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Teclast M50Sレビューのメイン画像
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ガジェットレビュー スマホ・タブレット

『Teclast M50S』レビュー!1万円台で実用的な性能を備えた、高コスパAndroidタブレット

2024年7月16日

格安Androidタブレットで有名なTeclastは、同社の最新モデルである『Teclast M50S』の販売を開始しました!

1万円台という非常にリーズナブルな価格に対してWidevine L1サポート、6,000mAh大容量バッテリー内蔵、最大12GBまで拡張可能なRAMを搭載するなど、コストパフォーマンスに優れた格安タブレットとなっています。

今回はこのTeclast M50Sについて、提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを紹介していきます!

Teclast M50Sのアイコン画像

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ブランド Teclast
型名 M50S
ディスプレイサイズ 10.1インチ IPSスクリーン
解像度 1280×800(HD+)
OS Android 14
CPU Unisoc T606 オクタコアプロセッサー
RAM 4GB(最大8GBの仮想RAM拡張が可能)
ストレージ 128GB
マイクロSDカード 対応(最大1TBまで)
SIMカード 非対応
対応通信規格 2.4G/5GデュアルバンドWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac), Bluetooth 5.0
搭載カメラ フロントカメラ:8メガピクセル
リアカメラ:13メガピクセル
スピーカー デュアルスピーカー内蔵
バッテリー容量 6,000mAh
本体サイズ 厚さ:8.4mm
本体重量 約460g

『Teclast P50』は、Android 14搭載の10.1インチ型タブレットです。

筐体の厚みは8.4mm、重量は約460gと、薄型かつ軽量なデザインとなっています。

Teclast P50のスペック説明画像

ディスプレイ解像度は1280×800(HD+)に対応。筐体にはデュアルスピーカーを内蔵し、WidevineはL1をサポートするなど、メディア視聴用途にも適したタブレットとなっています。

OSは最新のAndroid14を採用。CPU(SoC)にはUnisoc T606 オクタコアプロセッサーを、RAMは4GBを搭載しており、一般的なタブレット用途は問題なくスムーズにこなせるだけの性能を備えています。RAMは最大8GBの仮想RAM拡張が可能で、よりスムーズなタブレット操作を楽しめるようになります。

Android14の説明画像

Teclast P50のCPU説明画像

内蔵ストレージに関しては128GBが用意。カードスロットを備えており、マイクロSDカードを挿入することで最大1TBまでの拡張が可能です。

拡張性の説明画像

通信規格は2.4G/5GデュアルバンドWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac), Bluetooth 5.0に対応。一方でSIMカードの挿入には対応しておらず、モバイルデータ通信に非対応な点に注意してください。

通信規格の説明画像

筐体前面には8メガピクセルのフロントカメラを、背面には13メガピクセルのリアカメラを内蔵しており、風景撮影からテレワーク、オンライン授業などの用途にも活用可能です。

バッテリー容量は6,000mAhと大きめであり、長時間の連続使用が可能。外出先でも安心して長時間利用でき、利便性に優れていると言えますね。

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧

  • タブレット本体
  • ユーザビリティ
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • カードピン

タブレット本体の外観

▼10,1インチディスプレイを搭載したシンプルなデザインです。

タブレット正面

▼正面中央には8MPフロントカメラを搭載。

フロントカメラ

▼背面の様子。

タブレット背面

▼背面には13MPリアカメラを搭載。

リアカメラ

本体重量は約460gと軽く、持ち運びにも適しています。

▼長時間持ち続けても腕が疲れづらいです。

タブレットを手に持った様子-正面

▼背面はサラサラとした手触り。手脂などの汚れも目立ちづらいです。

タブレットを手に持った様子-裏面

▼厚みは8.4mmと比較的薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。

タブレットの厚み確認-縦向き

タブレットの厚み確認-横向き

本体インターフェース

続いて、インターフェース構成について紹介していきます。

▼本体上部にはスピーカーが内蔵。

タブレット上部の様子

▼下部には3.5mmイヤホンジャックType-Cポートスピーカーカードスロットが用意。

タブレット下部の様子

3.5mmイヤホンジャック

▼付属のピンでスロットを開き、最大1TBまでのマイクロSDカードを挿入することが可能です。

カードスロットを開いた様子

▼右側面には電源ボタン音量調節ボタンが用意。

タブレット右側面の様子

▼左側面の様子。

タブレット左側面の様子

AnTuTuベンチマークスコア結果

『Teclast M50S』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。

AnTuTuベンチマークとは?

スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。

結果は 約24.5万点 でした!

ベンチマークテスト結果

1万円台のタブレットとしては、非常に優れたスコアを記録できていると思います。

ウェブサイト閲覧や動画視聴まで、一般的なタブレット用途は問題なくこなせる性能を擁しています

処理の重いゲームアプリでも、画質設定次第ではスムーズに遊ぶことが出来るでしょう。

実際に使用した感想

それでは、『Teclast M50S』を実際に使用した感想について紹介していきます。

一般的なタブレット用途は快適

タブレットを起動した様子

一般的なタブレット用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。

まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示されました。

ウェブサイト閲覧の様子-1

▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれます。

ウェブサイト閲覧の様子-2

▼1,280×800(HD+)解像度ディスプレイではやや粗さを感じる部分もありますが、体感的には違和感なく閲覧できました。

ウェブサイト閲覧の様子-3

ページスクロール時に読込遅延やラグが発生することもなく、ストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。

