2019年9月28日(土)発売の、Nintendo Switch向けアクションゲーム『オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest: Definitive Edition)』。
※本ゲームは、2015年にXbox One及びPC向けに発売したタイトルを、ニンテンドースイッチ向けに移植したものです。
※今回はスイッチ版のレビューとなります。
目を見張るような美しいエフェクトの数々と、神秘的な世界観により世界中で高く評価された横スクロール型のゲームです。今バージョンは "Defenitive Edition" となっており、追加のストーリーやステージなどが全て含まれたパッケージとなっています。
ハード | ニンテンド―スイッチ |
開発元 | Moon Studios |
価格 | ダウンロード版:2,052円(税込) |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2019年9月28日(土) |
このゲームについて:
ニブルの森が滅びようとしている - 強烈な嵐が悲惨な出来事を次々に巻き起こしていった後、オリは勇気を見出す旅に出発し、ニブルの森を救うため闇の根源に立ち向かう。
「Ori and the Blind Forest」は、英雄になる運命を背負った親なき子の冒険譚。Moon Studio 制作の、目を見張るほど美しいグラフィックが広がるプラットフォーム アクション ゲームです。
手塗りのアートワーク、細やかに動くキャラクター達、本作のための書き下ろし楽曲、そして決定版ならではの数々の特長を盛り込み、「Ori and the Blind Forest」は、愛と献身、そして私達一人一人の中に存在する希望をめぐる、心の奥深くに響く物語を描き出します。
手書き風のタッチで描かれたグラフィックと、幻想的なキャラクター達が登場する、横スクロール型のアクションゲームとなっています。
"雰囲気ゲー" としてだけでなく、アクション要素に関しても非常に良くできており、派手な攻撃アクションや移動アクションを駆使して進んでいきます。
そんな今作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Nintendo Insider -ニンテンド―スイッチで最高のゲームの1つ
Score:100点
本作は、素晴らしく色彩豊かなアートスタイルで描かれており、視覚的(グラフィック的)にとても優れたゲームです。スイッチ版でも美しさは健在で、霧がかった世界観の雰囲気が非常によく感じられます。
サウンドトラックについても、場面に合わせて変化する、感情的で魅力的なものになっています。
このゲームにはメトロイドシリーズのような優れたゲーム性と、美しいビジュアル、想像力豊かな設定、パワフルなサウンドトラック、感情的な物語などの要素が含まれており、ニンテンドーライブラリの中で最高のゲームの1つです。
GOODな点
- 視覚的に素敵なアートスタイルと配色
- スイッチ版でも美しいグラフィック
- 感情的で魅力的、かつ場面に合ったサウンドトラック
- 創造力豊かな設定
- 魅力的なキャラクター
- メトロイドシリーズを彷彿とさせる、完璧なゲームプレイ
BADな点
- 特に無し
NintendoWorldReport -巧みなストーリーと見事なアートワークが合わさった、魅力的な冒険ゲーム
Score:90点
緑と表情豊かな各エリアにおいて、走り回ったり、壁ジャンプしたり、ダブルジャンプしたりといった様々なアクションで駆け回るのは実に楽しいです。戦闘と探索で得られた経験値によって、自身の能力値を上げていく楽しさもあります。
またDefinitive Editionでは、イージーモード、ハードモード、マゾヒスティックワンライフモードなど複数の難易度オプションが追加され、ゲーム中に自由に切り替えることが出来るため、アクションが苦手な人でも安心してプレイできます。
巧みなストーリーテリングと見事なアートワークとが合わさった、非常に魅力的な冒険を実現しています。
GOODな点
- 豊富な難易度オプション
- 心のこもった物語
- 楽しい冒険とアクション要素
- 驚くほど美しいアートワークとアニメーション
- 落ちついて印象的なサウンドトラック
BADな点
- 鈍い戦闘
GameSpew -誰もが一度はプレイすべきゲーム
Score:90点
本作は、誰もが一度はプレイすべきゲームの1つです。壮大なサウンドトラック、美しいビジュアル、そして感動的なストーリーを備えています。
戦闘については、敵の攻撃が見づらいなど時々イライラする問題もありますが、ソウルリンクシステムを効果的に活用することで、飽きずにプレイし続けることが出来ます。
他に類を見ない体験ができるでしょう。
GOODな点
- 多種多様なエリア
- 壮大なサウンドトラック
- 美しいビジュアル
- 感動的なストーリー
- 複数の難易度オプション
- 能力や俊敏性を高めるスキルツリー要素
- ユニークなソウルリンクシステム
BADな点
- 戦闘時のカメラワーク(相手の攻撃が見えづらい)
Easy Allies -8~10時間ほどの丁度良いコンテンツボリューム
Score:85点
本作は、素晴らしいサウンドトラックと見事なビジュアル、そして素晴らしく作り込まれた魅惑的な世界観を含んだ、同ジャンルの中でも非常に良く作られた作品です。
コンテンツボリューム自体は8~10時間ほどですが、中だるみせず、ちょうど良い長さとなっています。
ただし、戦闘に関しては、ある程度スキルを取得してしまうと途端に簡単になってしまい、刺激に欠けます。また、マップ上の隠し・探索要素についても、見つけるのが非常に簡単なのが残念です。
本作を未プレイの方は、是非プレイすることをオススメしたいです。
GOODな点
- 素晴らしく作り込まれた、魅惑的な世界観
- 8~10時間ほどの丁度良いコンテンツボリューム
- 見事なビジュアル
- 素晴らしいサウンドトラック
- 安定したパフォーマンス
BADな点
- あまり刺激的でない戦闘(いくつかのスキルを獲得すると、途端に簡単になる)
- マップ上の隠し要素のアンロックが簡単すぎる
総合評価(トータルスコア)
総合Score:90点
GOODな点
- 優れたグラフィック(アートスタイル)
- 場面に合わせて変化する、落ち着いて印象的なサウンドトラック
- 楽しいアクション要素
- 魅力的なキャラクター達と世界観
- 複数の難易度オプション
- 各能力値を高めるスキルツリー要素
BADな点
- あまり刺激的でない戦闘
- マップの探索要素が簡単すぎる
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest: Definitive Edition)』についての海外メディアの感想となります。
本作の手書きスタイルのグラフィックは非常に独特で、このグラフィックで描かれた世界観はとても美しいと、各レビュアーとも絶賛しています。サウンドトラックについても落ち着きがあり、なおかつ印象的なものばかりです。
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本作のスゴイ点は、ただの雰囲気ゲームでは終わらせず、アクション要素もしっかり作り込まれているので、メトロイドシリーズのように本格的な横スクロールアクションゲームとしても十分に楽しめる点です。
なお、本ゲームのクリアまでの目安時間は8~10時間程度とされていますが、いずれのレビュアーも短いとは述べておらず、今作の世界観を堪能するには丁度良いボリュームとしています。
一方で、戦闘に関しての評価はそれほど高くなく、敵の攻撃が見づらかったり、スキルを取得すると簡単に倒せてしまったりと、あまり刺激がないと述べられています。
また、マップ上の隠し要素についても探索の難易度は低く、簡単に見つけられてしまうためやりがいが無いと述べるレビュアーもいました。
しかし、全体的には非常に優れたアクションゲームであるとされており、いずれのレビュアーも、必ず一度はプレイすることをオススメします、と太鼓判を押しています。
PC版(Steam)やXbox One版でも発売されているため、スイッチを持っていない方でも是非プレイしてみてくださいね!(゚∀゚)
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