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ガジェットレビュー

『GMKtec NucBox G2』レビュー!非常に小型な筐体サイズで3画面同時出力に対応したミニデスクトップPC

中国のミニPCブランドである「GMKtec」は、同ブランド初となるミニデスクトップPC『GMKtec NucBox G2』を2023年7月に販売開始します。

手のひらサイズの非常にコンパクトな筐体に対して、実用的な性能と優れた静音性を実現したWindows 11 Pro搭載モデルとなっています。

以下の2モデルが用意されています。

  • 12GB RAM + 512GB SSD
  • 12GB RAM +1TB SSD

今回はこのGMKtec NucBox G2(12GB + 512GBモデル)について提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を分かりやすくレビューしていきます!

ブランド GMKtec
型名 GMKtec NucBox G2
OS Windows 11 Pro (64bit)
CPU Intel Processor N100
RAM 12GB ‎LPDDR5 4800
ストレージ 512GB SSD(M .2 2242 SATA)※最大2TBまで拡張可能
対応通信規格 Wi-Fi 6, Bluetooth5.2, 有線LAN
インターフェース ・USB Type-C
・USB3.2 Gen1 Type-A × 3
・HDMI(4K@60Hz)× 2
・DP(4K@60Hz)
・LAN(RJ45)× 2
・3.5mmオーディオジャック
本体サイズ ‎‎87 × 87 × 39.5 mm
本体重量 約216 g

今回紹介する『GMKtec NucBox G2』は、最新のWindows 11 Pro(64bit)を搭載したミニデスクトップPCです。

CPUには "Intel Processor N100"、RAMは12GB ‎LPDDR5 4800を搭載しており、大抵の作業を快適にこなせるだけのスペック構成となっています。

ストレージには512GB/1TB SSD(M .2 2242 SATA)を採用。大量のデータを保存できるほか、本体起動からデータ転送まで高速で行うことが可能です。拡張性にも優れており、SSDは最大2TBまで拡張できます。

通信規格は有線LANに加え、デュアルバンドWi-FiとBluetooth5.2に対応。

そして87 × 87 × 39.5 mm、約216gの非常にコンパクトかつ軽量な筐体には充実のインターフェースが用意されており、2つのHDMIポートとType-C、DPポートを利用した3画面同時出力も可能です。

【搭載インターフェース】

  • USB Type-C
  • USB3.2 Gen1 Type-A × 3
  • HDMI(4K@60Hz)× 2
  • DP(4K@60Hz)
  • LAN(RJ45)× 2
  • 3.5mmオーディオジャック

▼付属の金具を用いてモニター裏等への取り付けも可能。

筐体内部には優れた廃熱機能が備わっており、非常に優れた静音性も実現

持ち運びにも適した手のひらサイズの筐体に対して、実用的なスペック構成を実現したミニデスクトップPCとなっています。

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

▼内容物一覧をすべて取り出した様子

内容物一覧

  • ミニPC本体
  • 電源アダプタ
  • 説明書
  • 保証カード
  • HDMIケーブル
  • モニター裏取付け用ブラケット&ネジ
  • 交換用PCカバー

