2023年6月20日(火)発売の、PS4, PS5, Xbox One, XSX|S向けマルチ対戦アクションゲーム『クラッシュ・チーム・ランブル』(CRASH TEAM RUMBLE)。
本作は、『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』を開発したToys for Bobが贈る、「クラッシュ」シリーズのヒーローやヴィランが戦う4対4の対戦型オンラインマルチプレイゲームです。
クロスプラットフォームプレイに対応しており、異なるコンソール間のプレイヤー同士でチームを組んで対戦することも可能です。
ハード | PS4, PS5, Xbox One, XSX|S |
開発元 | Toys for Bob |
価格 | スタンダード版:3,990円(税込) デラックス版:4,990円(税込) |
ジャンル | マルチ対戦アクション |
プレイ人数 | 最大8人(クロスプラットフォームプレイ対応) |
リリース日 | 2023年6月20日(火) |
このゲームについて:
『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』を開発したToys for Bobが贈る、「クラッシュ」シリーズのヒーローやヴィランが戦う4対4のオンラインマルチプレイゲーム!
お気に入りのキャラクターでアリーナに入場し、仲間と協力してドロップゾーンに相手チームより多くのリンゴを溜めよう。
プレイの上手さに報いる奥深い戦略的要素を備え、操作性と取っつきやすさを組み合わせた本作で、滑ったり、殴ったり、ぶつかったり、叩いたりしながら勝利を目指せ!
本作は、人気アクションゲーム「クラッシュバンディクー」シリーズに登場したヒーローやヴィランが戦う、4対4のオンラインマルチプレイゲームです。お気に入りのキャラクターでアリーナに入場し、仲間と協力してドロップゾーンに相手チームより多くのリンゴを溜めていきましょう。
ブロッカー、ブースター、スコアラーの3つのいずれかを選び、それぞれの役割をうまく組み合わせて協力して敵チームの得点を防ぎつつ、味方チームのリンゴバンクに一番多くリンゴを入れることが目標となります。
スリリングなアクションや、爆発する箱などの危険なギミック、たくさんの楽しみが詰まった9つのアリーナで試合を楽しめます。
ローンチ時点のキャラクターとして、以下のラインナップが用意。
- クラッシュ・バンディクー
- ココ
- タウナ
- ディンゴダイル
- ネオ・コルテックス
- エヌ・トロピー
- ニトラス・ブリオ
- キャットバット
ローンチ後も、新キャラクター、アリーナ、ゲームモード、アビリティ、期間限定イベント、カスタマイズオプションなど、多くのサプライズを新シーズンにお届けする予定とのこと。
さらにシーズン1では、新たに2人の人気キャラクターである「リパー・ルー」と「エヌ・ジン」も参戦予定です。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか?
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数(メタスコア)と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います!
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア&レビューコメント
Digital Chumps -プレーヤーが楽しむことを最優先に考えて設計された作品
Score:85点
本作は、豊富なキャラクターや魅力的なレベリングシステムにより、ゲームプレイを刺激的で面白おかしくしています。ココやクラッシュ、ディンゴダイル、コルテックス、タウナなどのキャラクターたちがゲームの魅力を引き立てています。また、進行していくことで新たな要素を解放する楽しみもあります。
ゲームのバランスも素晴らしく、マップ、アイテム、パワーアップ、戦略、キャラクターの扱い方など、4 vs 4の構造が適切に調整されています。全体として、このゲームはプレーヤーが楽しむことを最優先に考えて設計されています。
もちろん、限定的なコンテンツやマップについての懸念もありますが、短期間で次の新シーズンが始まり、新たなコンテンツが追加されるため、待つ時間は長くないでしょう。
