2022年12月2日(金)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC向けシミュレーションRPG『マーベル ミッドナイト・サンズ』(MARVEL'S MIDNIGHT SUNS)。
本作は、マーベル・ユニバースの “ダークサイド” を舞台に繰り広げられる新作シミュレーションRPGです。
マーベルコミックスのゲームシリーズ史上初となる、プレーヤーの分身を主人公として操作できる作品となっています。
人気映画 "アベンジャーズ" シリーズに登場したキャラクター達はもちろん、X-Men、ランナウェイズといった伝説的なヒーローの一団も数多く登場します。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S, PC |
開発元 | Firaxis Games |
価格 | 通常版:8,250円(税込) エンハンスド・エディション:9,350円(税込) デジタル+エディション(ダウンロード版):10,450円(税込) レジェンダリー・エディション:12,980円(税込) |
ジャンル | シミュレーションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2022年12月2日(金) |
このゲームについて:
『マーベル ミッドナイト・サンズ』は、マーベル・ユニバースのダークサイドを舞台に繰り広げられる新たなシミュレーションRPGだ。ミッドナイト・サンズとしてチームを築き、共に生活しよう。プレイヤーは悪魔の母リリスが目論む暗黒神クトンの復活を阻止すべく、闇の軍勢を相手取り戦うことになる。
破滅の危機が迫るなか、アベンジャーズはゴーストライダー、マジック、ブレイド、ニコ・ミノルといったミッドナイト・サンズの面々と手を組み、力を合わせ「ハンター」を甦らせる。伝説のヒーローにして、リリスの遺児だ。
闇に落ちた仲間たちが立ちはだかり、世界は終末へと突き進んでいる。闇に抗うことができるかどうかは君次第だ!
プレイヤーはミッドナイト・サンズとしてチームを築き、悪魔の母リリスが目論む暗黒神クトンの復活を阻止すべく、闇の軍勢を相手取り戦っていきます。
破滅の危機が迫るなか、アベンジャーズはゴーストライダー、マジック、ブレイド、ニコ・ミノルといったミッドナイト・サンズの面々と手を組み、力を合わせ、伝説のヒーローにして、リリスの遺児である「ハンター」を甦らせます。
プレイヤーは,ヒーローたちの拠点である「カテドラル」で仲間たちと共同生活を行うハンターを操作し、彼らとの交流やミッションで入手できるカードを用いて自分好みのスキルセットを構成。ハンターの外見や能力は自由にカスタマイズ可能。オリジナルキャラクターとして伝説の面々とターン制のバトルに挑みます。
ドクター・ストレンジ、ブレイド、アイアンマン、スパイダーマン、ゴーストライダーなど、主人公として映画で活躍した面々が多数登場。彼ら・彼女らとの共闘を楽しめる、マーベル・ユニバースファンに是非オススメしたい一作となっています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
GamesHub -マーベルのヒーロー達との友情を築き上げる物語
Score:100点
本作は、マーベル・ユニバースに登場するヒーロー達との友情を築き上げることのできる作品です。ストーリー自体にも説得力と深みがあり、最後まで没入して楽しむことが出来ました。
バトルは実に戦術性が高く、進むごとに難易度が増してゆき、よく知恵を絞って対応しないと勝てないほどやり甲斐のある戦いを経験することが出来るでしょう。
キャラクター達との交流により能力など多くのアンロック要素が解放され、よりダメージが高く、高度なテクニックの技を試すことが可能となります。
ヒーローチームの一員となって、戦術的な戦いに熱中することのできる、マーベル・ユニバースゲームの傑作です。
良かった点
- やり甲斐のある難易度
- ヒーロー達との友情の物語
- 戦術的な戦闘
- 多くのアンロック要素
- 説得力と深みのある物語
悪かった点
- 特に無し
IGN France -マーベル ファンが望むすべてのものを備えた作品
Score:90点
本作は、優れたタクティカルRPGとしても、壮大なアドベンチャーとしても成功を収めた作品だと言えます。
戦闘は戦術的かつ挑戦しがいのある難易度となっており、各ヒーローたちの能力やスキルをうまく組み合わせて難所を突破できた時にはこの上ない達成感を味わうことが出来ます。
仲間たちと対話したりトレーニングしたり、交流することで友情のレベルがあがり、それに伴いより多くのコンボ攻撃カードやコスチュームを手に入れることが可能です。ファンサービスも数多く用意されており、マーベル・ユニバースのファンであればニヤリと出来る場面が沢山あるでしょう。
ビジュアルは全体的に綺麗で、パフォーマンスも安定しており常に滑らかな描画でゲームを楽しめました。
まさに、マーベル ファンが望むすべてのものを備えた作品です。
良かった点
- 挑戦しがいのある難易度
- 魅力的なストーリー
- 多くのファンサービス要素
- 安定したパフォーマンス
- 美麗なビジュアル
- 仲間たちとの交流要素
悪かった点
- いくつかのバグ(進行上のエラー等)
- キャラクターの顔アニメーションのクオリティが低い
Atomix -幅広いプレイヤーに適した、ターンベースの戦略ゲーム
Score:90点
本作は、マーベル・ユニバースのファンから、純粋な戦略ゲーム好きまで、幅広いユーザーに適したシミュレーションRPG作品であると言えます。
ターンベースの戦闘は戦略性が高く、難易度バランスも良く考えられて構築されているため、戦略ゲーム初心者からベテランに至るまで満足度の高いバトルを楽しむことが出来るでしょう。
