2024年3月22日（金）発売の、ニンテンドースイッチ向けアクションアドベンチャーゲーム『プリンセスピーチ Showtime!』。
本作は、『スーパープリンセスピーチ』以来19年ぶりとなる、ピーチ姫が主役となる作品です。
リボンを使った基本アクションのほか、剣士や探偵などに変身し、様々なアクションを展開するアクションアドベンチャーゲームとなっています。
| ハード | Nintendo Switch |
| 開発元 | 任天堂 |
| 価格 | ダウンロード版：6,500円（税込） パッケージ版：6,578円（税込） |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| プレイ人数 | 1人 |
| リリース日 | 2024年3月22日（金） |
このゲームについて：
たくさんの舞台が上演されている「キラメキ劇場」にやってきたピーチ姫御一行。そこに突如現れた「グレープ劇団」により、劇場が乗っ取られてしまいます。悲劇と化した舞台を救うため、ピーチはグレープ劇団に立ち向かいます。
◆「ステラ」との協力
劇場を見守る妖精「ステラ」からもらったリボンの力で、舞台上で困っている人たちを助けたり、行く手を阻むグレープ劇団の手下と戦ったりします。◆ピーチが大変身
舞台の特別な場所に行くと、ピーチが変身。その舞台に合った衣装を身にまとったピーチは能力も変化します。華麗な剣さばきで敵を迎え撃つ剣士、証拠を集めて犯人を捜す探偵。ほかにもパティシエやカンフーの達人、忍者やカウガールなど、ピーチが変身できる衣装はさまざま。
本作では、突如あらわれたグレープ劇団と名乗る者たちに乗っ取られた劇場を取り戻すため、この劇場を守ってきた妖精「ステラ」と共に、悲劇へと変えられた舞台にピーチ姫が「主役」として立ちます。
本作におけるピーチ姫はステラから貰ったリボンの力で、リボンを使った基本アクションのほか、剣士や探偵などに変身し、様々なアクションを展開していきます。
【おもな変身バリエーション】※公式サイトより
- 剣士ピーチ
- パティシエピーチ
- カンフーピーチ
- 探偵ピーチ
- 忍者ピーチ
- カウガールピーチ
- マーメイドピーチ
- 怪盗ピーチ
- スーパーヒーローピーチ
- フィギュアスケーターピーチ
それぞれの舞台には題目に応じたバリエーション豊かなギミックが用意されており、変身して得られた能力を活用して、ステージの先へ先へと進んでいきます。
ショップでドレス等を購入してピーチ姫の見た目を変更したり、プレイ中の様子を写真で収めたアルバムを閲覧できるなど、楽しめる要素が豊富に用意されています。
そんな本作について、海外メディアはどのようにレビューしているのでしょうか？
現時点で出ている海外メディアのレビュー点数（メタスコア）と、評価コメントを抜粋して紹介していきたいと思います！
※可能な限りネタバレを避けた内容を紹介しています。
海外メディアの評価スコア＆レビューコメント
VG247 -単なるマリオゲームではなく、ピーチ姫自身の物語
Score：100点
2005年にNintendo DSで発売された「スーパープリンセスピーチ」以来、約20年ぶりにピーチ姫が主役のゲームが発売されました。今作ではピーチ姫が囚われのサブキャラとしてではなく、主役としてステージの中心に立ち、劇場を取り戻すべく活躍する姿を見ることができます。
剣士、パティシエ、忍者など多彩なキャラクターに変身し、各ステージ上に用意されたユニークなギミックやミニゲームを楽しみながら敵と戦っていきます。特に、各ステージ上で見せる彼女の特殊能力の数々は、ゲームプレイに常に新鮮味をもたらし、プレイヤーをワクワクさせてくれます。
全体的にピーチ姫が強く、魅力的な女性として描かれています。単なるマリオゲームではなく、ピーチ姫自身の物語であり、彼女が活躍する場面を待ち望んでいたファンにとってうってつけの作品となっています。
良かった点
- 長い間待ち望んでいた、ピーチ姫が主役の作品
- アクション重視のゲームプレイ
- バリエーション豊かな変身
- 全体的に魅力的でリプレイ性の高いゲームプレイ
- 子供から大人まで楽しめるコンテンツ内容
悪かった点
- 難易度が低めで、人によっては物足りないかもしれない
- 特定のボスキャラクターについて、弱点が分かりづらい
SECTOR.sk -幅広い年齢層のプレイヤーが楽しめる魅力的な作品
Score：80点
