世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackviewは、同社の最新タブレット『Blackview Tab70 WiFi』を2023年より販売開始しました!
Android13搭載のタブレットであり、10.1インチディスプレイ搭載。Widevine L1サポートに対して価格はリーズナブル、高コストパフォーマンスなAndroidタブレットとなっています。
今回、メーカー様より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった・悪かった点を分かりやすく紹介していきます!
【AliExpressセール】
- セール期間:2024年1月17日(水)~ 19日(金)
- 製品ページ:https://s.click.aliexpress.com/e/_oohImWc
- セール価格:79.9 USD(税込11,600円)
ブランド | Blackview |
モデル名 | Blackview Tab70 WiFi |
カラー | グレー, ブルー |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ IPSディスプレイ |
解像度 | 1,280×800(HD+) |
リフレッシュレート | 不明 |
OS | Android 13ベース |
CPU(SoC) | Rockchip RK3562 クアッドコアプロセッサー |
RAM | 4GB(最大4GBの仮想RAM拡張が可能) |
ストレージ | 64GB |
マイクロSDカード | 対応(最大1TBまで) |
SIMカード | 非対応 |
バッテリー容量 | 6,580mAh |
スピーカー | スマートPAデュアルボックススピーカー内蔵 |
搭載カメラ | フロント:5MP リア:8MP |
対応通信規格 | デュアルバンドWi-Fi 6, Bluetooth |
本体サイズ | 246.5×163×9.9mm |
本体重量 | 約520.5g |
『Blackview Tab70 WiFi』は、10.1インチのディスプレイを搭載したタブレットです。OSはAndroid13を採用。
筐体サイズは246.5×163×9.9mm、重量は約520.5gとなっています。
ディスプレイは1,280×800(HD+)解像度、60Hzのリフレッシュレートに対応。
筐体にはスマートPAデュアルボックススピーカーを内蔵。メディア視聴用途にも適したタブレットとなっています。
CPU(SoC)にはRockchip RK3562 クアッドコアプロセッサーを、RAMは4GBを採用。一般的なタブレット用途は問題なくスムーズにこなせるだけの性能を擁しています。RAMは最大8GBまでの拡張が可能で、よりスムーズなタブレット操作を楽しめるようになります。
内蔵ストレージに関しては64GBが用意。カードスロットを備えており、マイクロSDカードを挿入することで最大1TBまでの拡張が可能です。
通信規格は2.4/5GHz デュアルバンドWi-Fi 6および Bluetoothに対応。一方、SIMカードの挿入には対応しておらず、モバイルデータ通信を行うことができない点に注意してください。
筐体前面には5メガピクセルのフロントカメラを、背面には8メガピクセルのリアカメラを内蔵しており、風景撮影からテレワーク、オンライン授業などの用途にも活用可能です。
バッテリー容量は6,580mAhと大きめであり、長時間の連続使用が可能。外出先でも安心して長時間利用でき、利便性に優れていると言えますね。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- タブレット本体
- ユーザーマニュアル
- 電源アダプタ
- USB Type-Cケーブル
タブレット本体の外観
▼本体サイズは246.5×163×9.9mm。シンプルなデザインです。
▼前面中央には5MPのフロントカメラを搭載。
▼背面の様子。
▼背面には8MPのリアカメラを搭載。
本体重量は約520.5gと軽く、持ち運びにも適しています。
▼長時間持ち続けても腕が疲れづらいです。
▼背面はサラサラとした手触り。手脂などの汚れも目立ちづらいです。
▼厚みは9.9mmと、昨今の最新モデルと比較するとやや分厚め。それでも、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。
本体インターフェース
続いて、インターフェース構成について紹介していきます。
▼本体上部にはカードスロット、Type-Cポートが用意。カードスロットには最大1TBまでのマイクロSDカードを挿入することが可能です。
▼下部の様子。
▼右側面の様子。電源ボタン、音量調節ボタン、3.5mmイヤホンジャックが用意。
▼左側面にはスマートPAデュアルボックススピーカーが内蔵。
この通り、必要最低限のポート類が用意された、シンプルなインターフェースとなっています。
AnTuTuベンチマークスコア結果
『Blackview Tab70 WiFi』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約22.8万点 でした!