グラフィックの見栄えも良く、戦闘中のエフェクトなどには迫力があります。サウンドトラックも作中の雰囲気を盛り上げてくれる素晴らしい出来です。
そして何よりストーリーが面白く、映画・コミックファンの両方にアプローチした内容となっています。ヒーロー達の会話の数々も聞いていて飽きません。
マーベルファンだけでなく、ターン制戦術ジャンルのゲーム好きの方にもオススメできる作品です。
良かった点
- 面白いストーリー
- 聞いていて飽きない会話の数々
- 映画・コミックファンの両方にアプローチ
- 戦術性の高いターンベースの戦闘
- 雰囲気を盛り上げるサウンドトラック
- 見栄えの良いグラフィック
悪かった点
- 主人公の個性が欠如している
- 顔のビジュアル(表情)の出来があまり良くない
NME -ターンベース戦略ゲー好きにとって必要不可欠な作品
Score:80点
本作は、実にユニークで面白いカードベースのバトルを楽しめる、ターンベース戦略ゲー好きにとって必要不可欠な作品だと言えます。
マーベル・ユニバースからの優れたキャラクターラインナップのおかげで、ファンはきっと自身のお気に入りのヒーローに出合うことが出来るでしょう。
脚本も素晴らしく、魅力的なストーリーラインによって最初から最後まで夢中になってプレイできました。
マーベルのライセンスを最大限に活用したゲーム作品となっています。
良かった点
- ユニークで面白いカードベースのバトル
- 優れたキャラクターラインナップ
- 素晴らしい脚本
- 魅力的なストーリーライン
- 革新的な戦術バトル
悪かった点
- 敵の種類が少ない
- ハンターは魅力に欠けるキャラクター
The Enemy -主人公(ハンター)に感情移入できない
Score:60点
本作は確かに娯楽性の高いゲームであり、カードシステムを採用した戦闘は実にユニークで独創的です。
また、自身が作成したオリジナルキャラクター(ハンター)を操作して、ドリームチームの一員となって戦えるのは、マーベルファンにとって非常に嬉しいことでしょう。
しかし、せっかくの独自のオリジナルキャラクター(ハンター)を作成できるにもかかわらず、ハンターが既に堅固なバックストーリー(過去)をもっているせいで、自身の分身であるという感覚が薄れ、感情移入しづらくなってしまっている点はとても残念でした。
また戦闘に関しても、初めのうちは爽快で楽しい体験でしたが、進めるうちに徐々に反復的で退屈な作業と化してしまいました。
マーベル映画・コミックのファンにとってはオススメできる作品かもしれませんが、決して長続きするコンテンツとは言えないでしょう。
良かった点
- 娯楽性の高いゲーム
- 夢のヒーロー達と一緒に戦える
- ユニークなカードシステムの戦闘
悪かった点
- 反復的な戦闘
- ストーリーの内容はそこまで魅力的なものでない
- 感情移入できないハンター(主人公)
総評:マーベル・ユニバースの一員となって戦える夢の作品
総合Score:83点
GOODな点
- やり甲斐のある難易度
- 魅力的なストーリー
- 多くのファンサービス要素
- 仲間たちとの交流要素が充実
- ユニークなカードシステムの戦闘
- オリジナルキャラクターを作成可能
- 聞いていて飽きない会話の数々
BADな点
- いくつかのバグ(進行上のエラー等)
- キャラクターの顔アニメーションのクオリティが低い
- 感情移入できないハンター(主人公)
- 敵の種類が少ない
- ハンターは魅力に欠けるキャラクター
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『マーベル ミッドナイト・サンズ』についての海外メディアの感想となります。
ユニークなカードシステムの戦闘
カードシステムを採用した本作の戦闘に関しては、独特で戦術性が高いと多くのレビュアーから好評な様子でした。
マーベル・ユニバースのヒーロー達との交流を通じて、戦闘時に使えるカードや能力が拡張されるなど、ソーシャル要素と戦闘システムとをうまく組み合わせた要素も用意されています。
ストーリーは魅力的で惹き込まれる内容となっており、ヒーロー同士の会話を聞いているだけでも飽きないとのこと。
何より、オリジナルキャラクター(ハンター)を作成して、憧れのヒーローチームに加わることが出来る体験に、感動を覚えるレビュアーも多く見受けられました。
魅力に欠けるハンター(主人公)
一方で、その肝心のハンター(主人公)自体が個性と魅力に欠ける存在であり、他のヒーローの面々の存在に負けてしまっているとも指摘されていました。せっかくオリジナルキャラクターを作成できるのに、キャラのバックグラウンド(過去)はシッカリと決められてしまっているため、感情移入がしづらいとの意見もありました。
他には、全体的なグラフィックのクオリティは高いものの、キャラクターの顔アニメーションのクオリティが低いとの指摘も見受けられました。
ターンベースの戦略ゲーとしても優れた一作
いずれにせよ、『ファン作品としてだけでなく、ターンベースの戦略ゲーとしても優れた一作』であると、多くのレビュアーが高い評価を付けていました。
オリジナルキャラクターを作成し、夢のヒーロー達との交流を楽しめるなど、マーベル・ユニバースのファンにとって垂涎ものの体験を楽しめます。
また、カードシステムを採用した戦闘システムの出来が良く、純粋なターンベースの戦略シミュレーションゲームとしてもクオリティが高いコンテンツとなっています。
マーベル・ユニバースのファンだけでなく、シミュレーションRPGが好きな方も、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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