本作は従来のマリオシリーズとは異なり、ピーチが主役となって様々な役割に変身してステージを攻略していきます。各変身には固有の特殊能力があり、それぞれが全く異なる楽しみ方を提供してくれます。
劇場をテーマにしたビジュアルは実に魅力的で、何度でも遊びたい気持ちになります。
各ステージは変身内容に基づいたデザインがなされており、ギミックも豊富で、常に新鮮な気分でプレイし続けることができました。ストーリーは短いですが、各ステージには多くの挑戦と発見が用意されているため、子供から大人まで幅広い年齢層のプレイヤーが楽しめる魅力的な作品となっています。
良かった点
- 多様なゲームプレイ
- ユニークなステージデザイン
- マリオシリーズとは異なる、独自のゲーム性
- 幅広い年齢層に適したコンテンツ
- 魅力的なビジュアル
悪かった点
- ボリュームが少ない（ストーリークリアまで約6時間）
- アクションゲームとしての革新的な要素に欠ける
- キャラボイスのバリエーションが少ない
Hobby Consolas -強くて活動的な女性キャラクターとしてのモデルを描き出している
Score：80点
本作はピーチ姫が主役の、ファミリー向けアドベンチャーゲームです。剣士、忍者、パティシエなど、バリエーション豊かな能力を持った変身姿が登場します。このゲームは、ピーチが単なる脇役ではなく、主役として多くのことを成し遂げることができるという、新鮮な印象を与えてくれます。
ゲームプレイはシンプルながらも魅力的で、ケーキを焼いたり、探偵として謎を解いたり、スーパーヒーローとして活躍するなど、多様性のある楽しい体験となっています。様々な年齢層のプレイヤーが楽しめるようデザインされており、特に親子で一緒にワイワイ遊ぶにはうってつけでしょう。
本作はピーチ姫のイメージを一新し、強くて活動的な女性キャラクターとしての素晴らしいモデルを描き出しています。
良かった点
- 多彩な役割を演じるピーチ姫
- すべての年齢層が楽しめる内容
- 多様性のあるゲームプレイ
- 強くて活動的な女性としてのモデルを描き出している
- シンプルで遊びやすいデザイン
悪かった点
- ストーリークリアまで約10時間という短さ
- 一部のロード時間が長い
- 全体的に難易度が低い
- マルチプレイ要素が欠如
IGN Benelux-家族全員に楽しんでもらえる魅力的な作品
Score：70点
従来のマリオシリーズから一新されたこの作品では、ピーチ姫が救出される立場から脱却し、様々な役割を自ら演じる主役として登場するという、新鮮で個性的な体験を提供しています。
それぞれの劇はユニークなテーマに基づいており、ピーチは様々な役割を演じて、固有のスキルを駆使して戦っていきます。舞台装置やキャラクターが本当に劇場に存在しているかのようにデザインされている点が非常に魅力的です。
劇ごとに異なる遊び方やチャレンジ要素が用意されており、ステージをこなしていくごとに新鮮で驚きに満ちたゲームプレイを楽しむことができました。
遊んでいるうちに、徐々に単調で繰り返し感が強くなっていく点は気になりました。しかし、ユニークな設定と素晴らしいビジュアルのおかげで、家族全員に楽しんでもらえる魅力的な作品となっています。
良かった点
- ピーチ姫が活躍する新鮮な体験
- 多彩な役割を演じられる
- 魅力的なビジュアル
- ユニークで多様性のあるゲームプレイ
- 幅広い年齢層が楽しめる内容
悪かった点
- ゲームプレイが単純で繰り返しになりやすい
- 単調なミニゲーム
- フレームレート低下が頻発する
- 6～8時間で終わる比較的短いストーリー
- 挑戦しがいに欠ける難易度
Metro GameCentral -全体的な満足度が低い
Score：50点
ピーチ姫が主役のゲームは珍しく、多彩な役割を演じるといったアイデアには魅力がありますが、いくつかの問題もあります。
まず、まず、キャラクターたちがほとんど会話せず、字幕でのみやり取りするため、キノピオ王国のメインキャラクターたちの個性をつかみにくいという問題があります。
さらに物語の内容が非常に単純で、ストーリーも平凡。ボリュームも短いため、全体的な満足度が低いです。肝心のピーチ姫自身に関しても、ルイージのような他のマリオシリーズのキャラと比べると、映画で描かれたような魅力がゲーム内では表現できていないように感じられます。
難易度も低いため、主に子供向けのゲームだと言えますが、子供向け作品であればカービィシリーズの方が適していると言わざるを得ません。もっと主要キャラであるピーチ姫にふさわしい質の高い体験を提供すべきでした。
