数多くのタブレット端末をリリースしてきたDOOGEE社は、同ブランドの最新タブレット端末である『DOOGEE U10』をリリースしました!
10.1インチ型のAndroid13タブレットであり、Rockchip RK3562を搭載、最大7GBまで拡張可能なRAMを搭載するなど、1万円台前半のリーズナブルな価格に対してそこそこ優れたパフォーマンスを発揮する高コスパな格安タブレットとなっています。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を分かりやすく紹介していきます!
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ブランド | DOOGEE |
モデル名 | DOOGEE U10 |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ IPS |
解像度 | 1280 x 800(HD+) |
Widevine | L1サポート |
OS | Android 13 |
CPU(SoC) | Rockchip RK3562 |
RAM | 4GB(最大9GBまで拡張可能) |
ストレージ | 128GB UFS2.1 |
マイクロSDカード | 対応 |
SIMカード | 非対応 |
バッテリー容量 | 5,060mAh |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー |
搭載カメラ | フロント:5MP リア:8MP |
対応通信規格 | 2.4+5G デュアルバンドWi-Fi 6, Bluetooth |
本体サイズ | 245.3×163.3×9.9mm |
本体重量 | 約514g |
10.1インチのIPSディスプレイを搭載。筐体自体は245.3×163.3×9.9mm、約514gであり、外出先へ持ち運ぶ用途にもうってつけです。
解像度は1280 x 800(HD+)に対応しています。
WidevineはL1サポート。AmazonプライムビデオやHuluなどで高画質映像を楽しめます。
CPU(SoC)には「Rockchip RK3562」を採用しており、一般的なタブレット用途であれば比較的スムーズにこなせる性能を擁しています。
4GB RAM & 最大3GB拡張対応、128GBストレージ & TFカード拡張可能、5MP+8MPカメラ搭載など充実したスペック構成となっており、エンターテイメント、仕事、勉強など幅広い用途に活用できます。
5,060mAhの大容量バッテリーが内蔵。長時間利用できるため、外出先へも安心して持参できます。
通信規格はBluetooth、デュアルバンドWi-Fiに対応しています。一方でSIMカードの挿入には対応しておらず、モバイル通信を行うことはできません。
▼筐体内にはデュアルステレオスピーカーを内蔵。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- タブレット本体
- タブレットケース
- ユーザーマニュアル
- 電源アダプタ
- USB Type-Cケーブル
- カードスロット開閉用ピン
タブレット本体の外観
タブレット自体は、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。
▼前面中央には5MPのフロントカメラが内蔵。
▼背面の様子。
▼背面には8MPのリアカメラが内蔵。
▼本体重量は約514g、サイズは245.3×163.3×9.9mmでややズッシリ感があります。
▼背面は金属特有のサラサラとした手触り。指紋などの汚れが目立ちづらいです。
▼厚みは9.9mmとやや分厚め。ですが、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないでしょう。
筐体フォルム自体はそこまで洗練されたデザインとは言えないですね。
本体インターフェース
続いて、インターフェース構成について紹介していきます。
▼本体上部には音量調節ボタン、電源ボタン、カードスロット、Type-Cポートが用意。
▼キャップを外すと、マイクロSDカード挿入用のスロットが現れます。
▼下部には特になにもありません。
▼右側面の様子。
▼右側面には3.5mmイヤホンジャックが用意されています。
▼左側面にはデュアルスピーカーが内蔵。
この通り、必要最低限のポート類が用意された、シンプルなインターフェースとなっています。
AnTuTuベンチマークスコア結果
『DOOGEE U10』の AnTuTuベンチマークスコア を計測してみました。
AnTuTuベンチマークとは?
スマートフォンやタブレットなどのデバイスの性能を測るための、標準的なベンチマークのこと。
結果は 約25.7万点 でした!
1万円台前半のタブレットとしては、優れたスコアを記録できていると思います。この価格帯の格安タブレットとしてはかなり頑張っています。
ウェブサイト閲覧や動画視聴まで、一般的なタブレット用途は問題なくこなせる性能を擁しています。
処理の重いゲームアプリでも、画質設定次第では比較的スムーズに遊ぶことが出来るでしょう。
実際に使用した感想
それでは、『DOOGEE U10』を実際に使用した感想について紹介していきます。
一般的なタブレット用途は快適
一般的なタブレット用途に利用した際のパフォーマンスを確認してみました。
まずはブラウザアプリを用いて複数のウェブサイトを閲覧してみましたが、いずれの場合もスムーズにページが表示されました。
▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。
▼HD+解像度のディスプレイでは、そこまで綺麗とは言えずとも、細かな文字まで鮮明に読み取ることが出来ます。
ページスクロール時に多少の読込遅延やラグが発生することもありましたが、基本的にはストレスのないウェブサイト閲覧が可能でした。
続いて、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴してみました。
この場合も、スムーズに動画を再生することが出来ました。
▼再生中に動画がストップしたり、ラグったりすることもなく、安定した再生が可能。
ディスプレイの発色もカラフルで、映画からアニメまで、深みのある色合いで楽しむことが出来ました。
なお、WidevineはL1をサポートしているため、AmazonプライムビデオやHuluなどで高画質映像を楽しめます。
▼ただ、ディスプレイ解像度自体がHD+のため、Widevine L1の恩恵はそこまで感じられないかもしれません。
このように、ウェブサイト閲覧や動画視聴など、大抵のタブレット用途を快適にこなせるだけの性能となっています。
リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議用にタブレットを購入した場合でも、ストレスなくタブレットを利用できるでしょう。
▼なお、設定アプリより最大5GBの仮想RAM拡張を行うことが出来ます。
スピーカー品質は及第点
続いて、音楽を再生した際の "サウンド(スピーカー)品質" についても確認してみました。
本機には計2基のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されていますが、音に立体感はあまり感じられませんでした。
中~高音域に関しては比較的クリアに響くため、アニメや映画におけるセリフなどは支障なく聞き取ることが出来ます。
しかし一方で低音が完全に潰れてしまっていました。音質に関しては、及第点といったところです。
実用的なカメラ品質
続いて、カメラ性能についても確認してみました。
▼フロントカメラで撮影した映像
画質自体はクリアで、人物の輪郭から表情にいたるまで明瞭に映し出すことができていました。
激しく動いた場合も気になるほどの残像は発生しなかったため、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に耐えうる品質であると思います。
続いて、背面(リア)カメラについて。
▼実際に撮影した画像
リアカメラに関しても画質はクリアで、遠景こそぼやけるものの、近景に関しては明瞭に撮影できました。
旅行時の記念撮影用として利用するにはちょっと微妙かな?といったところですが、何かの記録用に利用する分には十分でしょう。
ゲームも設定次第ではスムーズにプレイ可能
最後に、いくつかゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスを確認してみました。
『PUBG』プレイ時
まずはオンラインバトルロワイヤルゲーム『PUBG』プレイ時について。
▼グラフィック品質は "HD" まで設定可能でした。
実際にいくつか試合に参加してみましたが、プレイヤーの密集する場所などでもカクつきを感じることはなく、全体的に快適なゲームプレイが可能でした。
▼HD画質プレイ時。遠くの景色までクリアに描画されます。
▼激しく動き回ったり視点移動した場合でも、フレームレート低下やラグを感じることはありませんでした。
▼『PUBG』に関しては、終始安定したパフォーマンスでゲームを楽しむことが出来ました。
『マインクラフト』プレイ時
続いて『マインクラフト』(旧マイクラPE)プレイ時について。
実際にワールドを作成して入ってみましたが、こちらも『PUBG』の場合と同様、スムーズで快適にプレイすることが出来ました。
▼遠くのチャンクまで素早く読み込まれます。
▼処理の重めなチャンクを歩き回っても、気になるカクつきは感じられませんでした。
マイクラに関しても、問題なく遊べるでしょう。
『原神』プレイ時
そして最後に、激重ゲームとしても有名な『原神』をプレイしてみました。
グラフィック設定はデフォルトで "最低" に設定されており、動作はスムーズでした。
▼設定を "低" にすると負荷が上がり、ややカクつきが目立ってきます。
▼設定を "中" 以上に上げるとフレームレート低下が顕著に発生し、まともなゲームプレイはできませんでした。
最低画質設定であれば、原神クラスのヘビー級ゲームアプリでも、そこそのパフォーマンスを保ったまま遊ぶことができました。
▼多少のカクつきを感じることはありますが、ゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではありませんでした。
以上の通り、設定次第ではゲームアプリも遊べるタブレットとなっています。
さすがにゲーミング用端末としての運用は厳しいですが、ちょっとした空き時間にゲームで暇をつぶす程度であれば十分に活躍してくれるでしょう。
バッテリーの持続時間は1日が限度
本製品は5,060mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。
実際に動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などで使用してみましたが、計7時間ほどは充電なしでも利用し続けることが可能でした。
通常利用の場合でも、バッテリーの持ちは丸1日が限度といったところでしょう。
安価でそこそこ使える性能の高コスパAndroidタブレット
今回紹介した『DOOGEE U10』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 優れたスペック構成&パフォーマンス
- 一般的なタブレット用途はスムーズ
- Widevine L1サポート
- 3.5mmイヤホンジャックが搭載
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 指紋認証に非対応
- 洗練されているとは言い難い筐体デザイン
- HD+解像度ディスプレイ
- スピーカー品質は及第点レベル
- SIMカード非対応
以上の通り、1万円台前半のタブレットとしては優れたパフォーマンスを発揮するAndroidタブレットとなっています。
リーズナブルな価格に対して基本性能がそこそこ優れており、ウェブサイト閲覧や動画視聴といった一般的なタブレット用途はスムーズにこなすことができました。
カメラ性能もそこそこ良く、ウェブ会議やオンライン授業用として十分活用できるレベルです。
一方で、筐体デザインに洗練が足りていないと感じました。厚みが9.9mmとそこそこ分厚く、重量も約514gでややズッシリ感があります。もう少しスマートにデザインできなかったのでしょうか。
また、せっかくWidevine L1サポートなのにもかかわらず、ディスプレイ解像度が1280 x 800(HD+)である点も残念です。
そしてSIMカード非対応のため、外出先でのモバイルデータ通信を行うことができません。
できるだけ安価でそこそこ使える性能の自宅用タブレットを探している方であれば、本製品はオススメです。しかし、外出先でもバリバリにヘビー利用したい場合には、もっと他の選択肢(タブレット)があるでしょう。
【割引クーポンコード】
- 有効期限:2023年9月26日(火)~ 10月31日(火)まで
- クーポン割引:2,385円OFF
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- 通常価格:15,900円(税込)
- 割引後価格:12,720円(税込)
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