結論としてこのゲームは、楽しみながらレベルアップを続ける楽しさと、戦略的なゲームプレイの組み合わせを提供している楽しい対戦ゲームです。
良かった点
- キャラクターの数が多い
- レベルアップとアンロックのシステムがモチベーションを維持するのに役立つ
- 経験値の獲得がゲームプレイに多様性をもたらす
- アイテムやキャラクターのアンロックがゲームを続ける意欲を高める
- ゲームが非常に楽しい
- バランスの良いゲームプレイが緊張感のある環境を作り出す
悪かった点
- 最大レベルに到達するのが早すぎる
- 同じゲームを何度もプレイする感じがある
- サービス開始時点のマップとキャラクターが非常に少なく、プレイヤーがすぐにその限界に達する可能性がある
Video Chums -繰り返しプレイしたくなる魅力がある
Score:82点
本作は、直感的なゲームプレイとチームベースの戦略を持つマルチ対戦ゲームであり、プレイヤーは興奮と報酬感に満ちたマッチで、アリーナ中を走り、跳び回りながらゲームを楽しめます。
サービス開始時点で8人のユニークなキャラクター達を選ぶことが可能であり、それぞれが全く異なるプレイスタイルを楽しめます。ゲームプレイは単純に箱を壊すだけでなく、ジェムを収集したり、遺物を集めてボーナスを活性化したりするなど、驚くほどの複雑さを持っています。
また、プレイすることで経験値を獲得し、キャラクターや能力をレベルアップさせることができます。しかも、コスメティック(外見変更)アイテムが豊富に用意されており、お気に入りのキャラクターを自分好みにカスタマイズする楽しさがあります。
全てのアリーナは優れたデザインで、多様な挑戦を提供しています。全体として、クラッシュ・チーム・ランブルは、多くの魅力と深みを持つマルチプレイヤーゲームで、繰り返しプレイする魅力があります。
良かった点
- 直感的で楽しいゲームプレイ
- 完全に異なるプレイスタイルを持ったキャラクター達
- さまざまな戦略要素が含まれている
- キャラの外観をカスタマイズするのが楽しい
- すべてのアリーナは非常によくデザインされている
悪かった点
- バトルパスやその他の要素が非常に複雑で、理解するのが困難
- アリーナが少なく、1-2時間プレイしただけで繰り返されることがある
- ローカルマルチプレイヤーコンテンツがあればより良いと感じた
- 一部のプレイヤーが何をすべきかわからず、試合の進行を妨げることがある
Game Informer -魅力的で競争的なマルチプレイヤー体験を提供する作品
Score:80点
本作は、クラッシュバンディクーの新たなマルチプレイヤーバージョンです。ゲームのシンプルなコンセプトと従来シリーズ作から受け継いだアクション性により、このゲームは魅力的で競争的なマルチプレイヤー体験を提供する作品となっています。走ったり、ジャンプしたり、攻撃したりする感覚が楽しいです。
各キャラの能力、ジェム、遺物といった要素が、バトルに複雑さと戦略的な深みをもたらしています。
ゲームプレイは、モダンなマルチプレイヤーゲームと同様に、プレイと共にキャラクターや能力をアンロックしたり、ゲームのバトルパスの一部としてコスメティック(外観変更)アイテムを獲得することで、長時間のプレイのモチベーションが沸きます。
新たな視点で長期にわたるマルチプレイゲームを探している人々にとっては、試してみる価値のある作品でしょう。
良かった点
- シンプルかつ深みのあるゲームプレイ
- クラッシュバンディクーの主要シリーズから引き継がれた要素が豊富
- 走る、ジャンプする、攻撃するなどのアクションが楽しい
- 進めるごとに多くの要素が解放される
- マルチプレイゲームとして、キャラクターや能力のアンロック、そしてバトルパスの一部としてコスメティックアイテムの獲得が魅力的
悪かった点
- チームの役割(スコアラー、ブロッカー、ブースター)はあまり意味を成さない
Hardcore Gamer -魅力的で競争的なマルチプレイヤー体験を提供する作品
Score:60点
本作は、クラッシュバンディクーシリーズの要素をマルチプレイヤーの経験に変換することに成功した作品です。9つのマルチプレイヤーマップは、公平で、ギミックの利用を推奨するよう精巧にデザインされています。
ゲームは楽しさとリプレイ性を重視して設計されており、さまざまなカスタマイズアイテムがアンロック可能で、各キャラクターにはレベルアップ要素も用意されています。各キャラクターはそれぞれ独自の特性を持っているため、いずれのキャラもユニークで価値ある存在と感じられます。
