USB-C接続に対応し、iPhone・Android・Windows PCなど幅広いデバイスで使用できるコントローラー「Backbone Pro(バックボーン・プロ)」が、通常価格29,700円(税込)で販売中です。
高精度アナログスティックやホールエフェクト式トリガー、カスタマイズ可能な背面ボタンなど、家庭用ゲーム機クラスの操作感を再現。ALPS製スティックやエルゴノミクス設計のグリップなど、細部まで「プロ仕様」に仕上げられた一台です。
バッテリー内蔵によりコードレス使用が可能。パススルー充電対応でスマホでの長時間プレイも快適です。Bluetooth接続にも対応しており、PC・タブレット・VRヘッドセット・スマートテレビなどにもワイヤレス接続できます。
こんな方におすすめ!
- スマホでも据え置き機レベルの操作感を求める方
- 複数のデバイスで自由にゲームを楽しみたい方
- 長時間プレイでも妥協したくない中~上級ゲーマー
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
『Backbone Pro』のスペック・仕様表
| ブランド | Backbone |
| モデル名 | Backbone Pro |
| カラー | ブラック |
| 搭載ポート | USB Type-C、3.5mmオーディオジャック |
| 互換性 | iPhone 15・16シリーズおよび、ほとんどのAndroidスマートフォン |
| 対応OS | iOS 15以降、Android 10.0以降 |
| 接続方式 | Bluetooth Low Energy(BLE)/USB Type-C有線(超低遅延ドックプレイ対応) |
| 対応スマホサイズ | 最大幅が約169mmまでのスマホ |
| バッテリー持続時間 | ワイヤレスプレイ最大40時間 |
| パススルー充電 | 対応 |
| 電源 | 内蔵バッテリー、デバイス(スマホ)経由の給電 |
| トリガーボタン | 大型ホールエフェクト式 |
| 本体サイズ | 18.0×10.1×4.9cm |
| 本体重量 | 公称値:163g 実測値:203g |
| 対応プラットフォーム | ●PSリモートプレイ ●Xboxリモートプレイ ●Steam Link ●App Store ●Apple Arcade ●Google Play ●Google Play Pass ●GeForce Now ●Netflix |
※参照元:SOURCENEXT公式サイト(Backbone Pro製品ページ)
『Backbone Pro』のパッケージ内容
▼外箱の様子
内容物一覧
- Backbone Pro本体
- ユーザーマニュアル
- 交換用スペーサー
交換用スペーサーが付属しており、スマホケースを装着しているスマホを接続する際に付け替えることで、接続時の安定性が向上します。
『Backbone Pro』本体の外観
Backbone Proのボディはマットブラックを基調とした上質な仕上げで、全体的に高級感があります。
重量は実測で約203g。バッテリーを内蔵しているぶん、従来モデルよりもややズッシリ感がありますが、十分に軽量な部類です。
左右にはアナログスティックやABXYボタン、十字キーが用意。いずれも光沢のある樹脂素材で仕上げられており、マットなボディとのコントラストが綺麗です。
▼左側にはアナログスティック、十字キー、クリエイトボタン、キャプチャーボタンが用意。
▼右側にはアクションボタン、アナログスティック、Backboneボタン、メニューボタンが用意。
▼内側の様子。右側にはスマホ接続用のUSB Type-C端子が用意。
中央部にはスライド式の伸縮構造があります。可動部分の作りは精密で、ガタつきやチープさは皆無。造りがシッカリとしており、伸長時にグラついたりすることは一切ありません。
▼頻繁な装着・取り外しにも耐える堅牢さが感じられる。最大幅が約169mmまでのスマホを装着可能。
上部にはL1/L2およびR1/R2ボタンが配置。
▼下部にはペアリングボタン、3.5mmイヤホンジャックと、パススルー充電用のUSB Type-Cポートが用意。
「携帯モード ⇔ ワイヤレスモードの切替」を意識した造りになっています。
そして背面にはカスタマイズ可能な背面ボタン(M1/M2)が配置されており、好みの機能を割り当てることができます。
このように、ただスマホに挟んで操作するだけではなく、拡張機能・本格操作を前提としたコントローラーが分かるデザインとなっています。
モバイルコントローラーの中でもトップクラスのフィット感
Backbone Proにスマホ(iPhone 16 Pro)を装着してみました。