▼VESAマウントブラケットと専用ビスが付属。モニター裏などへ取り付けて省スペース化を実現出来ます。

▼交換用カバーが付属しており、PC上部のカバーと交換することで見た目の印象をガラリと変えることが出来ます。

▼電源アダプタはコンパクトなサイズで場所を取りません。

PC本体の外観

▼PC本体の外観。黒を基調としたスタイリッシュなデザイン。

▼87 × 87 × 39.5 mm、約216gの非常に軽量かつコンパクトな筐体サイズで持ち運びにも適しています。

▼マウスと並べると、コンパクトさが一層際立ちますね。

▼底面の様子。VESAマウントブラケット取り付け用の穴が空いています。

底面のカバーをドライバーで取り外すと、SSD拡張用のスペースが現れます。

▼最大2TBまでのSSDストレージ拡張が可能。

インターフェース構成

続いて本体インターフェースについて紹介していきます。

▼本体正面。電源ボタンが用意。

▼右側面の様子。USB3.2 Gen1 Type-Aポート× 3が用意。

▼左側面の様子。HDMIポート× 2ディスプレイポート(DP)盗難防止用ロック穴が用意。

▼背面の様子。Type-CポートLANポート×23.5mmオーディオジャックが用意。

以上の通り、限られたスペースに充実のポート類が集約されたインターフェース構成となっています。

HDMIポートおよびType-C、DPを併用して3画面同時出力が可能。作業用PCとしても十分に実用性の高い構成と言えます

また、USB3.2 Gen1ポートが用意されているおかげで高速データ伝送を行うことも可能です。

実際に使用した感想

それでは、『GMKtec NucBox G2』を実際に使用した感想を紹介していきます!

▼今回のレビューではウルトラワイドモニター(3440×1440)に接続して使用しました。

HDR描画にも対応。

▼実際に接続した様子。主要USBポートが背面に集約されているため、スタイリッシュに利用したい方は、Bluetooth対応マウス&キーボードを接続すると良いでしょう。

▼電源を入れると、筐体下部の隙間が青く点灯します。

▼デバイスの仕様。

▼512GB SSDモデルでは、475GB分が利用可能領域として割り振られています。

▼CrystalDiskMarkのベンチマークテスト結果。

とにかくコンパクトで場所を取らない

本記事で繰り返し述べている通り、本製品はとにかくコンパクトで場所を取りません。

▼省スペース化にはうってつけ!スッキリとした作業環境を実現したい方にもオススメです。

▼コーヒーマグカップと大差ない直径。

大抵の作業を快適にこなせる性能

最初に、一般的なPC用途として考えられるウェブブラウジング(Webサイト閲覧)や、動画視聴時のパフォーマンスを確認してみました。

ウェブブラウジングに関しては、画像多めのサイトからスクリプトが多用されたサイトまで、いずれもスムーズに読み込むことが可能でした。

▼ページスクロール時にも画面がカクついたり、遅延の発生などはほとんどありません。

▼画像や動画といった埋め込みファイルもスピーディに描画されます。

▼なお、3440×1440解像度のウルトラワイドモニターにおいて、100Hzの高リフレッシュレートで滑らかな描画を楽しむことが出来ました。

また、YouTuberなどの動画サイトにて動画を再生した場合でも、高画質映像を問題なく視聴することが出来ました。

4K動画もスムーズに視聴可能!ただし再生時の快適さは通信速度に依る部分もあります。

▼4K画質動画を再生中に固まったり、カクつくこともありませんでした。

そして Microsoft Officeなどの作業用ソフトウェアを使用して、様々な作業を行ってみました。

この場合においても、計算処理や描画処理、ファイル出力などがスムーズに行われ、ストレスを感じることなく作業を行うことが出来ました。

▼複数ウィンドウを同時表示した場合でも、快適に作業をこなすことが可能です。

このように、根本的なスペック自体がそこそこ優れているため、一般的なPC用途に関しては何の問題も無く動作することが確認できました。12GB RAMのおかげで、いくつかの作業を並行して行った場合も、いたってスムーズに動作します。

リモートワーク用や、オンライン授業用のメインPCとしても、オススメできる性能となっています。

ゲーミング性能の確認

FF14のベンチマークソフトを利用して、ゲーミング性能についても確認してみました。

テスト条件①

  • 1920×1080
  • 標準品質(デスクトップPC)
  • ウィンドウモード
  • DirectX 11

上記の条件でベンチマークテストを行った結果、スコア2,566点、評価は "設定変更を推奨" でした。

デスクトップ用の最低設定まで落としてテストを実施してみましたが、プレイには適さないという結果に。さすがにオンボードグラフィック処理では、FF14クラスのPCゲームを快適に遊ぶことは難しいですね。

