2024年2月29日(木)発売の、PS5向けRPG『Final Fantasy VII Rebirth』(FF7リバース)(FF7Rb)。
本作は、1997年に発売されたPS向けRPG『FINAL FANTASY VII』(FF7)のリメイク作品です。
2020年4月10日(金)発売の『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続き(ミッドガル脱出)から、“忘らるる都”までのストーリーが描かれます。原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となっており、『FINAL FANTASY VII REMAKE』プロジェクト三部作の第2作目です。
▼前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』のレビューはコチラ
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ハード | PS5 |
開発元 | (株)スクウェア・エニックス |
価格 | スタンダードエディション:9,878円(税込) デジタルデラックスエディション:11,501円(税込) ツインパック(FF7 R+FF7 Rb):9,878円(税込) デジタルデラックスツインパック(FF7 R+FF7 Rb):11,501円(税込) |
ジャンル | RPG |
プレイ人数 | 1人 |
リリース日 | 2024年2月29日(木) |
このゲームについて:
未知なる旅は続く――
魔晄都市ミッドガルを脱出したクラウドたちは、運命の壁を越えて、未知なる荒野への旅に踏み出します。さまざまな表情をもつ壮大な世界が広がり、チョコボで草原を駆けぬけ、自由に探索スポットを巡る新たな物語が待ち受けています。
■広大なワールドを旅する自由な冒険
世界はいくつかのワールドエリアに分かれ、ワールドごとに探索やプレイ体験が変わる、自由な冒険が楽しめます。■連携技や新たなキャラクターにより進化したバトル
アクションと戦略性が融合したバトルは、キャラクターたちの連携アクションや連携アビリティが新たに加わり、更に闘う者たちを熱く盛り上げます。■クラウド、セフィロス、そしてザックスの新たな物語
『FINAL FANTASY VII REMAKE』に連なる物語は、運命の壁を越えて、未知なる旅の始まりから新たに描かれます。
本作は、『FINAL FANTASY VII REMAKE』プロジェクト三部作の第2作目であり、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続き(ミッドガル脱出)から、“忘らるる都”までのストーリーが描かれます。
緑豊かな草原や険しい荒野で構成された広大な世界を自由に駆け巡り、クエストやミニゲームなど豊富な遊びを楽しむことができます。
メインストーリーは前作を超えるボリュームがありつつも、さらにオープンワールド要素として「自由な探索」をコンセプトに、オリジナルストーリー、ミニゲーム、強敵モンスターなど多様なコンテンツがワールドマップに用意されており、深く探索すると100時間を優に超えるゲーム内容になっているとのこと。
なお、前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』およびそのDLCである『FF7R EPISODE INTERmission』をプレイしたセーブデータがある場合、召喚マテリア「リヴァイアサン」および「ラムウ」の特典がそれぞれ付与されます。
また、事前に体験版をプレイしたプレイヤーには、「クポチャーム&冒険アイテムセット」の特典、および体験版「ニブルヘイム編」クリア箇所のスキップ特典が付与されます。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
App Trigger -ノスタルジックながらも新鮮な体験をファンに約束する作品
Score:100点
本作は、1997年に発売された伝説のゲーム『ファイナルファンタジーVII』を現代向けに蘇らせた、スクウェア・エニックスの力作です。オリジナルのゲームのロードマップをただ再現するのではなく、訪れる場所の順番も変更されており、多くのサプライズ要素が用意されています。
キャラクターたちは個性的で魅力的であり、ゲームプレイとメカニクスも非常に洗練されています。戦闘は楽しく没入感があり、キャラクター間をスムーズに切り替えることで常に変化にとんだバトルを体験できます。プレイスキルに応じて難易度変更も可能なため、リラックスして楽しみたい方にもオススメです。
視覚的にも圧倒的な美しさを誇り、PS5の性能を存分に活かしたグラフィックで、ファンに新鮮な驚きを提供します。
『リバース』は、ゲームの楽しみ方を広げる新機能とともに、ノスタルジックながらも新鮮な体験をファンに約束する作品となっています。
良かった点
- PS5の性能を生かした圧倒的なグラフィック
- 個性的で魅力のあるキャラクター達
- 洗練されたゲームプレイ
- バリエーションに富んだキャラカスタマイズ要素
- 楽しいエンターテイメント性
悪かった点
- 特になし
Twinfinite -新旧のファンにとって見逃せない、非常に洗練されたゲーム体験
Score:100点
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、ただのAAAタイトル以上のものを提供しています。最新世代のハードウェアにふさわしいグラフィックとプレイ感で、物語、ゲームプレイ、全体的な体験に深く没入させる力を持っています。オリジナル版のシーンと新要素が融合し、全体的に物語の深みが増しています。