装着する瞬間にまず感じるのは “吸い付くようなフィット感” です。中央のスライド機構はわずかな抵抗がありつつも滑らかに動作し、スマホをしっかりと挟み込みます。安定性はかなり優れており、モバイルコントローラーの中でもトップクラスだと感じました。
安価な製品にありがちなガタつきや軋みはまったくなく、横方向へのズレもほぼゼロです。
装着部の内側にはシリコン素材のクッションが配置されており、スマホの側面を優しく包み込むように固定。これにより装着時に傷が付く心配も少なく、ケースを外した状態でも安心して取り付け可能です。
プレイ中に力が入ってもスマホがズレることはなく、激しい操作をしても不安を覚えることはありませんでした。
装着後の一体感はまさに「携帯型ゲーム機」のよう。重量バランスも良好で、スマホを取り付けても手前に傾くような不安定さはありません。特に6〜7インチクラスのスマホでは、左右のグリップが自然に手に収まり、まるでニンテンドースイッチのような安定したホールド感を得られます。
公式アプリインストール&初期設定
コントローラーの使用を開始する前に、公式アプリをスマホにインストールしておきましょう。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
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アプリインストール後、スマホをコントローラーに装着すると、初期設定画面が表示されます。
AppleアカウントやGoogleアカウントでサインインします。一度サインインすれば、他のスマホでコントローラーを使用する際にも同一のプロファイルで利用できます。
アプリからはコントローラー操作対応のアプリを検索できるほか、Apple Arcade、PSリモートプレイ、GeForce NOW、Steam Linkなど、各プラットフォームで遊べるおすすめタイトルも閲覧できます。
コントローラーのメニューボタンを押すと、設定画面が開きます。
設定画面では、コントローラー操作の細かなチューニングをはじめ、各種プラットフォームのアカウント連携や、画面キャプチャー関連の設定など、多彩な項目を調整できます。
Backboneアカウントを利用すれば、登録しているフレンドとのメッセージ交換も可能。
さらに、PlayStationやXboxなど各プラットフォームのアカウントをリンクできるほか、スマホだけでなくPCやタブレットなど他のデバイスと接続して使用することもできます。
ボタン&スティックのカスタマイズとキャリブレーションに対応
Backboneアプリでは、コントローラー各部のボタンやスティック設定を自在にカスタマイズでき、感度の微調整やキャリブレーションも行えます。
まずは、自分専用の「コントローラープロフィール」を作成しましょう。
プロフィールごとに異なる設定を保存できるため、プレイするゲームジャンルや操作スタイルに合わせて切り替えることが可能です。
プロフィール作成後は、「ボタン割り当て」メニューからボタンやスティックの機能を変更できます。画面上にはコントローラーのイメージが表示され、設定したい箇所を直感的に選択できる分かりやすいインターフェースになっています。
さらに、背面に搭載された2つのカスタムボタン(M1/M2)にも好きな機能を割り当て可能。例えば、リロードやスキル発動など、頻繁に使う操作を登録すれば、ワンボタンで瞬時に入力できます。
そのほか、ジョイスティックやトリガーのデッドゾーン調整、スティックのキャリブレーション機能も搭載。細かな入力感度まで自分好みにチューニングできるため、タイトルごとに最適な操作性を追求できます。
本格的なゲームプレイを始める前に、これらの設定項目を一度確認しておくことで、より快適で思い通りの操作環境を整えられるでしょう。
タッチ操作では難しい精密なコントロールが可能
Backbone Proを装着したスマホで、様々なゲームをプレイしてみました。
▼スマホゲームプレイの様子①
▼スマホゲームプレイの様子②
▼スマホゲームプレイの様子③
ゲームをプレイすると、操作に対するレスポンスの良さがすぐに実感できます。
USB Type-C直結による入力遅延の少なさは圧倒的で、スマホとは思えないほどのダイレクトな操作感を得られます。画面上のキャラクターが指の動きと完全にシンクロするような感覚で、特に『Call of Duty Mobile』や『原神』のようなアクション性の高いタイトルでは、タッチ操作では難しい精密なコントロールが可能でした。
▼高精度アナログスティックによる繊細な操作が可能。
