Mac専用クリーナーアプリ『BuhoCleaner』評判！不要・重複ファイルを削除し、Macの空き容量を増やす

以前の記事で、Mac専用のクリーナーアプリである『BuhoCleaner』について紹介しました。

▼『BuhoCleaner』（前バージョン）の紹介記事

『BuhoCleaner』は、ワンクリックでMac PCのストレージ内に存在するジャンクファイル、重複ファイル、大容量ファイルを一括削除することのできる、非常に便利なクリーニングアプリです。

現在（2024年7月時点）はバージョン1.10.5がリリースされています。当サイトで以前紹介した時のバージョンと比べて、非常に多くの新機能が追加されたほか、改善が施されており、より便利なクリーナーアプリへと進化しています。

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今回は『BuhoCleaner』について、前回紹介した2021年時点から現在にいたるまでの新機能と改善点を含めて、機能や特徴を分かりやすく紹介していきます！

バージョン1.10.5における新機能＆改善点

『BuhoCleaner』は、現時点（2024年7月時点）においてバージョン1.10.5がリリースされています。当サイトで以前紹介した時のバージョンと比べて、非常に多くの新機能が追加されたほか、改善が施されており、より便利なクリーナーアプリへと進化しています。

①：クイックスキャンの改善

UI・UXが改善され、クイックスキャン機能がより使いやすくなっています。「ページ可能な領域」など機能が追加され、より多くの不要ファイルを見つけ出すことができ、空き容量をさらに増やせるようになりました。

②：アンインストーラの改善

アンインストーラ機能のUIが一新され、容量を圧迫するアプリやあまり使っていないアプリを見つけやすくなりました。100種類以上のアプリを完全に削除することを特化した便利機能となっています。

③：重複ファイル削除機能の向上

重複ファイル削除機能のUIが一新され、検出精度とスピードも向上しています。また、「類似写真」の機能も追加されました。

④：ツールキットの実装

新たに「ツールキット」の項目が実装され、便利な5つのツール「ディスク容量分析」「シュレッダー」「RAMを解放」「Spotlightのインデックスを再作成」「DNSキャッシュをクリア」を利用できるようになりました。

特に「ディスク容量分析」は非常に有用性の高いツールです。

⑤：ステータスウィンドウの常駐

CPU・メモリ（RAM）のステータスウィンドウが、Macのメニューバーに常駐するようになりました。一目でPCの状態を把握できるため、非常に便利です。

『BuhoCleaner』とは - おもな機能について紹介

「BuhoCleaner」では、ワンクリックの簡単操作で不要なファイルや重複ファイル、大容量ファイルを削除できます。ストレージの空き容量を確保することで、Macを常に快適な状態で利用できるようになります。

重複ファイルやジャンクファイルの他に、一時ファイルやシステムキャッシュを検出して削除することも可能です。

また、アプリをアンインストールしても、そのアプリのデータ自体がPC内に残っている場合があります。そのようなアプリケーション削除後の残存ファイルも徹底的に取り除き、ストレージ容量を常に最適な状態に保つことが出来ます。

▼不要なアプリデータを完全削除。

ストレージの最適化機能だけでなく、Macの起動時間・応答時間を高速化することで、よりスピーディな作業を可能にする機能も用意されています。

一目でシステムの状態をリアルタイム監視できる機能も搭載。BuhoCleanerメニューから、RAMやディスクの使用量、CPUの負荷や温度、ファンの回転数、ネットワークの速度など、システムの状態をステータスバーでリアルタイムで確認することができます。

▼Macのメモリが足りなくなった場合でも、ワンクリックでRAMを解放することが可能。

その他にも、便利な機能が多く備わっています。

まさにMacユーザーにとっての必需品と言えるクリーナーアプリとなっています！

初心者でも扱いやすいインターフェース（操作画面）

実際に使用した感想をまじえて、機能を紹介していきます。

アプリを起動すると、非常にシンプルで分かりやすいインターフェース（操作画面）が表示されます。

▼日本語に完全対応したインターフェース。機能が項目別に分かれており、ワンクリックで各機能を利用することが可能。

操作画面において難しい語句や専門用語などは一切出てきません。

Mac PCの初心者でも迷うことなく扱うことが出来るでしょう！

メニューバーにステータスウィンドウが常駐

最新アップデートにより、Mac PC上部のメニューバーに、BuhoCleanerのステータスウィンドウが常駐するようになりました。

▼メニューバー上のアイコンをクリック。

ステータスウィンドウでは、CPU負荷や温度、RAM使用率、ネットワーク通信速度などの情報を一目で把握することができます。また、BuhoCleanerの起動ボタンも用意されています。

