2019年8月27日(火)に、Xbox One・PS4向けに海外版がリリースされたデストラクション・レースゲーム『Wreckfest』。
※PC版は2018年6月15日時点で配信開始されています(日本語対応)。
本作は『FlatOut 1』『FlatOut 2』を開発したスタジオ "Bugbear" が手掛けており、とにかく爆走し、衝突し、破壊してゴールを目指すエキサイティングなレースゲームとなっています。
ハード | PC(Steam)、Xbox One、PS4 |
ジャンル | 破壊系レースゲーム |
プレイ人数 | 1~24人(モードによって異なる) |
発売日 | (海外版)PS4・Xbox One:2019年8月27日(土)
(日本版)PS4・Xbox One:未定 PC(Steam):2018年6月15日 |
価格 | Xbox One版:39.99ドル
PS4版:39.99ドル PC(Steam)版:4,100円(税込) |
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ゲームについて:
ルールを壊せ!Wreckfestで極限のフルコンタクト・レーシングを体験しよう!
劇的なクラッシュ、フィニッシュライン間際の激しい競り合い、そして見たことのない形に歪む車体。Wreckfestでは、FlatOut 1 & 2を制作した伝説的デベロッパBugbearによる現実的な物理シミュレーションにより、その時限りの光景がいくつも生まれていく。
ここは究極の車の遊び場だ。大いにタイヤを焦がし、思う存分ボディを引き裂こう。
Wreckfestでは、豊富なオプションパーツでマシンのアップグレードとカスタマイズが可能。デモリション・ダービーに備えて補強バンパーやロールケージ、サイドプロテクターなどを取り付けるのもよし。バンガー・レースに向けて、エンジン・パフォーマンスに影響するエアフィルター、カムシャフト、燃料システムなどを交換・搭載するのもよし。Wreckfestは、本格的な戦闘型モータスポーツ・ゲームだ。
元々PC(Steam)向けに配信されていたソフトであり、公表につき今回、PS4・Xbox One向けに海外版のリリースが開始されました!
本ゲームは主に、以下の3つのモードに分かれています。
- さまざまなコースでレースイベントをクリアしていく『キャリアモード』
- 自由にコースと設定を選択してレースできる『カスタムイベント』
- 他のプレイヤーとオンライン上で対戦できる『マルチプレイヤー』
とくにマルチモードでは、このゲームのウリである破壊要素が抜群に活かされており、多数のオンラインプレイヤーにぶつかり、大破させつつゴールを目指す爽快感があります。また、最大24人で破壊しあうダービーモードもカオスで楽しいです。
キャリアモードやカスタムイベントで稼いだお金で、車両の外見やパーツを変えるなど細かなカスタマイズも可能。やり込み要素も満載のレースゲームとなっています。本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
今回は本作について、現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Gaming Age -今世代機では最高のレースゲーム
Score:100点
キャンペーンモードでお金を稼ぎ、オリジナルの車両をカスタマイズしていく過程は楽しく、ゲーム内通貨のバランスも良い。オンラインモードも安定しており、ゲームルールを自分で設定したサーバーを立てることが可能。プレイ中にフレームレート落ちなどの問題も無く、非常にユニークな破壊系レーシングになっている。
原文
GOODな点
- やりがいのあるキャンペーンモード
- ゲーム内通貨と、購入できるパート価格のバランが良い
- 非常に楽しいマルチプレイ
- ユニークな乗り物の数々
BADな点
- ガレージ / ショップメニューでのラグ → パッチで改善済み
Cheat Code Central -芝刈り機ダービーに夢中になる
Score:90点
本ゲームの核心は破壊であり、美しいグラフィックが破壊表現をより見事なものにしている。個人的に最高に面白かったのが『芝刈り機ダービー』だ。芝刈り機に乗ったレーサー同士がぶつかり合うのだが、バカバカしいと同時に白熱することができ、非常に夢中になれるモードです。
GOODな点
- 破壊表現が美しいグラフィック
- 使いやすい操作性
- 音楽、サウンドの良さ
- ゲームのボリュームが豊富(特にオンラインモードに関しては時間泥棒)
- フォトモード、ガレージでのカスタマイズなど、要素が豊富
BADな点