続いて、YouTubeなどで動画を視聴してみました。

この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。

▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、高画質設定の動画をスムーズに再生できます。

ゲーム動画視聴の様子-2

ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。

ゲーム動画視聴の様子

そしてWidevineはL1サポートとなっており、Amzon PrimeビデオやHuluなどのサービスにおいて、高画質設定の映像を楽しめます。

Widevine確認画面

このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。

リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。

▼なお、最大8GBの仮想RAM拡張にも対応しています。

メモリー拡張画面

スピーカー品質は最低限レベル

続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。

スピーカー性能の確認

本機にはデュアルスピーカーが内蔵されています。

中~高音域に関しては比較的クリアに響くため、アニメや映画におけるセリフなどは支障なく聞き取ることが出来ます。しかし一方で低音が完全に潰れてしまっていました。

普通にタブレットを使用するぶんには支障ありませんが、音質に関しては、最低限レベルといったところです。もし満足度の高いサウンド体験を望むのであれば、3.5mmオーディオジャックを用いて外付けスピーカーやイヤホンの使用をオススメします。

実用的なカメラ品質

続いて、カメラ性能についても確認してみました。

▼フロントカメラで撮影した映像

フロントカメラで撮影した写真

画質自体はクリアで、人物の輪郭から表情にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。

激しく動いた場合も気になるほどの残像は発生しなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に耐えうる品質であると思います。

続いて、背面(リア)カメラについて。

▼実際に撮影した画像

リアカメラで撮影したぬいぐるみ

リアカメラで撮影したぬいぐるみ-ズーム

リアカメラで撮影した植物

リアカメラで撮影した植物-ズーム

リアカメラで撮影した屋外

リアカメラで撮影した屋外-遠景

リアカメラに関しても画質はクリアで、発色も自然に撮影できていました。

遠距離ズーム撮影時は画質が露骨に低下しますが、近距離撮影に関しては支障なく、明瞭な写真を撮影できます。

旅行時の記念撮影用として利用するには微妙なところですが、何かの記録用に利用する分には実用的なカメラ性能だと言えます!

ゲームも設定次第ではスムーズにプレイ可能

最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。

『PUBG』プレイ時

まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。

▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。

PUBG画質設定画面

実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。

▼HD画質プレイ時。遠くの景色までクリアに描画されます。

PUBGプレイの様子-5

PUBGプレイの様子-2

▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下やラグを感じることはありませんでした。

PUBGプレイの様子-6

PUBGプレイの様子-1

HDグラフィック設定では、ビジュアルに多少荒い点が目立つものの、普通にゲームを楽しむ分には問題のないパフォーマンスを実現できていました。

PUBGプレイの様子-4

PUBGプレイの様子-3

『マインクラフト』プレイ時

続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。

実際にワールドを作成して入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。

▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。

マインクラフトプレイの様子-3

マインクラフトプレイの様子-4

▼処理の重めなチャンクを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。

マインクラフトプレイの様子-1

マインクラフトプレイの様子-2

『原神』プレイ時

そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。

原神プレイの様子-5

『原神』はかなり重めのゲームアプリであり、下手なタブレットでは起動すらできません。

『Teclast M50S』では、ひとまず起動して遊ぶことは出来ました。

原神プレイの様子-3

ただし、移動時やバトル時などにおいて、カクつき(フレームレート低下)が見られます。

▼グラフィック設定を『最低』にしてみましたが、それでも移動時にフレームレート低下やカクつきが発生しました。

原神の画質設定画面-最低

カクつきはゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではないので、"最低限プレイできれば良い" という方にとっては問題ないと思います

原神プレイの様子-6

原神プレイの様子-2

ただし、完全にスムーズな状態でプレイしたい!という方は、ゲーミングにも適したハイエンドタブレットの購入をオススメします。

長持ちするバッテリー

タブレット充電の様子

本製品には6,000mAhの大容量バッテリーが内蔵されています。

実際にバッテリー残量100%の状態からゲームを3時間ほど連続プレイしてみたところ、まだ60%以上の充電残量がありました。

▼より長持ちさせたい場合には、バッテリーセーバー機能も用意されています。

バッテリー設定画面

外出先でタブレットをヘビーに利用したい場合にも安心のバッテリー容量となっています!

1万円台で実用的な性能を備えた、高コスパAndroidタブレット

Teclast M50Sのアイコン画像

今回紹介した『Teclast M50S』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • 軽量かつ薄型な筐体デザイン
  • リーズナブルな価格
  • 一般的なタブレット作業であれば快適にこなせる性能
  • 実用的なカメラ性能
  • Widevine l1サポート
  • 3.5mmジャック搭載

悪かった点

  • 解像度が低め(1280×800)でやや粗さが目立つ
  • SIMカード非対応

以上の通り、1万円前後というリーズナブルな価格に対して、全体的にバランスの良い構成の高コスパAndroidタブレットとなっています。

筐体は薄くて軽く、バッテリー容量も6,000mAhと大きいため、外出先への持ち運び用途に適しています。

ゲーミングに関して、原神など一部の激重ゲームアプリを除けば、いたって快適に動作しました。

カメラの性能も高く、リモートワークやテレワーク、オンライン授業用端末としても重宝するレベルとなっています。

一方、ディスプレイ解像度は1280×800(HD+)と低めであり、映像にはやや粗さが目立つ場面もあるので、画質に過度の期待はしない方が良いでしょう。

何はともあれ、1万円台の格安Androidタブレットの中では実に優れたスペックを実現しており、コストパフォーマンスは高いと言えます。

実用的な性能のタブレットが欲しいけど予算が限られている...という方は、間違いなく選択肢の1つに入れて良いモデルです!

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ふかふか

SNSフォロワー13万人以上、ウェブコンテンツクリエイターとして活動しています!国内・海外の多数の企業と提携し、年間250以上のガジェットレビューを行っています。見やすく・分かりやすくがモットー!

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