1万円前後のタブレットとしては、優れたスコアを記録できていると思います。
ウェブサイト閲覧や動画視聴まで、一般的なタブレット用途は問題なくこなせる性能を擁しています。
原神など処理の重いゲームアプリでも、画質設定次第ではスムーズに遊ぶことが出来るでしょう。
実際に使用した感想
それでは、『Blackview Tab70 WiFi』を実際に使用した感想について紹介していきます。
一般的なタブレット用途は快適
一般的なタブレット用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。
▼1,280×800(HD+)解像度ディスプレイのおかげで、細かな文字まで鮮明に読み取ることが出来ます。
ページスクロール時に読込遅延やラグが発生することもなく、ストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。
続いて、YouTubeなどで動画を視聴してみました。
この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、高画質設定の動画をスムーズに再生できます。
ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。
そしてWidevineはL1サポートとなっており、Amzon PrimeビデオやHuluなどのサービスにおいて、高画質設定の映像を楽しめます。
このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。
▼なお、最大4GBの仮想RAM拡張にも対応しています。
スピーカー品質は最低限レベル
続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。
本機にはスマートPAデュアルボックススピーカーが内蔵されています。
中~高音域に関しては比較的クリアに響くため、アニメや映画におけるセリフなどは支障なく聞き取ることが出来ます。しかし一方で低音が完全に潰れてしまっていました。
普通にタブレットを使用するぶんには支障ありませんが、音質に関しては、最低限レベルといったところです。もし満足度の高いサウンド体験を望むのであれば、3.5mmオーディオジャックを用いて外付けスピーカーやイヤホンの使用をオススメします。
実用的なカメラ品質
続いて、カメラ性能についても確認してみました。
▼フロントカメラで撮影した映像
画質自体はクリアで、人物の輪郭から表情にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。
激しく動いた場合も気になるほどの残像は発生しなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に耐えうる品質であると思います。
続いて、背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
リアカメラに関しても画質はクリアで、発色も自然に撮影できていました。
遠距離ズーム撮影時は画質が露骨に低下しますが、近距離撮影に関しては支障なく、明瞭な写真を撮影できます。
旅行時の記念撮影用として利用するには微妙なところですが、何かの記録用に利用する分には実用的なカメラ性能だと言えます!
ゲームも設定次第ではスムーズにプレイ可能
最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HD画質プレイ時。遠くの景色までクリアに描画されます。
▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下やラグを感じることはありませんでした。
HDグラフィック設定では、ビジュアルに多少荒い点が目立つものの、普通にゲームを楽しむ分には問題のないパフォーマンスを実現できていました。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
実際にワールドを作成して入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。
▼処理の重めなチャンクを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。
原神レベルのゲームは厳しい
一方『原神』などの重めのゲームアプリをプレイしてみましたが、さすがにスペック不足を感じ、フレームレート低下や処理落ちが顕著に発生しました。お世辞にも快適なゲームプレイとは言えませんでした。
ヘビー級のゲームアプリを遊びたい場合には、より性能の優れたタブレットの検討をオススメします。
長持ちする大容量バッテリー
本製品は6,580mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。
実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみましたが、計6~7時間ほどは充電なしでも利用し続けることが可能でした。
外出先に持参しても、充電せずに1日間は余裕でバッテリーがもつと思います。
動画視聴用のエントリータブレットとしてはオススメ
今回紹介した『Blackview Tab70 WiFi』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 軽量で持ち運びに適したデザイン
- Widevine L1サポート
- リーズナブルな価格
- 発色が良好なHD+ディスプレイ
- 実用的なカメラ性能
- 長持ちする大容量バッテリー
悪かった点
- スピーカーの性能は微妙
- 処理の重いゲームアプリには向かない
以上の通り、1万円前後のリーズナブルな価格に対して、Widevine L1サポートで動画視聴に適した格安Androidタブレットとなっています。
HD+解像度のディスプレイで描画される映像は十分に美しく滑らかであり、メディア視聴目的にタブレットを探している方にうってつけです。
大容量バッテリーも長持ちするため、外出先での利用を前提にタブレットを探している方にもオススメできるでしょう。
ただ、WiFiモデルのため、SIMカードの挿入に対応しておらずモバイルデータ通信を行うことができない点に注意してください。
リーズナブルな価格のメディア視聴用タブレットを探している方は、ぜひ本製品を検討されてはいかがでしょうか!
【AliExpressセール】
- セール期間:2024年1月17日(水)~ 19日(金)
- 製品ページ:https://s.click.aliexpress.com/e/_oohImWc
- セール価格:79.9 USD(税込11,600円)
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