良かった点
- ピーチ姫が多彩な役割を演じるというユニークなアイデア
- ビジュアルは魅力的で、舞台劇の雰囲気を上手く表現している
- 大規模なボス戦が楽しい
- 衣装に基づいた多様なゲームプレイと楽しいアイデアの数々
- リプレイ性の高いステージデザイン
悪かった点
- 主要キャラクターの性格が薄く、個性が欠けている
- 子供向けであることを理由に、物語やセリフの質が低い
- フレームレートが低下する問題
- 深みに欠けるゲームプレイ
- 混乱しやすい操作
総評：長い間待ち望んでいた、ピーチ姫主役のユニークなアイデアの作品
総合Score：75点
GOODな点
- 全体的に魅力的でリプレイ性の高いゲームプレイ
- 長い間待ち望んでいた、ピーチ姫が主役の作品
- アクション重視のゲームプレイ
- バリエーション豊かな変身
- 大規模なボス戦が楽しい
- 子供から大人まで楽しめるコンテンツ内容
- マリオシリーズとは異なる、独自のゲーム性
- ユニークなステージデザイン
- 強くて活動的な女性としてのモデルを描き出している
BADな点
- 難易度が低めで、人によっては物足りないかもしれない
- ボリュームが少ない（ストーリークリアまで約6時間）
- マルチプレイ要素が欠如
- ゲームプレイが単純で繰り返しになりやすい
- フレームレート低下が頻発する
- 主要キャラクターの性格が薄く、個性が欠けている
- 子供向けであることを理由に、物語やセリフの質が低い
※『総合スコア』は、本記事で紹介している以外にも、現時点でレビューを出している全ての海外メディアのスコアを集計して算出されているスコアです。
以上が、『プリンセスピーチ Showtime!』についての海外メディアの感想となります。
子供から大人まで楽しめるコンテンツ内容
本作は子供から大人まで楽しめるコンテンツ内容となっており、ピーチが主役となって様々な役割に変身してステージを攻略していきます。各変身には固有の特殊能力があり、それぞれが全く異なる楽しみ方を提供してくれます。
各ステージは変身内容に基づいたデザインがなされており、ギミックも豊富で、常に新鮮な気分でプレイし続けることができるとのこと。ストーリーは短いですが、各ステージには多くの挑戦と発見が用意されているため、何度でも遊びたい気持ちになると述べるレビュアーもいました。
ゲームプレイはシンプルながらも魅力的で、ケーキを焼いたり、探偵として謎を解いたり、スーパーヒーローとして活躍するなど、多様性のある楽しい体験となっています。
全体的にピーチ姫が強く、魅力的な女性として描かれています。単なるマリオゲームではなく、ピーチ姫自身の物語であり、彼女が活躍する場面を待ち望んでいたファンにとってうってつけの作品となっています。
コンテンツボリュームが不足
一方で、コンテンツボリュームが不足しているという指摘が多く見受けられました。
ストーリークリアまで10時間未満と短かく、難易度も低いため、ゲームに慣れている人にとっては満足度が低いかもしれないとのこと。フレームレートが低下する問題に関しても指摘されています。
そして他には、主要キャラクターの性格が薄くて個性が欠けている点、子供向けであることを理由に、物語やセリフの質が低い点などが指摘されていました。
多様性のあるゲームプレイと楽しいアイデアが融合した作品
いずれにせよ、『多様性のあるゲームプレイと楽しいアイデアが融合した作品』であるとして、多くのレビュアーがそこそこ高い評価を付けていました。
ピーチ姫が救出される立場から脱却し、様々な役割を自ら演じる主役として登場するという、新鮮で個性的な体験を提供しています。劇ごとに異なる遊び方やチャレンジ要素が用意されており、ステージをこなしていくごとに新鮮で驚きに満ちたゲームプレイを楽しむことができるとのこと。
遊んでいるうちに、徐々に単調で繰り返し感が強くなっていくといった意見も見受けられましたが、ユニークな設定と素晴らしいビジュアルのおかげで、子供から大人まで幅広い年齢層のプレイヤーが楽しめる魅力的な作品となっています。
ピーチ姫が様々な衣装で大活躍するアクションアドベンチャーゲームを、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか！
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