ツイッターやYouTubeなどのSNSのプロフィールページをカスタマイズする際、自分なりの背景画像を使いたいのに中々デザインが上手くいかない!とイライラして結局やめてしまうことはないでしょうか。
実際にデザインに慣れていないうちは、自分の頭の中で描いたものを実現することは非常に困難です。
しかし、そんな方々におすすめのデザインサイトがあります。
その名も『Canva』!!
非常にデザインクオリティの高いコンテンツを無料で生成することのできるサービスです。テンプレートも豊富に揃っており、あっという間にプロ並みのコンテンツが作れてしまいます。
▼実際に私が試しに作ってみたブログカードとCDジャケット。いずれも作成にかかった時間は数十秒でした(クリックで拡大)
今回は、このデザインサービス『Canva』についてご紹介します!
目次
クオリティの高いデザインを可能にするウェブサービス『Canva』
『Canva』は基本無料で利用することのできるウェブサービスです。
SNSのトップ画像からチケット、プレゼン資料まで様々なコンテンツに対応する豊富なテンプレートが用意されており、短時間で非常にデザインクオリティの高いコンテンツを作成することができます。
▼私の作成例①:ブログトップ画像(作成時間10秒ほど)
▼私の作成例②:SNSカード用画像(作成時間15秒ほど)
▼このようなチケット用のテンプレートも用意。何かの催し物で利用できそう
▼プレゼン資料もこんなシャレオツな感じに!グラフの種類や数値も編集可能。同僚とのデザインセンスの差を見せつけるチャンス
事前に用意されている数百種類以上のテンプレートを利用することで、このような背景画像やウェブカードなどのコンテンツも文字を入れ替えるだけで簡単に作れてしまいます。もちろんテンプレートに自分なりのカスタマイズを施すことも可能。
テンプレートの用意されているコンテンツ一覧(記事執筆時点)
現時点でCanvaで生成できるコンテンツは以下の通りです。
【ソーシャルメディア】
- Instagramの投稿
- Instagramストーリー
- Facebookの投稿
- Facebookストーリー
- Facebookカバー
- Facebookアプリ
- ソーシャルメディア
- ストーリー
- Whatsappストーリー
- Twitterの投稿
- Twitterヘッダー
- Tumblr用グラフィック
- Youtubeサムネイル
- Youtubeチャンネルアート
- Snapchatジオフィルター
- Pinterest用グラフィック
- Linkedlnバナー
- Tumblerバナー
- Twitchバナー
- SoundCloudバナー
- Google+ヘッダー
【文書】
- プレゼンテーション
- A4文書
- 手紙
- レターヘッド
- 履歴書
- プレゼンテーション(4:3)
- レポート
- 日次レポート
- メモ
- 請求書
【個人】
- カード
- バースデーカード
- レシピカード
- フォトコラージュ
- フォトブック
- カレンダー
- 計画表
- コミックストリップ
- ストーリーボード
- スクラップブック
- デスクトップ壁紙
- ポストカード
- ブックカバー
- Wattpad
- CDのカバー
【教育】
- 卒業アルバム
- クラスの時間割
- 練習問題
- レッスン計画
- しおり
- 目次
- マインドマップ
【マーケティング】
- インフォグラフィック
- パンフレット
- 製品ラベル
- 商品券
- ギフトのネームタグ
- IDカード
- マーケティング提案書
- ブログ用グラフィック
- メニュー
- ラベル
- Etsyショップ用アイコン
- チケット
- ニュースレター
- Blogバナー
- メルマガヘッダー
- クーポン
- 提案書
- ウェブサイト
- 証明書
- 雑誌の表紙
- メディアキット
- Etsyショップ用カバー
【イベント】
- 招待状
- 誕生日招待状
- 結婚式の招待状
- 招待状(縦長)
- お知らせ
- プログラム
- イベントのプログラム
- Facebookイベントカバー
【広告】
- Facebook広告
- レクタングル(大)
- リーダーボード
- ワイドスカイスクレイバー
- 中型長方形バナー
『Canva』への登録 ~ コンテンツの選択
『Canva』の利用方法は実に簡単です。
まずトップページにアクセスし、初めての場合は新規登録(無料)を行います。
▼サインイン画面。FacebookやGoogleアカウントでの登録も可能
アカウントにログインすると以下のようなホーム画面が出現するので、『デザインを作成』より自分の作成したい種類のコンテンツを選択します。
