最近では、直接耳の穴にスピーカーを挿し込むことなく、振動でサウンドを伝えることができる次世代型の 骨伝導ヘッドセット が注目を集めています。
▼耳の穴を開放できる設計(イヤーフリー)
そして数ある骨伝導ヘッドセットの中でも、リモートワークやウェブ会議用として特にオススメの製品が、今回紹介する『AfterShokz OpenComm』です!
『AfterShokz OpenComm』は、強力なノイズキャンセリングマイクを搭載した、骨伝導ヘッドセットです。Bluetoothによるワイヤレス接続も可能です。
ブランド | Aftershokz |
接続方式 | NFC , Bluetooth |
防水・防塵性能 | IP55 |
バッテリー | USBマグネットポート充電 |
使用時間 | 最大16時間の連続通話可能 |
本体重量 | 50g |
保証期間 | 2年間 |
耳の穴を塞がないため、周囲の音をキチンと認識しつつ、会話や音楽を楽しむことが出来ます。
そして最大16時間の連続使用が可能な大容量バッテリーにより、長時間の会議通話でも心配なく使い続けることが可能です。
まさにリモートワークや遠隔会議にはうってつけのヘッドセットとなっています。
今回は提携先より本製品の提供を受けたので、実際に使用した感想を元にレビューしていきたいと思います!
周囲の音も聞き逃さない次世代設計
『AfterShokz OpenComm』の最大の特徴はなんといっても骨伝導技術により、耳の穴を塞がなくても品質の高いサウンドを楽しめる点にあります。
▼公式の紹介動画
通常のイヤホンでは耳の穴を完全に塞いでしまうため、装着すると周囲の音が耳に入ってこないという欠点があります。
しかし、骨伝導ヘッドセットでは頬骨を振動させて内耳まで音を伝えるため、耳の穴を塞がなくても同等以上の音質を体験することができるのです!
耳の穴を開放しつつ、サウンドを楽しむことが出来るという体験は、一度味わってみると病みつきになります。
そして『AfterShokz OpenComm』では左耳側に収納可能なマイクを搭載しており、ハンズフリーでの会話が可能となっています。
▼横から見た図
▼正面から見た図
遠方の人と会議通話をしつつ、身近な人からの声も聞き取りたい場合には非常にオススメの製品です。
製品本体および付属品について
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼外箱の様子。
中には、専用ポーチがスッポリと収まっています。
専用ポーチの中には各種付属品一式が。すべて一緒に入れて持ち運ぶことも可能となっています。
付属品一覧は以下の通り。
付属品一覧
- ヘッドセット本体
- 専用ポーチ
- 充電用USBケーブル
- 説明書一式
- 保証書
▼購入日より2年間有効な保証が付帯しています。
本体はいたってシンプルなデザインとなっており、必要最低限のボタンインターフェースが搭載されているのみとなっています。
チタン製フレームにゴム製のカバーが施されており、しなやかに折れ曲がるため、どのような頭の形にもフィットします。
▼右耳側には音量調整&電源ボタン、および充電用マグネットポートが用意。
ちなみに、音量ボタンを同時押しすると、マイクをミュート状態にすることが出来ます。
▼右耳側の外側には、ハンズフリーで通話・音楽再生のON/OFFが可能なファンクションボタンが搭載。
▼骨伝導式のため、通常であれば耳に当たる部分にスピーカー穴は開いていません。そのため、水気が付着しても壊れにくい構造となっています。
左耳側にはマイクが備わっており、口から数センチのところまで伸ばすことが出来ます。
▼マイクの可動範囲は200度ほど。
▼マイクを利用しない時は、耳側へ折りたたんで収納しておくことが可能。
インターフェース自体は非常にシンプルな造りとなっているので、初めて利用する方でも、操作に迷うことなく扱うことが出来るでしょう。
接続(ペアリング)方法
接続(ペアリング)方法はいたって簡単です。
本体右側の電源ボタンを5秒以上押し続けると、ランプが赤青に点灯し始めます。
▼ペアリングスタンバイ状態。
この状態で、接続先のデバイス上で『OpenComm by AfterShokz』を選択することで、接続が完了します。
快適な装着感
チタニウムフレームで構成された本製品は、どのような頭の形状にも完全にフィットします。
私は実際にこの製品を1ヶ月ほど使用し続けていますが、長時間装着し続けても、耳の痛みを感じたり、ズレ落ちることは全くありませんでした。
