを置いてみましたが、いずれの場合でも相手側には私の声しか聞こえなかったようです。
以前の記事では『eMeet Luna』を近距離で掃除機が動作する環境に置いてみましたが、その場合でもノイズが完全にシャットアウトされていました。
改めて、同社の "ボイスAI機能" の性能の高さに驚かされる体験となりました。
ゴム製の底面のおかげで位置がズレにくい
本製品の底面は、ゴム製の滑り止めが施されています。
そのため、急な傾斜のデスクに設置しても、ズレ落ちにくい設計となっています。
平たんなデスクに置いた場合も、少しの衝撃で本体が移動して、ノイズが発生するのを防ぐことが出来ます。
充電式のマイクスピーカーを望む場合は『eMeet Luna』がオススメ
本製品はUSB接続による有線給電となっています。
もしもバッテリー充電式で、PCから離れた位置でも遠隔で使用できるマイクスピーカーが欲しい場合は、同社の製品『eMeet Luna』の方をオススメします。
▼Bluetooth接続対応、最大15時間連続使用可能なバッテリー搭載の無線マイクスピーカー『eMeet Luna』
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有線接続でも全然問題なし!という方は、今回紹介した『eMeet OfficeCore M0』の方が洗練されていてオススメです。
『eMeet OfficeCore M0』のまとめ(良かった点・悪かった点)
実際に使ってみた感想を元に、『eMeet OfficeCore M0』についての良かった点・悪かった点をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 軽量かつコンパクトな筐体
- シンプルで使いやすいデザイン
- PCに接続してすぐに使用可能(プラグアンドプレイ対応)
- マイクミュート状態を用意に判別可能
- 周囲のノイズを完全シャットアウト
- 人の声を認識して明瞭に伝えることが出来る
- 滑り止めにより斜面にも設置可能
悪かった点
- バッテリー充電に非対応(無線利用を求める場合は『eMeet Luna』を推奨)
持ち運び容易・簡単接続・ノイズ完全除去と、Web会議に必要なポイントをすべて抑えた高性能マイクスピーカーとなっています。
実際、利用するとノイズ除去機能のレベルの高さに驚くと思います。
USB接続のみで簡単に利用を開始できるため、PCに詳しくない方でも全く問題なく利用することが可能です。
相互にストレスのないWeb会議を実現するためにも、是非ノイズキャンセリング搭載のマイクスピーカーを購入してはいかがでしょうか!(゚∀゚)
▼こちらの記事でもわかりやすく紹介されています。
リモートワークの必需品!eMeet OfficeCore M0 マイクスピーカー紹介
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