おもなパラメータを一括で確認できるので、便利な機能ですね！

『BuhoCleaner』のおもな機能

それでは、『BuhoCleaner』のおもな機能について簡単に紹介していきます。

※なお、レビュー時にはMacBook Air M2を使用しました。

機能①：クイックスキャン（ジャンクファイルのクリーンアップ）

本アプリのメイン機能が、ジャンクファイルのクリーンアップです。

スキャンボタンをクリックすると、PC内の不要なデータ（キャッシュデータ、システムログ、ゴミ箱内など）が一括で検出されます。

▼スキャン速度は素早いです。

"詳細を確認" をクリックすると、検出されたジャンクデータの内訳を確認することが出来ます。

▼削除したくないデータはチェックを外しましょう。

そして "削除" ボタンをクリックすることで、ストレージ内のクリーンアップが開始されます。

▼以下のような表示が出現した場合は、Mac PCのアカウント情報を入力してください。

▼クリーンアップが完了。

クリーンアップ自体は非常に速い速度で完了します。

私の場合、ジャンクのデータ量が少ないこともありますが、約21ギガバイトものジャンクデータを数秒ほどで削除することが出来ました！

処理が素早いので、ストレスのないクリーンアップが可能です。

機能②：アンインストーラ（アプリ残留データの削除）

続いてアンインストーラでは、使用していないMacアプリのデータを削除することが出来ます。

するとPC内のアプリがスキャンされ、使用していない（アンインストール済み）アプリの残留ファイルなどが一覧で表示されます。

あとは不要なデータにチェックを入れた状態で "削除" をクリックすることで、クリーンアップが開始されます。

一部のアプリでは、アプリをアンインストールしただけでは残留データが残っている場合があります。そのため、アプリのインストール＆アンインストールを繰り返すと、知らない内に残留データがストレージを圧迫することになるのです。

しかし本ソフトを使用することで、残留データでもワンクリックでスキャン＆削除することが可能です！

機能③：大容量ファイルの削除

"大容量ファイルの削除" では、50MBを超える大容量データを検出し削除することが出来ます。

スキャンが完了すると50MB以上のデータが一覧で表示されるため、不要なデータにチェックを入れて削除を完了するだけです。

機能④：重複ファイルのクリーンアップ

"重複ファイルのクリーンアップ" ではその名の通り、ストレージ内で重複する容量・コンテンツのファイルとフォルダを検出し削除することが出来ます

まずは重複ファイルを検出する場所を指定します。

▼ミュージックフォルダ内のスキャンも可能です。

スキャン完了後、重複しているファイルが一覧で表示されます。

▼写真や動画データの場合、サムネイルも表示されるので、どのようなデータなのか一目で把握できます。

重複データを検出した後、不要なデータにチェックを入れてクリーンアップ処理を行うことで、オリジナルデータを残した状態で重複データが削除されます。

重複データは残しておいてもメリットの無いデータなので、この機能を活用することで、人によっては大幅にストレージ容量を削減できると思います。

機能⑤：起動項目管理

"起動項目管理" では、Mac起動時に自動で開くアプリケーションやサービスを管理することで、パフォーマンス向上を図ることが出来ます。

▼起動時に自動で開くサービス・アプリ等を一括管理することが可能。

コチラの機能はストレージ管理と直接の関係はありませんが、Mac PCのパフォーマンスを向上させる点では役立つ機能です。

機能⑥：ツールキット

最後に"ツールキット" では、便利な5つのツール「ディスク容量分析」「シュレッダー」「RAMを解放」「Spotlightのインデックスを再作成」「DNSキャッシュをクリア」を利用できます。

ディスク容量分析

「ディスク容量分析」は、最も使用頻度が高いかもしれません。

Macのディスクスペースの使用状況を視覚化し、最も容量を喰っているファイルやフォルダを簡単に見つけ出し、削除することが出来ます。

スキャン完了後、mac内の各領域の容量がズラリと表示されます。

▼特定の領域を選択すると、何のアプリがどの程度の容量を喰っているのかが一目で分かります。

あとは削除したい項目にチェックを入れ、削除ボタンを押すだけでクリーンアップできます。

RAMを開放

「RAMを開放」では、その名の通りMacのRAMをクリーンアップして、容量を開放することができます。

RAMを開放することでMac全体の動作が軽くなり、様々なアプリを使用した作業の効率を一気に向上させることができます。

シュレッダー

「シュレッダー」では、現実のシュレッダーのように、不要になったデータを完全に削除できます。

ファイルの内容を意味のないデータで上書きし、ファイル名を変更したうえで削除するため、たとえファイルが復活されても内容を解読することが不可能となります。

個人情報保護が重要視されている昨今において、非常に有用性の高い機能だと言えますね！

制限が解除される有料版も販売

なお、本ソフトは無料で利用可能なフリー版が配布されていますが、最大3GB以上のクリーンアップが出来ないといった制限があります。

もしもこの制限を解除したい場合は、公式サイトから有料ライセンスを購入する必要があります。

• BuhoCleaner | ライセンス購入ページ

なお、各ライセンスの価格は以下の通りです。

長く使い続けることのできる便利なソフトのため、もしも複数人での購入を考えている場合は『ファミリー』か『ビジネス』のライセンスがオススメです！

いずれのプランにも30日間の返金保証が適用されるため、安心して購入できます。

Macユーザーにとっての必需品

今回紹介した『BuhoCleaner』について、特長をまとめると以下の通りです。

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このように、Mac PC内のストレージをワンクリックで高速クリーンアップすることのできる、非常に便利なアプリとなっています。

インターフェース（操作画面）もシンプルで分かりやすいため、PCの扱いに慣れていない方でも問題なく使用することが出来ます。またストレージ内のデータ整理が出来ると同時に、PCパフォーマンスの最適化も可能。

インストールすることで便利なステータスウィンドウが常駐し、Macの状態を一目で把握できるようになる点も嬉しいですね。

以前レビューしたときには無かったツールキットでは、便利な5つのツール「ディスク容量分析」「シュレッダー」「RAMを解放」「Spotlightのインデックスを再作成」「DNSキャッシュをクリア」を利用出来ます。個人的に、データを完全削除できるシュレッダーが非常に便利だと感じました。

これだけの機能を利用できるにもかかわらず、有料ライセンスがいずれもリーズナブルであり、30日間の返金保証も適用される点がGOOD。

まさにMacユーザーにとっての必需品だと言えます！

無料体験版も用意されているため、Macユーザーの方はぜひ本アプリを利用してみてはいかがでしょうか！

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