プレゼンテーション面に関しては、カラフルで美しいビジュアルスタイルと、細部への綿密な配慮が見受けられます。
リリース時点でコンテンツが不足しており、何度も同じキャラを使うことになる、同じステージをヘビーローテーションして遊ぶ必要があるなどの問題があるものの、根本的には楽しいマルチプレイ用ゲームとして完成していると言えます。
良かった点
- クラッシュバンディクーシリーズが新たなジャンルであるオンライン対戦マルチプレイヤーに挑戦
- ゲームのマップが、美しく、公平さとギミックの利用を促すように設計されている
- キャラクターやパワーの組み合わせが楽しい体験を生む
- それぞれのキャラクターが独特の属性を持ち、違ったプレイスタイルを提供する
- ゲームの視覚的スタイルがカラフルで魅力的であり、音響効果もよく作られている
悪かった点
- ゲームがマルチプレイヤー専用であり、ストーリーやシングルプレイヤーキャンペーンが存在しない
- リプレイ可能性を高めるべきゲーム内のコンテンツが不足している
- ゲームのバラエティが欠如しており、一つのゲームモードに依存しすぎている
- 初期リリース時のキャラクターが少ない
- ゲームモード、キャラクター、マップの目標の種類が不足しており、長期的なエンゲージメントを維持するのが困難
- ゲームの価格と、さらなるコンテンツの追加を期待させるバトルパスの存在が、現在のコンテンツの不足をより顕著にしている
TheGamer -長期的に遊び続けられるモチベーションが不足している
Score:40点
本作は、クラッシュ・バンディクーシリーズにとって厳しい現実を突きつける作品です。ゲームは基本的なMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)に過ぎず、個々のキャラクターの魅力を生かすことができず、キャラクタリゼーション、物語、そして個性が欠落しています。
ゲーム内のキャラクターの役割は、スコアを稼ぐ「スコアラー」、パワーアップを解放する「ブースター」、そしてゴールを防御する「ブロッカー」の3つに分けられますが、実際のゲームプレイでは「ブロッカー」の役割だけが価値あるものとなっています。その結果、ゲームは退屈な戦闘になりがちで、クラッシュ・バンディクーのルーツからさらに遠ざかってしまいます。
マップも小さく閉塞的で、デザインの違いはほとんどなく、9つのマップが互いに似通っています。
更に、バトルパスシステムや将来的な追加要素の導入が予定されているものの、それらが追加のモチベーションを提供するとは到底思えません。全体的に、本作はクラッシュ・バンディクーの世界を損ね、不適切な方向に進んでしまった作品であると言えるでしょう。
良かった点
- 一部のキャラクター、特にBlocker役のキャラクターは、適切に使うと楽しい
- ゲーム内で獲得するバッジを使って新キャラクターを解放できる
- クラッシュバンディクーシリーズの多くのキャラクターが登場する
- 初めてのユーザーも3つのキャラクター(クラッシュ、ココ、ディンゴダイル)から選べる
悪かった点
- クラッシュバンディクーのゲームの本質を失っている
- MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ジャンルの基本的な要素しかなく、オリジナリティに欠けている
- ゲーム内のマップは小さく、また各々が同じように感じる
- ゲーム内の役割(Scorer、Booster、Blocker)のバランスが取れておらず、特にBlockerだけが価値があると感じられる
- キャラクターを解放するためのバッジの必要量が不均衡であり、特に最後のBlockerの解放には50ものバッジが必要
- 期待される報酬や更新がなく、長期的な遊びを続けるモチベーションが不足している
総評:クラッシュバンディクーシリーズの要素をマルチプレイゲームに変換することに成功した作品
総合Score:73点
GOODな点
- 直感的で楽しいゲームプレイ
- クラッシュバンディクーの主要シリーズから引き継がれた要素が豊富
- 完全に異なるプレイスタイルを持った個性豊かなキャラクター達
- さまざまな戦略要素が含まれている
- キャラの外観をカスタマイズするのが楽しい
- すべてのアリーナは非常によくデザインされている
- ゲームの視覚的スタイルがカラフルで魅力的であり、音響効果もよく作られている
