2020年3月10日(火)配信開始の、PS4, Xbox One, PC向け基本無料バトルロイヤルゲーム『Call of Duty: Warzone』(COD:Warzone)(コール オブ デューティ ウォーゾーン)。
本作は、人気FPSシリーズ『コールオブデューティー(COD)』に、"PUBG" や "荒野行動" のような最大150人の "バトルロイヤルモード" を実装したものです。
一応、2019年に発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』のゲームモードの一部ではありますが、プレイするにあたって同作を購入する必要はなく、誰でも無料でプレイすることが出来ます。
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『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ
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▼Call of Duty: Warzoneをプレイするにあたり、同作を購入する必要はありません。
ハード | PS4, Xbox One, PC |
開発元 | ACTIVISION |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金要素あり) |
ジャンル | FPS(バトルロイヤル) |
プレイ人数 | 2~150人(オンライン対応) |
リリース日 | 2020年3月10日(火) |
このゲームについて:
誰でも無料で楽しめる
Modern Warfare®の世界に新登場!
誰でも無料で楽しめる広大な戦闘エリア「Warzone」へようこそ。
戦場へ降下し、装備を整え、報酬を獲得し、自らの戦術でトップまで駆け上がれ。
本作は、同ジャンルでも随一の規模を誇る最大150人での同時プレイに対応しており、架空の都市『ヴェルダンスク(Verdansk)』に降り立ったプレイヤー達が生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲームとなっています。
本作には現時点で、主に以下の2つのモードが実装されています。
【Battle Royale】
広大な戦場に最大150人のプレイヤーがパラシュートで降り立ち、1人もしくは3人1チームの分隊同士で生き残りをかけて戦います。
武器やアイテムは現地収集、マップの安全地帯も徐々に狭くなっていくなど、典型的なバトルロイヤルモードとなっています。
【Plunder】
こちらも3人1チームで行動するモードですが、目的は敵を倒すことではなく、マップ上に点在している『キャッシュ(お金)』を誰よりも多く集めることが目的となっています。
そのため、一度死んでも何度でもリスポーンすることが可能です。
いずれのモードについても、最近流行りのバトルロイヤルゲームに、CODの特色を上手く融合させたゲームとなっています。
なお、絶対必要ではありませんが、ゲーム内課金要素としてリアルマネーで "バトルパス" を購入することで、限定スキンや新武器、経験値ボーナスなどを得ることも出来ます。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
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海外メディアの評価スコア&レビューコメント
PlayStation LifeStyle -コールオブデューティの新たな可能性を示すゲーム
Score:90点
本作は、既に熟している "バトルロイヤル" というジャンルに、新たな新鮮さと方向性、そしてCODの要素を加えたとても楽しいゲームです。
特に『Plunderモード』は毎回試合の展開が全く異なってくるため、私やチームメンバーは、ゲームをプレイしていない時でさえ戦略や勝つ方法を考えてしまう程ハマりました。
このような素晴らしいゲームを無料で遊ぶことが出来るのは非常に嬉しい事です。
もしもバトルロイヤルゲームがあまり好きでない人でも、『Plunderモード』だけは絶対にプレイする価値があります。
GOODな点
- バトルロイヤルをさらに改良したモード
- コールオブデューティの新たな可能性を示す
- 無料でプレイできる
- モダンウォーフェアのオマケではなく、完全に独立したゲーム
- 非常にハマる『Plunderモード』
BADな点
- ゲームのファイルサイズが大きすぎる
- Plunderモードをプレイすると1日が奪われてしまう!(良い点?)
DualShockers -本作をプレイしない理由がない
Score:90点
本作は、バトルロイヤルにCODの要素を上手く融合させたゲームです。
『Battle Royalモード』自体は他のゲームとあまり違いはありませんが、『Plunderモード』何度も復活出来て、お金を稼いでアーマーや武器を購入することが出来るため、また一味違った新鮮さを感じることが出来ます。
マップに関してもダムや丘・公園といったオリジナルのスポットが多く用意されており、すでにモダンウォーフェアをやり込んだプレイヤーでも楽しめるレイアウトとなっています。
そして何よりも "完全無料" でプレイできるため、本作をプレイしない理由がありません。
GOODな点
- ダム・丘・公園など、興味深いレイアウトのマップ
- 完全無料でプレイできる
- 新鮮な『Plunderモード』の実装
- バトルロイヤルにCODらしさを上手く融合させている
BADな点
- マップの50%は、モダンウォーフェアのマルチプレイモードのマップを繋ぎ合わせただけのもの
- プレイ中に若干フレームレートが低下することがある
Multiplayer.it -他のバトルロイヤルゲームより上の体験を提供
Score:85点
Warzoneは、他のバトルロイヤルと比べてゲーム性自体にあまり違いはありません。
しかし高解像度のグラフィックや、足音・水滴まで臨場感を感じるサウンド環境によって、他のバトルロイヤルゲームより確実に上の体験を提供しています。
サーバーも安定しておりコミュニティのプレイヤー数も非常に多いため、マッチングに関する問題もありません。
本作は最高のバトルロイヤルゲームであると言えるでしょう。
GOODな点
- 優れたグラフィック
- 楽しいチームプレイ
- 没入感の高いサウンド
- サーバーの安定性
- より向上したバトルロイヤル体験
BADな点
- 『Gulad(強制収容所)』システム※はムカつく
※『Gulad(強制収容所)』とは死んでしまったプレイヤーが向かうこととなる場所のことで、1vs1の戦いに勝った方はリスポーンできるというシステム。
▼自分の順番が来て戦うまでの間は、バルコニーで観戦することになる。
Killed someone in the Gulag by throwing a rock at their claymore. from r/CODWarzone
スマホで高画質なPCゲームをプレイ可能!