- まれにバグが起きること
LaPS4 -最高にカオスな破壊の楽しさ
Score:82点
最大24人でぶつかり合って破壊しあうダービーモードは、カオスで非常に楽しいです。洗練された物理エンジンによって車両の当たり方、重さ、速度、抵抗などが計算され、実にリアルな破壊(クラッシュ)表現を可能にしています。過去に似たジャンルのゲームが量産されましたが、本作は抜きんでた1作です。
GOODな点
- 優れた物理エンジンで再現される、リアルなクラッシュ表現
- 進行システムが楽しいキャリアモード
- カオスなマルチプレイモード
- 車両の細かな挙動
BADな点
- いくつかのソロプレイモードは、他のモードほど楽しくはない
- コースが少なく、何度か繰り返すことになる
Screen Rant -解体レースゲームの正当な後継者
Score:80点
レース中は物理エンジンによる美しい破壊表現により、さまざまな破片や部品がコース上に散乱するが、どれだけ細かく散らばっても、フレームレート低下などグラフィック上の問題が起きないため、ゲーム性を損なわない。車両のカスタマイズ要素も楽しい。
GOODな点
- 細かなカスタマイズ(エンジン、シャフト、バルブ、ピストンなど)が可能
- 美しい破壊表現を可能にする物理エンジン
- 破片など、細かな破壊表現にも関わらず、レース中のフレームレート低下は皆無
BADな点
- レースのロード時間が少し長く感じる(30秒程度)
PlayStation Country -バカゲーとリアルレーシングの両面を併せ持ったゲーム
Score:80点
キャリアモードでは様々なイベントが発生するため、オフラインといえども飽きずに非常に楽しくプレイできる。また、破壊して散乱した部品は、レース中にずっと残り続けるため、新たな障害物が出来て面白い。本ゲームはパーティゲームのように見えるが、意外と車両の挙動がリアルで中々難しい。
GOODな点
- キャンペーンモードで発生するイベントが面白い
- コース上に散乱した部品が消えない、素晴らしい破壊表現
- 素晴らしいグラフィック
- 車両の挙動がリアル
BADな点
- もう少しバカゲー要素があっても良かった
- 車両の破壊まで時間がかかる
- カスタマイズ要素の不足
PlayStation LifeStyle -(挙動的・ロード時間的に)スピード感が足りない
Score:65点
破壊要素は素晴らしく、大型車で相手を破壊することには大きな満足感を覚えます。しかし車両自体の挙動は重く、スピード感と爽快感をあまり感じられません。また、特に問題に感じるのがレース間のロード時間です。レースゲームにはあるまじき緩慢さでイライラします。
GOODな点
- 素晴らしい破壊要素
- エキサイティングな解体ダービーレース
- 車両が重く、スピード感が足りないように感じられる
BADな点
- レースのロード時間が長い
- 1つのレースが長い
- たまにグラフィックの負荷が重くなる
- カメラの操作性の悪さ
総合評価(トータルスコア)
総合Score:84点
GOODな点
- 優れた物理エンジンによって生み出される、美しい破壊表現
- キャリアモードにおける、ユニークなイベントの数々
- オンラインモードがカオスで楽しい
- 車の挙動がリアル
- カスタマイズ要素が豊富
BADな点
- レースのロード時間が長い
- スピード感が足りない
※『総合スコア』記事執筆時点のものであり、レビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されています。
以上が『Wreckfest』の、海外メディア評価のまとめとなります。
相手を破壊しつつゴールを目指す世紀末的なレースゲームとしては、過去に『モーターストーム』を始めとして多くのゲームが流行りました。しかし本作は、洗練された物理エンジンによって細かな部分まで破壊の表現が描かれるようになっており、いずれのレビュアーも破壊表現の美しさを絶賛していました。
また、バカゲーな見た目とは裏腹に車両の挙動がリアルになっており、パーツを変えた際の変化が如実に表れるため、カスタマイズのし甲斐がありそうですね。作り込んだ車両で破壊ダービーに挑むのがクセになってしまうため、時間泥棒と言っているレビュアーもいました 笑。
しかし一方で、レースの合間に生じるロード時間の長さを不満点として指摘するレビュアーが多いのも事実。これはどうしようもないので、今後のパッチやアップデートで改善されることを願いましょう。そしてPS4・Xbox one向けの日本版のリリースが望まれます!
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