▼しっかりフィットしつつ、圧迫感を感じることはない。
運動など、激しい動きを伴う場合でも、まったく問題ないでしょう。
耳の穴を開放しておける快適さ
骨伝導ヘッドセットの利点として、耳の穴を開放しつつ音楽が楽しめるというのは、実際に体験してみると非常に快適です。
通常のイヤホンであれば、長時間耳の穴を塞ぎ続けていると、ムレたり痒くなったりして不快感を感じることがあります。
しかし本製品の場合はそれら従来イヤホンのデメリットをほとんど払拭することができるので、実にストレスフリーで快適なヘッドセットとなっています。
この快適さは、一度体験するともう手放すことはできないでしょう!( ゚∀゚)
高性能なノイズキャンセリングマイク
私は毎日、Skype会議通話で、事業に関する相談を友人と行っています。
『AfterShokz OpenComm』が届いてからはずっと本製品を通話に使用しているのですが、結果として非常に快適な通話を実現できています。
通話相手にこちら側から届く音声の質を訪ねてみましたが、声をハッキリと聴くことができ、周囲のノイズなどは気にならなかったとのこと。
また、私自身も相手側からの声を明瞭に聞くことが出来ていました。
本製品のマイクはDSPノイズキャンセリング設計を採用しており、バックグラウンド・ノイズを最小限に抑えるとともに、とくに人間の音声に特化して相手に聞こえるように設計されています。
マイク搭載型のヘッドセットは今までにも数多く使用してきましたが、本製品のマイク感度はかなり優秀な部類に入ると思います。
高品質なウェブ会議・リモートワークを実現したい場合にはオススメです。
小さな音でもクリアに聞こえてくる
骨伝導ヘッドセットでは、耳に入った音を鼓膜が震えて認識するのではなく、耳の近くの骨を振動させ、聴覚神経に直接音を伝えます。
そのため、小さな音でもクリアに認識することが可能です。ボリュームを控えめに設定している場合でもキチンと細かな音を認識することが出来るため、鼓膜への負荷を最小限に抑えることができ、難聴のリスクも軽減されます。
音質自体も良く、1万円クラスのイヤホンと同等のサウンドを楽しむことが出来ます。
ただしEDMやヘビメタなど、低音をガンガン響かせる音楽の場合、頬骨への振動がかなり大きくなるため、ヒトによっては気になる方も多いでしょう。
長持ちするバッテリー
本製品のバッテリーは、満充電の状態で最大16時間の連続使用が可能です。
使い方にもよりますが、たいていの場合は4,5日ほど充電しなくても使い続けることが出来ます。
また、5分間の充電で2時間の使用が可能になる急速充電にも対応しており、いきなり必要になった場合にも安心です。
▼充電ケーブルおよびポートはマグネット式。
▼充電のたびに挿し抜きする必要が無いため、本体寿命を延ばすことが出来る。
音漏れは発生する
骨伝導ヘッドセットは、通常のイヤホンより音漏れが発生しやすいです。
小~中程度のボリュームであれば、そこまで気にするレベルではありません。
しかしボリュームを大きくし過ぎると、結構な音漏れが発生します。
屋外や自宅での使用には問題ないでしょうが、電車など不特定多数の居る環境では、音量に注意した方が良いでしょう。
『AfterShokz OpenComm』のまとめ
今回紹介した『AfterShokz OpenComm』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- シンプルで扱いやすい設計
- 快適なフィット感と軽さ
- 高性能なノイズキャンセリングマイクを搭載
- 小さな音でもクリアに聞こえる
- 耳の穴を開放できる抜群の快適さ(イヤーフリー)
- 長持ちするバッテリー
悪かった点
- 低音が響く音楽や、ボリュームを上げ過ぎると振動が気になる
- 音漏れは発生しやすい
このように、
- プライベートの音楽視聴用に使うも良し
- スポーツ用に使うも良し
- リモートワークで使うも良し
の 非常に汎用性の高い骨伝導ヘッドセット となっています。
ノイズキャンセリングマイクの性能は高く、まるで目の前に居るかのような会話を楽しめます。
特に耳の穴を開放しつつ、サウンドを楽しめるという抜群の快適さは、ぜひ一度体験してみてほしいです。
リモートワーク時のウェブ会議にはうってつけのガジェットとなっています。
ヘッドセットを探している方は、ぜひ本製品を検討してみてはいかがでしょうか!( ゚∀゚)
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