Shacknews -広大で多様性のあるマップ
Score:70点
本作のマップは非常に広大で、多くのユニークな景色を見ることができて、しばらく飽きることは無いと思います。
150人でのプレイは試合を長くて豊かな内容にしてくれて、死んでしまっても『Gulad(強制収容所)』というユニークなシステムも用意されています。
私はPUBG・フォートナイト・Apexなどバトルロイヤルジャンルのゲームを幅広く遊んできましたが、それでも本作は新鮮で本当に楽しい体験を無料で提供してくれます。
ただし、デュオ(2人)で分隊を作ることが出来る機能は欲しいと思います。
GOODな点
- 広大で多様性のあるマップ
- 『Gulad(強制収容所)』システム(上述)でのバトルが楽しい
- 無料でプレイ可能
- モダンウィーフェアの良い点を引き継いでいる
- 試合を長くして、豊かな体験を提供する150人同時プレイ
BADな点
- 環境音にはひどくムラがある
- ファイルサイズが大きすぎる(約100GB)
- デュオ(2人1チーム)のモードが無い
Trusted Reviews -ゲーム自体に個性が足りない
Score:70点
バトルロイヤルゲームとして、確かに本作にはオリジナルの点がいくつかあります。
広大なマップでの150人対戦のスケール感は圧倒的であり、『Gulad(強制収容所)』というユニークな敗者復活機能もあります。
また、登場する銃火器のビジュアルがいずれも素晴らしく、キチンと差別化されている点も良いです。
しかしそれらを差し引いても、ゲーム自体に、Apexなどのような強い個性を感じません。
また、マップが広すぎるがゆえに、周囲が静かすぎる(マップ上のプレイヤー密度が低い)ように感じます。
GOODな点
- 緊張感があり、ユニークな敗者復活システム『Gulad(強制収容所)』
- 様々な要素を購入することが出来るゲーム内ショップ
- 150人でプレイする巨大なスケール感
- 銃の見た目(ビジュアル)が素晴らしい
BADな点
- マップが広すぎるがゆえに、静かすぎることがある
- ゲーム自体に個性が足りない
総評:完全無料でプレイ可能な、高品質バトルロイヤルゲーム
総合Score:72点
GOODな点
- 無料でプレイできる
- 非常にハマる『Plunderモード』
- ダム・丘・公園など、興味深いレイアウトのマップ
- 優れたグラフィック
- 緊張感があり、ユニークな敗者復活システム『Gulad(強制収容所)』
- 没入感の高いサウンド
- サーバーの安定性
- 試合を長くして、豊かな体験を提供する150人同時プレイ
BADな点
- ゲームのファイルサイズが大きすぎる(約100GB)
- デュオ(2人1チーム)のモードが無い
- ゲーム自体に個性が足りない
- マップが広すぎるがゆえに、静かすぎることがある
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が『Call of Duty: Warzone』についての海外メディアの感想となります。
他のバトルロイヤルゲームよりも高品質な体験
課金要素はあるものの、基本的には完全無料でプレイすることが可能であり、全体的に高評価を得ているゲームとなっています。
"バトルロイヤル" というゲーム性自体は特段目新しさを感じることはないものの、高品質なグラフィック、臨場感のあるサウンド、そして安定性の高いサーバーなどにより、同ジャンルの他社ゲームよりもレベルの高い体験を提供することができているようです。
敗者復活システムの『Gulad(強制収容所)』や、『Plunderモード』などユニークなオリジナル要素も数多く実装されており、バトルロイヤルジャンルのゲームを遊び尽くしたレビュアーでさえ、時間を忘れて1日中プレイしてしまったという意見もありました。
細かな不満点も指摘
一方で、Apexやフォートナイトのような、強い個性を感じないと指摘する意見もありました。
またフレンドとプレイする際に、2人1チーム(デュオ)を組むモードが無い点についても不満を述べるレビュアーが少なくありませんでした。
確かに私も、気の知れたリアフレと2人だけで分隊を組みたいとは思うため、この点は、後のアップデートで追加されると嬉しいですね。
また、ゲーム自体のデータ容量が約100GBと、非常に重い点についてもストレージの空き容量に苦しむレビュアーがいました。
まあその分ボリュームが詰まっているということで...(´・ω・`)
全体的には "安定して面白い" という評価
何はともあれ、全体的には "安定して面白い" という意見が占めており、流石CODシリーズといったところですね。
課金要素に関しても、そこまで前面に押し出されているわけではないので、ずっと無料で遊び続けることも十分可能です。
最近流行りのバトルロイヤルゲームを、CODクオリティでプレイしたい方は、ぜひ本作を無料でプレイしてみてはいかがでしょうか!(゚∀゚)