ニンテンドースイッチやPS4・PS5、Xboxなどのゲーム機において、映像配信や録画を行いたい場合に必要なガジェットが "キャプチャーボード" です。
▼HDMIケーブルやUSBケーブルをPCに接続することで、PC上でゲーム映像の録画や配信を行うことが出来ます。
▼ちなみに私はコチラのキャプチャーボードを使用しています。
そして配信や録画を行う際、キャプチャーボードとは別にもう１つ必要なツールが、ストリーミング配信・録画ソフトウェアです。
最も有名で、広く利用されているソフトとしては『OBS Studio』が挙げられます。
▼OBS Studioでゲーム映像を映している様子。
『OBS Studio』はTwitchやYouTubeをはじめ非常に幅広いストーリーミング配信サービスに対応している、便利なツールです。
しかし、映像と音声のあいだに遅延（音ズレ）が発生してしまい、困っている方も多いのではないでしょうか？
▼実際の録画映像。かなり酷い音ズレが発生しています。
これではせっかくのキャプチャーボードを用いた配信・録画が台無しですよね。
そこで今回は、OBS Studioで音ズレが発生する場合の超簡単な解決方法について、分かりやすく紹介していきます！
※Windows版における対処法となります。
OBS Studioで音ズレが発生する場合の対処法
手順①：音声出力モードの変更
まず最初に、OBS Studioの画面において、映像キャプチャデバイスの "プロパティ" 画面を表示します。
そしてプロパティ画面の "音声出力モード" において、"音声のみをキャプチャ" を選択してください。
▼ "カスタム音声デバイスを使用する" の項目にもチェックを入れます。
あとは "OK" をクリックして、設定内容を保存しておきましょう。
手順②：サウンド設定の変更
ただしこれだけでは音声をキャプチャすることが出来ないため、続いてサウンド設定を変更します。
Windowsの画面右下からサウンドアイコンをクリックし、"サウンド" 設定画面を開きます。
そして "録音" タブより、接続中のキャプチャーボードを選択して、プロパティを開きます。
プロパティの "聴く" タブを開き、"このデバイスを聴く" にチェックを入れてください。
あとは "適用" をクリックして終了します。
以上の手順だけで、音ズレの問題は解消されると思います！非常に簡単ですね( ﾟ∀ﾟ)
手順③：音ズレの確認
以上が完了したら、再度OBS Studioにてゲーム画面を表示して、音ズレが解消されているかを確認してみてください。
▼実際の録画映像。音ズレが完璧に直っています！
音ズレを解消して完璧な配信・録画を！
OBS Studioで音ズレが発生する場合の超簡単な解決方法は、以上です。
たったこれだけの手順で音ズレの問題を解消できるため、誰でも理想の配信・録画を行うことが出来ると思います。
映像と音の遅延に困っている方は、ぜひ試してみてくださいね！
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