両手で包み込むように持てるグリップの形状のおかげで、長時間プレイしても手が疲れにくいです。
L2/R2トリガーの押し込み量も滑らかで、レース系ではアクセルの踏み込み量、TPS/FPSではエイムや発射のタイミングを繊細にコントロールできる点が印象的でした。
また、「Steam Link」や「PSリモートプレイ」を使ってゲームをリモートプレイした際も、映像の遅延や操作の違和感はほとんど感じられません。美麗なグラフィックのAAAタイトルでも、スマホの画面上で据え置き機さながらの操作が可能であり、出先でも本格的なゲーム体験が可能です。
▼Steam Linkプレイの様子
▼PSリモートプレイの様子
背面ボタン(M1/M2)を利用すれば、例えばリロードやジャンプなど頻繁に行う操作を指を離さずに入力でき、FPSやアクションタイトルでの操作効率が飛躍的に向上します。前述したように、アプリ上でボタン配置を調整できるため、プレイスタイルに合わせてコントローラーをカスタマイズする楽しさがあります。
Bluetooth接続でワイヤレスコントローラーとしても使用可能
本機はBluetooth接続に対応しており、バッテリーも内蔵しているため、PCと接続すればワイヤレスコントローラーとしても使用できます。
▼Bluetooth接続プレイの様子
ワイヤレス接続時でも入力遅延はほとんど感じられず、テンポの速いアクションタイトルでも操作レスポンスは非常に良好。特にALPS製の高精度スティックとホールエフェクト式トリガーの組み合わせが、繊細なコントロールを可能にしています。
コントローラー下部の3.5mmジャックを利用すれば、低遅延でヘッドホン出力が可能。映像と音のズレを感じることはありません。
コントローラー自体に内蔵されたバッテリーは約40時間も持続し、長時間のPCプレイでも途中で電源を気にする必要がない点も魅力です。
据え置き機に迫る操作性を実現した一台
以上から、Backbone ProはスマホでもPCでも "据え置き機に迫る操作性” を実現した完成度の高いコントローラーだと確認できました。
入力の正確さ、握りやすさ、レスポンス、安定性のすべてがバランス良く仕上がっており、プレイ中は外付けコントローラーであることを忘れるほど、自然に操作に集中できました。
スマホゲームを本格的に楽しみたい人はもちろん、PCゲーマーのサブ機としても十分に信頼できる一台となっています。
『Backbone Pro』の良かった点・悪かった点
『Backbone Pro』を実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 高級感があり洗練されたデザイン
- 実用的なインターフェース構成
- 装着時のガタつきが少ない高いフィット感
- USB-C直結で超低遅延操作
- Bluetooth接続によるワイヤレス使用も可能
- パススルー充電対応
- 背面M1/M2を含むボタン割り当て・感度・デッドゾーンの細かいカスタムに対応
- PS/Xboxリモートプレイ、Steam Link、クラウドゲーミングに幅広く対応
- 長持ちするバッテリー
悪かった点
- 価格はエントリーモデルより高め
よくある質問(FAQ)
総評:現時点で最も完成度の高いモバイルコントローラーの一つ
Backbone Proは、スマホを本格的なゲーム機へと変えるというコンセプトを実現した、現時点で最も完成度の高いモバイルコントローラーの一つです。
ALPS製の高精度スティックやホールエフェクト式トリガーによる正確な入力、そしてしっかりとした押し心地を持つ各ボタンは、まさに家庭用ゲーム機クラスといえます。入力精度や反応速度、操作の滑らかさのいずれも、モバイルゲーミングの域を超えたプロ仕様の仕上がりだと感じました。
Bluetoothによるワイヤレスプレイでは、PCやタブレットなどでも安定した接続性を発揮。USB-C直結時には入力遅延がほぼゼロに抑えられ、FPSなどタイミングがシビアなジャンルでもストレスなくプレイできます。
専用アプリによるカスタマイズ機能も優秀で、ボタン割り当てや感度調整、スティックキャリブレーション、さらにはプロフィール保存まで可能。プレイタイトルやスタイルに合わせて設定を切り替えられる柔軟性は大きな魅力といえます。
一方で、従来のモバイルコントローラーと比べると価格がやや高めです。しかし、操作感・安定性・多機能性を考えれば、十分に納得できる値段だと思います。
スマホゲーマーはもちろん、PCやクラウドゲーミングを快適に楽しみたいユーザーにも強くおすすめできる一台です。
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