BADな点
- 同じゲームを何度もプレイする感じがある
- サービス開始時点のマップとキャラクターが非常に少なく、プレイヤーがすぐにその限界に達する可能性がある
- ローカルマルチプレイヤーコンテンツがあればより良いと感じた
- リプレイ可能性を高めるべきゲーム内のコンテンツが不足している
- 期待される報酬や更新がなく、長期的な遊びを続けるモチベーションが不足している
- MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ジャンルの基本的な要素しかなく、オリジナリティに欠けている
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『クラッシュ・チーム・ランブル』についての海外メディアの感想となります。
クラッシュバンディクーファンにはうってつけの作品
本作は、長く愛されてきたクラッシュバンディクーのゲームシリーズに新たな息吹をもたらしています。過去の人気作を再構成することで、再びファンを魅了しています。
ゲームプレイはシンプルながら深みのある戦略性も持ち合わせており、プレイヤーは自分自身の戦略を駆使して対戦できます。さらに、バッジを集めて新しいキャラクターを解放する要素はプレイヤーのモチベーションを高め、ゲームの楽しみを深めることに成功しています。
ゲーム内のマップはビジュアル的にも楽しいものが多く、いたるとことにギミックが仕掛けられているため、試すのが楽しいとのこと。多様なクラッシュバンディクーシリーズ作品のキャラクターが登場することで、ファンの期待を満たしています。
キャラの外観をカスタマイズする要素も充実しており、今後多くのマップ、キャラクター、カスタマイズアイテムが追加予定。楽しみの幅がさらに広がるでしょう。
他のMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ジャンル作品と比べて個性に欠ける
一方で、本作は基本的なMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)に過ぎず、個々のキャラクターの魅力を生かすことができず、ゲームとしての個性が欠如していると指摘されていました。
ゲーム内のキャラクターの役割は、スコアを稼ぐ「スコアラー」、パワーアップを解放する「ブースター」、そしてゴールを防御する「ブロッカー」の3つに分けられますが、実際のゲームプレイでは「ブロッカー」の役割だけが価値あるものとなっており、他の役割は存在感がないとのこと。その結果、ゲームは退屈な戦闘になりがちであると述べられていました。
マップも小さく閉塞的で、デザインの違いはほとんどなく、9つのマップが互いに似通っています。
サービス開始時点でのコンテンツ不足も指摘されています。バトルパスシステムや将来的な追加要素の導入が予定されているものの、それらが追加のモチベーションを提供するとは思えないとの意見も見受けられました。
クラッシュバンディクーのファンにとって多くの喜びが詰まった作品
何はともあれ、『クラッシュバンディクーのファンにとって多くの喜びが詰まった作品』であるとして、多くのレビュアーからそこそこ高い評価を付けられていました。
シンプルなコンセプトと従来シリーズ作から受け継いだアクション性により、このゲームは魅力的で競争的なマルチプレイヤー体験を提供する作品となっています。
プレイと共にキャラクターや能力をアンロックしたり、ゲームのバトルパスの一部としてコスメティック(外観変更)アイテムを獲得することで、長時間のプレイのモチベーションが沸くとのこと。各キャラクターはそれぞれ独自の特性を持っているため、いずれのキャラもユニークで価値ある存在と感じられます。
リリース時点でコンテンツが不足しており、何度も同じキャラを使うことになる、同じステージをヘビーローテーションして遊ぶ必要があるなどの問題があるものの、根本的には楽しいマルチプレイ用ゲームとして完成していると評価されていました。
クラッシュバンディクー好きで、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ジャンルの作品を遊んでみたい方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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