軽めのブラウザゲームやマインクラフトなどのPCゲームであれば問題なく遊べると思いますが、本製品はあくまで仕事・作業用デバイスとして活用すると良いでしょう。

優れた廃熱性・静音性

本製品の静音性は実に優れており、高負荷な作業を長時間続けた場合でも、ほとんど動作音が聞こえてきません。

▼耳を近づけると、かすかにフォーンという排気音が聞こえてくる程度。

レビュー時には重めの処理を実行するなどして、本製品を4時間ほど連続使用して、本体に負荷を与えてみました。

それでも、ファンの音は気になるほど大きくならず、本体もほとんど熱を持ちませんでした。

▼数時間連続使用しても、全然熱くならない。

▼側面に手を当てると、わずかに暖かい熱が伝わってくる程度。

今まで数多くのミニデスクトップPCをレビューしてきましたが、ここまで優れた静音性を実現しているモデルは初めてです!

発熱の問題も心配なく、長時間の作業用途を前提にミニPCを探している方でも、安心して利用することができるでしょう。

非常に小型な一方で、実用的な性能を実現した高コスパミニPC

今回紹介した『GMKtec NucBox G2』について、特長をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • コンパクトかつ軽量で持ち運びにも適したサイズ
  • スタイリッシュな見た目
  • 充実したインターフェース構成
  • 3画面同時出力対応
  • USB3.2 Gen1ポート搭載
  • 大抵の作業をこなせる実用的な性能
  • 優れた静音性と廃熱性能
  • リーズナブルな価格

悪かった点

  • ゲーミングやクリエイティブ用途には向かない

以上のように、ウェブサイト閲覧・動画視聴・データ作業など、幅広い用途をスムーズこなすことのできる、実用的な性能を擁するミニデスクトップPC となっています。

筐体サイズが‎‎87 × 87 × 39.5 mmと、数あるミニPCの中でもかなり小型であり、デスク上に設置しても場所を取りません。デザインもスタイリッシュで、そこそこの高級感もあります。

実用的な性能と充実したインターフェース構成にもかかわらず、本体サイズおよび重量は実にコンパクトかつ軽量なため、ディスプレイ裏に取付けるも良し、外出先に持参するも良しの、汎用性に優れたモデルと言えます。

また静音性や廃熱性能も優れており、長時間の連続使用時でもパフォーマンスへの顕著な影響は見られませんでした。

ただしオンボードグラフィックのため3D処理能力は低く、ゲーミングやクリエイティブ用途にはあまり向かないので注意してください。

価格も比較的リーズナブルであり、ちょっとした作業用に実用的なミニデスクトップPCの購入を検討している方には、ぜひオススメしたいモデルです!

「Amazon プライムデー2023」にてGMKtecのミニPCをお得に購入!

2023年7月に開催されるAmazonの一大セール「Amazon プライムデー」にて、GMKtecのミニPCをお得に購入することが出来ます!

  • セール期間:2023年7月9日(日)00:00 ~ 7月12日(水)23:59 ※日本時間

対象商品および割引価格は以下の通りです。

  • 製品名:AMD Ryzen 9 7940HS Mini PC--NucBox K4
  • モデル:32GB RAM+1TB SSD
  • 通常価格:134,615円(税込)
  • クーポン割引:35,000円(税込)OFF
  • 最終価格:99,615円(税込)

  • 製品名:Intel 12th Alder Lake N100 Mini PC--NucBox G2
  • モデル:12GB RAM+1TB SSD / 12GB RAM+512GB SSD
  • 通常価格:31,120円(税込)/ 29,980円(税込)
  • クーポン割引:4,000円(税込)OFF
  • 最終価格:27,120円(税込)/ 25,980円(税込)

この機会に、ぜひGMKtecの高性能ミニデスクトップPCの購入を検討されてはいかがでしょうか!

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