ビジュアル面では、前作をしのぐ圧倒的な美しさで、リアルなキャラクターや広大な世界が目を引きます。声優陣の心を打つ演技や、アクション満載のカットシーンから静かな探索までを完璧に引き立てる音楽、迫力のあるサウンドデザインがゲーム体験を一層魅力的にしています。
ゲームプレイでは、中心となるメカニクスが洗練され、より遊びやすくなっています。パーティー変更やスキルポイントの適用が簡単になり、戦闘では自由にパーティーメンバーを切り替えられ、連携アビリティを活用することで大ダメージや一時的なバフを生み出すことができます。
さらに、メインストーリーやサイドで楽しめるミニゲームが豊富に用意されており、射撃ゲームやリズムゲーム、チョコボレースなど、各ミニゲームは繰り返し遊びたくなるほど充実しています。オープンワールドデザインは初期にやや繰り返し感がありますが、それ以外の部分ではこのゲームは非常に洗練されており、新旧のファンにとって見逃せない体験を提供します。
良かった点
- 素晴らしい物語
- 多様性のあるサイドクエスト
- 美しいグラシック
- 驚異的なサウンドデザイン
- 没入感を高める演出
- ゲームプレイの改善と新機能の数々
- 多種多様なミニゲーム
悪かった点
- オープンワールド要素は繰り返しになる可能性がある
- 一部のサイドコンテンツが低品質
Multiplayer.it-近年のSquare Enixから生まれた作品の中でも最高傑作の一つ
Score:90点
本作は、伝説の作品『ファイナルファンタジーVII』の魅力を現代的な形で蘇らせた意欲作です。Square Enixは、古き良きJRPGの魅力を現代に再現することに成功しました。
本作では、オリジナルの物語を忠実に再現しつつ、キャラクターや世界観に新たな深みを加え、プレイヤーに新しい体験を提供しています。特に、90年代のSquaresoftが放つJRPGの伝統を継承しつつ、モダンなゲームデザインを取り入れた本作は、近年のSquare Enixから生まれた中でも最高傑作の一つと評価できます。
また、豊富なサイドクエストやミニゲームが詰め込まれた広大なオープンワールドは、探索の楽しみを大いに提供し、プレイヤーを魅了します。ボリュームは優に100時間を超えます。
変更された物語の結末に対する意見は分かれるかもしれませんが、その他の要素は古典的なファイナルファンタジーの魅力を現代に蘇らせ、多くのファンにとって待望の作品となっています。
良かった点
- 伝説的なJRPGの魅力を現代に再現
- 戦術とアクションの完璧なバランスを備えた戦闘システム
- 豊富なサイドクエストとミニゲーム
- 高度なキャラクター描写
- 美しいビジュアルとサウンド
- 広大で探索要素に満ちたオープンワールド
悪かった点
- 物語の変更に対する意見は分かれるだろう
- オープンワールド内の一部のアクティビティが繰り返しに感じることがある
- 前作と比べて、技術的な進歩はあまりない
CD-Action -前作をあらゆる面で上回る続編
Score:90点
2020年にリリースされた『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、一部のファンからは物語に加えられた変更点に対する不満もありましたが、全体としては成功したリメイクとして受け入れられました。そして、その後継作である今作『ファイナルファンタジーVII リバース』は、前作をあらゆる面で上回り、初代を知らない人でも楽しめるようになっています。物語の要約ムービーが用意されている点も嬉しいです。
特に、ゴールドソーサーのような象徴的な場所は、27年前のオリジナル版とは比較にならないほどの新しい品質で再現されています。また、オープンワールドの構造に関しても、Square Enixはこれまでの作品よりも大きく進歩し、ゲームの世界がより深く、広がりを持ったものになっています
また、オープンワールドの設計においても、Square Enixは過去の作品から大きく進化しています。新しい世界は、細部にわたるまで考え抜かれた設計で、これまでの作品では見られなかった深みと広がりを持っています。サイドクエストに関しても、単なる余暇活動ではなく、物語やキャラクターへの理解を深めるための重要な要素として機能しています。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、RPGとしての新たなスタンダードを示す作品になったと言えます。
良かった点
- 魅力的な物語とキャラクター達
- 素晴らしいグラフィックと演出
- 生き生きとした都市などが点在する、広大なオープンワールド
- ミニゲームの質の向上
- 深みのあるサイドクエスト
- クリア後のコンテンツも充実
悪かった点
- 物語への変更に対して賛否はあるだろう
- プレイ時間が非常に長くなる
- 前作やオリジナル版を未プレイの方は、すぐには馴染みにくいかもしれない
Gamer Escape -楽しいが、改善の余地があると感じられる部分も多くある
Score:80点
一部のファンは、新たな物語の展開や戦闘システムに期待を寄せていましたが、実際の内容には賛否両論があると思われる点がいくつか含まれています。特に戦闘システムは、リアルタイム要素とターン制要素の中途半端な組み合わせにより、避けたり防いだりする動作が期待通りに機能しない場合があると感じられました。新しい連携アビリティの導入は、キャラクター間の連携を深めるべく設計されていますが、実際には複雑でわかりにくく、序盤では選択肢も限られてしまっています。