すると以下のように、コンテンツの編集画面が表示されます。おもにこの画面にて、コンテンツの編集やデータの出力等を行うことになります。
パワポのような簡単でシンプルな編集画面
編集画面では選択したテンプレートをベースに、文字や画像の編集、図形の追加などを行うことができます(もちろん白紙の状態でイチからデザインを行うことも可能)。
▼クオリティの高いテンプレートが豊富に揃っている。テンプレートの右下に『無料』マークがあるものは無料で生成&ダウンロード可能。マークがないものはダウンロード時に1ドル(約100円)~が必要になる。
左のメニューバーからテキストの追加や背景画像の変更を行うことができます。また、コンテンツ上の文字もパワーポイントのように簡単に編集することが可能。
▼メニューバーから文字の大きさ、文字色、フォントなどの変更を行うことができる
▼フォントの種類も豊富に用意。自分で好きなフォントをアップロードすることも可能(Canva for Word版のみ)
コンテンツの編集が完了したら、あとは画面右上のダウンロードボタンをクリックし、お好きなファイルの種類を選択することで、コンテンツデータをダウンロードすることができます。
▼無料版ではPNG・JPG・PDFから選択可能
▼有料版のテンプレートを使用した場合は、出力時に料金が発生する
実際に利用してみると分かるのですが、『Canva』は編集開始 ~ データの出力までの過程が非常にシンプルで分かりやすいのです。ウェブ上でコンテンツのデザインを行うことができるサービスは数多くありますが、中にはインターフェースが見づらく、コンテンツ出力の過程も煩雑で分かりにくいものも多くあります。
その点『Canva』のインターフェースは洗練されており、初めて利用する方でもすぐに操作方法を理解して編集を行うことができるのです。正直、個人的に今まで利用したサービスの中で一番使いやすいと感じました(゚∀゚)
さらに多くの機能がアンロックされるプラン『Canva for Work』※30日間無料で利用可能
『Canva』は無料の状態でも多くの機能を利用することができます。しかし、月額有料プランである『Canva for Work』にアップグレードすると、さらに便利な機能を利用できるようになります。
【Canva for Work】
以下の2つの支払いプランより選択可能
- 月額:$12.95(約1,300円) / 月
- 年額:$9.95(約1,000円)/ 月
最初の30日間は無料(いつでもキャンセル可能)
最初の請求予定日は2019年5月21日
トライアル期間終了の3日前にリマインダーを送付
『Canva for Work』プランではおもに以下のことが可能になります。
統一した自身のブランドが作成できる
『Canva for Work』プランでは自身のブランドを生成することができます。
ブランドを作成することで、デザインするコンテンツの色・フォントなどに統一感を持たせることができ、コンテンツ全体で一貫性のあるデザインを可能にします。
ワンクリックで各SNSに適したサイズに変更可能
ワンクリックするだけで、作成したコンテンツを各SNSに適したサイズに自動でトリミング・リサイズを行うことができます。
動きのあるアニメーション動画またはGIFで出力できる
出力するコンテンツに動きを与えて、アニメーション動画やGIF画像として生成することが可能になります。これによりSNS等に投稿した際に、他者のコンテンツより閲覧者の目を引くことができます。
チームでコンテンツを共有して作業
Canvaには、他者とチームを組んで同コンテンツの作業を共有する機能があります。『Canva for Work』にアップグレードすると、データを共有するフォルダの拡張など、チームワークをさらに強化する機能がアンロックされます。
透過画像の出力が可能に
背景が透ける『透過画像』が出力できるようになります。これにより、ボタンやロゴといった小さな要素を生成し、様々なデザインに応用することができます。何気にとても重要で便利な機能です。
上述したように、『Canva for Work』は最初の30日間は無料で利用することができます。途中キャンセルも可能なので、試しにアップグレードして多くの機能を利用してみても良いでしょう!
趣味から仕事まで幅広く利用できるデザインサービス
このように『Canva』は、SNSの背景画像からプレゼン資料まで、幅広い分野のデザインをこなすことのできる非常に有用なデザインサービスであると言えます。
この便利さは一度使ってみないと分かりません。大半の機能は無料で利用することができるため、まずは登録し、色々な機能を試してみることをおすすめします!(゚∀゚)