オープンワールドの設計に関しては、探索自体は楽しいものの、多くのサイドクエストに時間を費やすことでメインストーリーの進行が停滞し、断片化することがあります。特に、オープンワールドの探索後にメインストーリーに戻ると、物語の流れが不自然に感じることがあり、ゲームプレイのペーシングに問題があると感じられました。
総合的に、『ファイナルファンタジーVII リバース』は、新旧のファンからの期待を一定程度満たしつつも、戦闘システムの不完全さやオープンワールドとメインストーリーのペーシングの問題など、改善の余地があると感じられる部分も多くあります。
それでも、『ファイナルファンタジーVII』の世界とそのキャラクターたちへの愛着を新たな形で表現し、原作の続きを望むファンにとって、満足のいく体験を提供している作品には違いありません。
良かった点
- 前作の大まかなストーリーを振り返ることができるムービーが用意
- オリジナル版を深くプレイしている人にも、新鮮さと驚きが感じられる部分がある
- 新しいシーンの追加や物語の拡張により、物語に新たな解釈を加えている
- 広大なオープンワールドでの探索が楽しい
- 多彩なアクティビティが用意
- 美しいグラフィックス、印象的な音楽、優れた声優の演技
- 個性的なキャラクターたちのやり取りが楽しめる
悪かった点
- 戦闘システムが複雑化している
- 新しい能力が徐々に解放されるため、序盤における戦闘の選択肢が限られてしまう
- ゲームがやや過剰に多くの要素を詰め込んでいる感じがある(コンテンツ過多)
- オリジナル版からの物語の変更には賛否両論あるかもしれない
総評:原作を深く遊びつくしたプレイヤーでも新鮮な驚きと感動を味わうことができる、傑作リメイク作品
総合Score:93点
GOODな点
- PS5の性能を生かした圧倒的なグラフィック
- 驚異的なサウンドデザイン
- 優れた声優の演技
- 新しいシーンの追加や物語の拡張により、物語に新たな解釈を加えている
- 個性的で魅力のあるキャラクター達
- 多様性のあるサイドクエスト
- ゲームプレイの改善と新機能の数々
- 広大で探索要素に満ちたオープンワールド
- クリア後のコンテンツも充実
- 魅力的な物語とキャラクター達
BADな点
- オープンワールド要素は繰り返しになる可能性がある
- オリジナル版からの物語の変更には賛否両論あるかもしれない
- 前作やオリジナル版を未プレイの方は、すぐには馴染みにくいかもしれない
- 戦闘システムが複雑化している
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『ファイナルファンタジーVII リバース』についての海外メディアの感想となります。
『ファイナルファンタジーVII』の世界を新たな視点から楽しむことを可能にしたリメイク版
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、伝説的な作品であるFF7の新たな解釈を提供しており、新旧のプレイヤーに深い印象を残す作品になっているとのこと。前作の大まかなストーリーを振り返るムービーや、予期せぬ新鮮な驚きの数々は、プレイの初めから期待を高めます。
オリジナルとリメイクの違いを探ることで、物語に新たな層を加え、オリジナル版を深く遊びつくしたプレイヤーでも新鮮な驚きと感動を味わうことができると述べられています。また、キャラクター間の豊かな相互作用が、より発展した人物関係を築き上げているとのこと。
広大なオープンワールドでの探索は楽しく、多彩なアクティビティがプレイヤーを引きつけます。
圧倒的なグラフィックス、心に残る音楽、そして優れた声優の演技は、美しいゲーム体験を提供し、『ファイナルファンタジーVII』の世界を新たな視点から楽しむことを可能にしたリメイク版となっています。
いくつか改善の余地を含む部分もある
一方で、いくつか改善の余地を含む部分もあると指摘されていました。
戦闘システムに関しては、前作のバトルエンジンの独自性が活かされず、新たに加えられたシステムも複雑で理解しにくいものとなっているとのこと。特に、連携アビリティの解放が遅いため、序盤は戦闘時の選択肢が限られてしまっているとのこと。
オープンワールドの導入は探索の楽しさを提供する一方で、いくつかの作業は徐々に繰り返し感が強くなっていくと述べられています。加えて、ゲームには多くのサイドアクティビティがありますが、その豊富さが逆にゲームの流れを妨げ、過剰なほどに多く感じられる場合もあるようです。
そして、リメイクに伴う物語の一部変更点に関しては、原作ファンが受け入れられないかもしれない部分を含んでいると言った意見も見受けられました。この点に関しては、プレイヤーによって評価が大きく分かれそうですね。
伝説の物語を現代の技術で再び紡ぐ挑戦
いずれにせよ、『スクウェア・エニックスの最高傑作の1つ』だと評価されるほど、多くのレビュアーから非常に高い評価点を付けられていました。
新旧のファンが予想もしない展開、驚きに満ちたストーリーが、プレイヤーを待ち受けています。初代の感動的なシーンが高精細で再現され、キャラクターたちの関係性もより深く掘り下げられているとのこと。
オープンワールドの導入により、探索の楽しさが倍増し、新たなサイドクエストやミニゲームが豊富に用意されています。緻密に作り込まれたこの世界は、100時間を超えるボリュームでプレイヤーを惹き付けると述べられています。
PS1時代の伝説的なRPGを、ぜひ「ファイナルファンタジーVII リバース」で再体験してみてはいかがでしょうか!
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